リーダーになるときに出てくる不安、恐れ、自信のなさってどう克服したらいいの?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「リーダーになることが決まると意識がガラッと変わるのでビビりまくるけど、そこで変なプライドを出して背伸びしすぎるとめちゃくちゃ苦しいですよ、という話。」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、大変風の強い東京・神楽坂でございますけども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
台風が来るみたいでございますね。
明日もグループセッションがあるんですけども、セミナーもやってるんですけども、ちょっと気になるところでございます。
今日は、「立場変われば見方も意識も変わるよ」という、リーダーに関するお話をさせていただきたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
そして、チャンネル登録とか、フォローとかもぜひお願いします。
今日いただいたネタっていうのは、けっこうカウンセリングでも、「よく考えたらあるなぁ。似たような話あるな」っていうところで。
立場が変わる。
たとえば、わかりやすく言うと、今まで平社員だったのに、なんかリーダーになった、マネージャーになった、管理者になったみたいなこともそうですし。
今日の元ネタさんのように、習い事とかで、最初は生徒というか、受講生という立場で勉強していて、楽しかったんだけども、ある日先生から「インストラクターにならない?」とか、「講師にならない?」みたいなふうに言われて、「やってみよう」と思うんだけども、途端に怖れがドッとやってくるなんていうようなケースっていうのもあったりします。
そんなお話がテーマなんですけども。
今日のネタをいただいた方は、なんか武道をやってらっしゃるということで、武闘派女子が武道なんかを極めたらもう無敵じゃないの、なんていうふうに思うんですけども(笑)
「好きでこれを極めたい」っていう気持ちがあるから、インストラクターになるっていう話もオッケーを出したっていうネタで、よかったらブログの方もまたチェックしていただきたいんですけども。
そしたら、自信のなさが途端に出てきて、すごく不安になったり、怖れが出てきたりとか。
それから、自分の中の、もう今まで信じられないぐらいの弱さみたいなのが出てきちゃったんだよねっていうところのシェアだったんですけども。
立場が変われば見方・意識が変わるっていうのは、皆さんも実感するというか、知ってるかと思いますし。
それがインストラクターとか、講師とか、あるいはリーダーっていうのは、まさしく「リーダーシップ」に関するテーマっていうのが出てきて。
今までやったらついていけばいいのに、今度は引っ張っていかなきゃいけない立場になって。
要は、立ち位置が逆になったような感じがするんですね。
で、そうすると、いわゆる物の見方というか、武道なら武道、仕事なら仕事、習い事なら習い事に向けてた気持ち・意識っていうのが、やっぱりガラって変わっちゃうんですよ。
それまでは受け身、どっちかって言うと受け身側だったんだけど、そうやってインストラクターになるっていうと、与える側っていうふうに変わりますよね。
たとえば、僕もお弟子さん制度っていうのをやってて、今度6期がスタートするんですけども。
それまでは、クライアントとしてカウンセリングを受ける立場だった方々も、中にはけっこういて。
でも、カウンセラーになるってことは、今度はカウンセリングをする側、与える側っていうふうに、立場がガラッと逆に変わるわけですよね。
カウンセリングっていうところについては同じなんだけども、受ける側・与える側っていうことで立場が変わると、当然ながら意識も変わってきます。
そうすると、当たり前ですけど、やったことないわけで、当然ながらもうビビりまくるんですよ。
怖いんですよ。
しかも、今日のネタ元さんもそうだったんですけども、その武道を極めたい、大好きだっていう気持ちがある分だけ、やっぱり大切なものを壊したくないし、失いたくもないですから、その分だけ自分にドッとプレッシャーがかかってくるっていう状態になります。
これはたとえば、平社員から主任とかリーダーになりましたっていうのもそうですね。
こういった話はけっこうお聞きしていて。
今までなんか習い事とかでもそうですけども、仕事とかでも、「講師を務めてください」みたいな話が来て。
で、これはたとえば新人さんとか、中途入社の方に対する研修みたいな感じで、「おしゃべりをしてください」っていうふうに言われると、どっちかって言うと、今まで聞く側だったのに、いきなり登壇してしゃべるってなったら、やっぱり意識がガラって変わるわけです。
そうすると、リーダーっていう立場に僕たちは立たされるんですけども、ここでさまざまな問題っていうのが出てきます。
で、これが苦手っていう方もとても多いんですよね。
目立つのが好きじゃないとか、要は「前に出る怖れ」っていうふうにも言ったりするんですけども。
注目を集めるポジションでございますから、すごくその自分の中の恥ずかしさとか、怖れ・不安・自信のなさ・劣等感・惨さっていうのも出てくるし、人によっては嫉妬されることを怖れるようになったりとか、失敗したらどうしようっていうふうに考え込んだりとかして、「もうそんな話受けるんじゃなかった」っていうふうに思うことも、少なからずあるんじゃないかなと思います。
そんなお話はカウンセラーとしては、よく本当に聞かせていただくんですけども。
それは、もちろん個人個人で、アプローチというかアドバイスも変わってくるんですが。
ざっくり言いますと、自分が受ける受け身の立場、受ける側の生徒の立場から、与える側の立場、インストラクターとか講師の立場になるっていう時に、やっぱりもう「意識の変換」っていうことが起きていて。
で、そこでいろんな葛藤っていうのが起きてくるんですね。
で、1番大きいのが、「自分が自分に期待する」っていうことなんですよ。
わかりやすく例えを使いながらお話しますと、今まではインストラクターさんがいて、自分は学ぶ側・習う側だったんですよね。
で、自分が今度インストラクターさん側になるってなると、その自分の先生と自分を比べて、「同じようにせないかん」とか、「それぐらいできないといけない」とか、「先生ぐらいできなかったらインストラクターなんか務まらへん」みたいな感じで、いきなり基準をグイーンと上げていくんですよ。
でも、冷静に考えれば、こっちは初心者マークですわと。
もう本当に免許取り立てで、もう路上に出たばっかの人間ですよと。
ところが、先生っていうのは、もう何年も車を運転してるんです。
場合によっては、何十年っていう大ベテランのドライバーさんである可能性だってあるでしょうと。
いきなり免許取り立ての人間が、そんなベテランさんだったりとか、もう何年も車を運転してる人と同じようにできますか?って。
できませんって絶対に。
っていうのは、よくおわかりだと思います。
でも、同じことなんですね。
で、やっぱりリーダーになるっていうことで、それまで経験してなかった人はもちろんそうなんですけども、経験をある程度してきた人でも、やっぱり大好きなものだけに、ものすごい基準を高めてしまうんです。
「これだけのことをしなきゃいけない」とか、「これぐらいのサービスを与えられないとおかしい」とか。
やっぱりそうやって、どんどん自分にプレッシャーをかけてしまうんですね。
なので、実際そのハードルがクソ高くなってしまって、「こんなん棒高跳びでも飛べねえよ」ぐらいの基準を設けてしまうことがあって。
で、それでそのプレッシャーに押し潰されていくっていうことが起こるんですよ。
この辺りは、僕もお弟子さん制度っていうことをやってる上で、非常によく耳にする話で。
で、やっぱり先輩たちもいたりとか、師匠もいたりとかすると、自分が自分に期待する、自分が自分に求めるものが高くなりすぎてしまって、必要以上にプレッシャーを感じてしまうっていうことがあるんですね。
でも、よくよく考えたら、まだまだ本当にひよっこなんですよ。
若葉マークなんですよ。
そんなインストラクターになりたてとか、これからなるんだったら、そしたらうまくできっこないんですよ。
でも、逆に言えば、初心者であるからこそ、ひよっこであるからこそ、失敗してもいいし、わかんないことあっても当然だし、うまくいかなくても当たり前なんですよね。
そのために先輩たちがいたりとか、師匠がいたりとかするわけですよ。
だから、師匠の立場からすると、「どんどん失敗しなさい」っていうことをお伝えするわけですよ。
そんなできっこないんだからさ。
で、それよりもなんか失敗を怖れたりとか、周りの目を気にしすぎて、ちっちゃくまとまっちゃうと、本当になんか抑えにいくようなことしかできなくなるので、結局自分が満足できないことになっちゃうんですよ。
だから、「もう初心者なんだから当たり前じゃん」みたいな。
だから、リーダーになったとき、インストラクターになる、講師になるみたいな立場に変わったときは、「できなくて当たり前よ」と。
「初心者なんだもん」と。
で、そういうふうに素直に認めてしまうと、僕たちは謙虚になれるんですね。
謙虚になれると、わからないことを「わからない」って素直に言えるし、それを聞くことができるし、お客様に対しても謙虚に接することができるんです。
それをしないと、なんか力づくで自分の師説を押し付けたりみたいなことになって、変な空気を作っちゃうんですよ。
だから、初心者は初心者なりに、またリーダーとしてはスタート、新たなスタートだから、そこから成長していくっていう意識を持って、まずは「できないものはできないでいいんだよ」っていうことを認めてあげるっていうところが、スタート地点じゃないかなと思う次第でございます。
ということで、今日も最後まで聞いていただき、ありがとうございました。
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