頭で考えて決めると心で後悔する!?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「「頭で考えて転職すると、心が辛くなって辞めたくなる」という法則について。」
***
どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
曇ってきましたね、大阪。
また雨でも降るのかな。
ちょっと降って涼しくなったらいいなっていう感じの今日でございますけど。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、「頭で考えて決めると、後で心が後悔することになるんじゃない?」というお話をお届けしたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
そして、チャンネル登録・フォローとか、ぜひよろしくお願いします。
これはちょっと難しい話というか、なかなかわかってても・・・っていうような話でもございますけども。
僕らは子供の頃から、なにか問題があったりとか、不都合があったりすると、なんとかそれを解決するために「頭で考える」ということをよくやってきました。
学校のテスト・勉強もそうだし、友達との関係、親との関係、パートナーシップもそうですね。
大きくなってからは、仕事のこともそうです。
それが間違ってるとか、ダメだって言ってるわけじゃないので、ここは注意していただきたいんですけど。
今回のタイトルにもなってますけど、「頭で決めると心で後悔する」っていう法則っていうのがありまして。
頭で考えることって、基本的には論理的・理論的ですよね。
だから、けっこう正しいっていうことが多いんですよ。
今日のネタ元さんの話を参考にすると、フリーターをやってて、仕事は楽しくて、人間関係もいいんだけど、やっぱり生活でお金の面では苦しいと。
だから、お金のことを考えて、「やっぱり安定的な職業に就こう」って言って、公務員になりましたと。
これは、公務員になれたってこともすごいことなんですけどね。
ところが、公務員になったはいいんだけども、新しい人間関係がコロコロ出てくるし、それから仕事内容もコロコロ変わるから、それが辛いんですと。
苦手なパソコンを使わなきゃいけないので、もっと辛いんですみたいなお話になってて。
「また転職しようか、フリーターに戻ろうか」って考えていらっしゃるっていうのが、今日のお話だったんですね。
で、やっぱり頭で考えて決めて、「お金の問題がある」っていうふうに思った時に、人はやっぱりそこにフォーカスするんですよ。
フリーターをやってて、人間関係もいいし、それから仕事内容も良いと。
で、この「良い部分」っていうのを、僕たちはなんかスルーするというか、あまり見ないんですよね。
で、「問題」の方に、やっぱり意識が向いていく。
「お金がやっぱり厳しい、足りない」っていうところに行く。
そうすると、ここの「お金」の部分をなんとかしようと思って転職活動するんですけど、その時に「人間関係」とか、「仕事内容の良好」っていう部分を置いておいているので、お金だけでもちろん決めるわけじゃないし、実際は人間関係は入ってみなきゃわからないし、仕事内容というのは、やっぱり一応見ることは見ると思うんです。
自分にできるかどうかもあるしね。
だけど、「なんかここがうまくいってるから、次もなんとなくうまくいくだろう」みたいな感じの思いっていうのを、ちょっと抱きやすいと思うんですね。
で、「お金」っていうところにフォーカスすれば、じゃあ安定的な、公務員なんかとくにそうじゃないですか。
で、そっちに移った方がいいって思うんです。
これ、「正論」っていうやつなんです、いわゆるね。
だから、たしかに間違ってないんだけど、じゃあその仕事内容にしてもそうだし、人間関係にしてもそうだし、まぁわからない部分もたくさんあるよ。
「募集要項に書かれていたのと、違う仕事をやらされてるじゃん」っていう場合もあるんですけども。
でも、そういったところで、その仕事内容とかっていうのが、そもそも「自分が好きな仕事、合ってるかどうか?」っていうところって、やっぱり非常に重要で。
で、お金だけで決めているわけじゃないと思いますけども、そこが軸になってしまうと、他の部分で取りこぼしじゃないですけど、後から後悔することになりやすいですよね。
なぜかというと、「気持ち・心がついていってない可能性ってあるよね」っていうことなんですよ。
で、私もこういうお仕事してますので、転職とか、起業に関するご相談っていうのも、とてもよくいただくんですよね。
たとえば、「仕事内容がつまんない」とか、「人間関係があんまり良くない」と。
「楽しくはない」と。
「でも給料はいいんですよね」みたいな話っていうのも、けっこうありまして。
そもそも、なかなか辞められないですよね。
生活水準を下げるって辛いので、やっぱりこの給料を取りに行ってしまうと。
でも、そうするとやっぱり心はしんどいわけじゃないですか。
たとえば、仮にお金が良くても、公務員っていう、移動が多かったりとか、新しい人間関係が常にある。
そういうところですからね、あそこはね。
だからそうすると、そこっていうのが自分に合わなかったら、やっぱり辛いわけですよ。
「でもお金はいいんですよね・・・」って葛藤するんですよ。
で、その時に、「自分にとってやっぱりなにが大事なのか?」っていうのを、僕は考えていくというか、お話を聞いていくというか、一緒に考えていくということが多いんですよ。
公務員がダメだとか、フリーターがダメだとかっていうわけではなく、「自分にとって仕事ってどんなものなのか?」とか、「お金ってどういうイメージなのか?」と。
それは、たとえばお金で言えば、「けっこう美容にお金をかけたい」と。
「だからけっこういるんですよ」っていう人もいれば、「けっこうシンプルで、ミニマリストな生活をしているからそんなにお金かからないです」とかね。
あるいは、状況によりますけど、「実家暮らしだから、そんなにたくさんなくても大丈夫」とか、「一人暮らしでけっこういいところに住んじゃったから、けっこう給料がないとダメだ」みたいなね。
各自の、それぞれの状況っていうのがやっぱりあるわけですよ。
「推しを推したいから、その分の資金は絶対必要です!」みたいな場合もありますよね。
で、そういう状況において、じゃあお金だけで選んでいくのか?っていうと、それは一つの要素なんです。
仕事っていうものに対して、自分はどういうイメージ、どういう姿勢で挑みたいのか?
たとえば、「仕事人間って言われるような仕事を頑張りたいです!」っていう人もいます。
あるいは、「仕事は仕事っていうふうに割り切って、プライベートを充実させたいです」っていう人もいます。
「仕事っていうのは、本当に週の大部分を過ごす場所だから、やっぱり人間関係がすごく大事だと思うんですよ」とか。
「楽しくない仕事っていうのはやりたくないです」とかね。
「自分というのは、事務作業がけっこう好きだから、そういったコツコツコツコツ、ちょこちょこちょこちょこやっていくっていうのが、自分に合ってます」とか。
「自分はどっちかっていうと、人に会う方が良くて、細かい作業っていうのは苦手です」みたいな。
それぞれ個性みたいなものがあるじゃないですか。
結局のところは、「自分を知る」っていう話になっちゃうんですけども。
そうやって、今まで生きてきた中で、これは学生さんとかの場合は、まだ社会人経験がゼロだからその辺って見極められないと思うんですよ。
難しいと思うので、一応家庭的な、「アルバイトしてました」っていうことであれば、アルバイトの経験というのもベースにできると思うんですけども。
その辺は社会に出て、何年も経ってる場合、「あ、これ自分には合ってないな。これ自分に合ってるな」みたいなことっていうのも、やっぱりあるわけですね。
僕も、学生から社会人になった時っていうのは、仕事でやっぱり「こういう仕事が好き」と。
たとえば、いろいろ人に説明したりとか、コミュニケーションを取る仕事はけっこう好きだったんだけども、「もうチマチマチマチマ細かい仕事をするっていうのは、やっぱり向いてないな」みたいな感じだったりとか。
「納期を決められると、すっげープレッシャーがかかっちゃうんだよね」って。
「もうちょっと自由にさせてくれよ」みたいなふうに思ってたりとかね。
人間関係はすごく良い職場に幸い居たんですけども、逆に良い人間関係だからこそ、なんか罪悪感とか、「自分はできてねぇな」みたいなふうに感じやすいとか。
そういう中での経験、これほとんどが「感情的経験」なんですよ、大事なのはね。
感情的な経験をベースに、「じゃあ自分って、どういう環境がいいのか?どういう仕事内容がいいのか?どういう人間関係がいいのか?そしてお金に対してどうなのか?」っていうのを、やっぱりトータルで、ちょっと広い視野で見ていきたいんですよ。
でも、やっぱり心が辛くなってしまったら、しんどいんですよ。
今日は仕事の話をベースにしてますけど、パートナーシップでも全く同じなんですよね。
他のことでも同じ共通点、共通している話なんですよ。
だから、そこでやっぱり頭で考えることは大事なんだけど、じゃなくて「心」の方も見てあげましょうねと。
「いやぁ、この仕事すごい魅力的なんだけど、お金だけで選んでない?」とか。
「自分ってこの環境でやっていけるのかな?」とか、「こういう仕事を好きになれるのかな?楽しめるのかな?どういう職場なんだろうな。じゃあ、今度面接の時によく見てきてやろう」みたいな感じで、自分の感情の部分もちゃんと見て決断するということが、すごく大事なんですね。
だからこそ、もう切羽詰まってる時っていうのは、あまり決断しない方がいいです。
自分の気分があまりにも落ち込んでいる時っていうのは、決めない方がいいわけですね。
そうやって、自分自身の状態を知る、自分自身をよく知るっていうことで、だいたい「こういう系統の仕事がいいんだろうな」っていうことが見えてきたりすると、そこにフォーカスをしていくということもできるんです。
よく僕カウンセリングではお話してるんですよ。
仕事内容も面白い、楽しい、人間関係めっちゃいい、そして給料もいい。
この3つ全部が揃った職場って必ずあるんですよと。
「必ずあるから、あると思っててね」って。
「いやないよ」と思ってしまうと、「ないよ」ってところにフォーカスされますから、「あるよ」と思ってみてください。
なぜかというと、僕のクライアントさんはね、そういう人がいっぱいいるんですよね。
「でも恋愛がうまくいかない」って来てくれるんですよね。
だから、仕事に関しては問題ないっていう環境って作れますから、そこを信頼するっていうことをやってみてはいかがでしょうか。
ということで、最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?