人に与えるのは好きなのに自分に与えるのは苦手なあなたへ
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「人に与えるのは大好きなのに自分に与えるのは苦手な自立系のあなたへ~自分に与えることで人生が変わり始める!?~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
大阪は今とてもいい天気でございますが、だいぶ暖かくなりましたね、本当にね。
3月の中旬になろうかというところでございますけども、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
花粉症の方がね、けっこう大変みたいでございますけども。
春も近いなという今日この頃。桜ももうすぐ咲くんですかね。
ということで今日はですね、「自分に与える」っていうお話をさせていただきたいと思います。
けっこうこれは自立されてる方にとっては大きなテーマだなぁっていうふうに思うことですので、良かったら最後まで聞いていただければと思います。
「自分に与える」「自分自身に与える」っていう表現っていうのをよくするんですね。
で、自立的な人、まぁ自立的な人にもいろんな種類がいますよ、もちろん。
でもその中で特に愛が強い人、愛が深い人っていうのは、自分のことよりも他人に与えていくっていうことをかなり頑張る。頑張るというかやっちゃうというところがありますよね。
自分自身のことよりも、たとえば後輩が困ってたら後輩に対してすごくサポートする。
自分の仕事を置いといてそっちにエネルギーをかけるとか。
大好きな人のためにですね、少々無理をしてでも頑張って相手を助けようとするとか。
社長さんなんかによくありますけどね、従業員のために本当に自分は粗末な思いをしながらも、みんなの喜びの、みんなの幸せの為に奮闘しまくるっていう場合もあります。
皆さんも誰かのためにですね、自分のことをほっといて駆けつけると言うかね、与えるっていうことをやってらっしゃる方も実は多いんじゃないかなと思います。
もちろんね、そういうふうな行動っていうのも、「そうしないと愛されないんじゃないか」とか、「そうしないと嫌われる」みたいな怖れからやってくる場合もあれば、
罪悪感からくる「保証行為」であったりとかっていうケースももちろんあるんですけども。
先ほど言いましたように、「愛」からそういった行動してしまうっていう部分も、やっぱりたくさんあると思うんですね。
そうするとたとえばですけども、家族であったりとか、仕事仲間であったり友達であったりとか、そういった人たちにはね、けっこう自分のお金であったりとか物であったりとか時間であったりとかね、いろんなものを提供する。
だけども、自分自身にはどうかって言うと、「まぁ俺はいいから」とかね、「私は大丈夫だから」みたいな感じで、まぁそれが本当に本音の人はいいんですけども、ちょっとそこに遠慮とかが入ってしまって、自分自身に与えることがなくなってしまうということもあります。
また「与えること」に意識を向けすぎるとですね、意識が向こう側、相手側にいってしまうもんですから、そうするとね、自分自身のことが疎かになるというか、自分に意識が向かなくなるんですね。
そこで気が付いてみるとドッと疲れてるとか、知らないうちに燃え尽きちゃうとか、ふと自分に目をやったらボロボロになってました、みたいなことっていうのもよくカウンセリング等の中では出てくる話なんですね。
で、最近ちょっと「マインドフルネス」という言葉に、今更ですけどもちょっと触れる機会があって、お弟子でそういうマインドフルネスをテーマにやってる吉田れんという者がいましてですね。
彼女のブログをつらつら読んでて、「あぁそういうことか」と思ったのが、要は言葉は知らないんだけど多分僕がお伝えしてることってそういうことなのかなっていう話になってね。
それはなにかっていうと、「自分をちょっと俯瞰してみましょうか」と。
自分自身っていうのを少し俯瞰して、観察してみる、意識してみるっていうことをやっていませんか?と。
そうするとね、さっきお話したような、人に与えてばっかりいるんだけども自分自身に与えない、これは相手からの声を受け取らないっていうふうに出る場合ももちろんあるんですけども。
まぁそういった状況というか、心理に気づきやすくなるのかなと。
だから、あえは僕はよくセミナーでもブログでも本の中でも、「自分を笑顔にしてあげましょう」とか、「自分自身をもっと喜ばせてあげませんか?」みたいな提案をするんですよね。
「喜ぶことをしましょう」とかいうんじゃなくて、「自分を喜ばせてあげる」って、ちょっと他人行儀な表現をするっていうことは多いんですね。
自分を笑顔にしてあげる。
「笑顔になりましょう」ではなくて、「自分を笑顔にしてあげましょう」っていう言い方をするんですよ。
それがこの意識をですね、ちょっと自分から離して、俯瞰して自分を見てるっていう所から来るセリフなんですけども。
そういった意識で自分を見始めると、けっこう人のためには頑張ってるんだけども、でも「自分自身には全然与えてないなぁ」とか、「人からの好意を全然受け取れてないなぁ」とか、
さっきも言いましたけども、「ちょっと疲れてるんじゃないかな」とか「燃え尽きてない?」みたいなこと、自分の状況っていうのを分かりやすくなりますよね。
そういう俯瞰して自分を見ることっていうのはすごく大事な習慣。
まぁ常にやらなくてもいいですけども、とても大切な習慣だと思うんですね。
そうしてじゃあ自分に与えるっていうことを意識してみた時に、何を与えようかってなってくると、これがまたいろんな様々な、
要は他人に対してはいろんなアイデアが浮かぶんですけど、自分に対してはやってきてないもんですから、全然アイデアが浮かびませんなんていうことも非常によくあるわけですね。
皆さんはどうでしょうか。
自分自身に与えるとか、自分を喜ばせてあげるっていうふうなことを聞いて、なにでやっているかなぁ?とか、具体的にどういうことかな?と。
これできてる人からすると、もう何のことはないことなんですけども。
この発想がなかったりとか、特に人のために与えてばっかりいる方っていうのは、自分自身に与えるって言われるとなんか嫌な感じがしたりとか、
あと自分を粗末に扱ってる分だけ、なんか自分だけに与えるってもったいなくね・・・?とか、意味なくね・・・?みたいな感じに思えたりとかね。
それから具体的に、どういうことをしてあげようかっていうことがアイデアとしてほとんど浮かばなかったりっていうのがけっこうあるんですよね。
いかがでしょうか、皆さんは。
で、けっこう自立系の方々に、やっぱりこういう与えることには得意なんだけど、与えることは大好きなんだけども、自分自身に与えるっていうことに対してはよくわかんないよっていう方におすすめしてるのが、
実は“お金をかける”ということなんですね。
お金をかける。
これみなさんいかがでしょうか。
自分自身のお金をかける。
これはもうできてる人からすると全然ベタなんですけども。
たとえばですけども、服であったりとか鞄とかのアイテム系のものであったりとかね。
それから食事であったり旅行であったりとか、そういった投資ですね、自己投資。
まぁ自己投資と言うとまた違う意味も出ていちゃいますね。
だからこれが仕事に役立つとかね、これを学ぶと誰かのためになるっていうような自己投資が得意だっていう人ってけっこういるんですけど。
たとえば自分が良い服を着てたとしてね、これって誰かの役に立つのかって言うと、立つ人もいるけども、ほとんどの場合ってね、
たとえばファストファッションを着てるのと、高級ブランドを着てるので、人に与えるものがそんなに変わるのかっていうとそんなに変わらないイメージがするじゃないですか。
まぁ実は変わるんですよ、本当のことを言うとね。
変わるんだけども、でもやっぱりそういう意識ってあんまり持てないので、「まぁじゃあ安い方でいいんじゃないの」とか。
そんなね、「高級なお寿司を食べるんだったら、回ってるお寿司で十分じゃないの?それも美味しいんだし」っていうような感じで。
まぁそれが喜びだったらいいんですよ。
回ってるお寿司を否定してるわけじゃなくって。
本当はね、そういう高いお寿司も食べてみたい。もちろん食べられるお金もある。
にも関わらず、なんかもったいないとか、いけないような気がして回ってるお寿司を食べて、これで満足しなきゃと思っているのであれば、やっぱり自分に与えていないんじゃないかっていうふうに思うわけです。私はね。
なので、けっこうこのテーマでは分かりやすく「お金を持って自分を喜ばせてあげよう」っていうふうに持っていくことっていうのが多くて。
以前ブログでも紹介しましたけども、ある友人のカウンセラーがそれで前から欲しかったけども。もったいないと思って買えなかったヴィトンのバッグを買いましたと。
そしたらめちゃくちゃ人生変わりましたとかね。
あるいは僕は直接関わったわけではないんですけども、お弟子のヤタくんがね、すっと欲しかったけど買えなかった時計を買ったらですね、一気に流れが来たみたいな話があったりとか。
要は自分自身を喜ばせる。
つまりこれね、自分が人に与えることは好きなわけですから、その「人・相手」、その与える「相手」の部分に「自分」を設定したらいいっていうことなんですよね。
ところがこれに罪悪感があったり自己嫌悪があったりすると、それが出来なくなっちゃうので、そこの壁を乗り越えて自分自身を喜ばせるためにお金を使えるようになりましょうと。
もちろんそれはお金だけじゃなくて、時間であったりとか、物であったりとか、人材・人であったりとかね。
いろんなものを与えられると思うんですけども。
そういったものを意識的に自分に与えられるようになると、どんどんどんどんエネルギーがすごい流れるようになるんですね。僕も体験しましたけど。
そうすると、たとえば仕事であったり人間関係がスムーズだったりとか、なんかすごく大きな話をいただいたりとか、今まで滞ってたものが一気に動き出したりとかするっていう体験ができるので、
ぜひともですね、皆さんよかったら、「自分に与える」をやってみていただければと思っております。
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