「完了させる」ことの大切さとその効果。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「物事を「完了させる」ことで、次なるステージをワクワクした気持ちで迎えることができるようになる。」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつも聞きくださいましてありがとうございます。
今日も非常に雨の大阪でございまして、昼間少し出かけたんですけども、ちょうどザーッと降ってきたときに外に出ておりまして、もう本当にズボンの膝から下ぐらいがビチョビチョになっておりました。
ついでに背負ってたカバンもビチョビチョになっておりました。
本当に梅雨に逆戻りしたような、そんな気候でございます。
気温がそんなに高くないのはいいんですけどね。
ということで今日は、これは心理学用語っていうことになるのか、それともプロセスの進め方というお話になるのか微妙なんですけども、「完了させることの大切さ」ということについてお話をさせていただきたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
「物事を完了させる」っていう表現っていうのを時々するんですけども、これはクロージングっていう言い方もできますし、完了させるっていうことをそのまま訳すとコンプリートっていうふうな表現になるのかな、どうかな。
ちょっと詳しくないんでね、間違ってたらすいませんけども(笑)
要は「一区切りをつけましょう」っていうことなんですけども。
これはプロセスが、あるステージっていうところがあって、たとえばですけどもお仕事であれば、一つのプロジェクトそのものっていうふうなイメージでもOKですし、パートナーシップでいえばあるパートナーとの段階ですよね。
お付き合いしてからお互いの関係性が安定するまでのフェーズであったりとか、独身から既婚者になるというプロセスだったり、今度逆に既婚者から独身に戻っていくプロセスだったりとか。
それぞれいろんなフェーズ、もちろん細かくも大きくもあったりするんですけども。
そのプロセス自体をきちっと完了させるっていうことが大事なんですよっていうことが、今日お伝えしたいお話なんですね。
というのも、プロジェクトの場合はもう明確に納期があるとか、リリースがあったりとか、そのあと保守とかが続く場合もありますし、サポートが続く場合もありますけども、一応目に見えるかたちでクロージングっていうのは行われますし。
そういう意味ではたとえばこの日曜日でお弟子さん4期のカリキュラムが完了しまして、修了というかたちになって。
そういう日程が決まってるっていうような場合にはわかりやすいんですけども、多くの心の問題、ここに関して言うと、なにをもってクロージングなのか、完了なのかっていうのが正直ちょっと見えづらいところがあります。
たとえばですけども、昔付き合ってた人への執着心、もう次の恋に行きたいから手放そうと思って手放すワークをやったりとか、新たな出会いを求めたりとか、カウンセリングを受けたりとかっていうことをして徐々に徐々に薄れていきます、執着がね。
もちろんこの一直線にグッと減っていくというより、減って増えて減って増えてっていうのを繰り返すとだんだんだんなくなっていくと。
でも「これどこまで?」みたいな感じですよね。
また言い方を変えて違うプロセスでいきますと、たとえば自己成長という問題点をとったときに、成長し続けるわけですから、そうするとずっとエンドレスなのかっていうと、さまざまなフェーズってやっぱり作れるっていうか、区切りをつけられると思うんですよね。
たとえば自分自身の長所や価値・魅力っていうのを受け取ろうと。
自己肯定感を上げたいから受け取ろうという時期があって、でもそれをずっとやっていくとどうなの?2年も3年もやり続けることなの?みたいなふうに思ったりしませんでしょうか。
どこかで、この段階での魅力を受け取るっていうフェーズに関しては完了させるっていうことがもしかしたら必要かもしれませんと。
こういうのは、ガムを噛んでていつ捨てたらいいのかとか、もっとわかりやすく言うと、ホルモンね。
ホルモンはなかなか飲み込むタイミングっていうのがなかなか難しいんでございますけども。
要は心の世界の問題っていうのは、たとえば執着を手放す・復讐を手放す・罪悪感を癒やすとかそういったテーマになってくると、どこまでいったら終わりなの?みたいなところっていうのが、なかなか自分では見えなくなったりしますね。
今日のブログでいただいてたネタの話になりますけども、よかったら読んでいただきたいんですけども、両親との関係を取り持って、家族3人の関係を良い方向に向かうようにするために今まで頑張ってこられたわけですね。
ある程度は和解の方向性が見えてきたというところでのお話だったんですけども。
もちろんまだまだ本当に仲良くなったりとか、円満になったっていうふうに言い切れないかもしれませんけども、文章を読んでたときになんとなくもうこの問題は一旦区切りをつけた方がいいんじゃないかな、両親との関係をなんとかする、家族3人で仲良くなろうとする、和解しようとするっていうプロセスについては、一旦完了させてもいいんじゃないかなっていうふうに思いまして。
今日はそういう「完了させる」っていうテーマにさせてもらったんですけども。
つまり偉そうなことをお話すると、やっぱりなかなか自分ではそのタイミングっていうのは気づきません。
カウンセラーであったりとか、周りの人間から「もういいんじゃない?」っていうふうに言ってもらったときに「あ、そうなんだ」って気づくっていうケースの方がもしかしたら圧倒的に多いのかもしれません。
これもたとえば罪悪感を手放しましょうとか、執着を手放しましょうなんていうときに、「なにをもって・どの段階で・どういう基準になったら?」と。
これ本当に目に見えるかたちで数値化できたらいいんですけども、そうでないときはなかなか難しいところがあるかもしれません。
ただ、皆さんの中でこの完了させるっていう、こういう意識ですね。
「どこかで完了させるんだ」っていう意識を持っていただくことで、「あ、そうやって自分で終わらせることができるんだな。自分で区切りをつけることができるんだな」っていうことを今日は知っていただけたらなっていうふうに思っております。
でもけっこう自己判断でやっちゃってもいいのかな。
たとえば、人を許すでもいいですし、執着を手放すと。
かつての恋人への執着を手放すっていうプロセスをやってきて、次の子に向かう。でも次は始まってないと。
出会いもあまりないこともないこともないんだけど、あまりちょっとピンときてないと。
じゃあ前の恋人のところに戻りたいかっていうと、まぁまぁそうでもないなと思う。
次行ってもいいかなっていう気がしてきた。
もうこのタイミングで完了していいんじゃないかなと。
その執着を手放す、その前の恋人との関係性っていうものは1回クロージング・区切りをつけましょうと。
ゼロにはなってないけども、もうここでいいんじゃない?っていうふうに自分で決断をするんですよね。
そうすることでいろんな表現ができますけど、執着とか過去のことについては、「過去は過去」っていうふうに一つ区切りがつくんですね。
そうすると未来に向かって動きやすくなっていくと思うんです。
だから完了させるっていうことの大切さっていうのは、過去を過去。これは一つ終わったことにするっていう。
だから終わったことにするって表現だとちょっと違うニュアンスで取られると困るので、ちょっと表現が難しいんですけども。
一つここはもう区切りにして、次のステージにもう向かいましょうと。
もちろん完璧主義が出てくると、ここはしんどいですよ。まだまだ残ってるじゃないかと思うかもしれませんけど。
つまり次に向かうのにその出来事がもう支障なくなってきた、あるいはそこにかけるエネルギー量がずいぶん減ってきて、実は余裕が出てきてますと。
次のことを考える、次に行動する余裕が出てきてますよねなんていうときに、このクロージング、一旦区切りをつけましょうっていうふうにすると、よりスムーズに次のステージに入っていくことができます。
それがなにかわからなくてもいいんですよ。
完了させることの目的っていうのは、一言でいえば「自信をつける・自己肯定感を上げる」っていうことなんですね。
クロージングをしたら、完了させることができたら、そこで振り返ってみます。
このプロジェクト・テーマにおいて、自分がどれくらい素晴らしい貢献をしたのか、どれくらいたとえば頑張ったのか、そこでなにを学んだのか、どんな人を助けてもらったのか、そこで自分がどれくらい成長したのか、その経験によって見えてきた自分の価値や魅力・才能、これは一体どんなものなのかっていうのを今度はたくさん受け取るわけですね。
これを一言でまとめると、「恩恵を受け取る」っていうふうに表現します。
完了させることによって振り返るっていうことができます。
高校の卒業式に高校3年間を振り返るっていうことにちょっと似ていますね。
ここで完了させるっていうことが大切なのは、こうやって過去のことを過去として、そこでの恩恵を受けとって「俺ってすごいやん」と自分の偉大さを受け取ることなんです。
そうするとそれが自信になって、次のステージっていうところに向かうということができたりするわけですね。
なので今日は「完了させる」っていうことの意味、そしてその大切さ、そしてその効果についてお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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