自己肯定感があがると寛容になるけど好き嫌いもはっきりするよね。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「自己肯定感と商売のお話~自己肯定感があがると人に対して寛容になる分、好き嫌いもはっきりしてくる~」

***

どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は東京のホテルからお届けしております。

なんか東京は霧、雨が降ったりとか、曇り空で少し寒いんですけども。

ちょっと予想外に薄着で来てしまいまして、風邪をひかないようにしたいなと思っております。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ということで、今日は「自己肯定感があがった後の変化」について少しお話をしていきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録、フォローをぜひよろしくお願いします。

自己肯定感をあげるという話はちょこちょこさせていただいてますし、の中とかブログとかでもいつも触れているんですけども。

自己肯定感があがった後の変化について、今日はちょっといくつかポイントを挙げてお話をしたいなと思います。

自己肯定感があがるっていうことは、「自分自身のことを肯定できるようになる」ということなんですよね。

もちろんポジティブな部分は当然ながら、ネガティブな部分も、自分の1つの要素として受け入れられるというか、肯定的に見ることができるようになるということがメリットで。

それ故に、自己嫌悪がなくなるというか、減っていって、とても生きやすくなりますよということと、自分のやりたいこととか好きなことっていうのがはっきりしてくるっていうような、さまざまなメリットがあって。

もちろん人間関係に与える影響も非常に大きくて、今回元にしたブログっていうのは仕事についてのお話だったんですけども、商売においても大変効果的な面があるわけですね。

ところが、いい面ばっかりを強調するっていうところもあるんですけども、逆に新しいステージに入ったからこそ起こりがちな、若干ネガティブな、そういう出来事っていうのもあって。

「あぁ、そういう問題もあるのか」っていうことを、もしかしたら共感していただいたりとか、あるいはこれからっていう方は、心の準備に使ってもらえればなと思います。

で、自己肯定感があがると、自分に対して肯定的な見方ができるようになるということで、それを社会に対して投影しますので、そうすると周りの人に対しても肯定的なふうに受け入れられるようになります。

欠点とか問題点というのが気にならなくなったりとか、もちろんそこに振り回されたりということがなくなったりっていうふうなメリットがあって、いわゆる人間的に寛容になるっていう面があるんですね。

なので、今までだったら苦手にしてた人とか、受け入れられなかった人に対しても、ちゃんとそれなりの対応ができるというか、嫌々じゃなくて、肯定的な、前向きに向き合うことができるようになっていくっていうのは、大きなメリットだと思います。

その一方で、自分の気持ちを肯定しはじめるとどうなるかっていうと、嘘がつけなくなるんですね。

なので、好きなものは好きだし、嫌なものは嫌っていうふうに、けっこうはっきりしてくるんですよ。

つまり、「好き嫌いがはっきりしてくる」っていうことになるんですね。

ってなると、じゃあどんなことが起こるのか?っていうと、ある部分ではすごく寛容になって人を受け入れられるようになるんだけども、一方では好き嫌いがはっきりして、嫌いな人は嫌いっていうふうに認めることができるようになっていくっていうことなんですよ。

これが場合によってはけっこう矛盾してるように感じられるかもしれないですね。

受け入れられるんだけど嫌いみたいなことってあるの?みたいなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれません。

けど、実際にこれはとてもよくあることで。

たとえば仕事上だったら問題ないんだけど、プライベートで付き合うのはちょっとね・・・みたいなふうになるなど、そういった色分けっていうものが実ははっきりしていくんですね。

で、これがけっこう人間関係において、ちょっと悩みになっちゃう人がいて。

自己肯定感があがって人とは付き合いやすくなったんだけども、それまで普通に付き合ってきた人のことが本当は嫌いだっていうふうに、嫌なんだっていうふうに気づいてしまって、これからどうやって付き合っていけばいいの?みたいな感じだったりとか。

今日の元ネタさんはスナックのママさんなんですけども、今までだったら嫌なお客さんっていうのも我慢して受け入れたんだけど、自己肯定感があがったら、嫌なお客さんは嫌なお客さんでもう出禁にしますみたいな感じで、お客さんを切ってきましたと。

商売上そんなふうにしちゃっていいの?みたいなふうに感じられてるっていうところなんですけども。

商売っていう話をすれば、僕もいろんなお店に出向くタチでございまして。

出張族なので、やっぱりたとえば今みたいに東京に来てる時っていうのは、自炊設備もないですし、ちょっとオフィスの方で、セミナールームの方で少し簡単なものを作ったりすることはあるんですけども、基本的には外食になるんですね。

ってなってくると、いろんなお店に出かけるんですけど、「いや、このお店すごくいい店だな」とか、「すごく居心地がいいな」って感じる店の共通点は、やっぱり「お客さんを選んでる」っていうところなんですね。

露骨に出禁っていうふうにしなくても、やっぱり来てほしいお客さんには手厚くサービスをするし、「ちょっと気に入らんな。嫌だな、うちのお客さんとしてはふさわしくないな」っていう人に対しては、それとなくリピートしないような感じのサービスをするみたいなことをお話したり、露骨に「もう来んな」みたいなことを言う方もいらっしゃいました。

で、なにが正しいか・正しくないかみたいな話ではなくて、商売は「お客様は神様だから」みたいなふうに思って、誰でも受け入れましょうっていうふうな、これが悪いってわけじゃないですよ。

自分がそういう方針だったら全然いいんですけども、そうじゃなくて、「商売なんだから、嫌なお客さんにも我慢して平等にサービスしなきゃ」っていうふうにいうと、本当に来てほしいお客さんに逃げられてしまうと思うんですよね。

なので、そういったところでは選り好み、ご贔屓っていうのは、僕はすごく大事なことだと思ってるわけです。

で、自己肯定感があがっていくと、実はそういった人に対しての評価、評価するのがいいか悪いかっていうのはちょっと置いておいてですけども、色分けっていうのがはっきりしてくるんですよ。

「この人は好きで、いいお客さんだから来てほしい」とか、「この人は悪くない人なんだけども、酒を飲むと態度が変わるから来てほしくない」とか、「この人は性格も嫌だ。友達にもなりたくねぇよ」みたいな感じで、そういった自分の気持ちに素直になっていけるっていうことが、自己肯定感っていうものなんですよ。

っていうことは、自己肯定感をあげていった時に、これに嘘がつけなくなってくるわけですから、当然ながらビジネスをしていく以上、お客様を選ぶっていうことになったりとか、プライベートでも友達を選ぶっていうことに当然ながらなっていきます。

で、これがたとえばサラリーマンとか、公務員の方で、固定された人間関係の中でやっていくっていう場合は、じゃあ別に好き嫌いでできないじゃないかっていうふうな話になるんですけども。

これも本に書いたことありますけども、嫌いな人は嫌いな人なりに、ビジネスライクに向き合っていけばいいよっていうふうなアドバイスをさせていただきます。

ここで今日の冒頭に出てきた「寛容さ」っていうところと、「好き嫌い」っていうところが激突するようなイメージがあるんですけども。

実は寛容であるからこそ、受け入れられるんですよ、嫌いな人も。

嫌なお客さんを受け入れることができるんですね。

ところが、嫌いっていうことを認めてるし、自分軸なので、その人に振り回されることなく、いわゆるビジネスライクの対応っていうことができるようになっていくし、そういう対応をしている自分のことも嫌悪せずに受け入れられる、肯定的に見ることができるようになっていくよっていうことが、今日の趣旨なわけですね。

つまり、自己肯定感があがっていくと、苦手な人とか嫌いな人ともうまくやれるようになっていきます。

ただそれは、自分の方針に沿ってっていうことを、通せるわけですね。

だから嫌いな人っていうのがいるっていうのは、自分にとっては嫌だから、その人のことを好きになりたいなって思う人は、そういう試みを堂々とできるようになるでしょうし、逆に「もう嫌な人とは嫌なんだ」っていうふうに思う方は、その人を切る、あるいはビジネスライクな付き合い方をするっていうふうに、主体的に選択できるようになるっていうことが、大きなメリットとして挙げられるんじゃないかなっていうふうに思います。

もちろんこれは商売の中身に関しても言えることで、仕事内容も苦手な仕事、嫌な仕事っていうのは、これはもうビジネスライクにやろうぜと。

でも好きな仕事っていうのがわかってくるから、この仕事に関しては一生懸命やって成果を出そうと。

そうすると、結果的に成果を上げてる分だけ、自分の好きな仕事とかやりたい仕事っていうのが、巡ってきやすくなるっていうような現実っていうのも起きてますよね。

だから、自己肯定感があがっていくと、そんなふうに矛盾が生じたりとか、今までとは違う対応になって戸惑ったりとか、それからこれでいいのかな?みたいな感じで不安になったりするようなことっていうのがよくあって。

カウンセリングをしててもそういうご相談をいただいたりとか、メールなどでそういう質問をいただいたりっていうことももちろんあるんですけども。

そんなふうに、より「自分」っていうところにフォーカスして、自分はどうしたいの?自分はどうする方針なの?っていうところを主体的に決めていくっていうことが、この新たなステージは求められていくわけですね。

そうやって、自分がどう接するか。

寛容さもある、でも好き嫌いもはっきりしてるっていう中で、どういうふうに人と接していくのか、どういう関係性を築いていくのか。

商売であれば、どうやってお客様と接していくのかっていうことについては、本当に自分自身で選択できるようになっていく。

これが自己肯定感があがった時に得られる「自由さ」なんじゃないかなっていうふうに思っています。

ということで、今日はこの辺で失礼したいと思います。

最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。

根本でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?