なぜ、みんながふつうにできてることが自分にはできないのか?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「なぜ、みんながふつうにできていることが自分にはできないのか?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、とってもいい天気が続いている大阪でございますけど、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今日はですね、人によってちょっと痛っ!というテーマかもしれませんけども。

カウンセリングとかセミナーとかでよく耳にする、ライブ配信を最近ちょくちょく行ってますけども、ライブ配信中でも見かけるテーマですね。

「なんで他の人は普通にできてることが自分にはできないんだろう」っていうですね、そういう問題というかお悩みというか、行き詰まりというか、なんちゃらかんちゃらをよく耳にしております。

皆さんもなんかそう思うことないでしょうか。

僕自身の体験からいくとですね、実は昔、僕は普通にサラリーマンをしてた時代があります。5年ほどね。

その時に周りの人はもう先輩達ばっかりだったんですけども、普通に会社にいて普通に仕事してっていう生活。

月曜日から金曜日までお仕事して、時間も9時に出社してみたいな感じの生活を当たり前にやってるんですけど、僕はそれがすっごい苦痛だったんですね。

1日同じ所に座って仕事をしているっていうのもかなりしんどくって。

幸い入社当初から出張族だったので、月に何度かは大阪本社勤務から東京本社の方に出張したりとかして、色が変わってですね、それですごい助かった部分もあるんですけど。

でもやっぱり僕「みんなと同じ」っていうのがどうも苦手みたいで。

すごいそこではストレスを感じて苦痛を感じて、5年、今から思えば5年やったんですけど、よく頑張ったなと自分では思うんですね。合わないところにいてねって。

やっぱり予定をガチガチに決められるのも苦手で、結局今はフリーランスっていう形でお仕事をしてるんですけども。生活もそうですけどね。

自分である程度自由が利く形じゃないと自分はダメだなぁと思ってるんですけど、一方でだからちゃんとお勤めができてる方々とか、もちろんそれは会社員とか公務員の事務とかエンジニアの方もそうですし、ショップの店員さんとかもね、みんな時間が決まってるじゃないですかと。

看護師さんとかお医者さんもそうなんですけども。

だからそういう方のことが正直うらやましいと思うこともあって、自分にはできないことなんですよね。

で、お仕事において周りの人が普通にできていることが自分にできないって感じると、やっぱりすごく惨めだったり嫌な気持ちがしますよね。

それからパートナーシップで言えば、よくありますけど周りの人が普通に出会って結婚して家庭を築いているのになんで私はそんなふうにならないんだとかね。

周りの夫婦はすごく仲良くやってるように見えるのに、うちのところはなんでこんな揉め事ばっかなんだみたいな感じだったりとかね。

離婚って珍しくないんだけども、みんなそれなりにうまく添い遂げてる中なんで自分は離婚しちゃうんだろう?離婚しちゃったんだろう?みたいなことも含めてですね、パートナーシップもたくさんそういうテーマはあるかなと。

他にもいろんなそういう周りの人は普通にできてるように見えることが自分にはできてないと思うとすごく嫌な気持ちになりますし、自己嫌悪・自己否定にもなりますしね。

で、そういう話・テーマっていうのは本当にたくさん出てきて、もちろん個別論になってしまうんですけども、そこを掘り下げていったら何が出てくるのかなぁっていうところで、カウンセリングって進めていくわけですね。

たとえば皆ができてるけど自分はできないってことがある。

それはもっと具体化されてるわけですけど、それを思った時にどんな気持ちになりますか?と。

たとえば惨めだったり、虚しい、寂しい、悲しい、悔しい、嫉妬がある、それからすごく無価値感・無力感を感じるとか、すっごい情けないなぁとか、なんかすごいイライラしてしまうみたいな感じで、いろんな感情をそこで感じると思うんですよね。

その感情ってどこから来てるんだろうねって。

たとえば同じような感情って、学生時代とか育った家の中で感じてなかった?とか。

昔の恋愛でも同じようなことを感じてなかった?

これ感情っていうのはけっこう再現性があるっていうふうに言われてまして、「心の傷っていうのは癒されるまで何度も何度も再現する」っていう原則みたいなものがあってね、それに基づいてその今感じてる気持ちのルーツを探ろうということをやってたりすることもありますし。

それからみんなができてるけど自分ができないこと、じゃあそれで得られてるあなたのメリットってなんだろう?みたいなね。

これも前提となっているのは「今自分が手に入れてるものは自分が望んだもの」みたいな見方があって、「今起きてることはすべて正しい」っていうような見方があってですね。

それに基づくと、なぜあなたはこの状況を手に入れようとしてるんでしょうか?と。

ここにもいろんな目的があって、もちろん自分を否定するためっていう場合もあるんですけども、他にもですね、たとえば誰かへの復讐心のためだったりとか、本来の自分の居場所はここじゃないよっていうことを教えてくれるためにこの問題が起きてるとかね。

様々な解釈っていうのができたりします。

なんかやっぱりみんなができてるけど自分ができてないことっていうのに気付くってことは、何かのサインであることはサインですから、その意味っていうものを自分なりに受け止めていくっていうことがすごく重要だし、効果的だし、意味があることかなっていうふうに思っていたりもします。

だからここをですね、ちょこちょこ掘り下げてみるっていうことはよく僕のカウンセリングでもやっています。

で、結局結論というかね、こういう話が出てきた時に「比較競争の罠にハマっている」っていうことは間違いないんですけども。

みんなができてるのに自分ができてない。みんなと自分を比べて自分を落としてるわけですね。

じゃあその目的はなに?っていうのを今お話しさせていただいたんですが。

一方で、要は「自分にフィットしてないんですよね」っていうことがけっこう僕のカウンセリングではよく出てきます。

みんなができてることができてないということは、たとえばその場所、職場なら職場、環境は環境っていうものが自分に合ってないんじゃないの?自分にフィットしてないんじゃないの?っていうのが一つ目の見方ですね。

二つ目っていうのは、そこは間違ってないんだけどなにかやり方っていうのが間違ってるのかもしれないとか、自分の意識の持ち方っていうのがズレてるのかもしれないっていうようなね。

ボタンの掛け違い、歯車がズレてるみたいな感じで、この状況っていうのを捉えることにしたりもします。

実はですね、みんなができてるけど自分ができないっていうことの解決っていうのは、みんなができることを自分ができるようになるということではなくてですね、それも一つなんですけども、要は幸せになったらいいわけですので、みんなができてるけど自分ができないことっていうのを見つけてみた時に、それを許しちゃえば問題じゃなくなったりしますし、それをひっくり返して「自分だからできることってなんだろう」っていうふうに考えるっていうのも一つの手だったりもします。

で、そういう中で、「じゃあ本来の自分に戻っていこう」っていうのが僕のカウンセリングの主っていうかね、メインストリームになってるんですけども。

そうすると、「じゃああなたにとってこのみんなができてるけど自分はできてないっていうことからなにを学ぼうか」っていうふうな意識を持っていくんですね。

そこで何を学べるのか。

どんなプロセス・方向性っていうのを自分の中に得られるのかっていうことで。

たとえばですけどもよくあるのが、いわゆる本来の自分にだいぶなんかいろんなものを引っ付けて、仮面を引っ付けて鎧を引っ付けてですね、自分自身を見失ってしまってる場合っていうのも一つあります。

その場合は「鎧を脱ぎましょう」っていうような展開になるわけですけど。

似てますけど、次の見方っていうのが、自分本来の姿とか自分自身を生きるというかね、自分自身が持ってるエネルギーを解放することが怖いって、この怖れっていうものが今の状況を作り出してるっていうことも非常によくあるわけですね。

たとえば本来すごいエネルギッシュな人なんだけども、自分がそれを出してしまったらですね、たとえば暴走してしまうような、なんか世界が変わってしまうような、全然違う生き方になっちゃうような、あるいは今までの人生を否定してしまうようなっていうような怖れが潜在的にあって、そのエネルギーを封印して自分に合わないところにずっといたりとか、自分が似合わないことをやっていったりするっていうことも実際よくある話で。

たとえばこれって、仕事でもそうなんですけど、婚活だったり夫婦関係でもね、今の話ってかなり通用する部分なったりするんですね。

結局そういう、みんなができてるけど自分ができてないっていうことをヒントというかきっかけにして、「じゃあ本来のあなたってなんでしょうか?」と。

要は普通の人じゃないってことは間違いないよね、ね?変態・・・ね?(笑)

みたいなもので、自分の変態というかね、自分の個性を受け入れていくってことを僕の場合は大前提でやっていったりするんですけど。

「じゃあ本当のあなたってなによ?」みたいなところで見ていくと、本来の自分に出会えたりする。

でもこれはさっきも言いましたようにすごい怖れが出てくる、すごいブロックがかかってる。

じゃあそれをエネルギー的に解消していきましょうと。

理屈とかなんか表面的なやり方ではなくて、本格的に腹くくってですね、下から自分のエネルギーをワーって出しながらやっていこうじゃないかっていうのがですね、僕のセッションであったりセミナーだったりの志すところなんですね。

ということで、今日の話もですね、「本来の自分を生きるためのヒント」として活用していただければなと思います。

ということでありがとうございました。

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