ハードワークは無価値感と罪悪感が作り出す。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「人に異常に好かれたり、嫌われたりすることが多いのは私が超能力者だから!?」

***

どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日も東京のホテルの方に滞在しておりまして、この後もうチェックアウトするんですけども。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

世間は土曜日でございますね。

もう曜日感覚がだいぶ狂っております(笑)

ということで、今日はけっこううちの読者さんというか、クライアントさんにもあるあるな、「ハードワーカーの心理」的なお話をさせていただきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そしてフォロー・チャンネル登録もぜひよろしくお願いします。

ということで、今日のブログのネタにもさせてもらったんですけども、なんでも全力で頑張りすぎてしまうとか、「しっかりしなければ」っていう思いが強くて、ついつい頑張りすぎてしまうとか。

事情はそれぞれ違いますけど、多分これをお聞きの皆さんの中にも、やっぱりオーバーワークをしてしまう、ハードワークしちゃうっていう方が少なからずいらっしゃるというか、けっこう多いんじゃないかななんていうふうに勝手に推測しております。

クライアントさんにも大変多いですね。

まぁ僕も人のことは言えないので、あんまり偉そうなことはそんな語れないんですけど(笑)

ただここで「ハードワーカー」っていう意味で言えば、ずっと仕事ばっかりしている、仕事が好きでやってるっていう部分ももちろんあるかもしれませんけども、どこかに、心の中に「怖れ」があるんですね。

で、「そこまで頑張らないと〇〇である」みたいなね。

皆さんもなんか思い当たるものがありますでしょうか。

頑張らないと評価されない、頑張らないと認めてもらえない、頑張らないと求められなくなる・必要とされなくなる、みたいな怖れだったりとか。

自分なんていうのは、人の3倍頑張ってようやく人並みなんだと。

だから頑張らなきゃいけないんだっていう思い込みがあったりとか。

それから刹那的というか、焦って生きてしまうっていうパターンに出ることもあって。

常になんか生き急いでるような感じがするみたいなケースっていうのも、よくあるかなと思います。

で、そういったハードワークをしてしまう、自分を追い詰めてしまう、もちろん仕事だけじゃなくて恋愛にしても趣味にしても、なんでも根詰めてやっちゃいますっていう方はけっこう多いと思うんですけども。

そういった方々のお話を伺っていく時に、なんでそんなに頑張るんだろうね?っていう、その「なんで?」っていうところを掘り下げていくわけですね。

なんでしっかりしなきゃいけないと思ってるんでしょうか?とか。

なんでちゃんとしなきゃいけないってそこまで自分を追い詰めるんでしょうか?とか。

そういう場面っていうのは、けっこう皆さんの中にもあるのかなと思うんですけど。

そこを見ていくと、ある傾向があるんですよ。

すべてがそのケースとはもちろん言えないんですけども、それが「無価値感」と「罪悪感」っていう、感情の世界で言えば二大巨頭みたいな、そういうネガティブな感情っていうのがあります。

無価値感というのは、「自分には価値がない」と思いこんでいる、自分をちっぽけに扱う感情ですね。

罪悪感というのは、皆さんも知ってるかと思いますけども、「自分は悪いやつだ」という思い込みで、「だから罰しなければいけない、罰されなければいけない」っていう思い込み・感情なんですよね。

で、実はハードワークするとか、頑張りすぎるとか、全力を出しすぎて疲れてしまうぐらいの方っていうのは、そこまでしないとダメだと思ってるなにかがあるんですね。

責任感が強いとか、それから一生懸命頑張ることができるとか、全力で物事と向き合えるっていうのは長所なんですけども、実は皆さんもご存知かもしれませんけども、もろ刃の剣って言って、だいたい僕らは長所で逆に自分を苦しめてたりすることが多かったりするので、これはけっこう難しいところなんですよね。

だから全力を出して頑張れるとかいう部分って長所なんですけども、その長所っていうのが行き過ぎてしまうと、大問題を起こしてしまうということになります。

で、その裏側に「なんでそんなに頑張んなきゃいけないんでしょうか?なぜそんなにしっかりしなければいけないんだろうか?」って見ていった時に、人間関係、家族とか友達とか学校とか、過去の人間関係に起因するっていうふうにも言えるんですけども。

やっぱり自分は大したやつじゃねぇと。

無価値感ですね。

自分は大したやつじゃないし、特別な能力も才能もないっていうふうに思い込んで、なんなら自分は人並み以下であるみたいな思い込みっていうのが、もしかしたら出てくるかもしれないと。

で、無価値感っていうのは、自分を非常にちっぽけに扱う感情です。

これはもう客観的な事実ではなくて、あくまで自分が自分に対して思ってることなので、本当にたとえば高学歴の方であったりとか、非常に仕事ができる方であったりとか、それからみんなからすごく信頼されているような、そういう人物であったとしても、この無価値感を非常に強く思ってる人ってけっこういるんですね。

だからたとえば、「自分は仕事で成果を出さないと意味がない」っていうか、「価値がない」っていうふうに思い込んでます。

だからそういう方っていうのは、仕事を通じてアイデンティティを確立しようとしますし、仕事っていうものにすごくエネルギーを込めることによって、いわゆる頑張りすぎる状態っていうのを作って、そうしなければ俺には価値がねぇみたいなふうに思い込んでる部分があるんですね。

だからたとえばすごく仕事ができて、猛烈に働いてる人・忙しい人の中には、この無価値感というのが意外なほどにあります。

だから本人はすごく自信があるふうに見せていて、堂々としていたりとか、物事もストレートに言うし、実際に結果も出してるし、そして周の人も信頼も集めてるし、みたいに見える人でも、本当にずっと仕事してる、土日もないぐらいずっと仕事しているような人っていうのは、実は無価値感がもしかしたらめちゃくちゃ強いかもしれないんですよね。

それくらい、働かないといけないぐらい仕事を抱え込んでしまうわけですから、それってなんでそこまで無理するの?そこまで頑張りすぎるの?って言うと、やっぱりそうしないと自分には価値がないっていうふうに思い込んでるんですけど。

もちろんそれって、本人が自覚してるとは限らないんですよ。

無自覚のこともたくさんあって、本人はそのつもりはないんだけども、いや実際はでもそれを見てたら、めっちゃ無価値感強いよねなんていうふうに思わせることもたくさんあるわけですね。

だからこういったハードワーカーの心理っていうところを見ていくときに、実は意外なことに無価値感が強くて、自分をちっぽけに扱ってるんじゃないのかな?っていうところを見ていく必要があるわけです。

で、罪悪感っていうのは、僕のこのVoicyyoutubeではけっこうちょこちょこ出てくるお話かと思うんですけども。

「自分は罪人である」というか、「すごく悪いやつなんだ」っていうふうな罪悪感、これはもうルーツはめちゃくちゃたくさんあります。

人の期待に応えられなかった経験だったりとか、失敗して相手や周りの人に迷惑をかけちゃったっていう罪悪感とか、それから自分の力を出し切れなくてうまくいかなかったとか、それからなんか自分は誰かを傷つけてるような気がするみたいな、さまざまなところから罪悪感って出てくるわけですけども。

そういった罪悪感が自分に罰を与えるがごとく、このハードワーカーであることを維持させようとするっていうようなイメージですね。

だから言ってみれば、無価値感がハードワーク・オーバーワークを作り、罪悪感がそれをけしかけるというか、さらに追い立てるっていうような図式として見ると、わかりやすいのかなっていうふうに思います。

だからハードワーカの中には、今度は「罪悪感」っていうテーマも非常に重要で。

もちろんこれも本当に意識の中にはないことが多いんですけど、自分自身を罰するかのように、本当にぶっ倒れるまで働くって、これ奴隷じゃん?みたいなね。

奴隷のように自分を扱ってしまう、その裏には、この「罪悪感」っていうのが非常に強く影響してることが多いんですよ。

だから本来仕事が本当に好きで、趣味でもそうですけど、仕事が本当に好きで、仕事を大事にしたいと思ったら、パフォーマンスを維持するために「休み」ってやっぱり必要なわけですよ。

だから僕はよく経営者の方なんかに、「休むのも仕事のうちでね」なんていうふうにお話することが多いですけども

本来ベストなパフォーマンスを出すためには、体も心もやっぱりある程度余裕がある状態だし、疲れてたらやっぱりそれは難しいので、休んで疲れを回復するっていうことも重要な仕事の1つなんですよね。

だけどその無価値感とか罪悪感にけしかけられてる時っていうのは、当然奴隷ですから休みっていうことを自分に与えることもできませんし、仮に休みがあったとしても休むことができないっていうことになりますし、無価値感っていうのが強くなればなるほど、やっぱり休んでる自分っていうのはもっと価値がないっていうふうに思っちゃうので、休むことを自分に許せなくなるんですね、やっぱり。

だから休みなく、あるいは本当に夜中まで働いて土日も仕事するっていう状態に持っていって、自分を傷つける、ぶっ倒れるっていうことまでさせようとするわけです。

ということで、今日はハードワーカーとかオーバーワークをしてしまう、頑張りすぎてしまう裏側には、「罪悪感」、そして「無価値感」っていう二大巨頭が影響してますよっていうことをお話させていただきました。

最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?