男性を詰めてしまう心理。その影には不安や恐れたけじゃなく、劣等感とか無価値感があり、さらに自立してるからそこやってしまうのです。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「男性を詰めてしまうのはなぜなのか?~隠れた依存心が自立的に現れるから~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、実は今日3回目の収録でございまして。

ここ最近ちょっとこういう時間、Voicyyoutubeを収録する時間がなかったので、まとめて撮ることになりました。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ということで、今日は自立女子がけっこうやっちまいがちなお話ではないかなと思うんですけども、「男を詰めてしまう」ね。

そんな言葉に僕もちょっとヒヤッとしますけども、そんなテーマでお届けしたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

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ということで、「一体私はあなたのなんなの!?」ということから、「これからどうするつもり!?」みたいな感じで、ついつい自分が不安になったりとか、怖くなったりとかした時に、相手に詰め寄ってしまうというか、相手を詰めてしまうなんていうことはございませんでしょうか?っていうのが、今日のテーマでございます。

これは、けっこうカウンセリングの中でも、これを「地雷を踏んだ」とか、「爆撃した」っていうような表現をされることもありまして。

自分としては、たとえば不安だったりとか、心が定まらないというか、とくにその関係が不安定な状態であれば、やっぱり安心したいし、地に足を付けたいっていうような気持ちになるので、白黒はっきりさせたくなるっていうところが出てくるんですよね。

で、この白黒はっきりさせたいっていうのは、いわば女性にとくに強い本能的な部分で、やっぱり実際どうするかは別として、DNAっていうのかな、心理的っていうのかな、女性性的というのかな、「家庭を作って、安定させる・守る」っていうところが1つ仕事の中にありますので、それ故に曖昧な関係っていうところが、ちょっと許せないところがあるんですね。

なので、つい詰めてしまうというところにもなるんですけども。

男性側は、逆にその辺りをグレーにしておきたい。

「玉虫色」とかっていう表現をしたりもしますけども。

はっきりさせてしまうと、責任が生じたりとか、後でちょっと揉め事になったりするのが嫌なので、そこをちょっとグレーにしておきたいみたいな心理っていうのが、男性側っていうところにはあったりするんですよね。

で、そうすると、簡単に言えば白黒はっきりつけたい彼女と、ちょっとふわっと曖昧にしておきたい男性・彼側っていうのがいて、故に「どうするつもりなの!?ちゃんとしてくれるんでしょうね?」みたいなことで、相手を詰めてしまうっていうことになったりするんですね。

で、まぁまぁ、これはもう「やっちゃったのはまぁしゃあないやん」みたいなふうに話を進めていくんですけども。

なんでそういうふうな心理になってしまったのか?っていうのは、繰り返しになりますけども、不安だったりとか、曖昧な関係ではっきりしないことがすごく嫌だったりとか、これも不安ですね。

で、寂しいとか、怖れとか、昔から劣等感とか、そこにさまざまな感情っていうのが隠れている。

ネガティブな感情があるわけですよ。

で、そのネガティブな感情っていうのが嫌だから、それを解消したいっていう気持ちがあって、「彼に解消してもらおう」っていうふうに思うんですね。

で、これがいわゆる「依存心」っていうところになるんですよ。

で、この依存心っていうところは誰でもあるので、決して悪いものではないんですけども、ただ彼になんとかしてもらおうって思った場合、彼に主導権を渡すことになってしまうわけですね。

ってなってくると、彼が自分の期待通りの反応をしてくれたらもちろんいいんですけど、そんなことってまぁないでしょと。

だいたいはちょっとズレてたりとか、ものすごくズレてたりとかして、余計に不安になったりとか、余計寂しくなったりっていうことになっちゃうんですよね。

しかも、相手が仮にすごく望むようなことを言ってくれたとしても、自分は不安だったり寂しかったりするじゃないですか。

その時に、安心できるような言葉を投げてくれたとしても、素直に受け取れることはあまりないですね。

一瞬は良くなっても、本当に疑ってしまったりとか、「嘘でしょ?」っていうふうになってしまったりして、結局その不安っていうのは解消されません。

だから、結論から言えば、この不安も寂しさとかも、こういった感情は自分で自分が処理してあげる。

「自分の感情に責任を持つ」っていうことは、すごく大事なんですけども。

一方で、ここでそういった不安や怖れみたいな、寂しさみたいなものが素直に出ればまだいいんですね。

まだ可愛いっていう要素があったりとかするんですけども。

実は、ここに「自立」の要素が入るんですね。

わかりやすく正確に言うと、「自立的な人が依存を表現する」っていうことになるんですね。

なので、「自立的な」ってどういうことかって言うと、まず理論立ててたりとか、論理的であったりする。

もう1つは、勝ち負けというか、要は不安を解消したいだけじゃなくて、勝ちたいっていう気持ちとか、コントロール、相手を思い通りにしたいとか、裏切られたくないっていうような期待があったりとか。

そこに、さまざまな自立的要素が入り込んでくるので、ただ寂しいっていう気持ちを伝えたいっていうか、寂しい気持ちがあるのに、素直に表すことが恥ずかしくなったり、怖くなったりして、それを傷つかないように防御的に言おうとするっていうことをやるんですね。

そんな理論立てて説明しなくてもいいのかもしれないんですけど。

寂しいという気持ち、素直な気持ちを出せずに、さまざまな事情から理屈付けてしゃべるっていう、理屈をつけて相手に伝えようとするから、ややこしい表現になるんですね。

なので、「どうせ私のことなんてどうでもいいでしょ」っていうふうに言ってみたりとか、「前こういうこと言ったよね。あの責任どう取ってくれるの?」とか。

そういったかたちで、「詰める」っていう表現になってしまうわけですね。

これは頭のいい人ほど。大変得意としてるプレイですし、こういう話を聞くと、「めちゃくちゃ女性的だよね。コミュ力高いよね」とか言っちゃうんですけども。

ただ、言われる方は、たまったもんじゃないですよね。

逃げ道を塞がれて、そしてガッと、ナイフというか、銃というかを突きつけられるような感覚になりますよね。

となれば、1度や2度っていうのは、相手も彼女のことが好きだし、大事にしたいっていう気持ちがあるから頑張るんですけど、それがもう何十回、何百回って繰り返されると、「もういいよ」っていうふうになって、このコミュニケーション方法っていうのは、相手との関係性を思い切り崩してしまうっていうことになるんですね。

だから、結果的に「すいません・・・」っていうことになって、涙を流さなきゃいけなくなったりするわけなんですね。

で、ここには、今お話したようなネガティブな感情っていうのがあるわけですけど、その裏側になにがあるか?っていうと、「自信のなさ」っていうのが隠れてるんですね。

自己肯定感が低いって言ってもいいかな。

「私なんて愛されるわけがない」みたいな、無価値感が強かったりとか。

なぜか知らないけど、劣等感が強かったりとか。

そうすると、どうしてもやっぱり防衛的、自立が入りますから防衛的な態度、傷つかないような表現ということをしてしまうようになるんですね。

だから、本質的にはやっぱり「自分自身」っていうところと向き合って、ちゃんと自己肯定感をあげるっていうか、自分に自信を持つというか、女性として自信を持つみたいなテーマが大事になってくるんですけども。

やはり、ここで自立してる分だけ、競争心が動いて、1歩でも引かない。

相手をギャフンと言わせるとか、追い詰めるとか、勝利の雄叫びをあげるみたいな感じになって、本当は寂しいっていう気持ちを伝えて、もっと愛し合いたいとか、一緒にいたいっていうことが本音なのに、気がつくと勝ち負けっていうとこにこだわって、「よっしゃ!勝利だ!」みたいな状態になってることってないでしょうか?って話なんですよ。

ってことは、その自分の中にある素直な気持ちであったりとか、それをできるだけ「表現していく勇気」っていうのが必要で。

ただこれは、自立っていうところを手放して、お互いのために1歩踏み出していくっていう、そういった勇気っていうのが必要になってくるんですよ。

そこでは、「自分を信頼する」ね。

自信をつけるってこともさっき言いましたけども、相手を信頼するっていうことだったりとか、サレンダーということだったりとか。

それから、やっぱり「ビジョンを描く」。

2人にとってのビジョンを描くっていうこともすごく大事だし。

これらのことを、相手任せではなく、どんな関係であったとしても、「主体的に行動する」っていうことが、やっぱりとっても大事なんですね。

「主人公は私だ」と。

つまり、そこで私はどうしたらいいんでしょうか?とか、どうなりたいのか?っていうところを、自分の中である程度決めておく。

自分なりのゴールっていうことを決めておくっていうことが、ここでは求められるんじゃないかなっていうふうに思うんですね。

こういった男性を詰めてしまうような、追い詰めてしまう癖があるという方、ちょっとその下にある、ネガティブな自信のない自分と向き合ってみるチャンスなのかもしれないというのが、今日お話でございました。

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