相手に配慮した言動をしてるのになんでわかってもらえないの?誤解されるの?怒られるの?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「「相手に配慮した言動をしているのに、それが伝わらず、なぜか怒られる」というパターンはなぜ生まれるのか?どうしたらいいのか?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、だんだん大阪も晴れてきまして、いい夕焼けが見れそうだなという時間帯でございます。

昨日まで東京にいまして、東京から大阪に帰ってくると、いつも日が長いなって感じますし、逆に東京に行くと、日が暮れるのが早いなって感じます。

30、40分ぐらい日の入りの時間が違うんですね、東京と大阪で。

なので、なんかちょっと今日は明るいなという感じでございます。

冬至ですね、今日はね、そういえばね。

ということで、関係ないことばかりしゃべってしまいましたけども、今日は「相手に配慮した発言・言動してるのに、なんでか怒られちゃう」っていう、そんなテーマでお話していきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローも、よかったらよろしくお願いします、

ということで、けっこうこういうテーマってよくあるのかなっていうふうに感じてまして。

けっこう自分としては、相手に配慮して、気を使って、「こうした方がいいんじゃない?」とかって提案してみたりとか。

あるいは、相手の意見に合わせたつもりなのに、なんか相手の機嫌が悪くなったり、怒られたりとか、「なんでそんなことになるの?」っていうような経験ってしたことないでしょうか?

こういうのはけっこう気遣いができる、配慮ができるとか、優しい方、人の気持ちがわかる方、そして場の空気が読めるとか、けっこう長所じゃないですか、それって。

なのに、なんでそんなことになっちゃうの?っていうところを、お話していきたいなと思っております。

で、いろんなケースがもちろんあって。

今日紹介するのは、やっぱりちょっと一般論によってしまうので、これが自分に当てはまるかどうか?っていうのは、ちょっと皆さん自身でご判断いただくなり、ちょっとよかったら気になるならカウンセリングなどを利用していただくのがいいかなと思うんですけども。

僕がそういうお話をちょいちょい聞いてて、「あぁ、なるほどな」っていうふうに感じるっていうことがありまして。

で、1つ目のパターンとしては、自分としては相手に配慮したり、気を使ったり、心を配ってるつもりだし、実際そうなんだけども、たとえばなんかどこかのタイミングで、ちょっと「上から目線」になっちゃったりとか。

あるいは、ちょっと一言多かったりとか、なんか知らんけど、なんか地雷を踏むような発言をして、99%配慮してたのに、1%のところで地雷を踏んじゃうみたいな。

「惜しいな」みたいな。

そういうケースっていうのが、ちょいちょいあるのかなと思います。

で、これはたとえば、カウンセリングっていろいろ質問したりとかして、お話を伺うじゃないですか。

そうすると、最初は緊張してるのでうまく話せない方もいますけど、だんだんほぐれてくると、けっこうその人それぞれのしゃべり方というか、個性ってやっぱり出てくるんですよ。

で、そうすると、「・・・ん?」って感じるところがやっぱりあって。

「それもしかして普段からやってませんか?」みたいなふうに思うわけですね。

たとえば、自分としてはそういうつもりはないんだけども、なんか相手をディスってるような、そういう発言が出てきたりとか、上から目線になっちゃったりとか。

あるいは、逆に被害者になっちゃったりとか、下に入っちゃったりとかして、そうすると相手からすると、人によってはですけど、すごく不快に感じたりとか、イラってすることがあるんじゃないかなっていうことがあります。

99%安全の発言なのに、その1%で墓穴を掘っちゃうっていう、ちょっと切ないパターンだったりします。

それから、この次のパターンも、これは非常によくあるあるなんですけども。

なにかというと、相手に配慮をしてお話をしてるんだけども、配慮してる部分っていうのが、全くもって「見えない」というか、相手からすると「わからない」っていうケースなんですね。

たとえば、ブログでも紹介しましたけど、けっこうよく耳にするなっていうのは、たとえば恋愛を例にしますと、彼が忙しくて、けっこう疲れてる。

そういうやり取りをして、「今日もしんどかったよ」とか、「なんか今日も大変で、もう家に帰ってきたのがもう12時回っちゃったよ」みたいな、そういう会話をしてると。

で、いつも週末は一緒に過ごすことが多い、うまくいってるカップルなんだけども、だけど「なんかすごく疲れてるんだったら、週末はゆっくりしてほしいな」っていうふうに彼女は考えるわけですね。

それで、「今週どうする?」みたいな話の中から、気持ちとしては、“今週すごく忙しいし、体もしんどいって言ってるから、今週末は1人でゆっくり過ごしてほしいな”って。

“私は寂しいんだけど、一緒にいたいけど、1人でゆっくりした方がいいんじゃない?”と思って、「今週どうする?」なんていう話の中で、「今週はもう会わなくていいから、ゆっくり休んでよ」みたいなことを言ったと。

これ優しさとして言ってるわけですよ、もちろんね。

ところが、その前段階の彼女の考え、“疲れてるだろうから1人でゆっくりしてほしいし、自分は寂しいんだけども、今週は我慢しよう”っていう、この思いの部分をカットしちゃって、「週末は今週会わなくていいんじゃない?1人で過ごしなよ」みたいに、「ゆっくりしてよ」みたいなふうに伝えたのが、彼からすると、「え、なに、俺に会いたくないの?なんかあったの?」とか、「え、なんか用事でもあるの?」みたいな感じで、ちょっと自分の意図とは違うかたちで受け取られちゃうみたいなシーンですね。

「いやいや、違う違う違う違う!疲れてるって言うから、ゆっくり休んでほしかっただけ」って。

「え、なんで?ゆっくり休むのに1人なのよ」みたいな感じで、「一緒にいたっていいじゃん」みたいな、彼としてはそういう反応だと。

「え、なんか全然意図したところと違う方向に行っちゃうんだけど・・・」と、ここから喧嘩になるカップルっていうのもいたりするわけですよね。

で、それって非常にもったいないなっていうふうに思うのは、今恋愛のパートナーシップの話ですけども、夫婦はもちろんですけども、これは親子関係でもよくありますし、職場だって、仕事関係だってめちゃくちゃよくあるんですけども。

自分が相手に配慮したりとかっていう部分は、いろいろ自分の中で考えてるので、当たり前になっちゃうんですよ。

当たり前になっちゃうので、わざわざ伝えないでも・・・っていうわけじゃないんですけども、「まぁまぁわかってくれるだろう」みたいなふうにして、「今週はゆっくりしたら?」みたいなふうに提案するわけです。

ところが、これって実はある1つの法則が隠れてまして。

いつもの「投影の法則」なんですけども。

実は、そういう「1人でゆっくりしなよ」っていう思いっていうのは、自分が疲れた時は、1人でゆっくりしたいからなんですよ。

で、だから、“きっと彼もそうだろうな”っていうふうに思って、そういう提案をするわけですね。

でも、彼は彼女と一緒にいた方が癒されるタイプかもしれません。

“週末に彼女と一緒にいられるから、じゃあ今週もまた3日頑張ろう!”みたいな感じで、もしそういうふうに過ごしてたとするならば、「えっ、なに・・・俺はお前といるとすごく安心して癒されるのに、なんで会ってくれないの?」みたいな、「もしかしてなんかあった?」みたいなふうに勘ぐられてしまう。

これって、めちゃくちゃすれ違いなんですけども、「自分ってそういうタイプだから、あなたもそうだよね」っていう投影って、めちゃくちゃよく起こるんですよ。

で、たとえばこういう話ってたくさんあって。

「自分の気持ち」っていうのは、自分にとっては当たり前のことなので、“まぁそれは相手も同じだろう”って投影するし、また“わかってくれるだろう”っていうふうに思っちゃうんですね。

だから、その「思いの部分」を、めんどくさいけど、「思いの部分をちゃんと全部言った方がいいよ」と。

これは、本当によくカウンセリングでも出てくる事例でね。

「いやそのさ、その肝心な部分を1番言うてないんちゃう!?」みたいな。

要はこれ、僕はこれを「言葉足らず問題」なんていうふうに呼んでるんですけども。

ここって、けっこう人間関係であるあるだったりして、自分では癖になってるんですね。

もちろん、これは男女とか、職場とかで言えば、相手との価値観の違い・捉え方の違いっていうのがやっぱりあったりするので、ちゃんと相手に配慮してますよっていうところは、できるだけ「言葉」にして伝えた方がいいんですよ。

なんか自分からすると、相手にすごい迷惑じゃないか?とか、なんか押し付けてるんじゃないか?っていうふうに思うんだけども、それが「配慮してる」っていうことを伝えてないと、人によっては、配慮なんか全くせずに、「自分の都合でそれを決めてんじゃね?」みたいなふうに見られることすらあるわけですね。

こうした人間関係のすれ違いっていうのは、けっこうコミュニケーション不足が原因なことが多くて。

で、多くは「言葉足らず」っていうところなんですよ。

で、「え、それって言ってもいいんですか?」みたいなふうにおっしゃられる方がいるんですけども、ちゃんと相手に配慮してるとか、「こういうふうに考えて自分はこういう提案をしたんだ」と。

よかれと思ってやってるんだっていうところを伝えてみないと、「あぁ、わかってるわかってる」っていう人ばっかりじゃないので、こういったすれ違いというか、配慮したのに怒られる、キレられる、不機嫌になるっていうことは避けられていくんじゃないかなと思います。

また、ブログの方も是非参考にしてください。


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