容姿コンプレックスとどう向き合うか?そして、その背景の人間関係は?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「容姿コンプレックスとその要因となる母親との関係、そして、その裏にある才能とは?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、本日2本目の収録をしておりますけども。

今回は「容姿コンプレックス」っていうところと、「母との関係」っていうところをテーマにお届けしたいと思います。

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容姿コンプレックスっていうのは、以前もこちらでおしゃべりしたことあるかな。

ブログでは何度か取り上げさせてもらってますし、カウンセリングでもちょこちょこ話題にあがるテーマでございますが。

見た目にコンプレックスがあるっていうのは、なんにせよ非常に心痛いものでございますし、どうしても気になっちゃうところで、人にどう見られてるか?っていうのも、すごい神経を使うところですし。

たとえば、自分が容姿にコンプレックスを持ってると、容姿を褒められても決して受け取れないんですよね。

「またまた気を使っちゃって!」とか、「本当は思ってないくせに」みたいな感じになって、非常に自分を攻撃してしまうと。

で、今回ネタにさせていただいた方は、「抜け毛症」っていう、自分で毛を抜いてしまうって、明らかにストレスから来る問題なんですけども。

それ故に髪が生えてこなくなっちゃったって。

女性にとって、髪の毛が生えてこないっていうのは、本当に辛いところなんだろうなと思いますし、また非常にコンプレックスっていうところにもなりやすい点かなと思います。

カウンセリングで、コンプレックス、容姿コンプレックスっていうのは、本当に顔だったりとか、それからスタイルだったりとか、胸だのお尻だのみたいなところから、ちょっとセクシャルな話になりますけども、下半身がみたいなところでのコンプレックスっていうのもけっこうあったりとか。

そういった外見的なコンプレックスって、ある種目に見えるじゃないですか。

鏡を通してでもね。

そうすると、自分が「これは良くない」と思ってしまったりとか、きっかけが、たとえば親だったり兄弟だったりとかしても、自分がやっぱり「良くない」と思ってしまうと、それがもう頑なにそういうふうにしか見えないっていうところがあって。

よほど腹を括って向き合わないと、外しにくいコンプレックスっていうところにもなるのかなと。

ただ、僕の経験上なんですけども、けっこう肉体的な容姿のコンプレックスっていうのは、自分が乗り越えようと思うと、けっこう簡単に外れるんですね。

それよりも、やっぱり目に見えない内面的なもののコンプレックスの方が、けっこうキツかったりするのかなっていふうに思います。

とはいえ、コンプレックスって名がつくぐらいですから、非常に辛いものがあるので、そこはないがしろに当然できないわけですけども。

自分の容姿っていうことに対して、非常に自己攻撃が激しくなっているっていうところが、やはり容姿コンプレックスの1番大きなところでございますね。

で、誰がどういうふうに説明してくれたところで、自分が「良くない」と劣等感を覚えてしまえば、もう確定事項のようになってしまうので、そこを「乗り越えていこう」みたいなふうにしても、なかなか諦めがつかないんですよね。

だから、たとえば抜け毛症の今回のネタ元さんは、ウィッグを被ってるとかね。

あるいは、本当に美容整形しましたとか、豊胸手術しましたみたいな方ともお会いしますけども、やっぱりパッと見、たとえば容姿のコンプレックスは解消されるんだけども、なんか可愛いとか綺麗っていうふうに言われても、「いや、なんか嘘ついてるみたい」っていうふうに、心の中ではまだ劣等感が残ってしまってるってことも非常にたくさんあって。

だからカウンセリングにいらっしゃるわけですけども。

この部分っていうのは、さまざまな見方っていうのがあって、非常にセシティブな問題なので、これを聞いてる方がちょっと嫌な気分になってしまう可能性も、ちょっとあるんですけども。

そのつもりで、ちょっと聞いていただければなっていうふうに思います。

で、先ほどから何度か繰り返してるんですけども、実はこの容姿コンプレックスっていうのは、他人がどういうふうに評価してるかに関わらず、やっぱり「自分がダメ出しをしてる」っていうところがポイントなんですね。

もうみんなから「あんたは可愛くない」って言われてるから、自分は容姿ダメなんだっていうふうに思うようになったケースであったとしても、最終的には自分がそこにGOサインを出してるっていうところは、ここはちょっと重要なポイントになります。

つまり、「自分が自分のことをダメだと思っている」ということが、大原則っていうことなんですね。

その上で、次のポイントなんですけども、ここがちょっと嫌な話になるんですけども、その容姿コンプレックスを使うっていうことをやってしまって、それを理由にしてることってないですか?っていう話なんですね。

っていうのも、たとえば容姿にコンプレックスがあるから、パートナーシップがうまくいかないと。

だから容姿が悪いんだと。

容姿が良くなれば、パートナーシップがうまくいくんだっていうふうに考える方ってけっこう多いんですけども。

実際、たしかにそういう要素もないとは言えないと思います。

ないとは言えないんですけども、それだけじゃないですよねと。

実はそこの「それだけじゃないですよね」っていうところが、やっぱり問題で。

事実、ある方が昔のクライアントさんなんですけど、すごく美容整形っていうのにだいぶお金を使って、パッと見のコンプレックスっていうのはなくなったんですよねって。

で、めっちゃモテるようになったと。

「やっぱり男って見た目が大事だよね」みたいな感じで、お付き合いをしていく。

ところが、「長続きしない」っていう問題が出てくるんですね。

で、よくよく考えれば、その美容整形をする前、してる最中、そして今、恋愛が長続きしたことがなかたっていうことに気づいたんですね。

で、それを前は「容姿のせいだ」と思ってたんだけども、こうやって綺麗になった今も同じパターンが続いてるってことは、「あれ・・・?もしかして容姿が原因じゃなかった・・・!?」みたいなことに気づかれた方がいてね。

で、これは本当に一例なんですけども。

容姿も、お付き合いする上での大事な要素だと思うんですけども、それ100じゃないじゃないですかと。

内面的な部分とか、気が合う、フィーリングの部分だったりとか、趣味だったりとか、価値観だったりとか、あるいはコミュニケーションだったりとか、そういうさまざまな要素があって、お付き合いって成立つんです。

恋愛だけじゃなくて、人間関係っていうのも同じですよね。

ところが、なんか容姿コンプレックスのように、1つコンプレックスを持ってしまうと、それが100%悪いような、それがすべての元凶のような、そういうふうに捉えてしまいがちで、他にももしかしたら問題点があるかもしれないんだけども、そっちに目を向けないようにするカモフラージュになっちゃってるってこともあるわけです。

だから、容姿コンプレックスが原因じゃないんですよっていうことを言いたいわけではもちろんないんですよ。

ではなくて、それ以外にもさまざまな要因があって人間関係って成り立つので、「もしかすると、それ以外のところにポイントっていうところがあるのかもしれないですよ」っていうところを見ると、容姿コンプレックスの使ってる、それを隠れみのにして、別の問題・本当の問題に向き合わないようにしてるのかもよっていうところが、ぜひおさえていただきたいポイントなんですね。

そして、今日の抜け毛症の方もそうなんですけど、劣等感とかを持つに至っては、親であったり兄弟であったりとか、周りの人との関係っていうのは非常に影響力っていうのを与えてるんですね。

だから、その結果、自分が容姿コンプレックスになってしまう。

たとえば、親との関係で非常に強いストレスを持っていたとか、親がすごいダメ出しをして否定をしてくる人で、そして自分もダメなんだって思い込むようになったとか。

お姉ちゃんとの比較競争によって、自分はダメなんだと思い込むようになったとか。

幼少期から思春期ぐらいにかけての間に、人間関係の中でそのコンプレックスを強めた関係っていうのが、きっとあるはずなんですね。

で、僕が注目したいのは、むしろその関係性でだとすると、容姿コンプレックそのものっていうのも大事なんだけども、「お母ちゃんとの関係の方が大事じゃない」とか、「お姉ちゃんとの関係見直す方が重要じゃないですか」っていうふうな提案をしていくことも多いんですよ。

それによって、自分っていう、今のキャラが出来上がってるわけですから、今日根っこを断ちましょうっていう意味では、そっちが主かなっていうふうに捉えていったりもするわけです。

とくに今日のネタ元さんの場合は、お母さんはすごく過干渉だったりとか、ヒステリックだったっていうところもあるので、そっちの問題が、ちょっと実は容姿コンプレックスよりも大きいんじゃないかなって、正直僕は感じたので、そういう話をブログで書かせていただきました。

よかったらそっちもチェックしていただきたいんですけども。

要するに、容姿コンプレックスっていうのは、「それが全ての原因じゃないですよ」っていうところを覚えていていただきたいのと、「それに至る人間関係の問題」っていうのもきっとあるはずで、そっちに注目するっていうのも大事ですよというお話でございました。

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