寂しさ・孤独感を覚えるシーンとその癒し方とは?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「寂しさ・孤独感を感じるシーンと、その感情を癒す方法について。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日はですね、来週発売になります、

「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」

こちらをですね、宣伝がてらになるんですけども、本の中でも触れてますけど、ちょっとまた違う角度から今日はお話をしていきたいなと思います。

寂しさを感じるシーンについてちょっとまとめつつですね、どうしたらその寂しさっていうのを癒やせるのかっていうのを、お話をしていきたいと思いますのでよかったら最後までお聞きください。

寂しさっていろんな場面で感じることがあるんですけども、普段は明るく振る舞ってたりとか元気に前向きに過ごしていたりとか、周囲に人がいっぱいいてね、寂しさなんか感じてなさそうな人も当然いるわけですけど。

そんな方がふとした瞬間に感じる寂しさっていうのもけっこうよく耳にするわけですよね。

たとえばショッピングモールとかで買い物してる時に自分はご機嫌に欲しいものを探してるんですけども、ある瞬間にね、家族連れだったりとかカップルとかを見てしまって「あぁなんかすごく切ないなぁ」って感じてみたりとか。

今オンラインでお仕事をされてるっていうか、在宅でお仕事をされてる方が多いと思うんですけど、そうすると1日仕事が終わって「ほっとしたな~、やっと終わったな~」と思った時にですね、ふと今日人とリアルにね、誰とも喋ってないやんけみたいなね。

オンラインでは喋ってんだけども、リアルに人と喋ってないなぁっていうことに気づいたりとか。

それからSNSっていうのはちょっと意外というか、けっこうよくあるのかなと思うんですけども、自分が呼ばれてないんだけど仲の良いグループたちでバーベキューやってますみたいな。

「あれ・・・?なんか呼ばれてないよね」みたいな寂しさであったりとか。

いろんなシーンでふと寂しさを感じちゃうっていうことはあると思うんです。

それは本当にいろんなケース、いろんな状況があって、カウンセリングの中でも「それって寂しいよね」なんていう話っていっぱい出てくるんですよね。

そんな寂しさっていうところ、孤独感っていうところを、いくつかのシーンを挙げて少し紹介してみたいなと思います。

寂しさと言うとですね、まず真っ先に浮かぶんじゃないかと思うのは「喪失感」が絡むものですね。

大切な人と別れてしまった。

これはいろんな引っ越しで遠くに行っちゃったっていう場合もあれば、亡くなられたっていう場合もありますし、恋愛で言えば失恋とか結婚で言えば離婚みたいなね、そういう場面で今まで当たり前にあったものが無くなっちゃったっていうところで、すごい強い強烈な寂しさとかね、孤独感っていうのを感じる。

心にぽっかりと穴が開いてしまったっていうようなことってよくあると思うんですよね。

これはなんなのかっていう、そんな理屈をつけなくてもいいかもしれないんですけども、実はですね、

「愛する相手が、愛する対象物がいなくなっちゃった・・・じゃあこの愛はどうすればいいの?」

って行き場を失った愛がもたらす寂しさっていうふうに考えることができるんじゃないかなと思うんですね。

それから次にですね、「リーダーの孤独」っていう言葉を皆さん聞いたことはないでしょうか?

たとえば経営者であったりとかプロジェクトリーダーであったりとかね、それから管理職にある人は少なくとも部下とかがいるとすればリーダーになります。

プライベートでもですね、集まり事があったら幹事役をやる人だったりとか旗振り役をやる人、それから習い事とかでもまとめ役になっちゃう人とかね。

責任者ってことになってる人もいるかもしれません。

そういう意味では先生っていうのも一つの孤独、リーダの孤独を感じやすいんですね。

これがですね、家庭とかパートナーシップの中に実はリーダーっていうのは存在してて。

たとえばですけどご夫婦で家事全般にやってる方、奥さんがやってるとすると、そうすると家事のリーダーは奥さんになるわけですよね。

それから子育てのリーダーであったりとか、それから収入を得る、そういうことに対するリーダーみたいな形で、夫婦や家族であったとしても部分部分でリーダーっていうのが出てきます。

リーダーっていうのはやっぱり最終的に決断したりとか、自分がみんなを引っ張っていったりとか、それからまとめあげたりとか、そういったお世話をするっていうのかな、マネジメントをするっていうところが出てきますから、そうするとですね、そこに寂しさ・孤独感が出てくる。

なぜかと言うと、ひとりぼっちだからですね。

一人で最終的に決めなきゃいけない。

たとえばサポートしてくれる人はいる、それからもちろん仲間もいる、みんな優しいやつ、良いやつなんだけども、結局なんかを決断するっていうのはその場面その場面のリーダーのお仕事になってきますし、その分責任っていうのを負ったりもします。

もちろんメリットもたくさんあるんですけども、そこで孤独感っていうものを感じてしまうっていうこともよくあると思います。

それからですね、人間関係の中でこれって意外に多いんじゃないかなと思うのは、「自分の気持ちとか本音をわかってもらえない寂しさ・孤独感」ですね。

たとえばですね、仲良くしてる友達にですね、「実はさぁ、私こんなことを思ってるんだよね」とかっていうシェアをしましたと。

ところが相手は「えぇ!?そうなの?全然気づかなかった。でもそれちょっとよくわかんないんだけど」みたいなね、そんな反応を示されましたとか。

あるいは自分の気持ちを正直にですね、たとえば上司に打ち明けましたと。

「仕事がしんどい」とか、それから「大変なんだ」っていうことを訴えたんだけども、全然その上司がその訴えを取り合ってくれなかったとか、場合によっては逆に「もっと頑張れよ」みたいな感じで拒否された、否定されたなんていうことも出てくるでしょう。

勇気を出してパートナーに今まで我慢してきたことをシェアしました。

親に今まで言えなかったことを言ってみました。

けれども、相手が拒否的な、受け入れてくれる姿勢ではなくて、むしろ反抗的・対抗的だったりとか。

あるいは逆に、こっちを攻撃するような言葉が返ってきましたと。

自分の気持ちっていうものをわかってもらえない、自分の本音っていうのを受け入れてもらえない。

ここでもですね、やっぱり寂しさっていうのを感じてしまいますよね。

これってね、やっぱり人間関係の中で孤立感・孤独感を深めるっていうのでは、もうめちゃくちゃやっぱり出てきて。

逆に気持ちをわかってもらえるだけでなんか繋がりを感じて安心感があって、寂しさとか孤独感が癒されるんですけども。

一方でですね、このやっぱり「わかってもらえない」とか、それからも「受け入れてもらえない」っていうところでの寂しさ、ここはキツイかなと思うんですよね。

これはですね、「自分がよっぽど変なのかしら・・・?特別なのかな・・・?なんかおかしいんじゃないか?」っていう発想にも繋がって自己否定にも繋がっちゃうので、ここも寂しさ・孤独感の中では重要なポイントかなと思います。

それからですね、これも想像がつくかなと思うんですけども、夢や目標っていうのを叶えっちゃった。

「夢や目標を達成しちゃったあとにやってくる寂しさ」

もちろん夢や目標達成した時は「よっしゃー!」っていう気持ちもあるんですよ。その時は「よっしゃー!成し遂げたぞー!」みたいな感じの気持ちになるんですけども。

そのあとにですね、長年追い続けたとか頑張ってきたとかね、あるいはすごいそこにエネルギーを投資した分だけ喜びももちろん大きいんだけど、そのあとに「夢や目標が無くなっちゃった・・・俺はここから何を目指していけばいいんだ」とか「俺はここからどう生きたらいいんだ」みたいな感じの葛藤ですね。こういった気持ちを巻き起こす。

ちょっとね、燃え尽き症候群みたいなところもあるんですが、そこにですね、寂しさや孤独感っていうのを感じてしまうということはよくあります。

これね、結局は目標とか夢って次から次へと出てくるものなので、「燃え尽きちゃった、疲れたなぁ」とか、目標を達成して「一段落したな」と思ったら、それの頑張りをねぎらいつつ、自分の疲れとかを回復する時間っていうのが本当は必要なんですが、

なかなかそこがですね、気が回らないとか意識が回らずにですね、ちょっとしんどいことになってしまってるっていう、これが寂しさがズルズル引きずっていくっていう理由になっていくんですね。

次は「老い」ですね。老いがもたらす寂しさ。

これはね、人によっては「あいたたた・・・」って感じるかもしれませんけど、実はこの老いっていうのは20代からスタートしてるんですよね。

たとえば体力的な老いっていうかね、衰えを感じたりとか、それこそ女性であったらですね、皮膚であったりとか髪であったりとかね、その他もろもろを感じたりとか。

男性でもですね、体力が前の若い頃に続かなくなってきたりとかっていうことで、老いっていうのが出てくるっていうのがあります。

そうするとですね、老いを感じ始めると途端に僕たちはここに寂しさっていうものを感じると。

これはなんか皆さんもイメージできますかね?

たとえば「もう自分は下っていくだけなんだなぁ」なんて感じて、今までずっと上見てね、目指してきたり頑張ってきたんだけど、なんかここから下るだけちゃうかなぁなんていうふうにして老いっていうのを感じると、もう寂しさっていうのが出てきちゃうわけですね。

もちろん実はこれはですね、いろんな考え方・見方っていうのができるんですけど。

老い自体っていうのは自然現象なんですが、そこでやっぱり今までできたことができなくなってくる、質が落ちるみたいなね。

「今までだったら徹夜なんか全然平気だったのに今それをやったらめっちゃしんどいよ」みたいな感じで、衰えを感じるわけですよね。

そうするともう若くはないなっていう寂しさを感じるんですけども、その一方でですね、実は得られるものっていうのもたくさん本当は老いっていうのはもたらしてくれるんですよね。

わかりやすいのは知性であったり経験値であったりとか、視野の広さであったり人間関係の豊かさとか、いろんなスキルであったりとか、様々なものを得ていきます。

そういう意味では精神的な意味、メンタル的な意味では、僕たちはずっと成長し続けることは可能なんですよね。

肉体的には衰えが始まったとしても、メンタルではどんどんどんどん成長していくことが可能なんですね。

ところが、いわゆる物理的なものですね。

肉体的なものの衰えとか老いにとらわれると、実はメンタルもそこに引っ張られてですね、もう自分は一線から退いた方がいいような気がしたりとか、それかもう若い者には敵わないみたいな感じになったり。

逆にそれが攻撃になったり嫉妬になったりマウントとったりするようなことになったりとかして、いわゆる老害みたいなことになっちゃったりするんですが。

実はその一方でですね、肉体的な衰えとともに何が出てくるかって言うと、その人の素の部分、生き方であったり価値観であったりとか、いわゆるですね、「人間力」みたいなものが表に出てくるというのがですね、老いのメリットというか特徴ですね、特徴だと思っていて。

ゆえにですね、自分と向き合って何かを目指してやってる人っていうのは、いわゆる「いぶし銀」とか言われますけども、大人になってからますます魅力的な人物になっていくわけですね。

なので、老いっていうものをどう捉えるのかっていうところによるんですけども、実はそこではメンタルとしては成長し続けるんだっていうことに気付けば、つまり何にでもチャレンジできるんだっていうことが分かればですね、またこの問題、この寂しさというのも克服できるのかなっていう気がします。

そんなね、孤独感・寂しさっていうのをどうやって癒やしたらいいのかっていうのはですね、こちらの「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」ってこちらの方でね、2章から5章という本のほとんどを費やしてですね、エクササイズを紹介したり考え方・あり方・捉え方っていうものを紹介したりとか説明してるので、ここですべてをお話しするっていうことはできないんですけども。

一つの方向性と言いますかね、考え方っていうのを今日はお話ししたいなと思うんですね。

それはなにかと言うとですね、さっきちょっと「喪失感」のところで言いましたけども、僕たちはですね、愛する相手、愛を受け取ってもらえなくなった時に寂しさを感じるっていうのをちょっと話しました。

大切な人がいなくなって、たとえば失恋をして「私の愛を受け取ってもらえなくなった時」にですね、寂しさを感じるっていうふうにお話しました。

ただ鍵は“愛”っていうことになるんですけども。

そこで、じゃあ愛のなにがポイントなのかっていうと、実はここね、厳密に見ていくと、本には詳しく書いてますけど、ここではちょっとざっくり言いますけどね。

実は愛を受け取ってもらえなくなったから寂しいのではなくて、厳密に言うと、「愛を受け取ってもらえなかったことで僕たちが愛することをやめちゃう」んですね。

愛を送るっていうことをやめようとする。

あるいはやめなきゃいけないと思うんですね。

で、この瞬間に寂しさっていうのが生まれてくるんですよ。

つまり相手が受け取ってくれるかどうかっていうのは実はここではあまり関係なくて、受け取ってくれてもくれなくても、実は愛を送ってる間っていうのは僕たちは寂しくないんですね。

たとえば無償の愛なんて言うとわかりやすいんですけども、親が子供にですね、見返りを求めず与えると。

愛するっていうことね。

子供がなにかしてくれるわけでもない。まぁ反抗期なんか受け取ってくれないですよね。

だけども、ただ愛情を持って接しているっていうことが、自分の中に意識できれば寂しくなったりしないんですよね。

もう少し分かりやすく言ってみると“推し”ですね。

推しがいる方はこの辺わかるんじゃないかなと思うんですけど。

推しがいるだけで幸せとか、存在してくれてありがとうと。思わず課金とかしちゃったりとかしてね。

なんか見返りがあるわけでもないし受け取ってくれてるかどうか、そもそも自分のことを知ってる?みたいな感じの相手なんですけども、ただ推しがいることによって、すごい幸せだったり充実感だったりを感じて、全然寂しさを感じなくて済むっていうような話もありますよね。

つまり僕たちは愛する人がいて、その人に愛を送っている・愛しているっていう状態があれば、寂しさを感じないっていうところが実はポイントなんですよ。

だから、たとえば恋愛であったり親子関係であったり職場の人間関係であったり友達関係でもそうなんですけども、なぜ寂しさを感じるかっていうと、たとえばSNSで自分をハミゴ(のけもの)にしてね、パーティーをしてますと。

ムカッてきてね、「なんで呼んでくれないのよ!」って言ってその仲間たちに愛を送ることをやめちゃったんですね、ここでね。

パートナーに別れ話が出ましたとか、あるいは浮気してることがわかりましたと。

その時になんで寂しいかっていうと、そこで僕たちは「愛しちゃいけないんだ」「これ以上この人を愛してはいけないんだ」っていうふうに思っちゃって愛を止めてしまうんですね。

この瞬間に寂しさを感じるわけですよ。

なので、じゃあどうしたらいいのかって言うと、「ただ愛し続ければいいじゃん」っていうことが結論になって、愛し続けましょうと。

そうすれば寂しくや孤独感から抜けますよって話なんですが。

ここでややこしいのはですね、やっぱり人間ですから欲があるんですよ。

受けとってもらいたいと思いますし、やっぱりパートナーだったり友達だったりしても見返りっていうとちょっとアレだけどさ、見返りって訳じゃないんだけどさ、やっぱりこっちのことを見て欲しいじゃんみたいなね。

こっちばっかり愛を送ってさ、一方通行ってやっぱりそれって面白くないよね、つまんないよね、悔しいよねっていうような欲っていうのが出てくるので、

そうするとですね、僕たちはやっぱり受け取ってもらえた時に繋がりとか愛を感じるっていうことになって、そして寂しくないっていう状態を作る。

つまりそこでは実は依存的と言いますか、他人軸っていうか、受け取ってもらえるかどうかが重要になってきちゃうので、他人軸になっちゃうんですよね。

だからこのラインでいくと、実は寂しさっていうのはずっと隠れていて無くなるものではないんですよね。

なので本質的にはですね、「自分が愛することを決めて愛し続ける」っていうことによって、そしてこの寂しさとか孤独感というものを癒すってことができるんですね。

じゃあそうすると「愛する愛するってよう言うけどさ、どういうことやねん」って言うんです。

これがですね、いろんな表現ができます。

ブログの方で今日この辺は詳しく書いてるので、よかったらご覧いただきたいんですけども。

愛することというのは、たとえば「感謝すること」です。

ありがとうって。

たとえばその存在に感謝する。

存在してくれてありがとう。

出会ってくれてありがとう。

っていう、そういった感謝をするっていうこと。

それからですね、「その人の幸せ・成功を祈る」っていうことね。

これも愛がないとできないんですけど、とてもね。

その人の成功であったりとか幸せっていうものを祈ってあげたり、その人が成功したら喜んであげる、自分のことのように嬉しいって感じてる、これも愛なんですね。

で、「与える」っていうことももちろん愛です。

その人をどうやって喜ばしてあげようかなっていうことをやってみるとか。

「信頼する」っていうことも実は愛ですね。

愛の表現としての一つで、信頼する・委ねる・任せるとかっていう意味も含めて、その人を信頼する。

そして「その人からの愛を受けとる」。

これはね、愛を拒否されてる場合はね、ちょっと出来ないんですけども。

その人なりの愛を受け取るというのも愛することですし、応援するとか、サポートする、力になってあげようとする、これもですね、愛することの一つだったりします。

それから「ビジョンを見る」とか「その人の価値を見続ける」っていうこと。

そして「見守る」っていうことも実は愛の一つだったりするんですね。

いわゆるですね、愛するってことはたくさんたくさん方法はあります。

ただその人のことを大切に思ってですね、愛を与えていこうって意識があって、こうするとですね、寂しさっていうものは癒えていきますよと。

この辺のですね、詳しい話は、ちょっと今日のお話はですね、本に書いてあることを少しアレンジしてお伝えしてるんですけども、興味を持っていただいたり面白そうだなと思った方はですね、「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒やす本」ですね、来週5月12日発売でございますので、よかったらお買い求めいただければと思っております。

ということで、最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

根本でした。

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