いい子をやってるとアンダーグラウンドが必須になっちゃうよね?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「「いい子」を演じるとアンダーグラウンドを必須とし、2人分の人生を生きることになるんだけど、それくらい大器で可能性がいっぱいあるってことなんですよね。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで今日は、名古屋の貸し会議室の方に来ております。

この後ライフワークグループコンサルというのをやるんですけども、その前にちょっと時間がありましたので、収録させていただいております。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

寒いですね。ちょっと今日はね。

主張族なものですから、服が足りなくて、さっきちょっと羽織物を慌てて買ってきました。

ということで、今日もよかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローも、よかったらぜひよろしくお願いします。

今日は、「いい子を演じると、アンダーグラウンドっていうのを必要としちゃいますよ」っていうお話なんですけども。

今回もブログに書かせていただいたネタを元にお話しさせていただくんですけども。

今回いただいたネタ元さんも、親が、母が厳しいというか、けっこう怒られてましたと。

で、お母さんに怒られると、お父さんもなんですけど、親に怒られると、怒られたくないので、言うことを聞くようにする。

すなわち、けっこう「いい子になる」っていうことが生まれるわけですね。

で、お母さんの言うことをなんでも聞くとか、素直に動いているように見えるっていうことで、怒られないように、もちろん愛されるためにっていうのも含まれるんですけども、いい子であろうとするわけですね。

それだけだったら、別に問題ないんじゃないかっていうことになるんですけども。

当然ながらそこでは、たとえば「お手伝いしなさい!」って言われても、嫌々ながらやる。

でも、顔は「はーい!」っていう表情でやる。

そうすると、「いやだなぁ。めんどくせーなぁ。遊びてーなぁ」っていう気持ちは心の中に抑え込まれます。

他にも、いろんな宿題だったりとか、学校行事だったりとか、いろんなところで怒られないようにいい子をするっていう癖がつくと、最初はお母さんがきっかけだったとしても、学校の先生とか、友達とか、塾の先生とか、習い事の先生とか、あるいは友達であったりとか、長じてからは職場の人、そしてパートナーに至っても、怒られないようにいい子になると。

「いい生徒」をやるし、「いい彼女」をやるし、「いい後輩」をやるしっていうふうなことが板についていきます。

もちろんメリットもあったりするんですけども。

でも、その一方で、やっぱり我慢している部分ってストレスですよね。

「お手伝いしなさい!」って言われて、嫌々ながらやる。

でも、嫌な気持ちを我慢してやる。

その「嫌な気持ち」っていうのは、抑圧されて心の中に溜まっていくので、そのストレスっていうのは、どこかで解消しなきゃいけないわけですね。

だから、たとえばいい子ちゃんをやってきた人に話を聞いていると、たとえば「密かに妹をいじめてました」とか。

「クラスの大人しそうな子に意地悪をしてました」みたいなお話だったりとか。

「影でなんか悪いことをちょっとやってました」みたいなお話で、もうこの辺からすでに「アンダーグラウンド」っていう要素っていうのが出てきているんですね。

アンダーグラウンドっていうのは、「表の社会で処理できない感情を処理するために、自ら作り出した世界」っていうふうな話になるんですけども。

そうすることで、表の「いい子をしている私」と、裏の「悪い子の私」っていう、「2人の自分」っていうのがここで誕生するわけですね。

で、この2人の自分というのは当然相反するもので、常に葛藤が生まれるようになるわけですね。

そうすると、多分表の自分が褒められても、裏の自分があるので、素直に受け取れなかったりとか。

裏の自分がバレてしまったら、表の自分がやっていけないから、必死に隠そうとしたりということで、まるで「2人の人生を生きる」ような、そういう言い方っていうことになっていきます。

そうすると、いい子をやってた分だけ、たとえば今日のネタ元さんも、いろんな人と関係を持ってしまって、それが既婚者ばっかりみたいなだったりとか。

あるいは、お金とか仕事とかっていうことで、ちょっと悪いことしてしまうっていうことになったりとかして、いわゆる「表に出せない自分」っていうのを作って、そこでそのストレスを解消しようとする。

つまり、表の社会・表の自分が作ったストレスを、裏の自分がなにかで解消しようとするっていう図式っていうのを作るんですね。

ところが、このアンダーグラウンドで処理するものっていうのは、ただゴミ処理場みたいにキレイに燃やしてくれたらいいんですけども、代わりに「罪悪感」っていうのが発生することっていうのが多いんですね。

なんでかっていうと、やっぱりたとえば表の私はいい子をしてるから、正しいわけです。

キレイなわけです。

純粋なわけです。

ってことは、ネガティブなものがアンダーグラウンドに出てくるので、そのストレスを解消しようとするために、ストレスを解消するための刺激っていうのが欲しくなる。

その刺激っていうのが、「罪悪感」に他ならないっていうことになってきて。

だから、アンダーグラウンドで、たとえば既婚者とお付き合いをすることによって、ある意味ストレスは解消される部分もあるんだけども、一方で罪悪感っていうのを手に入れることになってしまい。

ちょっとややこしい話なんですけど、罪悪感もまたストレスになるので、その罪悪感を処理するためにまたアンダーグラウンドにハマっていって、また罪悪感を積み重ねていく。

というようなことも、心理的にはあったりするっていうことなんですね。

だから、そういう意味では2人の人生を生きているので、けっこう苦しい状態ですし、これがいわゆる「ニコイチ」っていうか、表でいい人をやっている以上、裏でどうしてもネガティブなことをやらなきゃいけなくなっちゃうので、やっぱりしんどいんですよね。

そうすると、カウンセリングとかだったら、そういったお話を聞きながら、この「表と裏の統合」っていうことを目指していくことになります。

統合ってどういうこと?目指すってどういうこと?ってなるんですけども。

要は、「表の自分のいい子の仮面を外して、表の社会で、いいも悪いも両方出せたらいいよね」っていうことになるんです。

まぁ、理想論です(苦笑)

理想論です。

ただ、どっちも必要っていうふうにやってきちゃったので、この変化っていうのはすごく勇気がいるし、ちょっと難しく感じられること、抵抗が強く出ることっていうのもあるので、結果的にけっこうじっくり何度も何度もカウンセリングを進めていくということになるんですけども。

そういう感じで、表の自分と裏の自分っていうのを徐々に近づけていって、統合していく。

一つにしていく。

そして、「自分自身を生きる」っていう生き方を、新たに手に入れるっていうことを目的としていきます。

だから、そのためには僕はよく「ライフワーク」って言ってます。

「自分らしい幸せな生き方ってなんだろう?」っていうところと向き合っていくっていうのがけっこう重要で。

それによって、このアンダーグラウンドを抜け出して、表と裏を統一していくっていうことも、けっこう今まで例としてはあるんですよね。

でも、そこに至るまで、じゃあライフワークってなんなのか?どうしたら自分らしい幸せな生き方ができるのか?っていうことについては、やっぱり自分を知るっていうことも大事ですし、自分の魅力、長所、才能価値、こういったものをちゃんと理解していく。

もちろん、同時に短所、苦手な部分というのも受け入れていく。

つまり、自己肯定感なんですけども。

そういったところで、才能とか魅力を見ていく。

たとえばですけども、表と裏の二人の自分っていうものを扱えるっていうわけですから、結果的にね。

苦しくてもね。

「器ってでかいよね」っていうことですし、「それだけのエネルギーを持ってるんだよね。パワーを持ってるんですよ」っていうことは、一つの才能であり、価値というふうに言えるんじゃないかと思いますし。

あとは、個々のパーソナルな価値、魅力っていうのをたくさんカウンセリングの中で見ていって、「こういうふうな道で行くのがいいんじゃないかな」っていうふうな見立てを立てていくということをよくやるわけですね。

その際に、「ちっちゃくまとまるなよ」っていうのは、けっこうテーマで。

どうしても、そういったエネルギーをそこで消費しますし、罪悪感というのもありますし、いい子でいたいから道を外せない、レールから外れられないという部分もあるんですけど。

それだけの大きなエネルギーと器を持っているということは、けっこうぶっ飛んだ人生っていうのを歩める、面白い人生を作り出せるだけの能力ってあるんですよね。

だから、「小さくまとまらずに、思いっきりバーンと自分を解放しようぜ!」みたいなことが、結果的にテーマになることが多くて。

そのために、たとえばお母さん、もともとのルーツであるお母さんとの関係、その支配からの脱却ということであったりとか。

作り出してきた罪悪感を癒していくプロセスだったりとか。

それから、「本来の自分ってなに?」っていうところに注目した、個性であるとか、長所とか魅力っていうことを受け入れていく。

それをどう生かすか?っていうのをデザインしていくっていうのが、けっこうテーマになっていくわけですね。

でも、こういうパターンを持つ人って、少なからずというか、全員が少なからず持ってるんですけども、やっぱり表と裏の差がでかくなっちゃうっていう人ほど、やっぱり人生が変わる可能性っていうのは大きいわけですし、それだけの可能性を秘めている、持っているっていうことが言えるんですよね。

だから、そのためにも今こういう状況に自分がいるっていうことに気づくと同時に、ぶっちゃけて言うと、「いい子でいるのはしんどいよね、疲れたよね」っていうのをちゃんと見ていく必要があるし。

そんなに自分を責めずに、もっと自分に優しく、自分を大切にできるように変わっていくっていうことも、まず最初にやっておきたい点だったりするんですよね。

ということで、今日はそういうアンダーグラウンド、「いい子をしているとアンダーグラウンドが絶対必須になっちゃうから、それを統一していこうね。統合していこうね」ってお話をお届けしました。

ぜひご自身に置きかえて参考にしていただければ幸いです。

ということで、今日はこの辺で失礼したいと思います。


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