危険！他人軸なセルフイメージ。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「他人軸な自己評価って相手によって右往左往しちゃうから自分の価値や魅力が分からなくなる件。」

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どうもこんばんは。

カウンセラーの根本でございます。

いつも聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は実は私の誕生日でございまして、49歳になりましたね。

まもなく50でございます。

40代最後の1年っていうふうになるんですけど、まあまあこの歳になるとあんまり48も49も変わらないような気がするんですけども。

いつも通り1年良い年といいますか、楽しんで過ごしたいなと思います。

ということで今日も誕生日だからって特別なことはなく、平常運転で進行しているわけでございますけども。

また今日もブログのネタを元にお話をさせていただきたいと思います。

良かったら最後までお聞きください。

今日はちょっと難しい内容かもしれませんけども、「他人軸なイメージ、セルフイメージは危険なんだぜ」っていう、そんなお話をしてまいりたいと思います。

「他人軸なセルフイメージ」っていう言葉自体がいまいちピンとこないっていう方も、もちろんいらっしゃるかと思うんですけども。

要は「誰かから必要とされる」とか「誰かから愛される自分」っていうものに価値を見るっていうところがベースになります。

それが悪いわけではないんですよ、それが悪いわけではなくて。

「他人から愛されてる自分っていうものは価値があるんだ」っていうふうに思って、その価値っていうものを受け取る。

たとえばかわいいねって言われるから私かわいいんだとか、すごく優しいよねって人から言われるから優しいんだっていうのを自己価値とするっていうことなんですね。

これって普通ありがちな気がするし、悪いことじゃないような気がするんですけども、ここにちょっと落とし穴というか、ちょっと難しいポイントが隠れていまして。

誰かが愛してくれるからそんな自分に価値があるんだとか必要とされる・求められる自分っていうところに価値があるっていうふうに見てしまうと、たしかにそれは間違いではない、嘘ではないんだけども、その人・誰かっていう存在がないと自分の価値を認められないっていうことになってしまうんですね。

人がかわいいって言ってくれるから私かわいいんだっていうことを、自分の価値として捉える。

でもそれは自分が本当にそう思ってますか？っていう。

自分でも自分のことをかわいいって思えてますか？っていうところで。

人に言われるからとか、人に求められる・人に愛される・人に認められるから、そこの自分に価値を見てるっていうと、要するに他人軸。

相手がいて、つまり依存になるんですね。

なので愛されてる自分は価値があるけど、たとえば恋愛関係でそこの恋が終わってしまうと自分は価値がないってことになっちゃうとかね。

かわいいって言ってくれる人がいなくなっちゃったら私かわいくないじゃんっていうふうに、要は周りの評価とか他人から見える自分というところでセルフイメージ「自分ってこういう人間なんだ」とか「自分ってこうなんだ」っていうふうに決めてしまうと、それを言ってくれる人がいないと「自分って価値がないじゃないか」とか「自分にはその魅力がないんじゃないか」っていうふうに思ってしまう。

そうやってそこに落ちてしまうっていうところが、このややこしい問題になるわけです。

だからかわいいねって言われて「ありがとう、かわいいね、わたし～」みたいな感じでかわいらしさっていうのをちゃんと受け取って、「まぁ自分でもそう思うわ、自分でもそれは魅力だと思うわ」っていふうに置き換えが進んでいたら別にいいと思うんですよ。

それを知るきっかけ、自分の魅力や価値を知るきっかけが他人っていうことは全然いいんですけど、「他人から言われるからそれが自分の価値・魅力なんだ」っていうふうに見てしまうと、自分では本当はそうは思えてない、言われるっていうことを価値と見てるから、そうすると意外と自信に繋がってない、自己肯定感アップっていうふうには繋がらないっていうことなんですね。

だからこれはちょっとややこしい心理的な話になるんですけども、そうやって愛される自分・求められる自分・必要とされる自分・かわいいって言われる・優しいって言われる、そういう言われてる自分って、この時点で受け身言葉ですから他人軸になるんですけども、その状態に自分っていうところが自分の価値を見てしまった分、それがセルフイメージになってると依存的になっちゃうっていう怖い現実なんですね。

そうするとつまり、今度は相手に求めていくようになるんですね。

その人との関係性においてもそうですし、自分の存在意義っていうところもそうだし、必ず自分が依存のポジション・受け身のポジションっていうところに入ってしまうわけですね。

なので今日のネタ元さんがそうだというふうに断言は正直できないです、情報が少ないのでね。

ただ彼がいて、すごく彼に愛されてるっていうことがすごく大事だった時に、「彼と別れちゃったら自分にそんなに価値がある女だっていうふうに思えなくなっちゃう」っていうような一文がありましてね。

ということは、やっぱりこれって他者から認められる自分、つまり外側の人から見えてる自分というところセルフイメージにしちゃってるから、その人がいなくなっちゃった時にこれはガラガラと崩れて、「自分ってなにもないじゃん」っていうふうに思えるようになっちゃうんじゃないですかねっていうお話なんですよ。

なので、じゃあなにがポイントかっていうと、さっきも答え言っちゃったところもあるんですけど、他者から見てもらうことは悪いことじゃないです。きっかけになります。

「そうなんだ、自分ってこういう価値があるんだ、こんな魅力あるんだ。知らんかったわ～」っていうふうに、ありがとう！って受け取る。

そして「その価値や魅力っていうのは自分のものだ。そういう自分なんだなぁ」っていうふうにして自分のものにしていく。

かわいいでも優しいでも、料理がうまいでも気が利くでも賢いでも、なんでもいいんですよ。

なんでもいいんですけど、自分の価値っていうものを他者から教えてもらった時に「そうなんや、それ自分の価値なんや、ありがたいわ、そうなんや～」っていうふうな思いが出てくると、これは自分軸に移行してる状態になるわけです。

「私の魅力はこうです」「私はこういう魅力があります」っていうことを自分で思えるわけですからね。

で、そうやって無意識のうちに僕たちはそういう他者から見られる価値というか、求められるっていうこと自体がセルフイメージだったり自分の存在意義みたいに捉われてしまうと依存になっちゃうよって。

じゃあそれをきっかけにするのはいいんだけどもって話なんですけど。

ここからもうちょっと進めると、次に「自己充足」っていうテーマが出てきて。

「自分で自分を認めましょう」っていうところが重要なテーマでございます。

自分で自分を認める。

自分で自分を満たしてあげる。

それから自分で自分を喜ばせてあげる。

よくブログとかセミナーとかでもお話してるんですけども、「誰かに満たしてもらうのではなくて自分で自分を満たしてあげられる、そういう自分になりませんか？そういう自分になってみませんか？」っていうところが、実は自己充足っていうとても大きな課題で、自己肯定感を上げていくっていうこともそうだし、ライフワークを実現するっていう面でも非常に重要なんですよね。

「自家発電」っていうふうに、僕はいろんな所でセミナーなんかでそういう例え話をするんですけども。

「自給自足」って言ってもいいかもしれません。

これは独りぼっちになるというわけではなくて、他者からのサポートであったりとか応援であったりとか、そういった価値を見る、魅力を見るということであったりとか、そういったものをありがたく頂戴するっていうことも当然ある中で、自分が自分軸っていうところにおいて、自分で自分をどう認めてあげるのか、自分で自分がどういうふうに自家発電して、そして自分を満たしてあげるかっていうことができると、地に足もつきますし、自分の未来に向かって、そして将来に向けてもビジョンを描きやすくなってくるし、そこに向けて歩いていくっていうことも可能になっていくっていうわけですね。

なので安全っちゃ安全なんです。

他者から見たセルフイメージで「私ってこういうふうによく言われるんです」とか、「こういう時になんかすごく役に立つみたいで」とか、主語が他人になってる状態というのはある意味安全なんですよね。

傷つかないというか、攻撃されないっていう。

「私こうなんです」って言うと攻撃される怖れが出てくるんですけど、「周りの人がみんなこう言ってます」って言ってくるとなんか周りの人のせいにできるというかね。

なので自分を守れる部分はあるんですけども、そこで自分自身のその他人軸な部分っていうのが出てしまうと、そういう人がいないと自分の価値を認められなくなったりとか、誰か自分を求めてくれる人がいないと自分に価値がないように思えちゃったりということは、すごく不安と怖れっていうのを煽っちゃうわけですね。

なのでそれはきっかけにして、そして自分自身で自分を認めてあげる、自分の価値をちゃんと受け取って、そして「あぁ、そうなんだな」って言って受容できていく、そして自己充足ですね。

自分で自分を満たしていく。

皆さんはどういうことができるでしょうか。

っていうところを意識されてみると、自信がついたりだとか自己肯定感が上がったりとか、やりたいことができるようになったりとか、人間関係も楽になったりしていきますよっていうお話でございました。

ということで、最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

根本でした。