自己肯定感があがってきた、その次は??

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「自己肯定感があがってきたら、こんどは「自分を捨てる」ということ~サレンダーとは何か?自己肯定感とは何か?~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということですね、今日は最近よく話題になるお話をさせていただこうかなと思っております。

「自己肯定感が最近上がってきました・・・で、」みたいな話がけっこうブログでもちょいちょい紹介しておりますし、カウンセリングの中でもけっこう話題になるんですけども。

自己肯定感が上がってきてね、自分のことを受け入れられるようになりましたと。

そうするとまたいろんな問題が出てくることもあるんですけども。

その次のステップっていうのはどういうところに行くのかっていうお話を簡単にまとめて10分にギュッと、これだけで多分講座を一本作れそうな気がするんですけども、10分にまとめてお届けしたいなと思います。

オーバーした場合はごめんなさいって話です(笑)

自己肯定感っていうのをですね、少し復習といいますかね、もう1回見てみると、「ありのままの自分を受け入れる」っていうことなんですけど。

それは良い自分・悪い自分、できてる自分・できてない自分、長所・短所、全部含めて「まぁこれが今の自分だし」っていうふうに受け入れていくことを自己肯定感っていうふうに言うわけですね。

これはね、旅に例えるならば、「現在地を確認する作業」みたいな感じでですね。

たとえば今僕は大阪の自宅にいてこれを収録してるんですけども、東京の神楽坂にセミナールームがありますよと。

じゃあここから東京のセミナールームに出張で行くときは、電車に乗ってですね、まず新大阪に行って新大阪から新幹線で東京駅に行って、そこからタクシーなり東西線なりを使って神楽坂まで行くっていうルートをとるわけですけど、それは今僕が大阪にいるっていうことをちゃんとわかってるからそういうルートを考えられるわけですね。

これがですね、たとえば今自分が新宿にいるっていうことであれば、そんな東京駅に行く必要もないですし、新幹線に乗る必要もないわけですし、多分山手線で高田馬場に行って高田馬場から東西線みたいなルートになるのかなっていうふうに思うんですけども。

要はですね、そういった自分の現在地を知る、今自分がどんな状態なのか、どういう心のマインド・状態なのかというのを知るというか、受け入れるっていうことが自己肯定感というわけですね。

なので、旅に例えれば出発地、つまり現在地を確認するっていうことがポイントなんですね。

で、自己肯定感っていうものが上がってきましたっていうことは、「今自分がいる場所がよくわかった」ということですね。

そこからですね、目的地、神楽坂のセミナールームであればそこがゴールになるわけですけども、そこまでのルートっていうのはいろいろあるわけで。

大阪から行けば飛行機もあるわけですし、バスだってありますし、なんだったらですね、サンライズに乗ってですね、夜行で行くこともできたりするわけなんですが。

いわゆるですね、居場所がわかる、自分の今いる居場所が分かって初めて次のゴールが設定できる、ゴールまでのルートが設定できるわけですね。

そうなった時に、次になにが必要になってくるのか?自己肯定感としてなにが必要なのか?っていうふうな見方をするとですね、実は次のステージに行くためにあるポイントがあってですね。

そこはですね、今までと真逆のことを僕は言い始めるわけですね。

いろんな問題があってその状況に振り回されてるとか、他人軸でパートナーであったり仕事だったりお金だったりに振り回されてる状態だとか、あるいは問題が起きて混乱してる状態っていうのは、いわば自分が今どんな状態なのか、自分がどこにいるのかわからない状態なんですね。

なのでまず自分を受け入れましょう、自分を見ましょう、自分自身と向き合いましょうということをやっていくんですね。

それで居場所・自分のいる場所・現在地っていうものを確認しましょうっていうことで自己肯定感が重要になってくるんですけども。

そこからさらに成長して次のステップに行くっていう時にはですね、今度は真逆に一見聞こえるようなことをやるんですけど、それはなにかっていうと「自分を捨てる」っていうことで、これ言い換えると「サレンダー」っていうふうな言い方ができます。

サレンダーっていうのはですね、ブログなんかでもよく出てくる言葉なんですけども、流れに身を任せるとかプロセスに身を委ねるといった表現をします。

プロセスに身を委ねるっていうのはちょっと難しい表現なんですけども、要はですね、自立してる段階っていうのは自分の状況をコントロールしようとしたりとか、それから誰かと競争・比較したりとか、それから自分のやり方とか自分の正しさっていうのにこだわって、「一人」っていう状態なんですね。

そうするとうまくいってる分にはいいんですけども、やがてこのやり方、一人で頑張る・一人でなんでもやろうとするっていうのは燃え尽きてデッドゾーンっていうところに入っていってしまいますね。

ところがですね、このデッドゾーンっていうところに入ってしまえばもう物語は終わってしまっていくので、その次の「相互依存」っていうステージに行く必要があるわけですね。

その相互依存っていうステージに自立から移る時っていうのに必要になってくるのが女性性のエネルギーというものであり、ちなみにその先の方向を示す、目的地を示すものっていうところがセクシャルエネルギーとかがすごく重要になってくるんですけども。

要はですね、僕が東京に行こうと思ったらですね、新幹線の運転士さんに命を預けるわけですよ。

まぁそんな意識で乗ったことはほとんどないんですけども(笑)

命を預けて任せるわけですね。

自立してる状態っていうのは、ここからセミナールームまでなんとか一人の力で、自分一人の力で歩いて行くみたいな感じで、まぁそういうのも悪いわけではないんですけど、めちゃくちゃ時間と労力がかかりますよね。

とてもそんな気にはなりませんということで、新幹線という乗り物にサレンダーしていくっていうことが本当は必要になってくるわけですね。

なので、自己肯定感が上がってきて自分の居場所っていうものが分かるようになってきたりして、今度は自分と向き合ってきた自分のやり方であったりとか、自分の成功法則であったりとかっていうのを一旦手放してですね、なにかに委ねていく。

目的地にたどり着くために、なにかにサレンダーしていくっていうことが必要になってくるっていうわけなんでございます。

ところがそれまでの自立してきた人からすると、これがね、非常に抵抗があるわけですよね。

誰も信頼できないから自分一人でなんとかしようとしてきましたし、勝ち負けにこだわって競争してきたのに誰かに頼るっていうのは負けるような気がしますし、自分のやり方を手放すっていうことはすごく不安になったりとか、嫌な気持ちになったりするわけですね。

なので、そこで自分になにが必要なのかっていうと、「女性性のエネルギー」。

受け取るとか委ねるとかですね、信頼するとか、そういったエネルギーになってくるんですけども。

そういった女性性のエネルギーを使って状況に身を任せていくっていうことになります。

「なるようになる」とかね、「人事を尽くして天命を待つ」とかですね、そんなことわざにあるように、自分一人の力を越えて物事に向き合っていくっていう状況になります。

なのである意味これね、マズローの五段階欲求説でいくと、自己実現っていうところよりもう一個行った自己超越みたいなね、そういったプロセスになってくるのかなっていうふうに思っています。

そこでポイントになってくるっていうのがサレンダーですね。

つまり問題が起きた最初の頃って、自己肯定感を上げましょうなんて言ってる時っていうのは「自分を見つめましょう」っていうところなんですけども、自分を見つめましょうっていうところから次のステップに行きますっていうことは今度は「自分を捨てなさい」っていうふうに言われるわけですから混乱するんですよね。

このタイミングみたいなものっていうのは、本当にカウンセラーがついていればカウンセラーの方で判断していったりとかしていくことが大事。話合いながらですよ、もちろんね。

カウンセリングも一つのWin-Winな関係になるんですね、カウンセラーとクライアントっていうのもね。

その中で流れに身をまかせていくことができると、より楽に自分らしい人生が生きていけるようになりますよっていうところが、今日のブログであったり今日のお話のメインのところであります。

なのでブログの方ももっと詳しく書いてますので読んでいただければなと思うんですが。

そういう形でですね、サレンダーをしていく。

これがですね、非常に怖い、嫌だっていうのはですね、多くの方が体験されることでございます。

だからやっぱり自分のやり方、たとえばマイペースでいきますみたいな感じの「マイペース」も自分のやり方だったりするので、状況によっては悪くはないんですけど、場合によってはもしかするとうまくいかなくなる、逆効果になっちゃうこともあったりします。

だから本当に自分でサレンダーしていく、流れに身をまかせていくことが大事なんですけど、これもね、もっと深いレベルで見ていくと、実は「自分自身のエネルギーに身を委ねる」っていう話になっていきます。

ちょっと怪しい話になってくるんですけど、自分の心の深いところにいるハイヤーマインドであるとか、自分自身の本当に神様のような部分に委ねていく。

究極の自己信頼みたいなことっていうのがここのテーマになってきます。

ここの究極の自己信頼とも言えるハイヤーマインドに繋がることができるとですね、「なにが起きても自分は大丈夫」とかね、「誰かが必ず見守ってくれてる。守ってくれる」とか、

その誰かっていうのは人だけじゃなくてね、いろんなものですよね、というような信頼もできますし、自分の流れに任せてる分だけそんなに頑張らなくてもですね、流れに乗っていくと徐々に徐々にして成功の方に向いていくというお話でございます。

ちょっとややこしい話も含めましたけど、今日はこの辺で失礼したいと思います。

最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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