元カレのことは気にならなくなったけど新しい恋がなかなか始められない!

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「3年くらいセフレのような関係にやっている野良猫ロックマン氏がいるんだけど、親密感への怖れが強くて自分でもこれからどうしたらいいか分からずモヤってます。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今回は「親密感の怖れ」っていうテーマになるのかな。

「曖昧な、モヤモヤする関係をなんで続けちゃうの?」っていうお話をさせていただきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローも、ぜひよろしくお願いします。

カウンセリングの中でも、セミナーをやっててもよく出てくる、「曖昧な関係」と言いますか、ちょっとモヤモヤする、ハッキリしない関係っていうのが、テーマとして出てくるっていうことがけっこうありましてね。

今日も、いただいたネタが、3年ぐらいセフレみたいな関係を続けていると。

自分も相手も、どうしたいのかわからないみたいな状態になって。

3年も続くと、なんか意思っていうのがちょっと曖昧になって。

こんな関係は嫌なんだけども、でもじゃあ距離を取る、別れる、ハッキリとケジメをつけるって言うと、「いや~、まぁそれもちょっとね・・・」みたいな感じになって、ズルズルズルズル続いてしまう。

よくないと思ってるとか、ハッキリさせなきゃと思ってるんだけど、ズルズルズルズル続いちゃうっていうことになるんですね。

で、それがセフレだけじゃなくて、元カレと別れてるのに関係だけが続いてるとか、不倫だったりとかもそうですし、「一体自分はなにしてるんだろう」みたいに思うんだけども、やめられないみたいな状態。

葛藤が続いたりとか、自分にイライラしたりとか、もっとはっきりしなきゃ!みたいな感じだったりとか。

でも、これが3年も続くと、もうある種それすら習慣化してしまって、当たり前になるので、今更なんか変化を起こすっていうことに勇気がいる。

本当に事件待ちじゃないんですけど、トラブルがあって、初めて動けるみたいな状態になってしまうっていうこともよくあるんですよね。

で、そこでどうしよう?って、どうしていこうか?っていうふうに考えるんですけど。

やっぱりその前に、なんでそんな状態がこんなに続くんでしょう?と。

3年じゃなくても、半年でも、1年でもいいんですけど、そうやって、なんでそういう関係を自分で作っちゃってるんだろう?っていうところを見ると、どうやら自分の意思とは関係なく、「なんかこの距離感、この関係が、なんかほど良いんだよね。ちょうどいいんだよね。都合いいんだよね」っていう、心理的な理由っていうのが出てくることが非常によくあるんですね。

まぁ、ただ、これは認めたくない。

たとえば、本当は結婚したいとか、ちゃんとしたパートナーが欲しいと思ってるのに、ズルズルした曖昧な関係でいるっていうこと自体がストレスですし、それもしんどいんですよね。

で、こういうのをざっくりと大きく「親密感への怖れ」っていうふうに言って、「これ以上関係が近づくことに対する怖れがある」っていうふうに見ていくんですけど。

そういう怖れっていうのが強い時っていうのは、なんらかのやっぱり原因があって。

家族の間、お母さんとか、兄弟とかの問題だったりとか。

思春期だったり、昔の恋だったりとか。

それで、ちょっとちゃんとした関係を築くっていうことに対して、ちょっと引いている、ちょっと怖れが強いみたいな状態になることがあります。

たとえば、自分の中にすごく嫌な自分、嫌悪している自分があって、「この部分を見られたら、絶対相手は逃げるよね」って思ってるとか。

「また傷つくのが怖い、また裏切られるのが怖い」みたいなこともあれば、親にすごい干渉されて、すごく距離が近いところで嫌な思いをしたから、もうその距離になるのが嫌だっていって、ちょっと間の空いた距離感が
ちょうどよくなっているとかね。

あるいは、仕事だったり、趣味だったりとか、実は優先順位がもっと上のものを持っていて、そっちにエネルギーを向けたいので、恋愛にはそれほど余力をなくしてしまっているから、「曖昧な関係がけっこうほど良いんだよね」みたいな。

この辺って、自分の意識としてはそんなことないんだけども、潜在意識ってやつですね。

心の中の方では、「これぐらいがちょうどいいんだよね」と思っているから、3年も続くっていう解釈ができるわけですね。

自分ではそんな意思はないと思っている。

頭ではそう思うんだけども、心の中では、実はこれがちょうどいいよねと。

だから、けっこう僕のカウンセリングの中では、「なんで今の状況がほど良いんでしょうか?」っていうところを見ていて、「じゃあこれがもう変えたいということであれば、変えていきましょう」っていうふうな提案をしていく。

やり方を考えていくっていうことが、主になっているわけですね。

だから、もうこの辺はけっこういろいろ事情聴取と言いますか(笑)

いろいろお話を伺うことが多くて。

さっき出てきた家族の話だとか、恋愛の話だとか、今の彼との関係性とか、仕事だったり、趣味だったり、推しだったり、そういうところをいろいろ調査していく中で、「なるほど。お母ちゃんを背負ってるんだね」っていう場合もあれば、「その過干渉なお母さんに、めちゃくちゃにされたんだね」っていうのもある。

「子供時代に子供ができなかったんだよね」とか。

あと、「性的トラウマがあるんだ。それはちょっと辛かったよね」だったりとか。

「思春期の人間関係でちょっと揉めちゃって、その傷が残ってるんだね」みたいなことがわかってくると、「じゃあ、それを癒しましょう」っていう方向で見ていくわけですね。

どうやって癒すの?っていうと、それはもう本当に手はたくさんあるんですけども。

そのお母さんとの関係を見つめ直していくために、ちょっと向き合うワークをやってみようかとか。

お母ちゃんを背負ってるんだったら、お母ちゃんを手放していこうかとか。

なんかトラウマがあるんだったら、その傷っていうものと、ちょっと勇気を出して向き合っていきましょうと。

この辺は、ちょっと専門的な分野になるんですけども、そういうアプローチなんかをしていくということが多いわけですね。

そうすると、こういう曖昧な、セフレみたいな関係になってるんだけども、じゃあどうしようか?っていうことっていうのが、だんだん見えてくるというか。

今の関係性が、自分にとってほど良いと。

「じゃあ、どうしたいの?どうしていきたいの?」っていう意思を取り戻していくっていう。

これが、けっこう意外と肝心・要になるところが多くて。

自分としては、この関係は100点満点ではないんだけども、でも70点ぐらいだとすると、なかなか手放せないことも多いんですよ。

だから、そこで自分はどうしていくのか、現状維持っていうのも、選択肢としては当然あるし、彼ともっと近づくっていう方向に見ることもできるし、離れるっていう選択もありますよね。

やっぱりその辺で、自分の意思っていうのは、どうすべきかを頭で考えるよりも、「自分がどうしたいのか?」って、自分の気持ちと向き合っていくっていうことがやっぱり大事で。

だから、ここで自分の本音とか、素直な気持ちっていうところを見ていかなきゃいけない。

でも、これが思考的になりすぎたり、トラウマがまだ残ってたりすると、その影響を受けて本音がブレちゃうんですよね。

だから、本当はもっと彼と近づきたい、彼とパートナーになりたいんだけども、近づく怖れ・親密感の怖れがあって、近づけないみたいな状態になっているわけですね。

だから、こういった点を見ていくっていうことによって、関係性を変えていくことっていうのができるんじゃないかなっていうところで、カウンセリングだったり、セミナーだったりっていうのを利用してみるっていうのも、一つの手かなって思っております。

ということで、ちょっと今日は短めなんですけども、親密感の怖れ、けっこういろんなところに原因があるよっていうところと、それからこういうアプローチっていうのがいろいろありますよっていうところで、当てはまる方はちょっと自分に置き換えて考えてみられるといいんじゃないかなと思います。

ということで、今日はこの辺で失礼したいと思います。

またよかったら、チャンネルを合わせていただければと思います。

ありがとうございました。

根本でした。


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