男性性バリバリの人が女性性を解放していくと起こりがちなこと、そして、その未来について。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「男性性、嫌い。~女性性の解放により起こる現象と、その先に待ってる“内なる”パートナーシップについて~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日も東京のセミナールームに来ています。

晴れたり、雨が降ったりの東京でございますけども、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、「女性性を解放すると起こりがちなこと」ということについて、お話させていただきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録・フォローとか、よかったらぜひよろしくお願いします。

男性性バリバリでやってきた方に、よくブログとか、こちらのVoicyYouTubeでも、「女性性を解放しましょう」という話をしています。

心理学的な話をすると、「自立」から「相互依存」のステージに行く。

自立っていうのは、傷ついた男性性のシンボルなので、女性性でそれを癒しながら、相互依存のステージに移っていくっていうために、「自立を手放しましょう」ということをよくお話しています。

そのときに、カギになるのが「女性性」なんですね。

で、そのときに、「女性性を解放しはじめると、こんなことが起こりますよ」っていうことを、良いこともちろん起こるんですけど、じゃないこともちょこちょこあって戸惑ったりするので、今日はその辺をお伝えしていきたいと思う次第でございます。

それまで、男性性バリバリで頑張ってた、そういう方が、なんか燃え尽きたりとか、行き詰まったりとか、なにか違うって感じて自分を変えようとするときに、やはりそこでカギとなるのは、今まで封印してきた「女性性」ということになるわけですね。

今日の元ネタさんの話をブログに書きましたけども、その方も、今までバリバリやってきて、でもちょっと最近女性性を解放しはじめたっていうネタだったんですけど。

そうすると、「大きく人生が変わる」と言ってもいいぐらい、価値観とかが変化していくんですね。

だから、「男性性」と「女性性」というのは、こんなにも違うんだっていうことになるんですけども。

男性性バリバリでやってきたときっていうのは、とにかくバリバリ稼ぐとか、働くとか、成果を出すとか、それから「狙った獲物は必ず落とす」みたいな感じで、目標設定・目標達成っていうところにエネルギーを注いだりとか、「とにかく頑張る!」みたいなことっていうのを、男性性というのは求めているわけで、「強くて正しくて」みたいなところもそれらに入ります。

ところが、それは行き詰まりを迎えていくので、なにかしらの問題が起きてくるんですけども。

そこで、「じゃあ女性性を解放しましょう」ってことになっていくと、今お話したような男性性的な生き方っていうのは、ガラッと変わっていくことになります。

最終的には統合されていくんですけども、一時期その反動でこんなことが起こるっていうことが、今日の主題なんですけども。

「女性性」っていうのは、柔らかさであったりとか、すごく感情的であったりとか、すごく直感が鋭くなったりとかっていうのもあったりするんですけども、楽だったりとか、幸せだったりとか、それから嬉しい・楽しいっていう、感情的な喜びっていうのが非常に価値を出てくるんですね。

「男性性」っていうのは、結果を出すとか、すごく頑張っている充実感・高揚感みたいなものが、重要なんですけど。

女性性が優位になってくると、楽だったりとか、ボーっとできて気持ちいいとか、楽しいとかっていう感覚の方が重要になっていくんですね。

なので、それだけでも大きな変化なんですけども。

そうやって感情を感じられるようになる分だけ、たとえばそれまで男性性っていうのは強さっていうのをすごく求めてたんですけども、女性性が解放されると、まさに自分が弱くなったように感じたりとか、涙もろくなったりとか、それからいろんな感情を感じるようになるので、すごく繊細になったりとか、傷つきやすくなったり、クヨクヨしやすくなったりとか。

そういうふうな、「女性的な部分」というのが、より出てくるようになるわけですね。

それが「気持ち悪い」っていうふうに感じる場合もありますし、でもたとえばすごく楽で、頑張ってなくて、けっこう好きなように、自由に生きているっていう状態が、すごく気持ちよかったりとか、嬉しかったりとかっていうところもあって、頑張る気がなくなっちゃうなんていうこともよくあるし。

その過程で、やっぱり今日タイトルにもしてますけど、男性性がすごく嫌いとか、すごい嫌悪感になっちゃうということも、プロセスの途中では出てきます。

僕らが変化するときって、過去の自分をけっこう否定するので、だからっていうこともあるんですけども。

自分のシフトが、男性性から女性性に移ったことによって、男性性がまるで敵のように見えたりとか、すごく苦手っていうふうになったりします。

これが、男女関係でも出てくると、それまで男の人と普通に男同士のノリみたいな感じで楽しめたのが、全然楽しくなくなってきたりとか、むしろ気持ち悪い・怖いっていうふうになってきたりする場合もありますし、恋愛がうまくいかなくなったりとか。

それから、今までだったらお付き合いできそうな距離感に行けたのに、怖くて近づけなくなっちゃったりとか、近づかれたらかえって嫌になっちゃったりとかっていうことが変化として出てくるので、そうするとけっこうネガティブに見えてしまうんですけども。

これも、プロセスの途中なんですよね。

そうやって、男性性を嫌うことで、「より女性性の方にエネルギーを向けて充実させてる」っていうふうに捉えるといいのかなというふうに思います。

だから、こういった変化が出てきたっていうのは、これは継続セッションの方になっちゃうんですけども、やっぱりわかるじゃないですか。

そうすると、「なんかめちゃくちゃ順調ですよ」とか、「いい感じですね」みたいなふうに言うんですけどね。

本人たちは、「なんか気持ち悪い」みたいな感じとか、「楽になったんだけど、これでいいのかな」とか、「全然恋愛とか、うまくいかないところは興味がなくなっちゃったんだけど、どうしよう」とか、「最近性欲がなくなっちゃってヤバいじゃないか」みたいな話をされるんですけども。

それも、今までの自分との比較の状態なので、悪いとも言い切れないというか、悪くはないんです。

めちゃくちゃ順調なんですね。

だから、そのことをいつもお伝えしていて、「このまんまいきましょうよ。いい流れなので、これに乗っていきましょうよ」と言うことができるようになります。

「傷ついた男性性」っていうふうに言われる自立のステージっていうのは、一人で頑張るとか、一人でなんとかするとかっていうふうに目指すんですけども、女性性が出てくると、誰かと一緒に頑張るとか、誰かと一緒にっていう「つながり」っていうのが非常に大事になるので、寂しさも出てきやすくなるんですけども、受け取り上手になったりとか、それからお願い上手になったりっていう、大きな変化が出てくるんです。

ここに抵抗を覚える方は、非常に多いんですけど。

そうすると、実はここから先、さらに先の話をしていくと、受け取れるようになってくると、「ビジョン」も受け取れるようになるんですね。

ここで言うビジョンっていうのは、「自分がすごくワクワクするような生き方」のことで、「ライフワーク」っていうふうに呼んでもいいかなと思います。

そのイメージっていうのが、受け取れるようになるんですよ。

そうやって女性性を開放していって、そういった男性性が嫌い・怖い・キモいみたいなところも通るんですけども、そのまま女性性を開放していくと、ビジョンっていうのが受け取れるようになって、すごくワクワクする。

人生の喜びや楽しみ、未来に関しても、ワクワクを感じられるようになってくるんですね。

そうしてきた段階で、再び男性性に脚光が浴びていくようになります。

つまり、男性性と女性性っていうのが協力し合って、そのビジョンっていうのを現実化していく方に向かっていくっていうふうに、意識が統合されていくというか、整っていくっていう感じなんです。

そこに至って、また男性性が必要になってくるんですね。

というのも、たとえば「ビジョンを受け取る」っていうのは、「女性性」の仕事なんですけども、受け取ったビジョンっていうのを、「現実のものに置き換える」には、「男性性」の思考力であったりとか、男性性的な直感力だったり、感覚的なものっていうのがすごく大事になってきます。

「こういう現実が欲しいな」っていうことになって、それによって、女性性が司るモチベーション・エネルギーっていうのが上がっていって、これがこのプロジェクト・ビジョンを現実化するプロジェクトを下支えするようになります。

モチベーションの方ですね。

具体的にどういうふうにしたらいいのかの計画であったりとか、いったいどうやっての戦略的な部分っていうのは、男性性のお仕事だし。

それの推進力というか、実行力というか、行動力っていうのを作るのも男性性。

そして、それを女性性が今度は感情的にサポートする。

あるいは、女性性がそういった男性性を応援するみたいな、育むみたいな、そういうプロセス。

つまり、男性性・女性性が協力し合って、ビジョンに向けて進んでいくと、どんどん自分の意識が統合されていく。

その結果、生きやすい未来というか、現実というかっていうのが手に入っていくっていうのが、大きな流れになるんですね。

だから、男性性バリバリやっていた人が、女性性を解放しはじめると、男性性に対する嫌悪感とか抵抗とか、それが男性に対する苦手意識なんかにつながることもあるんですけども。

その先の「ビジョン」というものを受け取れたときに、統合されていって、いいかたちに整っていって、その結果、「自分らしい生き方」っていうのがクリエイトされていくっていうのが、このプロセスの流れなんですね。

それがいわば「相互依存」っていうところの流れでございますので、よかったら参考にしていただければなと思っております。

ということで、最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。


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