ロックマンの生態研究。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「ロックマン生態研究。~彼らを追うことは自らの磨くことに他ならぬ。心してかかるべし!~」

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どうもこんばんは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日はちょっと夜の配信収録になりましたけど、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ということで今日は、みんな大好き「ロックマン」について10分間語って参りたいと思いますので、よかったら最後までお聞きください。

ということでカウンセリングをしていて、夫婦だったりとか、それから恋愛だとか、そういったテーマを使う時に、よくロックマンっていう言葉が出てきてね。

もう初めて聞く方はなんのこっちゃっていうこともあるかもしれませんけども。

心理的に言うと、自立の自立の人達ということで、非常に自立した男性のことを「ロックマン」って言いますね。

そんな女子のことを、「ロックウーマン」って言ったりとか、別名「鉄仮面ちゃん」っていうふうな呼び方もあるんですが。

自立と自立ですから非常に思考的であって、感情を抑圧してる状態、封じ込めてる状態ですね。

たとえばロボットみたいに行動をしてるとか、感情表現をほとんどしない、つまりけっこう無表情だったりとか。

ビジネスでは非常に饒舌だったりとか、リーダーシップをとっていたりとか、頼れる上司とか先輩だったりとか、非常に仕事ができる男なんだけども、これってけっこう思考的な世界での話なので、感情面ということについてはなかなかついて来ないっていうか、表現しない。

つまり、たとえば相手の方から近づいてきてるような感じで、食事に誘われたりとか、それこそ体の関係を求められたりするんだけども、じゃあ愛情表現をするのかっていうとそうではなかったりするし。

実は自立の自立なので、非常に傷ついてるマインドっていうのをお持ちなので、「親密感への怖れ」っていうのがとても強いんですね。

なので距離を縮めようとすると、突然もうバーンって閉ざされて、近づけなくしてしまうっていうことがよくあったりして。

そこで駆け込み寺ではないですけども、よく相談されたりするわけですね。

シャッターを下ろすってどういうことかっていうと、いきなり態度が急変して拒絶するようなことを言ったりとか、それから音信不通になったり、既読スルーしたりとか、「いやお前には興味ねぇし」みたいな感じのことをいきなり言い出したりとかっていうことがあったりするんですね。

めちゃくちゃ傷つきますし、そんな彼が急に態度を変えるので、すごく不安になりますよね。

なんか自分がしたんじゃないかとか、なんか悪いことを言ったんじゃないかとか、あの時の態度がどうかな・・・みたいなふうにいろいろ想像しがちなんですけども、実はそういうこととは関係なく、距離が縮まってしまった時に、わかりやすく言うと怖くなってしまって、バサッと扉を閉めてしまったような状態っていうことを「シャッター下ろす」っていうふうに例えるわけですね。

で、非常に感情を抑圧して自立的に生きてるので、言ってみればかっこいい男だったり、仕事ができますからすごく憧れの存在ではあるんですけども、実はコミュニケーションとかがあまりうまくなかったりとか、「ロックマンっていうのは実は5歳児なんだよ」って表現することもあるんですけども。

内面的には、非常に古い時代に自分の心を閉ざしてしまった場合っていうのは、ある部分では超自立なんですけども、感情面にとっては実はすごく子供っぽさ・少年っぽさっていうの持ってたりするので、大人の女性対少年みたいな感じってところが実はどこかに見えてくるんですよね。

でももちろん本人の中ではそれを隠して大人として振る舞ってて、非常に理性的で論理的だったりしますし、正論をぶちかましたりとかね。

とくにパートナーシップっていうところになってくると、女子としてはかなり振り回されるような態度っていうのを取られるわけですね。

それで、そういった方を追いかけてる女子たちの相談っていうのを本当にたくさんいただいて。

で、その正体からもクライアントさんから話を聞いて、「あ、なるほど。そういうパターンもあるのか」っていうことで、随分研究を僕もさせていただきました。

その一端を、今日のブログの方にまとめみたいな感じで書かせてもらっております。

で、そういった自立的な、とくに超自立っていう男性からすると、本当に自分の中である程度もうプログラムされている世界観みたいのがあって、これはいいけどこれはダメとか、これはまぁまぁ、これは許すけどもこれは許さないみたいな基準とかっていうのがけっこうあったりとか、特定の女性をつくらないとか。

仮に彼が結婚していたとしても、態度っていうことについては変わらず、すごく曖昧な状態とかを持っていくんですね。

で、実は感情を抑圧してるっていうところで、実は怒りの表現と性欲に関してだけは自分の中で許せるというところで、すごく体の関係を求めてきて、でもじゃあその行動に責任を取るのかっていうと、「俺は知らねぇ」みたいな態度をとったりとか、あるいは感情的な彼女がなってしまうと、さっきのようにシャッターをバーンとおろしていきなり無視されるというか、音信不通になっちゃうみたいなことっていうのもあるわけですね。

そういったロックマン的な人を好きになる女子っていうのもまた特徴があって、実は助けたい人とか非常に情熱的な熱いハートを持った方っていうのが多くて。

要は鎧っていうか、固く自分の心を閉ざしてる理由っていうのは傷ついてるからで、だからその彼を癒してあげたい・助けてあげたいとか、救ってあげたいっていう気持ちが強くなって、それでなんか好きになっちゃうっていうパターンも非常に多いんですよね。

で、そんな彼の態度っていうところで、そこで振りまわされちゃったりすると本当にしんどいし疲れるし、「彼軸」っていいますか、他人軸の状態だと本当に振り回されてしまいますから、だからこそ「自分軸」っていうのをしっかり確立していく。

「私は私」っていう意識を持たないといけないですし、彼の態度に対して、あるいは彼の行動に対して一喜一憂するんじゃなくて、「じゃあ私はどうするのか」っていう、これも自分軸ですけど、きちんとそういった対応をとらなきゃいけませんよね。

それから彼をなんとか振り向かせようとしたりとか、彼の心をなんとか掴もうとするので、そうやって頑張ることが女磨きになるわけです。

だからロックマンっていうのは、非常にハードな相手ではあるんですけども、自分軸を確立して女としての自分を磨きに磨いてくれる、別名「いい女養成所」みたいな、そういう表現をすることがあるぐらいで。

実際そういう彼を追いかけてる女性とお話をすると、どんどんどんどん成長していく姿ってのが本当にわかったりするんですよね。

ところが、そこで彼側も非常にバトルっていうか論理的に攻めてくるんですけども、それを追っかける彼女側も情熱的なだけでなくて、やっぱり自立系な方・武闘派な方が多いので、そこでマウント合戦じゃないですけど、つい悔しくなって「畜生!」みたいな感じで、これが自分磨きの方にいけばいいんですけども、どんどんどんどん自己攻撃の方に向かって、自分を傷つけてしまったりとか、彼しか見えなくなってすごく執着が強くなってしまって、かえって彼の気持ちを遠ざけてしまったりということもありますし。

それから彼が実際に言動の不一致っていうのが非常に多いので、「どっちを信じればいいの?」っていって惑わされたりということがあるんです。

で、基本的には行動を見てくださいねって。

言葉はあんまり信用しなくていいので、その態度のほうを見てくださいねっていうふうにお願いをしてるんですね。

そういった葛藤の末、なんとか彼をものにしましたっていうと、実はロックマンは僕の知る限り、けっこうな確率で急変するんですよね。

急に愛情表現してきたり、デレデレしてきたりとか、くっついてきたりとか、甘えてきたりとか、なんかすごく相談事をされたり、弱さを見せてきたりとかね。

いわば長いテストが、「俺ほんまにお前のことを信用していいの?」とか、「俺ほんまにお前のことを信じて大丈夫なの?本当にお前俺のこと好きなの?」みたいなテストがめちゃくちゃ長くて、第200面接ぐらいまであるぐらい、それくらいハードな審査基準をクリアしてきた途端に、いきなりこの5歳児が出てくるわけですね。

そこで実は引いてしまう女子っていうのも少なくなくて、逆にロックマンを落とすことに興味があるのか、彼がそうやって自分を見せてきた途端に興味がなくなっちゃう女子もいらっしゃって、まぁそれはそれでしょうがないよねっていうところなんですけども。

そこでやっぱりそうなるにはどうしたらいいかっていうと、やっぱり「与え続ける」っていうことなんですよ。彼を喜ばせてあげたいとか。

やっぱり自分本位だとすごくきついんですよね。

だからこっちも自立しなきゃいけないんですけども、自分の足で立つという意味が自立ですね。

そして彼に与え続ける、彼のことを研究し続ける、彼を理解しようとすればするほど、何度も何度もテストされながらもそこに合格することができますし、その時にもう一つ鍵になるのが「女性性」っていうところなんですね。

だからこの女性性が開いていくっていうことも、ロックマンを落とす一つの秘訣になるっていう今日はお話をさせていただきました。

最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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