「夫と仲良く添い遂げたい」という夢は他人軸なのでしょうか?~自分軸と他人軸の見分け方について~

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「「夫と仲良く添い遂げたい」という夢は他人軸なのでしょうか?~自分軸と他人軸の見分け方について~」

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どうもこんにちは。カウンセラーの根本でございます

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日は寒いですね。朝息子を学校に連れて行ったんですけども、道が凍結していないかどうかちょっとドキドキしながら運転して行きましたけど、何とか大丈夫でございました。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

ってことで今日はですね、けっこうこれね、難しいかなっていうテーマなんですけども。

「これって果たして自分軸なんだろうか?それとも他人軸なんだろうか?」っていうネタをですね、頂きまして、ブログの方でそれにお答えさせていただいてるんですけども。

こちらでもですね、その見分け方っていうこと、解釈の仕方っていうところで、ご紹介できればなと思ってますのでよかったら最後までお聴きください。

「自分軸」「他人軸」っていうのは、あの僕のブログの中ではよく出てくる概念で、「自分が主体なのか」「他人が主人公になってるのか」っていうことを自分軸・他人軸っていうふうに言ってるんですけど。

そこでですね、やっぱりこう「果たしてこの考え方、この自分の思いっていうのは自分軸なんだろうか?他人軸なんだろうか?」っていう判断に迷うっていうことはけっこうよくあります。

特にですね、自分一人に関する部分であればまだわかりやすいんですけども、人間関係、つまり他人が絡んでくるとですね、これってどっちなんだろうって分かんなくなっちゃうことはよくあるんですね。

基本的に自分軸っていうのは、「私は」とか「私が」っていう、「自分」が主語になっていて、“主体的”な行動の選択・考え方のチョイスっていうのがそれに当たるんですけども。

自分軸でいるつもりなんだけど、「果たしてこれって・・・もしかして違うの?」なんて言うのもけっこうよくあるんですね。

例えば今日いただいたネタの中にですね、「私は夫婦仲良く添い遂げたいという気持ちがあります」とか、「子供の夢っていうものを応援していきたい」というような思いがあると。

これは例えば夫婦関係で言えばご主人の存在があり、子供のことでは当然子供の人生っていうのがあって、これって他人が絡んでるし、他人の動向っていうかね、協力っていうか、そういったものがないと成り立たない夢・目標だから、「それって自分軸なのかな・・・?もしかして他人軸みたいなのかな・・・?」っていうような、そういう質問だったんですね。

結論から言うとですね、実はこの文字面だけではちょっと判断しづらいっていうところが正直なとこなんですけど、ただ奥さんの気持ちというのを想像するにあたっては、「多分これ自分軸じゃね?」っていうふうに僕は解釈したので、ブログのほうではそういうふうに答えてるんですね。

どういうことかって言うと、例えば「夫婦で添い遂げたい」と。「仲良く夫婦で過ごしたい」みたいな目標とか夢っていうのがあるとするじゃないですか。もちろんこれなんでもいいんですよ。

パートナーシップだけじゃなくても、仕事で従業員と良いチームを作っていきたいとか、このプロジェクトをみんなで成功させたいみたいな思いっていうのもそうですし、それから友達関係でもそうだし、様々な人間関係で似たような思いを抱かれることっていうのがあると思うんですけども。

他人が絡んできて、その時自分って、これ自分がそう思ってんだけども、でももしかして依存的な気持ちもあるのかなみたいなふうに疑いの気持ちも出てくる可能性があります。

これがですね、要は例えば夫婦で仲良く添い遂げたいという、そういう目標・夢があった時に、自分がそこに関われる・貢献できることっていうのが当然出てきますよね。

で、パートナーシップの場合は、50:50(フィフティフィフティ)ってよく言います。

まぁ人間関係どれをとってもそうなんですけども、自分の手の届く範囲っていうのが50%あって、相手の領域も50%。ここが対等なんですよねっていうところなんですけども。

夫婦で仲良く添い遂げたいという、そういう思いについて、そこからですね、「だからあなたも、あなたも協力しなさいよ」とか、「あなたがそういう気持ちでいてくれないの困るの」とか、ここって「あなたが」っていうふうに、他人ですけども、「相手」が主語になってるので、この思いが強いとなると夫婦で仲良く添い遂げたいという目標っていうのは「他人軸」に色合いは強くなるんですね。

で、「私はそういう仲良く過ごしたい」と。だからこそ、コミュニケーションをちゃんと取ったりとか、褒めたり、感謝したりって言うことをちゃんと伝えていくと。

自分にできることはやっていくと。そういう気持ちの方が強いのであれば、この願い・思い・目標っていうのは「自分軸」っていうふうに判断することができます。

だからここがね、難しいところで、相手がいることなので言ってみればですね、100%自分軸で捉えてるかっていうことってやっぱり難しくて、相手に依存する気持ちとか、ちょっとちゃんとしてよみたいなね、思いが出てくるって言うのも自然なことだと思うので、ここで「完璧主義」を発動してしまうとしんどいかなと。

夫婦仲良くやっていきたい、そのために自分が今できることをちゃんとやっていこうと思うっていうことであれば、これは立派な自分軸だと捉えていいですし、

じゃあ相手の領域ね、対等だって言うけど、相手の50%はどうすんのって話になると、ここでいわゆる“信頼”っていうことが出てくるわけです。

“パートナーを信頼する”っていうことですね。

で、もちろん信頼するっていうことも一つ難しい、言葉で言うのは簡単なんですけど、非常に難しい概念で、自分は仲良くしていきたいとは思ってるんだけども、パートナーがそれに同意をしてくれるか、それはパートナーの選択ですし、

「自分はその夫婦関係がよくなるために様々なできることをやっていこうと主体的に思う」、これは「自分軸」なんですけども、パートナーがやはり同じように関係を良くしたいと思ってあれこれやってくれるかどうかっていうのは、向こうの問題なんですよね。

お互いにそういう意思で、自分にできることをお互いにやっていった時に、ここはパートナーシップとして成り立つ。その目標・目的っていうのが、考えられていくっていうことになるわけです。

もちろんここでね、「期待」が出てくるんですよ。“信頼”じゃなくて“期待”しちゃうんですね。

「私がこんだけ頑張って夫婦関係を良くしようとしてくれるんだから、彼もきっとそのようにしてくれるだろう」これ期待なんですけども、他人軸ですよね。

彼の行動っていうものに、自分が期待をかけている。

あるいは、「これしてあれして」って思ってしまう。これコントロールっていうふうに言います。これも他人軸なんですよね。

ってなってくると、自分のエリアは自分のエリアで、そして彼を信頼する。つまり“お任せする”っていうことなんですよ。

そこに関して言うとリスクも当然伴います。信頼ということですから。

「彼が自分の期待通り動かない」当然これも出てきますし、自分は良くしたいと思ってるんだけど、向こうは逆に何か不満を持っていて心が離れていくっていう場面も当然ながら起こり得ます。

「それも踏まえて彼の選択だから」っていうことで信頼する。

ってこれもですね、実は“自分軸のあり方”なんですね。

なので、彼を信頼するっていうことも自分のテリトリーである50%の方に入ってきます。

で、どうなるかっていうことはハッキリ言って分からないっていうことなんですね。

もちろん、自分なりに色々与える・受け取る・感謝するとかね、コミュニケーションとるとかね、様々なチャレンジをしていって、その結果、うまく行かないっていうことはすごくショックで残念なんだけども、ただそのためにやったことってめちゃくちゃ重要なことだし、成長だし、自分の身になることでもあるので、結果っていうものについては分からないんだけど、決して無駄なことをやってるわけではないんですよね。

っていうふうに考えると、要はですね、何を思うかとか、何をするかっていうことが自分軸・他人軸を分けるって言うよりも、自分の気持ち・心持ち・意識っていうものが自分が主人公で、ちゃんと考えられているのか。

ひっくり返すと相手に依存・期待・コントロール・競争とかね、いろいろあるんですけども、そういった相手の行動・思考を束縛するような、制限をかけるようなことっていうのは、自分自身が思ってる部分に関して言うと、「他人軸」になってるなと。

それに気付いたらそれを手放して「信頼信頼」とかね、「自分軸自分軸」というふうに唱えてですね、意識を自分を取り戻してきて、「じゃあ今自分ができることは何なんだろう」と。

「自分の手が届くところで何ができるんだろう」っていうふうに考えて、行動していけるのがおそらくベストなんじゃないかなっていうふうに思ってるところでございます。

自分軸・他人軸っていうのはですね、そんなふうに実際自分の気持ち・心持ち・意識のあり方っていうものを問うので、自分ではそのつもりなんだけど、実は他人軸になってきたりとか、今日のように「他人軸なのかな?」と思っても実は自分軸だったりということがあるので、

今日お話ししたようなところをですね、意識していただくと、より“自分らしい生き方”、まぁ自分軸の先には“ライフワーク”というのが見えてきますから、自分らしい生き方を意識できるじゃないかなと思います。

ということで最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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