他人軸から自分軸に移行してきたら無気力になってしまってなかなか抜け出せません!!

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「他人軸から自分軸に移行してきたら無気力になってしまってなかなか抜け出せません!!」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ちょっと久しぶりのですね、配信になったんですけれども。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ということで、今日はですね、2月8日にアップしましたブログネタをですね、振り返りながらお話をしてみたいなと思います。

テーマはですね、「他人軸から自分軸に移行したら無気力になっちまったよ」という。

けっこうね、あるあるかもしれないなって思える、そういうですね、ネタを頂きましたので、今日はそんな話を進めさせていただきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

ということで、僕のブログとかねVoicy・YouTubeでもよく「他人軸」とか「自分軸」っていう言葉が出てまいります。

自分が軸ではなくて他人を軸にしてしまうことを「他人軸」って言うんですけども。

そうすると相手が中心になりますからね、振り回されやすくなったりとか自分を見失ったりとか、自分が感じてる事とか自分の考えとかがわかんなくなったり、自信がなくなったり、自己肯定が低いみたいなね、様々な問題が起こりますけども。

だから「自分自分!自分なんだよ」っていうことを唱えるなどしてですね、自分軸に意識を向け直そうって話をよくします。

で、今日の話はその次の段階の話なのかなっていう気がするんですけども。

自分軸になってきましたと。

「私は」っていう主語で物事を捉えるようになったりとかね、考えられるようになったりとか。

コミュニケーションにおいても仕事においても、そういった自分軸っていうもの意識しながら過ごせるようになりましたと。

ところが、まぁそんなに世間は甘くありませんという話で。

そしたら途端にですね、なんか無気力になっちゃったと。

なんかやる気がなくなっちゃったんですけどっていうケースですね。

こういう話ってけっこうあるのかなぁなんていう気がするんですけども、そこでどういうことが起きてるのか・想定されるのかっていうのをいくつか紹介しながらお話を進めていきたいなと思います。

他人軸っていうとですね、いろんなケースがあるんですけども、一番わかりやすいのは「誰かの期待に応え続けようとする」っていうような場合ではないでしょうか。

あるいはですね、「嫌われない」とかね、「馬鹿にされない」とか、「失望させない」とかね、「迷惑をかけないように」ということで、

自分よりも相手を優先するようなシーンっていうのはもしかしたら日常のあちこちに出てくるのかもしれません。

もちろんね、他人を尊重したりとかね、優先するっていうことは悪いっていうわけではなくて、それを自分軸でやってる事に関しては全然ストレスにならないんだけども、

嫌われないように相手を優先してるなんていう場合はね、当然嫌われないようにっていうことが先立つので、相手にいわゆる依存するような、そういう心理が生まれてくるわけですね。

そうするとやっぱりちょっとね、しんどくなっちゃうっていうことはよく出てくるわけです。

で、それを自分軸に変えましたっていうことなると、今まではですね、期待に応えようと思って頑張ってきたんだけども、それは誰かに認めてもらうっていう承認欲求だったりとかね。

あるいは自分の存在っていうものを許してもらおうみたいな居場所づくりだったりとか、相手の存在によって自分の存在を認めようっていうような、そういう発想でこれがモチベーションになってたっていうこともよくあるんですね。

僕たちのモチベーションになるものっていうのは、夢や目標があってそこに向けてワクワクしてたりとか、そこにすごい情熱を感じてっていうのが一種の理想的な状態かもしれないんですけども、

怖れとか不安っていうのも立派なモチベーションなるんですよね。

よくメディアであったりとか、ビジネスにおいても人を動かそうとする時に一番手っ取り早いのは、

「この商品買わないとやばいですよ」「良くないことが起こりますよ」っていうふうに怖れを煽る事なんですね。

で、怖れを煽られるとなんとかしなきゃっていうふうにして、その怖れを鎮めるためにその商品を買ってしまうなんていうことがよくあるんですね。

ただその商品をあまり良い気分で買ってないので、そういう意味では、ロングセラーという意味では、そういう売り方はどうなのかなっていうふうに思ったりするんですけども。

そういったですね、そのいわゆる怖れとか不安っていうのも立派なモチベーションになるんですね。

だから嫌われるのが嫌だとか、期待に応えられなくてすごくがっかりされたりとか、信頼されなくなったりするのが怖いなんていう理由でけっこう僕たちは頑張ってるわけです。

幼い頃は親の期待に応える、その後は学校の先生だったりとかね、あるいは塾の先生だったりとか。

もちろん社会に出れば社会一般であったりとか、上司であったりとかね、パートナーであったりとか、取引先であったり、いろんな人の期待を裏切りたくないので、

「期待を裏切らないように頑張る」っていうことをモチベーションにしてる人って意外と多いんじゃないかなって思うんですね。

そうすると、ひるがえってね、自分軸っていうのになった時に、誰かの期待に応えるっていうことはあまり興味がなくなるっていうか。

「自分は自分でいいじゃない。自分は自分のペースでやるよ」みたいな意識に変わってくるんですけども。

そうするとですね、今まで自分を突き動かしていた不安や怖れっていうものがなくなってしまうわけですね。

そしたらですね、当然ながら動けなくなる。

要は“無気力状態になってしまう”っていうことがまず一つ考えられるわけですね。

それから二つ目の理由としては、その他人軸で頑張るっていうことって、やっぱりしんどいんですよ、正直言うと。

たとえば期待に応え続けるっていうのもですね、1つ相手に出された期待に応えられたとするじゃないですか。

「あぁこれでもうよかった!認められる!」ではなくて、次なる期待っていうものをまたかけられるようになるわけですね。

「じゃあまた次頑張らなきゃいけないのか・・・また次頑張んなきゃいけないのか・・・」

っていうふうに何度も何度も期待に応えるために頑張ってくるとですね、当然ながら精神っていうのは疲弊していきます。疲れちゃうわけですね。

そうするとどういうことが起こるかっていうと、これはご想像の通りなんですけど、わかりやすく言えば「燃え尽き症候群」みたいなそういう状況になります。

ただ他人軸の時って自分のそこにね、意識が向かないんで気づかないんですね。

なのでとっくに疲れて燃え尽きてるんだけども、もう本当に燃えカスに火を灯すような感じでですね、ずっと走り続けてるなんていう人も実はいるんですよね。

で、そんな方が、「もうしんどいなぁ・・・」ってどっかで感じてて、自分軸っていうふうに意識を切り替えた時に、その疲れがドッと出てくると。

「なんか最近しんどいんだけど・・・」とか「全然気分が鬱々として浮上してこないんだけど・・・」みたいな状態になったりとかね。

もちろんやる気が出ないとか無気力状態になってしまうわけですね。

そうすることで自分自身が前に出るって言う事に対して、非常にですね、まぁまぁやる気がないというよりも、

“エンジンがかかんないような状態”っていうことになってしまうわけですね。

こういう理由などからですね、他人軸から自分軸に移行したんだけど、もうなんか無気力になって動けなくなっちゃったんですってお話がよく出てきます。

あとはですね、三つ目の理由としては、その方のキャラみたいなものがあって、他人軸でがんばってる時っていうのはあくまで仮面をつけたですね、“本当の自分ではない自分”で頑張ってきたんですね。

ところが本来の自分っていうのは、どっちかっていうと自由人で、まぁ悪く言えばいい加減と言うかね、適当な人でね、そんなにパキパキと動くようなタイプじゃなかったと。

で、自分軸になってくるとそういった本質的な自分が出てくるので、

“元々の本質であるナマケモノな私”っていうの出てきてですね、それを無気力状態っていうふうに捉えてるような場合も実はあったりするんですね。

なので、そういう意味ではですね、少なくとも今の自分に起きてることっていうのが間違ってるわけではないので、無気力状態っていうものがきちゃったらですね、「それはなんでそうなっちゃったのかな?」って考えてみるのもいいんですけど、まぁだいたい自分ではわかんないんですよ。

なので、カウンセラーだったり誰か信頼できる人にちょっと相談してみて、

「あぁ、君ね、いつもね、他人軸で頑張りすぎてたから疲れてんだよ」とか、

「今まで期待に応えるっていうことが原動力だったから、それがなくなっちゃったから新しいエンジン積み替えてんだよ。まぁしばらくのんびりしなよ」

って結局そういうことしか言えないんですけども。

そういった自分軸になったあと、じゃぁそこから出てくる、たとえば無気力な自分が今の自分だったら、

「まずそれを受け容れてみませんか?」と。

無気力な自分っていうものを受け容れた上で、その上でだね、その次のステップ、自然に活力が出てくるのを待ってもいいですし。

あるいはですね、その間自分のやれる範囲で好きなことをやっていったりとか。

それから楽しむことがあればそれをやっていったりとかして、“心の元気の回復”っていうとこに努めていきます。

そうするとね、心は死ぬっていうことはないので、時間はちょっとね、個人差がありすぎて一言では言えないんですけども、だんだんだんだん動けるようになってきます。

だからとりあえず無気力になっちゃったら、理由はなんであれ、

「とりあえず休も?」っていうこともですね、今日の一番お伝えしたいテーマかなっていうふうに思っております。

ということで最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

根本でした。


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