存在しているだけであなたは何かを与えている。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「疲れた時に甘えたい相手と元気なときに会いたい相手とどらちが本命なのでしょうか?~もらうだけでは幸せになれないので「与える」ことに意識をむけるべし!~」
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どうもこんばんは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで今日も夜の配信になっておりますけども、日曜日ですよね、今日はね。
日曜日の夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ちょうど夜も過ごしやすい季節に大阪はなっております。
今日のネタはですね、面白い話をシェアしていただきまして。
「疲れた甘えたい相手と元気な時に会いたい相手、どちらが本命なんでしょうか?」というネタでございます。
どっちが本命かっていう、こういう迷いがある時の質問ってよくいただくんですけども。
AさんがいいかBさんがいいか、みたいな相談をいただくんですけど。
そういう時ってだいたいどっちもイマイチっていう・・・どっちもイマイチって失礼だな(笑)
どっちも決め手に欠ける。
要はですね、一人に絞れないっていうことは、それぞれキャラが違うとか、こっちを取ればこっちを失うわけですね。
なので、非常に難しいんですけど、明らかに差がないんですよね。
今日は疲れた時・しんどい時に会いたくなる人と、元気な時に会いたい人っていうのは違うんだと。
じゃあどっちが自分の本命にふさわしいのか?どっちが自分の本命なのか?っていうところが元々の切り口だったんですけど。
多分こういうケースに限らないんですけど、やっぱりAさんかBさんかで迷ってる時、どっちかを選ぶと必ず後悔するんですよね。
だからたとえば疲れたときに会いたい人をAさん、元気な時に会いたい人のことをBさんとしてね、Aさんを選んだとすると、
「疲れたな~しんどいなぁ」っていう時はAさん。癒し系のほうを思い出す。
で、癒されてくるBさんが欲しくなるっていうことで、どっちもどっちっていうこともあって。
なかにはね、昔何度か記事にしたことあるんですけど、スイートの彼とスパイシーな彼っていうのを行き来するみたいなね(笑)
そういう恋愛を繰り返してるような方もいらっしゃるわけで。
「どっちが自分を幸せにしてくれるのかな」みたいなことを考え始めると、なかなか選べないもんでございます。
なので、同時に二人いるのであれば、しばらくちょっと倫理的にはどうかはちょっと置いておいてですね、「平行線」っていうところが僕はいいのかなっていうふうに思っているんですけども。
ただこういった、たとえばAさんといるとすごく癒されるし安心するんだよね、だから疲れた時はAさんに会いたいんだよねと。
でも元気になってくるとBさんに会いたいんだよねみたいな感じになっていくと、結局「もしかして相手からもらうことばっかり考えてないですか」っていう話になって。
“彼はなにをくれるのか?”
それで彼がくれるもので優劣を比較しているっていう感じになっちゃうんですね。
なので、肉屋さんがいいのか野菜八百屋さんがいいのかみたいなもので、いや両方必要でしょっていうふうになってくるのが結論だと思うんですよ。
やっぱりもらうもの、相手が自分にくれるもので比較しようとすると、けっこう将来的にはしんどいかなっていうのが僕の持論でございまして。
結局「じゃあ自分はなにを与えてるの?」っていうところですね。
“あなたはなにを与えられるんでしょうか?”
っていうところが、やはり重要なんじゃないかと思うわけでございます。
昔の時代っていうのは、「私を幸せにしてちょうだい」みたいな、女性側が「私を幸せにしてくれる人はだ~れ?」みたいな感じで、婚活といいますかね、パートナーを見つける時代っていうのもあったかと思うんですけども。
さすがに今の時代ってそれはなかなか通用しないというか、様々な事情がありまして。
いわゆる「幸せにしてちょうだい」って、いわゆる依存ですよね。
依存的な態度でいくとまぁしんどいんちゃうかなと。
男性側も「俺がお前を幸せにしてやるぜ」みたいなタイプの人ってまぁほぼいないっていうか、少ないですよね。
となってくると、必然的に非常にせまいマーケットを狙うことになりますし、そこに本当に自分の欲しいものをちょうど程よく与えてくれる人に出会えるのかっていうと、さらに確率が低くなってしまうんじゃないかなと。
まぁ確率論的な話では本当はないんですけども。
もらうばっかりの関係っていうのはやがては腐っていくっていうふうな表現をして。
じゃあ彼側・与える側はですね、だんだん枯渇していくっていう、枯れていくっていう表現をよく僕はしますね。
上流から下流に水が流れてそれが循環してないシステムみたいな感じになって、やがて上流は枯れてしまうし、下流は循環しないから腐っていくっていうような、そういう例えとしてよくお話をするんですね。
なので、パートナーシップっていうところでは「〇〇が欲しい。こうして欲しい、ああして欲しい」っていう気持ちが悪いわけじゃなくて必要なものなんですけども。
「じゃああなたはなにを与えられるんでしょうか?」
っていうところにフォーカスするっていうところが重要で。
実は今日も昼間にパートナーシップとか女性性のグループセッションというのをオンラインでやってたんですけども、そこで「自分が与えられるものってなんだろうね」とか、パートナーに「私とお付き合いするとこんなメリットがあるわよっていうのはどんなとこなんだろうねっていうのを考えましょう」っていう、そんな軽い提案っていうのもさせていただいたところなんですね。
なので自分が与えられるものって本当はたくさんあるんですよ、実際は。
たとえばなんでもいいですよ。
美味しい料理を作ってあげられるとか、家をキレイにしてあげられるとか、話を聞いてあげるとか、マッサージしてあげるとか、美味しいお店に連れてってあげるとか、一緒にいろんな世界に旅できるっていうような、一緒にできることのメリットなんていうのももちろんあると思うんですね。
その中で、基本的には与えるっていうことに意識を向けましょうかと。
自分がなにが与えられるのかなっていうところをフォーカスしないと、循環するシステム「与えて受け取って受け取って与えて」っていうこのサイクルが回らないので、関係性っていうのはだんだんうまくいかなくなりますよ~なんていう話を今日はしてたんですけども。
その一方でですね、ちょっとこれ大事だなと思って一番ブログ最後の方に付け加えたことがありまして。
“存在価値”という部分ですね。
私という存在。
「私が存在しているということはすでに与えてることになるんですよ」というお話でございます。
これが今日一番メインでお話ししたかったところなんですけども。
私という存在。
だからなにかするから愛されるとか、これを与えられるから私を選んでねとかっていうのではなくて、私自身が今存在してることによって、それだけで与えてるものがあるんだよっていう、こういう意識ね。
自分の存在価値っていうのをどれくらい認められるか。
自分が存在してること。
つまり自分自身のそのまま放たれてる“魅力”でございますね。
この魅力っていうものをどれくらい自分が知ってるかというか、受け止めてるか、理解してるかというところがやはり重要なんじゃないかと思うところでございます。
ところがここが多くの方にとって抵抗があるわけですよね。
「無価値感」って俗に言われますけども、わたし自身・自分自身っていうものはあまり価値がないと。
だからなにかすることで、たとえば尽くすことで、合わせることで、犠牲も入ってるんですかね、ぎぜいすることによって自分という存在を認めてもらおうと。
これパートナーシップに限らないですよ。お仕事でももちろんそうなんですけども。
そのままの自分、今ここにいる自分自身っていうものも十分魅力的なんだと。
女性性でいえば「花が咲く」っていう表現をよくします。
花っていうのはよく例えられて皆さんご存知だと思いますけど、花って別になにもしないで咲いてるだけでただ美しいですよねという、これが女性性の魅力の一つになってくるので。
だからもちろん男性もそうなんですよ。
男性もただそこにいるだけで、たとえば安心感がある、頼りがいがある、なんか楽しくなってくるみたいな人っているじゃないですか。
要はその人といるということによって、僕たちはなにかしてくれるからじゃなくて、その人の存在そのものから与えられるものっていうのがたくさんあるわけですよね。
で、あなた自身も与えてるものがたくさんあるんですよと。
ここを自覚しましょうねみたいな。
たとえば美しさっていうことを与えているとか、それからさっきと被りますけど安心感であったりとか、それからすごく面白い・楽しいっていう気分だったりとか、すごく軽い感じだったりとか、男性からすると女性と一緒にいて落ち着くっていうのはすごく重要なポイントになってくるんですけど。
そういった安心感、落ち着くっていう感じだったりとかね、笑える・楽しい・ニコニコできるみたいな、要はあなたがそのままそこにいるだけで放っている魅力・オーラ・エネルギーっていうのがあって、ここに価値を見ることができたらめちゃくちゃいいんですよと。
それはなにかっていうのはいろんな人が、周りの人が教えてくれてます。
自分がちゃんと聞いてればね。
思い出しましょうという話になるんですが。
自分がなにかしなくても存在してるだけで価値があって、プラスαなにかするからもっと価値がある。
この意識ができるとですね、ものすごく人間関係楽になるじゃないかなと思います。
ということで、早くも10分経ってしまったんですけども、今日はそんなお話をさせていただきました。
よかったらブログの方も読んでいただけたらと思います。
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