婚活に行き詰まるみなさんへ。楽しんでる?義務になってない?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「婚活に行き詰まってるみなさんへ~楽しめてる?素の自分は出せてる?自分の気持ちに素直になれてる?~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今回は「婚活ネタ」についてちょっと話をしていきたいなと思っております。
最近あまりそういう話をつくれてなかったような気もするんですけども、カウンセリングでは相変わらずけっこういただいてまして。
今日は最近あったカウンセリングをちょっとネタにさせてもらって、もちろん守秘義務とかあるので細かい情報とかは書いてないですけども、もちろんね。
よかったらブログの方も参照していただければなと思います。
婚活を頑張ってるんだけどうまくいかないんですっていうテーマ・カウンセリングっていうのはとても多くて。
たとえばそれがなにか問題があるからうまくいかないっていうふうな、パッと見はわかんない、なんならさっさとうまくいって、とっくに結婚しててもおかしくないよねっていう人なのに、なぜかうまくいってないねっていう相談がもちろん多いんですが。
そこで僕としては「なんでうまくいかないのかなぁ」っていうのと同時に、「本当に結婚を望んでるのかな?」みたいな視点からもお話を伺うことっていうのがよくあるわけですね。
今日はそんなお話をちょっとさせていただいて、婚活疲れっていうところも若干触れるんですけども、どっちかって言うと、「別モードでやってませんか?」みたいなふうに捉えてもらえるといいかなと思います。
よかったら最後まで聞いてください。
で、今回はネタのベースになってるクライアントさんがいて、本当に数年来の常連さんなんですけども。
婚活がうまくいかないと。
いろいろここ数年間カウンセリングしているので、過去の清算だとか親子関係だとか、本人の親密感の怖れとかセクシャリティの問題とかっていうのもある程度一通り扱って生きていますよと。
で、その間に不倫からスタートしてたんですけども、不倫相手とも切れて、戻りたいっていう気持ちもなくなり、前向きになったりとかね。
やっぱり一番わかりやすいポジティブな変化って、仕事が楽しくなってきたっていう、面白くなってきたっていうところがあって。
で、人間関係も良好になってきたっていうような感じ、すごく生きやすくなってきたっていうところがあるんですね。
年齢も30過ぎて、そろそろ結婚もちょっと考えたいなっていうところがあって、それで去年ぐらいから婚活を始めたっていう方なんですけども。
そういう方、似たような方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、どうもうまくいかないと。
で、最近はまだちゃんとコミュニケーションが取れて、デートしてもいいかなぁとか、会ってもいいかなと思える人も増えてきたんですけど、いまいちピンとこないんだよねとか。
なによりもちょうどその前々回のカウンセリングが、その週末にアプリで知り合った人ですけど、その彼と3、4回目のデートっていうことで。
本来ならば「そろそろ決めにいくか」みたいなふうに考えてる時でもありますし、楽しみなはずなんですけど、彼女はどよよよーんとしてるわけですね。
「全然楽しそうじゃないじゃん」みたいになるんですけども。
まぁ気が重いと。
で、「悪い人じゃない」と。
この「悪い人じゃない」っていうのはかなりうちのクライアントさんはおっしゃるんですけど、悪い人じゃないと。
でも気持ちはそんなに盛り上がってないし、好きかどうかわかんない上に、そのまま続けていっていいものかどうかわからないみたいね。
その彼との将来っていうのもハッキリ描けないし、嫌じゃないんだけど、もちろん好きではないと。好きにはなれてないと。
で、そんな気持ちで彼に会うのも申し訳ないっていう感じもするし、なによりもちょっとめんどくさいっていうかしんどいというか、ちょっとどうせなら他のことしたいよねみたいなふうにも思ってしまうと。
で、どうしたらいいのかねと。
ちょうどたまたま僕のカウンセリングの予約が入ってたときがそういうタイミングだったので、「ほほほほ、おもろいやんけ」みたいな感じで(笑)、まぁもう長いのでけっこうフランクな感じでお話するんですが。
そういうところをいろいろと聞いていったわけですね。
で、そうすると「なにが重いの?なにが嫌なの?」っていうところを、話を聞いていったんですよ。
もうこれは本当にたくさんのケースがありまして、これはブログのほうでざっと書いてますので、よかったらそちらをぜひお読みいただきたいなと思うんですけども。
「彼女の場合は」っていうことでここから話をしていきます。
ただ似たような方とか同じような思いを持ってる方もいらっしゃると思うので、そこは参考になるんじゃないかなって思うんですけど。
そこでなにが出てくるかっていうと、一言で言ってしまえば、すごい頑張りすぎてしまうというか、ちゃんとしなきゃとか、それから彼を盛り立てなきゃとか、とにかく「しなきゃしなきゃ」みたいのがめちゃくちゃ出てくるわけですね。
要は素の自分じゃなくて、「なにか違うモードの自分にならないといけない」っていうふうな思い込みがどうやらあるみたいで。
それで彼女にとっては、それ以外の生活の中ではだいぶ素で生活できるようになってきてるわけですね。
仕事も楽しいし、在宅勤務や時差出勤っていうのがあって通勤も楽になったし、職場の人間関係も良好だし、部屋もすごくきれいにしてて、けっこう今は一人の生活っていうのをかなり満喫できてる状態だったりするんです。
で、これはけっこう当てはまる人が多いんじゃないかなと思うんですけど、これは私は「ほぼ自己完結生活」っていうふうに呼んでたりして。
ちょっとピンとこないかもしれませんけど、ほぼ自己完結っていうのは基本的に日々の生活が超楽しいですというか、面白いですとか楽しめてますとかっていう状態で。
唯一満たされないものがあるとすると、男女の営み、アレですね。
それはさすがにないんだけども、それ以外については全然問題ないんだよね、むしろ楽しいんだよねみたいな状態になってるわけですね。
これは昔から婚活とかをしていく際に意外と障壁になって、ぶっちゃけその状況で男いります?みたいなね。
たまにはいるかもしれないと。
性欲が強くなってきた時は欲しい。
たしかにそうだよねと。
それって月に何日あるの?毎日?毎日はないよね。とか。
それからこのまま一人でいるのが寂しいっていうような意見が出てくるんですけど、このまま一人でいるのは寂しいんだけども、今は寂しくないじゃんみたいな感じだったりとか。
いい歳なんだから結婚しなきゃって、そう思うってことはそんなに結婚したいわけじゃないんじゃないの?みたいなね。
ちょっと意地悪な言い方してますけども、要は今の生活っていうのが楽しいのに、なんかそこで婚活っていうか、恋愛ですよね。
恋愛とかっていうのがなんかドーンと重荷になるような、そういう感情を抱いてしまっているっていうところがこの問題の非常に大きなポイントなんですよね。
つまり今の生活の満足度が高いのに、わざわざしんどいところに行って気の乗らない人と会ったりとか、一生懸命やりとりしなきゃいけないっていうことになったら、それはしたくないよねっていうところなんですね。
じゃあどうすればいいの?っていうお話をここからさせていただくんですけども、やっぱり基本は今回のタイトルにもあると思いますけど、「楽しんでる?」っていうところなんですよ。
婚活を楽しめてる?
日常を楽しめてるよね?その延長線上で婚活を楽しめてる?
っていうところなんですね。
で、恋愛とか男女でのデートっていうのはドキドキする・緊張する・不安もある。
でもそれが逆に刺激物になってすごく楽しかったり、わくわくしたりとか、この先の展開とか気分のアップダウンみたいのも含めて楽しい・面白いっていう喜びにつながってるはずなんですよね。
昔そうじゃなかったでしょうか?と。
ところが、なぜか今の自分っていうのはさまざまな理由によって、自分自身の今の生活でほぼ満足してしまってる状態なので、そこで自分っていうのを出せなくなってしまった。
自分というものに嘘をつかないと、婚活ができなくなってしまうというような問題がもしかしたらあるのかもしれない。
そうするとそこになにが問題として出てくるか、なにが出てくるか?っていうと、わざわざ違う自分に頑張ってなって素の自分で楽しめてる日常から離れて何者かになろうとしてる、これはしんどいよねっていうことで、「じゃあ素でいきましょうか」と。
素の自分で勝負できるように、素の自分で婚活できるように。
要はそこでどう楽しむのか、どう面白がるのか、どう喜ばすのか。
相手を喜ばすのも大事だけども、自分自身のこともそこで喜ばせられるようになるにはなにかないの?っていうことを当時の彼女に提案したっていうことなんですね。
で、結果的にいうとそれを彼女がやっていって、けっこう素を出してみましたと。楽しむようにしてみましたと。
そしたら彼の圧がグッときて、またそれはそれで親密感の怖れが出てますみたいな話を前回聞かせてもらったんですけども。
要はやっぱり恋愛・結婚するしても、結婚したいのであれば、いかにそれを楽しむことができるのか。
だってそこでしんどいんですからその先けっこう大変よね、そこで頑張って無理してたらね。
ということで、だから「どうしたら自分が楽しめるかを考えるか」っていうこと、「どれだけ素でいられるか」っていうところが二つの大きなポイントですよっていうのが今日のお話でございました。
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