好きに生きたり、幸せになろうとしたりするとアノ人になぜか罪悪感を覚えてしまう件。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「自分の意志で生きようとすると厳しくも愛してくれた叔母に罪悪感を覚えてしまう。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、立て続けに収録しておりますけども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回は、思い当たる人がけっこういるんじゃないかなと思うんですけども、「なにか自分が好きなことをやったりとか、やりたいように生きようとすると、罪悪感を覚えちゃう」という、そういう優しい人のためのお話でございます。

よかったら最後までお聞きください。

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昨日ブログにアップした記事を、今日ここでしゃべってるわけでございますけど。

そのケースは叔母さんだったんですけども。

大好きな叔母さんだったんですけども、これが母であったりとか、先生であったり、おばあちゃん・おじいちゃんであったり、もちろんお父ちゃんであったりとか、いろんな人に変わる可能性があるんですけども。

なんかやりたいようにやるとか、好きなように生きるとかっていうふうに思って、生き始めると。

僕のブログとか、YoutubeとかVoicyを聞いていただいて、そういうふうに「よし!やろう!」と思った方もいらっしゃると思いますけども。

ところが、いざそういうふうに「好きなように生きよう」と思うと、なんか自分の面倒を見てくれたあの人に対して、なんか裏切るような罪悪感っていうのが出てきちゃうっていうことが、けっこうよく耳にするんですよね。

本当に優しいというか、平和主義というか、すごくいい人なんですよ。

いい意味でね。

で、これは長所であり、魅力であるんですけども。

例によって、長所・魅力っていうのは、問題を作ることがよくあるんですけど。

「諸刃の剣」という意味でね。

このケースでも、優しくしたりとか、恩を感じてたりとか、その優しさを受け取ってたりとか、愛情を感じてる分だけ、なんとなく「その人の思い通りに生きてあげたい。その人の期待に応えてあげたい」って自分がいるんですよ。

わかりやすい例を言いますと、お母さんがしんどい中、一生懸命自分に愛情を注いでくれて、育ててくれましたと。

で、お母さんは「私のことはいいから、もうあんたたちは未来があるんだから」って言って、自分たち兄弟にかけてくれたわけですね。

ところが、それはすごくありがたいことなんだけども、お母さんはその一方で、できれば安定した仕事に就いてほしいと。

公務員だったりとか、それから会社員とか、そういう「安定した職業に就いてほしい」っていうふうに思ってたとしましょうと。

で、ハッキリとはそうは言わないんだけども、なんかそういうニュアンスっていうのを感じてましたと。

でも、自分はやりたいことをやろうとすると、たとえば海外に行ったりとか、もっとベンチャー的なお仕事だったり、どっちかっていうと、お母さんの望むルートから外れた方向に興味を持つようになりましたと。

こういう時に、なんかお母さんを裏切るような気がするわけですね。

自分の面倒を見てくれたお母さんの愛情を知ってるから、気持ちがわかってるから、その通りにしてあげたいっていう愛情もあるわけで、自分の中でね。

だから、それをなんか裏切るような罪悪感が出てきて、じゃあそこでお母さんの期待に応えて、そういった安定した職業に就く。

これも生き方の1つで、悪いわけじゃないんですけども。

そこは、もしかすると「自分軸」じゃなくて、「他人軸」の選択になるかもしれないですし。

逆に、これは人によっては、「いやいや、自分がやりたいことはそっちの方面じゃないんだけども、まぁお母さんを安心させたい」っていうこと、「喜ばせたい、恩返ししたいっていう方が優先順位が上なんですよ」っていう場合には、多分堂々とそういうお母さんの期待に応えるっていう選択ができると思うんですね。

一概に「人の期待に応える」っていうのが、全て他人軸っていうわけじゃないので、ご注意いただきたいんですね。

それをわかってて受け入れる場合は、「自分軸で選択した」っていうふうに考えていいと思うんですよ。

あるいは、よく今みたいなケース以外にもこういうケースがあってね。

まぁまぁわかりやすく、「お母さん」で、また今回もお話しますけど。

お母さんがすごくしんどそうで、辛そうだったと。苦しそうだったと。

自分は、それを助けてきたと。

で、「お母さんに笑顔になってほしいな」とか、「お母さんを元気づけたいな」とか、「お母さん笑って」と思いながら、一生懸命お母さんに関わってきましたと。

でも、「お母さんはなかなかしんどそうで、あまり笑顔になりませんでした」とか、「あんまり幸せそうに見えませんでした」みたいな時に、今度は自分が幸せになること、自分がお母さんより先に幸せになることに対して罪悪感が出てくる。

こういう思いを、意識してなくても持ってる方って、意外とたくさんいるんですね。

で、これがお母さんの場合もあれば、お姉ちゃんとかお兄ちゃんとか、妹弟っていう場合もあるし。

もちろん、お父さんっていうケースもあります。

おじいちゃん・おばあちゃんっていうケースもあります。

「お母さんを幸せにしたい。お母さん幸せになってほしい」っていう気持ちがあるから、「もう私が先に幸せになっちゃうのはなんか違うし、申し訳ない。なんか、お母さん置いていくような気がして」っていうふうに感じてしまう。

っていうような気がする。

これも非常によくあるし、これを聞いてくださってる方の中にも、「あぁ、もしかして私これかも」って感じられた方がいらっしゃるかもしれませんね。

愛情を注いでもらったりとか、自分が愛情を注いだ相手に対して、なんか自分が好きに生きるっていうことが、罪悪感になってしまう。

幸せになろうとすることで、罪悪感を覚えてしまうっていう話なんですね。

で、それくらい優しくて、思いやりがあって、すごく相手のことが大好きな人だ、っていうことは間違いないんですよ。

ここは、ちゃんと受け取ろうねっていうことが大事です。

ちゃんと、自分の良いところも出てるわけですから、それは受け入れた方がいいですよと。

その上で、物事を考えていきたいわけですね。

じゃあ、自分がやりたいこと、好きなことをやることを、お母さんは本当に喜ばないんだろうか?

自分が幸せになることって、お母さんは喜ばないんだろうか?

っていう点なんですよね。

「ちょっとお母さん目線、相手目線に立って考えてみてはどうでしょうか?」っていうのは、ここではよく出てくるテーマなんですね。

たとえば、自分がお母さんが望んだ道に進まなかったからと言って、お母さんは悲しむんでしょうか?と。

違いますよね。

多分、なんでお母さんは安定した職業に就いてほしいと思ったかっていうと、「そうすると自分の子供たちは幸せになれると思ったから」ではないでしょうか?

自分がしんどくて辛くて、子供に助けてもらってるっていうふうなお母さんは、子供が幸せになったらめちゃくちゃ嬉しいんじゃないでしょうか?

っていうふうなことですよね。

そこの視点って、すごく重要じゃないかなって思うわけです。

また、自分が好きなことをやったりとか、幸せになっていくっていうことって、「リーダーシップ」って捉えます。

これは、道を作ってあげる。

後に続く人に、道を作ってあげる。

そうすると、お母さんを幸せにしてあげたいんだったら、まず自分が幸せになったらどう?っていう提案は成り立つわけです。

自分がまず幸せになっていって、その幸せなエネルギーをお母さんに与えてあげてもいいし、お母さんに「こっちだよ」って道を示してあげてもいい。

どういうやり方でもいいんですけど、まず自分が幸せになる。

遠慮して、「お母さん先どうぞ」っていう気持ちもわからなくはないんですけども、でも、やっぱり大事なのは、まず自分が幸せになって、そしてお母さんを受け入れていく。

自分が好きなこと、やりたいことをやって、そしてすごく人生を充実させたら、お母さんにもお返しできるじゃないですか。

いい思いを与えてあげられるじゃないですか。

ここで、お母さんの期待通りに行って自分が幸せじゃなかったとしたら、やっぱりそれって辛いわけですよ。

で、自分も辛いし、お母さんだって辛いと思いませんか?っていうことで、この問題っていうのは、「罪悪感」の方を見るのではなく、「愛の方を見ましょうね」っていうところで、お母さんの気持ちを理解する。

で、自分の本音っていうのを大切する。

自己愛も大事ですからね。

その上で、じゃあ自分の人生を自分軸で選択していく。

そうすると、自分の面倒を見てくれた人とか、恩義を感じてる人に対して、「恩返し」っていろんなかたちでできると思うんですよ。

一緒にいてその人を支えてあげるっていうことも、その恩返しの1つだし。

その人が持ってない世界観、世界に行って、その人の持ってないものを持って帰ってあげるっていうのも、恩返しになりますけども。

やっぱり、結局自分が幸せになること、成功することっていうのが、やっぱり1番の恩返しじゃないかなって思うんですけど、皆さんどう思いますか?っていうお話でございます。

けっこう自分がやりたいことや、好きなことや、幸せになろうとすると、罪悪感を感じるっていう話はよくありますので、今日のテーマを参考にしていただければ幸いでございます。

ということで、今回も最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。


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