自己攻撃はなぜやめられないのか?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「なぜ自己攻撃がやめられないのか?~自己攻撃がやめられない主な6つの理由と対処法~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつも聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、昨日お弟子さん制度4期をやってたんですけども、半年間のカリキュラムを終了しまして、ひとまずほっと一息着くところなのかなと思うんですけども、けっこう仕事が、本の締め切りもあったりとか、次は5期が始まるとかで落ち着く暇もなく走っているところでございます。

今週木曜日から5期の募集が開始ですので、もし興味ある方はぜひチャレンジしていただければと思うところで。

今日はまた全然違う、そんな内容とは関係ないお話で、でもめっちゃあるあるなのでけっこう私もそうだよっていう方も多いかもしれません。

「自己攻撃が止められないのはなぜなんだろう」っていうね。

なにかと自分を責めてしまう。自分を否定してしまう。自分を攻撃してしまう。

もうやめたいと思うんだけど、ついついやってしまう。

それはなんでなんだろう?どうすればやめられるんだろう?っていうことね。

ちょうど今日のブログでそういうネタを紹介させてもらってますので、よかったらそちらもお読みいただきたいんですけども。

本当にケースバイケースでもありますし、さまざまな理由っていうのがやっぱりあります。

罪悪感がすごく強いんですっていう場合もあれば、自己否定というか自己攻撃っていうものがもう習慣化されてるっていう場合もあります。

それからブログではちょっと紹介してない理由っていうのもいくつかありまして。

自己攻撃をする、自分で自分を責めることによって、他者からの攻撃を防御するっていうようなやり方っていうのも実はあったりしますし、自分を抑え込むために、自分本来のエネルギーを開放しないようにするために自分を攻撃してるっていうケースもあったりします。

このあたりって、今ちょこっと聞いて心理学も学んでる方であれば、そういうことはあるよねなんですけども。

あまりこういったカウンセリングとか心理学になじみのない方ほど、今の話を聞くと「うん?」っていう気がするかもしれませんので、そんな部分も含めてちょっと今日はお話をさせていただきたいなと思っております。

自己攻撃っていうのは自分で自分を攻撃するんですけど、まずやめられないんですっていう相談をいただいたときに、「なんでそういう状況になるのかな」っていうことをカウンセラーって考えるんですよね。

なのでわかりやすく言うと、本当は自己攻撃をやめたいと言ってるんだけども、思ってるんだけど、深いところではやめたくないんじゃないの?自分を責めていたいんじゃないの?っていうふうに見ていくわけですね。

もし仮に自分ではやめたいと思ってんだけど、やめたくない自分がいるとしたらなんでだろう?と。

自己攻撃をすることによるメリットみたいなものがあるとしたら、それってなんだろう?なんていうふうに考えてみるわけですね。

そうして心の中をいろいろ掘り下げていくと、さっきお話したような、あるいはブログでご紹介したような、さまざまな事情っていうのがバーッと出てくることが多い。

ただこれね、1人で向き合うっていうのはちょっと難しいので、できればカウンセラーだったりとかそういう人と一緒に探し当てていくのがいいのかなと思うんですけども。

一つ目のよくある理由としては、やっぱり「罪悪感」というのがあって、自分は幸せになっちゃいけないとか自分は成功しちゃいけない、上手くいっちゃいけないっていう思い込みがなぜかあると。

この罪悪感もルーツをたどっていくと、ちょっと心あたりのないところまでいっちゃったりするので、なかなかこれは見極めづらいところも正直言うとあるんですけども。

なんかすごく罪悪感があって、なにかと自分が他人に対して申し訳ないなと思ってしまったりとか、なにか問題を自分のせいだと思ってしまったりとか、逆に自分が正しいと追い込んでしまっていたりとかっていうような場合に、この罪悪感感が強いのかなという見方をするんですけども。

そうすると罪悪感というのは「自分を罰しよう」「傷つけよう」「自分を幸せにしないようにしよう」という感情なので、自己攻撃っていうのは習慣化するわけですよね。

それからさっきお話した、「エネルギーを解放しないため・本来の自分を解放しないため」に自己攻撃を使う。

これはちょっと矛盾してるように思うかもしれないんですけど、たとえば人前に出るのが怖いとか、成功することが怖いだったりとか、目立っちゃうこと・注目されることが怖いと思うことはないでしょうか?

たとえばそういった自分が成功したりとか、自分がパワーアップしたりとか、自分がより輝いていくと目立っちゃう、目立ったら嫉妬される、嫉妬されてみんなから攻撃される、じゃあやめとこうみたいな、怖れからくる自己防衛っていうことに、この自己攻撃を使うっていうことがあるんです。

「私ってこんなダメなんですよ」って自分で自分に思い込ませようとするわけですね。

そうすることによって、自分を輝かさなくても済むっていう、輝きたいんだけども、輝いちゃったときに自分がコントロールできない状況になってしまったら困るから、あくまでコントロールできるようにするために自分で自分を「お前にはそんな価値はないんだよ、そんな魅力はないんだよ」っていうふうに思い込ませようとするっていう場面があります。

それから、これはブログで紹介してると思いますけど「復讐」っていうのもあります。

自分が幸せになったらあいつを許さなきゃいけないとか、自分が幸せになったらあいつが喜ぶんじゃないかって思う人がもしいるとすると、幸せにならないことによってそいつを困らせようとする心理というのがあって、これを復讐っていうふうに言います。

これもちょっとひねった心理の、心の世界の話になるかもしれませんけども、自分が幸せになったらあいつを許さなきゃいけないと思ったら、あいつを許したくない自分は、自分を幸せにしないようにするために自分にダメ出しをし続けるっていうことをやったりするわけですね。

で、こういったお話の中で僕がよく提案させていただく物語というか、お話の中に「習慣化」っていうのがあります。

このVoicyYouTubeでもけっこう出てくる言葉なんですけども。

自分で自分を傷つけること、自分で自分を傷つけることっていうのが習慣化するっていうお話があるんですね。

なにかと自分を責めている。

たとえばうまくいったことがあったときに、「そんなのたまたまだよ、お前なんかうまくいくわけねぇ。そんなたまたまで調子乗んなよ」みたいなことを自分に言ってしまうとか。

人からプレゼントをもらったりとか、それからすごく感謝とかの言葉をかけてもらったときに「調子に乗ったらアカンで。そんなの絶対裏があるに決まってんだから」って言って自分に警告を発するようにするし、「お前なんかにそんな価値はないんだからな」みたいな感じでやっぱり否定が入ってくるとかね。

褒められるとなんか嫌味を言われてるように感じてしまうとか、自分が成功する、上手くいくビジョンというのがまったく描けないみたいな状況というのもそうなんですけども。

そうやって自分はダメなんだ、自分はろくでもないんだ、自分は成功しないんだ、自分は本当にヘタレなんだ、みたいなふうに自分を否定する自分、攻撃し続けることによって、これがクセになっちゃってるので、なにと自己否定・自己嫌悪・自己攻撃をしてしまうわけですね。

だからこれは習慣化してるので、気づいたらやっちゃってるみたいな感じだし、たとえばご飯食べて歯磨きしないとちょっと口の中が気持ち悪かったりしませんか?っていうふうに、僕らの習慣というのはしないと気持ちが悪いので、自己攻撃を習慣化してる人は自己攻撃してないとなんか気持ち悪いよね、なんか忘れてる気がするよねっていうふうになって、無理やりでも自分を否定しようとする。

こんなことが本当に心の世界っていうのは起こりうるんですね。

だからこういうところを紐解いていくっていうのは、カウンセラーとしてはすごく面白くて、すごく興味深いところなんですけど。

そういったところの「自分のパターン」っていうのを気づくと手放すということができるようになります。

罪悪感というところが多分大きな原因だろうなって方は、罪悪感を癒しましょうってアプローチをしていきます。

自分を輝くことっていうのを怖れているのであれば、それはセクシャリティの問題、自分の魅力を受け取ってないから、自分の本当のパワー・自分のエネルギーっていうものを受け入れてないんじゃないかっていうとこで、そこを受け入れましょう、解放しましょうってアプローチっていうのができたりします。

復讐心があるのであれば、手放しましょう。

あいつに対して許しましょうとか、感謝しましょうっていうかたちのアプローチをとることもできます。

習慣化してる場合っていうのはこれがちょっと一番複雑でややこしい部分なんですけども、それをやめる・自己攻撃をやめるっていう発想をするということよりも、自己攻撃をやめるとどうなるの?

自分を愛せるようになる。よし、じゃあ自分を愛そう!みたいな感じで、自分を愛する方向、自分を喜ばせる・自分を笑顔にするっていうことを新たな習慣というところにして、そしてこの問題、クセをやめていこうっていうところを画策するっていうかな、目標とするっていうこともあったりして。

こういった部分は対処方法というのはいろいろあったりとか、深いレベルでもヒーリング・癒しっていうのを起こすこともできるんですけども。

やめたいんだけどやめられないものがあったときに、「やめたくない自分がいるとしたらなぜなんだろう?」って考えてみると、これが一つの突破口になるんじゃないかなと思っております。

ということで、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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