中折れの問題ってセクシャルな話ばっかりじゃないんですよね

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「“中折れ”って彼の問題だけじゃないんですよね。そして、単にセックスに関する問題だけじゃないんですよね。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、ちょっと久しぶりになってしまいましたけども、すいません。

ちょっとスケジュールの関係で全然撮れてませんでした。

ということで、今日は大阪からお届けしたいと思いますけども。

今日はズバリ、「中折れ」のお話をしていきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローも、よかったらよろしくお願いします。

ということで、バリバリ下ネタのテーマでございますけども、カウンセリングではけっこうそういうお話って意外とあって。

僕の場合は、ほとんど女性のクライアントさんなので、「彼が途中でダメになっちゃうんです」とか、「そもそもほとんど大きくならないんです」とか、「3回に1回ぐらいしかできないんです」みたいなお話をお伺いすることってけっこうありまして。

で、それがいわゆるセクシャルな話で、なかなか人に相談しづらいっていうのもありますし、それがたとえば、機能的な問題っていうふうな場合もあるんでしょうけども、実にメンタル面・精神的なものが影響しているっていうふうに見ていくので。

今日のブログなんかもそうなんですけども、一見もうバリバリ下ネタのような感じのテーマから入っていくんですけど、実際はかなり精神・メンタルの心理的なお話になることが多いんですね。

で、一般的にっていうところからお話しすると、男性の場合はとくに、男性の場合はっていうか、女性はまた違うんですけども、要は大きくならないと、固くならないと行為に及ぶことっていうのができないじゃないですかと。

で、それがやっぱり下の話っていうか、下にあるんですけども、30代40代になっていくと、一般的に多いのは仕事のストレスとかなんですけど、やっぱり考えることがいっぱいあるわけですよね。

で、もともと思考的な男性がより思考的になっていったりとか、あるいは組織の中で責任を負う立場になったりとか、あるいは人間関係とか、要は視野を広く持たなきゃいけなくなって、神経を使う場面が増えたりとかっていうふうにすると、それを思考的に解消しようとする方は、いわゆる「“気”があがってしまった状態」っていうことになりやすいんですね。

だから、この辺りはけっこう個人差も大きいですし、実際に自分のパートナーがそういうタイプなのかどうかっていうのは、ちょっとなかなか判別がつかないと思うんですけども。

でも一般的に、“気”があがりがち。

そして、なかなかこの“気"があがったままで1日を過ごしているので、下りないっていう状態なんですね。

ざっくり言うと、交感神経が有利になっている状態。

「男性性が有利になっている状態」というふうに言えると思います。

で、そうすると、気があがってしまってるもんですから、下の方に行かなくなってしまって、勃たなくなってしまう。

逆に言えば、逆というか違う見方をすれば、緩めない状態。

常に気が張ってる状態で、緩んでない、副交感神経が働いてない状態なので、それが中折れしちゃう原因として1番よく考えられるんじゃないかなと思います。

だから、そういった問題以外に、たとえば睡眠時間が短かったり浅かったりとか、睡眠の質があんまり良くなかったりとか、疲れが残りやすかったりとか、常にストレスフルだったりとか、常にずっと考えてるような感じ、そういうタイプの方はこういう傾向になりやすいんですね。

オン・オフをきちんとつけて、緩むときは緩むみたいな状態になってる場合は、まだいいんですけども。

そうじゃなくて、けっこうピンッと張りっぱなしっていう方の場合は、そういった問題に起こりやすいっていうふうに見るといいかなと思います。

だから、パートナーとしては、できるだけリラックスさせてあげる。

緩めてあげる。

楽にさせてあげる。

女性が持つ「女性性」っていうのを使って、彼をいかに緩めてあげるか、リラックスさせてあげるかっていうところが、サポートとしては1つのテーマになりますし。

安心感とか、それから温もり、そしてつながりっていうことを意識して、女性側はサポートしてあげるっていうこともできるかなと。

ただ、これがパートナーの、相手の問題っていうふうなかたちで切り離してしまうのは、少し危険だったりするんですね。

パートナーは鏡で、「パートナーの問題は自分の問題」なんていうふうに見ることもできて。

自分が悪いってことじゃないですよ、それはね。

だけど、そういうふうな見方をすると、今度言えるのは、自分の中でもなにかしら気を張ってる、気を使ってる、ストレスが溜まってる、そして自分も男性性が優位になっちゃってるみたいな状態っていうところも、1つ危惧されてるところであったりとか。

自分の中にある女性性を封印する、あるいはセクシャリティにブロックをかけてしまって、受け身になってしまってる。

そういった、もしかすると「自分側にも問題がある可能性がある」というふうな指摘もできたりもします。

で、ここら辺がけっこうセクシャルな、セクシャリティに関するテーマなんですけども。

実際のカウンセリングでも、ここで終わるケースっていうのはあんまりなくてね。

そこからさらに深掘りしていくっていうことがあって。

たとえば、今日のネタ元さんのお話であれば、彼っていうのはお母さんと同居してて、そのお母さんもちょっと精神疾患があると。

で、今までいろんな女性と多分付き合ってきたんだけども、そんなステディというか、親密になる関係っていうのはあんまりなかったんじゃないか。

そんなふうに思われるとするならば、「もしかすると彼っていうのは、お母さんを背負ってるかもしれないよね」っていうところと、「もしかすると彼は、理想の母親っていうのをどこかで探してるのかもしれないよね」っていうふうな見方ができるわけですね。

で、しかも今日のネタ元さん自身がシングルマザーでいらっしゃって、子育て経験があるっていうところになって、ママの部分を持ってるわけですね。

ここの需要と供給って、もしかして一致しないですか?みたいな、そういう角度から見ていくことっていうのが可能だったりするんですね。

で、そうすると、ここは別に意図してやってるわけじゃないんだけども、なんとなく彼は彼女に母親的な役割を求め、そして彼女はその思いを応えやすいこともあって、もし応えるみたいな部分があるとするならば、この関係性っていうのは、もちろん全てじゃないにせよ、ある部分において、「母と息子のような関係」が出来上がっちゃうんじゃないかなと。

2人でいるときに、そんな関係なんじゃないかなっていうふうな予測も立てられるわけですよね。

この辺りは、実際本当にカウンセリングの中で話を聞いてみないとわからないんですけども、1つの想定として、そういうことも考えられるよっていうふうに聞いていただければなと思うんですね。

で、そうすると、彼の中では母は求め、自分はその相手の中に子供というふうな見方をすると、当然ここは近親相姦になっちゃいますよねってことで、性的な関係っていうものが成り立ちづらいっていうふうに考えることもできたりします。

これもレスの問題であったりとか、浮気、離婚問題、不倫の問題などでも、非常によく出てくるパターンなんですけども。

こういうところで、いわゆる男女関係の中で、男と女のはずが関係が崩れちゃうっていうことは、比較的たくさんありましてね。

長らくいる関係で、父と娘、母と息子みたいな感じになっちゃったりとか。

ある部分では、父と娘だけども、ある部分では母と息子みたいな感じの両方の要素を持つなんていうことも、もちろん出てきたりしますね。

ってなってくると、それって家族の距離になっちゃってるよねと。

で、もっとグッと近づきたいところでもあるんですけども、逆にちょっと引いてみるっていうところもあって。

じゃあもしその彼が、仲のいい会社の同僚であれば、どういう接し方をするだろうか?みたいなところで、心理的距離をちょっとあけてみるなんていうところも、1つ試してみる価値はあったりします。

要は、家族の距離、母と息子の距離になってしまってるとするならば、そこをちょっと1回「崩す」っていうことも、やってみる価値はあるんじゃないかなっていうふうに考えられるわけですね。

もちろん好きな人だし、仲良くしたいし、うまくやりたいなっていう思いはあるんだけども、そのために自分が犠牲したり、我慢したりとかっていうところは、やっぱりちょっともったいないので、お互いの将来のために、ちょっと引いてみたりとか、あるいはもっと近づいてみるっていうのも、実はあったりとか。

これは本当に感覚的なもんなんですけども。

そうすると、自分の中からも、たとえば昔の離婚問題だったりとか、自分の親子関係ということで、彼の問題と見てたら、実は自分の中にもいろんな問題があったっていうことに気づけば、そこから自分の問題と向き合っていけば、この問題の解消につながるわけですから、逆にやりやすかったりするわけですね。

ということで、一見セクシャルなテーマでございますけども、自分の人生を振り返ったりとか、悩みを見ていく、そういう機会になるんだぞっていうところをお話させていただきました。

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