強すぎる女性性と後天的に確立された強すぎる男性性のバランス

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「セクシャリティや女性性が強すぎる上に器もデカいし、後天的に男性性を育てちまったからそのバランスに苦慮してる女子のための話。~リボンの騎士問題~」

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どうもこんばんは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日はとてもいい天気の大阪なんですけども、だいぶ寒くなりましたね。

なんか昨日と空気が入れ替わって、すっかり冬の空気になっております。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ということで今日は、最近ここ2、3日似たような、同じような感じのテーマが実は続いておりまして。

「強すぎる女性性が故に後天的に男性性を鍛え上げてしまって、結果的に強い女性性と強い男性性を持つことになった。そのバランスがうまく取れない」っていうようなお話でございますね。

少しちょっと専門的な難しいお話というか、難しい話というふうに聞こえるかもしれないんですけども、けっこううちのクライアントさんではあるあるのお話で。

ざっくりと今日もブログを元にお話しさせていただくんですけども。

ブログネタを元に、ちょっと当てはまるかもなとか、あの人ってそんな感じなのかなみたいなふうに聞いていただければ幸いです。

ということで、女性性が豊かだったりとか、セクシャリティが非常に強い方っていうのは、昨日もお話ししたんですけども、それを抑圧するような出来事っていうのがよくあるわけですね。

とくにそういった方っていうのは、もともと持ってる器が非常に大きいことも多くて。

変な話なんですけど、親が自分の子供の器とかエネルギーをよう扱わん(扱えない)なんていうケースも実はよくある話なんですよ。

そうするとその子供のエネルギーっていうか、強さっていうのを抑え込む、否定する、馬鹿にするみたいな、そういったかたちで結果的にそれを抑え込もうとするわけですね。

抑圧するわけですね。

それに対して屈してしまうような人もいるんですけども、それだけ強い力を持った人は、そこで屈することなく戦いを挑むというか、対抗心を持つということで、ここで火を使えば剣を取ってそして戦いを挑むっていうことになりまして。

それで男性性というのを非常に鍛えていくんですね。

そうすると強い女性性、感受性が豊かだとか、人の気持ちがとてもよくわかるだとか、コミュ力が高いとか、それからさまざまなものに感動する感情の深さ・広さっていうのを持ってる一方で、非常にクールだったりとか、論理的だったりとか、あるいは非常に攻撃的だったりとか、競争心が旺盛のような、そうした男性性の側面っていうのも持つようになるんですね。

そうすると、自分の中にまるでめちゃくちゃ女性らしい女性と、めちゃくちゃ男らしい男っていうのが存在することになって、これがうまく回ってる部分ではいいんですけども、たとえば仕事だったりとかすると、その男性性側が強く出過ぎると周りの人から競争を煽られたりとか、逆に攻撃されたりとか否定されたりとか、男性性同士の争いというのが起こってくるんですね。

一方女性性側が強く出てくるとどうなるかっていうと、これがまた不思議なもので、同性の人たち、女性同士の競争・葛藤というか、嫉妬っていうのに巻き込まれたりとか。

それから男女共々ですけども、いわゆる変な噂を流されるとか、セクシャリティに関する部分では性的トラウマを抱えることになったりといった、さまざまな問題っていうのがあちこちで起きてくるっていうことがけっこうあるんですね。

なのでここまでのプロセスっていうのは、僕のクライアントさんでいえば非常に多いパターンで、それ故にこの分野に関してはけっこう事例というか、お話っていうのを聞かせていただいてるんですね。

それで結果的にパートナーシップがうまくいかない、婚活をしてるんだけどうまくいかないとか、結婚してるんだけどパートナーとうまくいかないみたいな問題になってきたりとか、総じてあちこちで衝突や嫉妬が起こったりとか。

それからいわば自分のエネルギーを自分で持て余すというか、自分のエネルギーに自分が振り回されるような、そういった現象っていうのも多々起きてくるので、一言で言うと「生きづらさ」みたいなものを感じることになるんですよね。

本当の自分っていうのがどこにいるのかわかんなくなったりとか、いろんな自分が出てきて自分も混乱してしまったりとか、自分が混乱するぐらいですから周りの人はその人をよう扱わん(扱えない)みたいな感じになって、人間関係がギクシャクしたりとか。

もちろんそれだけ強いエネルギーを持ってるものですから、周りの人がそれを敏感に察知して怖れて攻撃するなんていう展開になったりということもよく起こるんですね。

で、そういうパターンっていうのを持ってくると、いわば親から愛されなかったというか、親ですら受け入れられなかったわけですから、「周りはみんな敵」みたいな、そういう意識を持って内側に強い女性性を持つ一方で、外側では剣を持って常に戦う女子っていうことになることも多いんですね。

だから本当に心許せる人だったりとか、心安らぐ場所だったりとか、ふっと一息つく、自分を緩めるっていうことが苦手になって、どっかでいつも緊張してるような状態になることも多いかと思います。

これで一人暮らしを始めると、自分の部屋をガチガチに固めて部屋の中では安心できるみたいなふうにはなるんですけども、外側に出るときはいつも剣を装備してるみたいな感じになるわけですね。

で、そういう方々がどういうふうにしたら生きやすさ、生きやすくなっていくのかっていうことについてなんですけども、一つ目のアプローチっていうことでよく考えられるのが、やっぱり「親子関係」っていうところを見直す。

自分をも受け入れてくれなかった、自分を否定したり、バカにしたり、抑え込んだ親・両親っていうのを、いかに許していくのか、受け入れていくのかっていうのはやはり大きなテーマになってくると思います。

そこで誤解が生まれるわけですよね。

「自分は親にも愛されない」みたいな思い込みが出てくるわけですから、それは実際はちょっとズレてるんですけども、そう思わざるを得ない状況にあったわけですね。

だからそこで親と向き合う。

今の親っていうよりは、心の中にいる親と向き合って許していくっていうプロセスというところもあり。

同時に実はそういう方っていうのは、すごく明るく元気で友達が多かったり、みんなに慕われたりする部分もある一方で、非常に強い孤独感であったりとか、それから自分を抑え込まなきゃいけなくなってしまったわけですから、深い悲しみや絶望っていうものを持っていたりとか、それからやはり自分のエネルギーに振り回されてるので非常に疲れてたりとか、さっきもチラッと言いましたけど緊張状態にあるのでなにかしらやっぱり自分を緩めることが苦手といった、そういった状況にあるんですね。

なので、そういう自分というものを受け入れていく、愛していく。

とくに「インナーチャイルド」っていうふうに言ってもいいんですけども、親から愛されなかった、親から否定されたその幼い自分っていうのを、大人になった自分が助けに行く、救い出すっていうようなイメージですね。

「自分で自分をもっと愛してあげましょう」っていうのが、一つ目のアプローチ。

親のこと、それからインナーチャイルドのことっていうのがセットで一組かなっていうふうに思っています。

それから二つ目のテーマとしましては、そのエネルギーの強さ故に周りが敵になってしまって、戦い続けてる自分っていうのがいるんですね。

なので、要するに自立しすぎちゃってる問題っていうのがそこに出てくるので、「剣を手放して平和になることを受け入れる」っていうプロセスっていうのもすごく重要だったりします。

これは大きく言えば「自立を手放す」っていうプロセスで、信頼であったりとか、サレンダーであったりとか、競争を手放すもそうですけど、そういったアプローチっていうところがやはり重要なのかなと。

委ねていくっていうことですね。

これが大変怖くて苦手なんですけども。

やっぱりガッチガチに自分を自立させて守ってるっていう部分から、そこを解いていくっていうイメージですね。

これは鎧を脱いでいくというか、戦いを止めて素の自分になると。

鎧の内側には可愛いドレスをした、目がキラキラした、純粋な女の子っていうのが隠れてるんだよ、なんていうふうに象徴するんですけども。

子供時代に子供ができなかったりとか、ピュアな子供心っていうのを封印してきたので、鎧を脱いで素の自分に戻っていくと、いわばそんな「少女」っていうのが出てくるんですね。

これは「もう一人の自分」っていうことで、とても素晴らしいエネルギーを持ってるんですけども。

要するに男性性っていうものを補助役にして、女性性をもっと活かしていこうねっていうふうに生き方を変えていく。

それはある意味、「自分自身を徹底的に甘やかす」というか、「緩める」というか、「自分のご機嫌を取り続ける」なんていう方向性になるのかなと思います。

そんな話をブログにも書いてますので、よかったらお読みいただけたらと思います。

ということで、最後まで聞いていただきありがとうございました。

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