この願望はほんとなの?それともかりそめなの?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「「ほんとの願望」と「かりそめの願望」の見分け方~願望には様々な「欲求」が引っ付いている~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということでね、東京から帰って参りました。
こっちの方が寒いですね、今日はね。新大阪着いてちょっとゾッとしましたけども。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、けっこうこれあるあるだなぁというテーマを一つ取り上げさせていただいて、お話をさせていただきたいと思います。
よくライフワークとか、それからこれからの目標設定とかね、そういった時に、
「あれがしたいこれがしたい」とか、「こういうふうになりたい」っていうふうな願望っていうものを持つことが多いと思うんですけど。
そんな時にね、ちょっと疑いがよぎるわけです。
「これって本当にやりたいことなのか・・・?それともかりそめの願望なの・・・?」みたいなね、葛藤ですね。
「そこってどうやったら見分けられるの?」とか、「どうしたらそこって区別できるの?」なんていうお話をちょっと今日はさせていただきたいと思いますので、よかったら最後までお聞きください。
これね、結論から言うと「わからない」ってことになります。(笑)
ま、しょーもないんですけどね。
その理屈からですね、「じゃあどうしたらいいか」っていう話をこれからしていくんですけども。
たとえばですね、こんなふうになりたいとかね、あれがしたいっていう、そういう願望が出てきた時に、その願望にはですね、“様々な欲求”っていうのが引っ付いていることが多いんですね。
なので、たとえばですけども、僕が昔ね、思ってたかりそめの願望の一つにですね、「anan」って雑誌あるじゃないですか。
女性誌ね。女の子が読む雑誌。
あそこに恋愛コラムを連載したいっていうふうに思ってた時期があるんですね。もうだいぶ前ですけど。
もちろんそんな話、なかったですよ。で、今も連載していないんですけども。
なので実現しなかった願望なんですけども。
その時はやっぱり本を書いてるので、色々な書き始めの頃かな?
いろいろそういうメディアと言うかね、週刊誌とか、そういうところに寄稿というかね、ネタを書かせてもらいたいなんていう願望があったんですけども。
よくよく考えてみると、その連載を持ちたいっていう気持ちの他にね、やっぱりたとえば、
「もっと僕のことを知ってもらいたい」とか、それから「有名になりたい」「もっと売れたい」とか、
「ananで連載を持つってけっこう自慢できるんじゃね?」とか「ステータスになるんじゃね?」みたいなですね、思いとかがあったりとか。
それから「たくさんもっとカウンセリングのお客さんが来てくれたらいいな」とかっていう意味で、そういう特別意識だったりとか、計算・打算みたいなものが入って連載を持ちたいっていう願望にどうやら繋がってたんですね。
その連載を本当に持ちたいっていう気持ちよりも、たとえばモテたいとかね、ステータスにしたいとか、
「こうしたらもっとお金稼げるんじゃないか」みたいな、そういう欲求の方がどうやら大きかったのかもしれないんですね。
なので、その願望をずっと当時はね、ライフワークを描こうと思って、日々見直していたんですけども、
だんだん魅力を感じなくなると同時に、「本当に自分はそれがしたいのかな」っていう疑問が出てきて。
かつですね、よく考えたら締め切りがある仕事って僕苦手だよなぁとか、文字数制限も厳しいんだろうなぁとかって考えたら逆にテンション下がってやる気がなくなっちゃってですね。
で、今から思うと、多分本当にそこで連載を持ちたいっていう気持ちよりも別の欲求の方が勝ってたのかなぁって気がするんですね。
だから結果的に、その願望って数ヶ月後には綺麗さっぱりなくなってるというか、あまり目立たないようになっていって。
まぁむしろ今こうしてネタにさせていただくような形で、ちょいちょいお話をしてて。
「ananに連載を持ちたいと思ってたんだ~」ってセミナーて話すとけっこうウケるので、調子にのってずっと使ってたりするんですけど。(笑)
要はですね、「本当の願望」っていうか、純粋に一つの願望っていうのも、あんまりなくて、やっぱりそこにいろんな気持ちっていうものが入ってると思うんですよ。
それはたとえば、独立起業したい。で、これでビジネスを立ち上げたい、っていう気持ちもそうだし。
結婚したいとか恋愛がしたいっていう気持ちもそうですし。
やはりいろんな欲求が入っている。
で、それが悪いわけではないですよ。
モテたいとか、有名になりたいとか、お金持ちになりたいって欲求が悪いっていうことは問わないからね。
それとはまた違うんですよ。
つまり、それらのですね、そういった欲求が、
「本当に自分が望んでいるものなのかどうか」
っていうことが結局ポイントなんですよね。
なので、自分が向き合っていく、自分のその願望を何度も何度も見返していくうちに、「いや、それちょっと違うよね」とか「それは本当に望んでるものじゃないよね」っていうことが分かってきて、
「あぁ、そうじゃなかったんだな」っていうふうに思えるようになります。
一方ですね、本を書きたいとか本を出したいっていう願望は、思ってた時期っていうのはけっこう本気だったんですね。
なので、本当の願望だったらどうなるかっていう話をちょっとさせていただくとですね、その本気で本を書きたいと思ってたので、
「本を書く人はどうするんだろうな」とか、「年に何冊も本を書くような生活をしてる人ってどういうことしてるんだろうな」っていうことを想像して、
「きっと毎日なんらかの文章を書いてるだろう」っていうことに思い当たったんですね。
なので、それに気づいてから毎日ブログを更新したりとか、メルマガを書いたりっていうことの頻度をぐんと上げた時期があるんですよ。
そしたらですね、その1か月後か1ヶ月半後ぐらいに、そういう本の依頼がポーンとやってきたっていうことがあって、現実化したっていうことがあるんですね。
つまり僕はそれを本当に実現化したかった願望なんだなと。
これどう違うかっていうと、“それに対する具体的なアクション”っていうのがね、やっぱり伴ってくるんですよ。
本当にそれを手に入れたいとするならば。
本を書きたいと思ったから、他にもたとえばね、出版社に問いかけをするとか、人に紹介してもらうとかってやり方もありますし。
実際その後はそういうこともやって行くんですけど。
「実際本を書いている人っていうのは毎日文章を書くんだから、ブログっていうものを書いていけばいいだろうな」
っていうふうに思い立ったっていうのが当時の僕の発想だったんですよ。
だから、それが本物の願望なのか、かりそめの願望なのかっていうと、多分その後に本物の本物であればあるほど、何らかの行動であったりとか、
それから色んなアプローチということについて、やっぱり考え始めるんじゃないかな、行動するんじゃないかなっていうふうに思ったりします。
なので、この辺りがですね、自分の持つ願望が本物なのか、それともかりそめなのかの見分け方になるのかなっていうふうに思います。
だからね、ものによっては、たとえば僕にとっては「本を書きたい」っていう願望というのは、1ヵ月や1ヵ月半で現実になったんですけども、実際そこから本が出るまでは1年近くかかってるんですね。
執筆もあるし、出版社の都合で延期延期延期になったりとかしてね。
で、実際それが物になるには1年近くかかってるんですけど。
でもたとえばもっとかかるケースっていうのも当然あると思うんですね。
ただなかなか実現しない願望だからといって、それがかりそめなのかって決め付けるのはやっぱり早い。
早いと言うか、そこと向き合っていくうちに“本音”っていうものが見えてきて。
さらにはですね、さっきお話したように行動が伴ってるのであれば、多分それは「本当に実現したい願望」というふうに理解していいんじゃないかなと思います。
なので、そういうね、「こういうことやりたいんですけどこれって本物なのかな・・・かりそめなのかなぁ」なんていう相談を受けるとですね、
「とりあえずやってみなよ。目指してみなよ」っていうことをお話しています。
本当にそれを実現したければ、そこに向けて何らかやっぱり自分がアクションを起こしていくはずなので、そういったアクションが起こせないとか、浮かばないっていうことは、本物であってもまだ現実感のない願望であるし、
ということは、「それって今はまだ必要のないことなのかもしれないな」っていうふうに解釈するっていうことも可能なんですね。
けっこう僕は今まで自分が望んだことっていうのは実現してきた方だと思うんですね。
というのは、実現してないことに関しては忘れてるからですけども。(笑)
でもそもそも目標を持ったりとか、その願望を実現っていうことに対して、どこまでそのものに興味があるかっていう、そもそも論というところがあって。
僕はあんまり目標設定したりっていうことをしないタイプなんですね。
悪く言えば行き当たりばったりですね。気分屋でございます。
なので、たとえば「今年の目標」みたいなものっていうのも立てませんし、会社を経営してるからっていって「経営目標」みたいなものっていうのも実は作ったことがないんですね。
だけど、それが自分のスタンスに合ってるので、これまでやってきたっていうことで。
そういった願望を強く持ってやっていく方がよりやる気になるし、実現する可能性も高いよっていう人はやっぱりこのやり方って素晴らしいと思うんですよ。
ここに置いてもですね、自分に合う・合わないというところが出てくるっていうポイントも押さえておきたいなと思っております。
ということで「この願望って本物なの?それともかりそめ(ウソ)なの?」っていうふうに迷った時にどう考えればいいかをちょっとお話しさせていただきました。
最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
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