すべての道は自己否定に通じる!?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「自己否定(無価値感)に引っ張られていつもマイナス思考に陥ってしまうのならば、改めて本気でそれを何とかしようと取り組む機会を作ったほうがいい。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日もいい天気の大阪でございますけども。

近くの公園が、昨日ぐらいから焚き火というか、バーベキューが解禁になりまして。

早速、昨日行ってまいったところでございます。

やはり火は癒されるね、という体験をしてきました。

ちなみに今朝も、ちょっと焚き火はしてないんですけど、公園でモーニングコーヒーをいただいてきたわけでございますが。

やはり大事だなと。

自然の中に行くのは大事だなと思った次第でございます。

ということで、その話とは全く関係ないんですけども、「すべての道は自己嫌悪・自己否定に通ずる」というお話でございます。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローとかもぜひよろしくお願いします。

昨日書いたネタについて、今日お話させていただくんですが。

僕らは「パターン」っていうのを持っていましてね。

で、いつも同じ思考パターンをぐるぐるぐるぐる回ってしまうっていうことないでしょうか。

で、その中の代表的なものが行き着くところは、「いつも私はダメなんだ」っていう、自己否定っていうところ。

昨日のネタ元さんは、その辺りの心の動きをとても上手に表現していただきまして、とてもわかりやすかったんですが。

たとえば、彼から連絡が来ないってなってくると、「嫌われたんじゃないか」とか、それから「私のことを忘れられたんじゃないか」とか、「自分のことなんてどうでもいいんだ」みたいな感じになって、そこで不安になるわけですね。

で、そして焦って、なんとかしようとして、コントロールって言いますけども、連絡を取ってしまったりとか、「こんなことしたらうざいと思われるかな」と思いながらもLINEしてしまったりとか、「会おう会おう」っていうふうにしつこく言ってみたりとかっていうことで、ちょっと相手に引かれるかもしれないって。

で、そこでまた考えるわけですね。

「こんなことしてたら絶対嫌われる」とか、「そのうち相手にされなくなる」とか、「ブロックされる」とか、「うまくいかなくなる」とかっていうような、思考がぐるぐるぐるぐるここら辺で働きはじめますよね。

この辺りっていうのは、不安だったりとか、怖れっていうのがベースになって。

そして、状況をコントロールしよう、相手をコントロールしようとして、もちろん自分の行動も制限しますよね。

会いたいけど、会いたいって言わないとか、そしてLINEを送っちゃいけないのにっていうふうに、気持ちをセーブしたりとかっていうことを、我慢っていうのもここで生まれますよね。

そして、すごく相手のことを考えるようになって、不安が大きくなればなるほど相手に意識を取られるようになって、そしてそっちの方に気が取られていくと、他のものが手につかなくなったり、目に入らなくなったりっていう状況になって。

で、もちろんそこで連絡が取れて、たとえば会えたっていうことだったりすると、もう本当にこれは痛み止めの注射を打つみたいな感じで、その時はまだいいんですよね。

でも、一緒にいてバイバイした後に、また不安がやってくるわけですね。

なぜかというと、この不安の元っていうものが解決されてないので、その元からどんどん不安が上がってくると。

で、下から不安という気持ちが上がってきて、表面的にその不安というのをなんとかしようと思って、会うとか会わないとか、連絡を取り合うとかっていうことになって、一瞬はふわっと消えるんですけども、その元を断ってないもんですから、次々次々に不安とか、焦りとかっていうのが出てくるっていうことになります。

じゃあ、その元ってなんなのか?っていうことになってくると、この辺まで来た時に、「本当に私ってダメなんだから」とか、「本当に自分って魅力がないんだわ」とか、「自分って本当に価値がないんだわ」みたいな感じ。

無価値感とかって言ったりとか、それから罪悪感がこういう行動をさせることももちろんあるんですけども。

そういった無価値感とかが出てくる。

これが元になってる部分なわけですね。

で、その元になってる無価値感がそのまんまだと、この無価値感から不安とか怖れが出てきて、それが焦りを作って、行動をコントロールするようになったりとか、それからいっぱい考える、思考がぐるぐるするっていう状態に、そこからなっていく。

で、それがしんどい。

だからなんとかしなきゃいけない。

で、こうなってくると、もう自分では訳がわかんないから、「誰かなんとかして」って言って、彼になんとかしてもらおうとする。

これも依存っていうところが出てくるし、他人軸な状態なわけですね。

で、もちろんさっきも言いましたけど、そこでなんとか彼がしてくれましたと。

会ってくれました。慰めてくれましたと。

一瞬は良くなるけども、その根っこにある無価値感っていうものが変わらない限り、このシステム自体は変わらないわけですね。

だから、たとえば状況を変えましたと。

相手を変えました、ということになっても、同じことを繰り返すっていうことになっていきます。

で、この問題っていうのは、「じゃあこの根っこにある無価値感を癒しましょう」っていうお話になってくるんですが。

これは今の話だと、たとえば無価値感っていうことなんですけども。

結局は、なんか自分の中に、誤解を恐れずに言えば、誤解があるという話なんですけども(笑)

ちょっとわかりにくくしちゃいましたね。

「自分に価値がない」とか、「自分には魅力がない」とか、「自分はダメなんだ」っていう思い込みを作ってる、そういったマインドっていうのがあった時に、これは実は、「なにかで誤解しちゃってる」っていうところが真実なんですね。

本当は魅力もあるし、価値もあるんだけども、それを感じられない自分になってしまってる。

要は、そこでは不感症になってしまってるっていうところが、この話の元でございます。

じゃあ、その無価値感っていうのはどこから出てきたの?っていうのは、カウンセリングで扱っていく領域っていうことになりまして、セミナーとかでもありますけどもね。

子供時代の親子関係、これはもうよく出てきますね。

お父さん、お母さんに、自分は大切にされなかった。愛されなかった。

自分よりも他の兄弟を大事にしていたように思うとか、自分のことなんか放っておかれて、お母ちゃんは他所を向いてたとかね。

そういった状況の中で、「なんか自分って価値がないんだな。愛される魅力なんてないんだな」っていうふうに思い込むようになって、そこで生まれていくのが無価値感っていう感情ですね。

なので、親子関係、そして兄弟との関係っていうのは、着目すべき1つのポイントになっていきます。

で、これが無価値感を作るっていう1つの例でございますけども。

他にも、学校での、とくに思春期ぐらいになってからの友達というか、同級生との関係性だったり、もちろん恋をするようになってからの失恋とか、うまくいかない恋とか、セカンドの恋とか、そういった恋愛のパターンっていうところから、その無価値感がどんどん強化されていていうことになっていくわけですね。

なので、カウンセリングとかセミナー的な王道的な見方をすれば、そのルーツ、お母さんとの関係、お父さんとの関係、兄弟との関係、ここら辺を見つめ直しましょうねとか。

過去の失恋の痛みとか、なんか「自分はダメなんだ、魅力がないんだ」って思い込むようなところにつながった出来事っていうのを、ちょっと今の自分から見つめ直してみましょうかと。

じゃあ、自己肯定感をあげていきましょうかっていうところが、この辺りの王道のアプローチっていうことになっていくわけでございます。

だから、今実際に、たとえば彼と連絡が取れなくて不安になってます。

彼に嫌われたんじゃないかと思ってすごくビビってます。

どうしようって焦ってます。

なんとかしなきゃっていう気持ちでいっぱいです。

っていうふうにしてるのは、今実際に起きてる感情なんですけども、この感情のルーツというか、そこを辿っていくと、もう遥か昔というか、幼少期であったり、思春期だったりとか、あるいは20歳前後の頃とか、そういった昔昔あるところにお話の中で培ってきた、その根っこの感情、無価値感だったりとかっていう感情が、この不安や怖れっていうものを生み出してるんだよっていうことは、これは理解していただきたいなと。

だから、その不安や怖れをなんとかしようと思って行動したとしても、根っこっていうものを処理してない部分だけ、やはり同じことを繰り返して、パターン化していくっていうのが、心の世界のあるあるでございまして。

で、だから「すべての道は自己否定、自己嫌悪に通ずる」なんていう言葉を、ある時から、けっこう昔から僕言ってるんですけども。

どこから入っても、だから今は恋愛話を例えにしてますけども、仕事においても、この無価値感が発動されれば、「私なんか会社になにも貢献してない」とか、「自分なんて力がない、魅力がない、価値がないから、他の会社なんかでは雇ってもらえない」って言って、今の会社にしがみつくとか。

「自分なんかが成功できるわけがない」っていう思い込みを作ったりとかっていうことになって。

僕たちは、やっぱり表面的に出てくる感情をもちろんなんとかしたい。

これが悪いわけじゃないんですけども、でもそれは、歯が痛い時に、痛みだけを抑える時に薬を飲んで抑えるみたいな感じで、元になってる虫歯をやっぱり治療しないとねっていうところが、カウンセラーとしての注目するポイントなんですよね。

だから、慢性化してる問題っていうものっていうのは、こういったパターンを作るんですけども、今日のネタのように、無価値感ベースで不安や怖れが出てきて自己否定をいつもしてしまうっていうのは、けっこうたくさんの方に当てはまるような事例かなっていうふうに思いますので、じゃあここで性根を据えて、ちょっと半年、1年っていう時間をかけて、無価値感をなんとかしていこうと。

なんとかなるもんなんですよ。

っていうふうに、意識を切り替えていただけたらいいんじゃないいかなと思っております。

ということで、最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。

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