第3の反抗期について。社会的に自立をし始めるアラサーがぶつかる難問!?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「第3の反抗期とは?~アラサーになって自分の人生を見つめ直し、社会的に自立をしていくときに何をしたらいいのか?~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は「第3の反抗期」というお話をさせていただきたいと思います。

ん?なにそれ?と思った方は、ぜひ最後までお聞きください。

そして、フォローとかチャンネル登録もぜひよろしくお願いします。

第3の反抗期って言いましても、別にそういった多分学術論文があるわけでもなく、僕が勝手に1人で言ってる話なんだろうなと思ってるんですけども。

第1次反抗期っていうのは2、3歳から4、5歳ぐらいまでに出てくる「自分でやるもん!」みたいな感じで、肉体的と言いますか、行動的に自立していく。

お母さんに全部やってもらうんじゃなくて、自分でもできるようになりたいという自立の時期のことを「第1次反抗期」って言いますね。

で、第2次反抗期っていうのは、いわゆる思春期っていう、10代前半ぐらいにやってくるものでございまして。

これはさっきは肉体的・行動的だったんですけども、メンタル面ですね。

精神的に親から自立をする、大人になっていくっていう段階に当たると思います。

これも「第2次反抗期」っていうふうに言われたりします。

そして今日お話する、「第3の反抗期」っていうのはなにかって言うと、これがだいたい、人によって差はあるんですけども、30歳前後、アラサーぐらいにやってくる、「これから自分ってどう生きたらいいんやー!」っていうテーマのこと。

それで悩むっていうことを「第3の反抗期」っていうふうに言っています。

つまりそこでは、「社会的自立」っていうのを目指す段階なんですね。

で、カウンセリングをしていると、これは僕がもともと持ってた理屈っていうよりも、クライアントさんといろいろ話をしてて、女性だと20代後半からが多いんですけど、男性だと30代前半ぐらいの頃に、「これから自分はどう生きていけばいいのか、行き詰まってるんです」っていうお話を伺うことはけっこうよくあったんですね。

で、30歳ぐらいだとすると、社会人になって10年とか8年とか過ぎてる。

人によってはもう少し短い人もいますけども。

そうすると、ヒヨッコではもうないと。

中堅って言われる方ですよね。

でも先輩ほど仕事ができるわけではないと。

で、資格を取って頑張ってきたみたいな感じの人は別として、ほとんどの方はなんかキャリアもそんなに積んでないですし、これっていったスキルがあるわけでもないし、なんかすごく中途半端な感覚っていうのを覚えてる方が多いんですね。

いわゆる手に職をつける系の方よりは、この話はサラリーマンとか公務員の方からよく聞かれますね。

「これからこの会社にずっといていいのか」とか、周りには転職したりとか独立・起業するやつも出てきたり、もちろん結婚、出産する人も出てきたりとかして、30歳前後って生き方っていうか、ライフスタイルが大きく変わる時期ですよね。

そうなってくると、周りの人と比べて、「自分ってなにもないな」っていうふうに思ったりとか、すごい中途半端でふわふわした状態のように思ってしまうものだったりするんですね。

で、とくに最近やっぱり多いのかな、まぁ前から多かったのかな、比較的レールの上を歩んできたタイプの人ね。

親の影響力が強いとも言えるし、優秀だったからっていうふうにも言えるんだけども、そこそこの大学を出ていい会社に入って、それなりに頑張って仕事してきて、今に至るっていうことですね。

で、これが自分の意思で選んだような気がしてる一方で、でも結局なんか周りの親とか先生の進めに従って生きてきたような感覚があると、なんか自分がこの生き方で本当にいいのかとか、自分が自分の人生を生きてないような気がするっていうふうな、そういった問題が出てくることっていうのもよくあるんですよね。

それで別に道を外れたくなったわけではないんですけども、なんかそういった既存のレールの上だったりとか、今だと上司との関係とか、同僚だったりとか、そういう関係でちょっと反発心を覚えたりとか、親に対して、ちょっと親の言う通りにはできないぞ!みたいな感じの決断をしたりとかっていうところで、それで第3の反抗期っていうふうに呼ぶことにしたんですけど。個人的にね。

で、その時期ってやっぱり生き方に迷う。

でも、今の自分って中途半端でなにもないように思える。

じゃあ、自分ってこれからどうしていけばいいんだろう?っていって、自信がなくなっていくんですけども。

これはちょっと見方を変えると、今までそういう生き方をやってこれたっていうことは、それなりにやっぱり恵まれた環境にあったと思うんですよね。

会社もそうだし、大学とか専門学校とかもそうだし、親との関係にしても、それなりに良好だった。

愛されて、もちろん問題はあるんだけども、ある程度うまくいってたから、ここまで中途半端かもしれないなと思う状態まで来れたんだと思うんですよ。

で、そこで初めて、社会的に自分っていうのが自立をしはじめた。

つまり、自分でなにかしたいとか、自分で自分の人生をもっと決めたくなってきた、自分がどう生きるかを真剣に考えるようになったからこそ、この反抗期が生まれるっていうことなんですね。

だからめちゃくちゃ順調なんですよ。

めちゃくちゃ順調なんです。

いいことなんです。

いいことなんだけども、どうしていいかわかんないんですよ。

で、カウンセリングとかによくいらっしゃっていただいて、そういう時に僕がどういう話をするのかっていうのを今からお伝えしていきたいと思うんですけども。

今みたいにネガティブに見ることもできるんだけども、中途半端と思うかもしれないんだけど、そんなになんか自分の強みであるとか、価値であるとか、魅力っていうも当然あったと思うんですね。

自分ではなにも考えずにボーっとして、ただただ漠然と来たように感じてても、その中でたとえば人間関係だったりとか仕事のスキルだったりとか、それから社会人としての適応能力だったりとか、そういうものをいろいろと多分学んでこられたと思うんですよ。

で、そこに対してやっぱり「あんまり価値を見れてないな」っていうふうに、まずはお伝えするかな。

そして同時に、さっきお話したように、いろんな人から愛されてきたし、恵まれた部分っていうのもあるよねと。

「それにも感謝できたらいいよね」っていうような話もしていくかなと思います。

そして、ライフワークを見つけるっていう話にこれからなっていくんですけども。

自分ってなにが好きなのか。

で、たとえば会社人としてやっていくのが本当に自分に合ってるのか?、固定給制度が自分に本当にいいのか?みたいなところから、たとえば恋愛・男女関係に関してはどうなのか。

結婚とか出産とかどう思ってるのか?したいのか?したくないのか?まだいいのか?もう欲しいのか?

この辺りはけっこう明確な人も多いんですけども、そういった自分の恋愛感、男女関係感みたいなことを見直していくっていうのも1つだし。

それから趣味であったりとか、なんか自分がチャレンジしたいことってない?って。

そんな聞き方をすることもありますよね。

海外に出てみたいとか、それからなんか資格を取りたいとか、あとなんでもいいんですけど、趣味をもうちょっと頑張りたいとか、そういった生き方っていうのも1つの手だし。

もうちょっと具体的に、ちょっと違う角度からいくと、どこに住みたい?みたいな。

都会に住みたいの?都会ならどこ?みたいな感じで、世田谷区がいいの、港区がいいのみたいなね。

ちなみに今僕は新宿区にいるわけですけども、どうなの?みたいな話っていうのは出てくるでしょうし、そうやって、自分の心・自分の気持ちっていうところと「対話」をしていくっていうことをおすすめするんですね。

要は「自分を知る」っていうことなんですよ。

そうやって自分のことがどんどんわかっていくっていうのは、実はすごい楽しいことなんですよね。

面白いことなんですよね。

なんか自分発見みたいな感じで、いろんな自分の興味だったりとか、喜びっていうこと、あと逆に嫌なこととかダメなことっていうのにも気づけたりするので、その中で自分の生き方っていうのを、これからデザインしていく。

今まで親の庇護とか、先輩とか面倒を見てくれる人の庇護のもとでずっと育ってきたんだけども、いよいよそこを離れて、自分の羽で飛ぶって言うとかっこいいかな。

自分の足で立つっていう時代が来たわけですね。社会的に。

ということで、じゃあどうやって生きようか?っていうのをデザインしていこうと。

で、その時にどうせなら自分に合った生き方、自分がしたい生き方の方がいいからっていうことで、「自分自身と向き合うこと」っていうのをおすすめして、自分を知りましょうねっていう提案をしていくんですよ。

で、誰かと比べるっていうことも、この点においては別に悪くなくて、自己否定が起きなきゃ人と比べても別に構わないので、あいつはこっちの道に行ったけど、俺はこっちかなとか、あの人は結婚したらもう家に入るって言ってるけど、私はそういうタイプじゃないなみたいな感じで、人と比べて自分はどうなのか?っていうことを見ていくことも大丈夫だし。

それから、やりたいこととか好きなこととかワクワクすることとか、その逆に絶対嫌なこととか、これ苦手だなとか、これやっぱりやめたいなみたいなことっていうのも、ちゃんと見ていくわけですよね。

そうすると、自分の姿とか自分っていうものがわかりやすくなってくるというか、見えやすくなってくるんですね。

で、さっきアラサーが・・・っていう話をしましたけども、結局反抗期っていうとちょっと語弊があるかもしれませんけど、こういった自分がどう生きたらいいのか?っていうのは、今後ずっと自分に問いかけ続けるテーマなんですね。

僕も今年50になりまけど、未だに自分に問いかけております。

反抗期が終わってないのかな?(笑)

でも、そうやって自分を知り続ける。

まぁ自分は変化しますからね。

だから別にこのテーマってアラサーだけじゃなくて、アラフォーだって、アラフィフだって、アラカンだって、結局出てくるテーマなんですよね。

で、その中で自分に合わせた人生、自分がしたいような人生にできるだけシフトしていくっていうことを考えてみると、この人生がまた面白くなっていくんじゃないかなっていうふうに思います。

「第3の反抗期」について解説させていただきました。

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