女性性が豊かなのに仕事となると男性性的思考になってしまう件。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「女性性が豊かなのに仕事となると男性性的思考に走ってしまう件。」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
引き続きお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
ということで、今回は「これめちゃくちゃあるなぁ」と思ったネタを読者さんからいただきましたので、それをブログに書きまして、今日こちらでお話させていただこうかなと思ってます。
それは、「男性性的思考がなかなか拭えないよね」っていうお話でございます。
詳しくお話してまいりますので、よかったら最後までお聞きください。
そして、フォローとかチャンネル登録も、ぜひよろしくお願いします。
で、これはどういうことかと言いますと、先ほどのお話でも、やっぱり僕のブログでも、youtubeでもVoicyでも、よく「女性性」というテーマが出てまいります。
これは、自立してすごく頑張ってきた人。
これは男女問わないんですよ。
女性だけでなくて男性もそうなんですけども、自立して頑張ってきた人たちが、なんらか行き詰まりを感じた時に、「その次のステップに行くためには女性性の力が必要なんですよ」っていうことをお話をすると。
で、私の読者さん、クライアントさん、お弟子ももちろんそうですけど、やっぱり自立的に生きてきたっていう方がまぁまぁほぼ100%でございますので、そうするとその自立から、その次のステージ、「相互依存」っていうWin-Winの世界に行くためには、やはり女性性のサポートが必要なんだよねっていうことで、いつも女性性の話をさせていただくんです。
これは決して男性性がいらないっていうわけではなくて、どっちかというと、男性性をガーってやってきて頑張ってきたから、次の段階としては女性性に移りたいよねと。
でもそこはちょっとなかなか切り替えがうまくいかないというか、抵抗もあるよねというようなところで、いろんなネタが生まれてくるんでございますけども。
で、ゆえに女性性が開いてきましたといった時に、ある問題っていうのが出てくるというので、今日は本当にいいところをついたリクエストをいただいたなと思って、本当にありがとうございます。
それはなにかというと、女性性が開き始めましたと。
そうすると、いろんな世界の見え方が変わったり、楽になったりとか、人間関係が変わり始めたりっていうところになるんですけども、それまでというか、長い間っていうかな、男性性的なものの捉え方や考え方をしてきた分野において、つい男性性的なものの考え方、捉え方をここでもしてしまって、矛盾が生じるっていうお話でございます。
これは具体的に言わないと、なかなか理解しづらいところがあるかと思うんですけども。
長らくやはり仕事、とくに会社組織っていうのは、やはり男性性的なシステム化、ルール化、そして管理、それから上下関係っていうような、それから指示・命令系統って言いますけども、上司から部下に指令をする、命令をするっていうかたちで成り立ってきたところがありますよね。
もちろん今もそういうところがたくさんありますけども。
こういう組織のあり方っていうのは、非常に効率化を求めたりとか、いわゆるつながりを作るっていうよりは、どっちかっていうと、命令系統で成り立っていて、感情的なものよりは思考的なものだし、それから頑張ることであったりとか、目標設定、目標達成っていうことを非常に重視するとか、そういった特徴っていうのが男性性的な組織っていうところに見受けられるわけです。
他にもたくさんありますけども。
そうすると、そういう環境の中、社会全体がそういう雰囲気もありますけど、そういう環境の中でずっと生きてきたというか、それが当たり前だと思ってくると、「仕事っていうものっていうのは、やはり女性性じゃなくて男性性をより使うものなんだよね」っていうお話になるわけですね。
女性性じゃなくて男性性を使ってするものっていうような、イメージっていうかな、そういうふうな習慣っていうのがついてしまいます。
そして、仕事によって得られる報酬・お金っていうことについても、つい男性性的なものの見方っていうことをしてしまうのが癖になってるっていうことなんですね。
で、これは無理ないことでございまして、だって仕事のやり方っていうのは皆さんもそうだと思いますけども、ほとんどの方が会社に入られて、そこで組織の中で会社っていうもの、仕事っていうもの、そしてそこでもらえる報酬っていうものを捉えてきたかと思います。
だから会社が男性性が強ければ、当然ながらそういった男性性的な思考、そういった働き方、そういった物事の捉え方っていうのが身につくわけですね。
そこで女性性を開いたって言ったからといって、会社に行けばまた男性性を発揮して仕事してしまうっていうのも、別に無理はないことですし、それが悪いかっていうと、こういう問題もやっぱり良い・悪いでは判断しない方がいいのかなっていうふうに思ってるんですね。
ところが女性性が開いてくると、いわゆる「価値の基準」っていうのが変わっていきます。
うちのクライアントさんとか、うちのお弟子さんの変化っていうのをお伝えするのがわかりやすいかなと思うんですけども。
どっちかというと、それまではバリバリ働いていて、出世欲のようなものもあり、できるだけいい仕事をしたいというか、予算の高い仕事をしたいとか、責任のある立場でより実績を残していきたいっていう、ある種の野望というか、そういった目標というかを持って頑張ってた方って、けっこうたくさんいらっしゃるんですね。
で、そこでなんか行き詰まり、これはだいたい仕事で行き詰まりっていうよりは、僕とお会いするときはだいたい夫婦関係だとか、パートナーシップの恋愛だとか、パートナーシップの問題があって、それをきっかけにお越しいただく方が多いんですけども。
もしくはそれで頑張りすぎて、心身に不調を起こしちゃったバージョンっていうのもありますけどね。
で、そういった方が女性性を開いていくというか、女性性に意識を向けていくと、「より自分らしい自分」っていうところを探していくというか、出会っていくことになるんですね。
そうすると、「あれ、自分は野望を持ってバリバリ働いてお金を稼ぐことっていうのが正義だ、みたいなふうに思ってたけども、それが幸せな道なんだっていうふうに思い込んでたんだけど、それってもしかしたら違うかもしれない。私ってもともとそういうタイプじゃないのかもしれない」っていうふうに意識しまして、気づきましてね。
それで別にやりたいことを見つけて、やり始めましたと。
そしたらそれがめちゃくちゃ面白いってなった時に、それまで勤めていた会社のお仕事っていうところの意識もやっぱり変わりまして。
そういう男性性的な職場で働くのもできるんだけども、嫌じゃないんだけども、でもそれって私には合ってないよねっていうことで、会社での仕事をペースダウンというか、少し人によっては降格を願い出た人とか、マネージャー職を解いてもらうっていうかたちの申し出をされた方もいますけども。
そういった仕事を、こっちを楽にして、ここにも女性性ってけっこう入ってくるんですけども、その一方で、自分のやりたいことや好きなこと、これが女性性を活かしたものだったりするわけですが、そこに注力をしていくっていう、生き方をガラッと変えられた方っていうのがいるんですね。
そうすると、今のお話にあったように、既存のお仕事のやり方であったりとか、お金を稼ぐっていうことが、果たして幸せなのか?とか、出世することっていうのが私が求めてる道なのか?みたいなところで、疑問がたくさん出てきて、「いや、ちゃうな」っていうふうな感覚にもしなっていったとするなら、これが女性性を開くとけっこう出てくるような傾向なんですよね。
もちろんそれが良いとか悪いとかっていうわけじゃないので、そこはやっぱり誤解をしてほしくないんですけど。
どの生き方が自分に合ってるかっていうところを見ていった時に、「まぁ私は出世を感じるよりも、人とのつながり・関係性とか、やりがいとか喜びとかの方が大事だよね」っていうふうに気づいていったと思ってください。
そうすると、いわば生き方そのものが変わっていくんですけども、その時によくこういうケースのいろんなところで出てくるんですけど、古い自分の思い込みや観念っていうのが、新しい自分の中にまだ残ってるっていうことが当然あるわけですね。
そうすると、自分がやりたいこと、女性性を活かしてやりたいことをやっていくんだけども、そこでのチーム作りだったりとか、仕事の進め方だったりとか、お金に対する意識っていうところが、かつての男性性社会の中で生きてきた自分が、そのまま無意識のうちにコピーされて出てきてしまうということになるんですね。
そうすると、なんかそこで辻褄が自分の中で合わなくなってしまって、「どうしたらいいんでしょう?根本さん・・・」みたいな話になってくることが、ここ最近本当に増えてきましたね。
だからそういうお話を聞きながら、「今やりたいこと・好きなことを見つけてやってるんだから、やっていこうとしてんだから、全然オッケーじゃない。その道で全然間違いないよ」と。
「でもそこでさ、たとえば今の仕事への考え方ってさ、それ男性性じゃない?それ男性性のエネルギー強いね。それってどう?」みたいなね。
たとえばそのやりたいことをやろうとしてた時に、やっぱり収入が下がりますと。
たしかに収入が下がるのは嫌なことなんだけども、それってあなたもともと気にするタイプかな?みたいなふうに、ちょっとその辺を見ていくんですね。
そして、女性性を活かした新しい仕事のスタイルとか生き方っていうところに、合わせていくというか、コーディネートしていくと、それまでの男性性優位なあり方から、女性性の方にシフトしていって、「あぁなんだ、私ってもっと楽に生きられるじゃん」っていうことになるわけです。
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