頑張ることってよくないことなの?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「頑張ることってよくないことなの?(戦場でも天真爛漫な天使になる秘訣とは?~まずは戦場に生きる覚悟を決めてみては?~)」

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こんにちは。カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということでですね、今日は久々に晴れておりますね。大阪でございますが。

なかなか気持ちの良い、暖かくてね、良い天気でございますけど、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか。

ということで今日はですね、「頑張ることってよくないことなの?」っていうテーマでお話をさせていただきたいと思います。

僕なりの見方・考え方をご紹介したいと思いますので、よかったら最後までお付き合い頂けたらと思います。

よくですね、僕のブログには「そんな頑張んなくていいよ」みたいなことを書いたりとかしますし、カウンセリングとかセミナーでもそういう話をします。

また心理系のブログとかではね、もうやっぱりあちこちで「頑張んなくてもいい」みたいなお話っていうのが出てくるんですけど。

「じゃあ頑張ることってよくないことなの?」みたいなね、ふうに思われること、そういう方っていうのもいらっしゃるかと思います。

基本的に言うと、なんで頑張らない方がいいかというと、頑張らなくてもいいよって言うのかっていうと、

それは「無理してあまりにもキツそう」という状態だからですね。

仕事にしても、男女関係・人間関係にしてもですね、例えば嫌われないために・バカにされないために・期待に応えるためになどなどの理由でですね、まぁ“他人軸”っていう状態で頑張りすぎる・無理をしすぎる方っていうのはけっこうたくさんいてね。

そうするとやっぱり自分自身に対して非常に負荷をかけてしまう。ストレスをかけてしまうということになるんですよね。

そうするとやっぱり精神的にまずダメージを受けて、燃え尽き症候群みたいなことになってしまうし、それがですね、体調というところに出る場合もありますね。

不眠であったりとか、どこかしらが痛くなるみたいなね、調子良くないっていう状態になることもあります。

なのでそういう場合に、やっぱりあまり自分を出さないようにしていこうというか、頑張りすぎないようにしていこうということをやっていくっていうのが大事なので、

「もう少しペースを落とそう」とか、「頑張りすぎてしまって燃え尽きちゃうから、そうするとやりたいことができなくなっちゃうからちゃんと休みましょう」とか、

「今120の力で走ってんだから、それは80ぐらいまではせめて落とさない?」なんていう提案をします。

頑張りすぎな方々にとって「頑張んなくていいよ」っていうような提案っていうのも、僕もけっこうよくさせてもらうんですが。

ただですね、頑張りたいときとか、頑張り時がある場合っていうのも、正直言うとやっぱりあるんですね。

ブログで昨日頂いたネタなんですけども、「体調も崩しがちで、ハードワークしてるんだけども、でも私は頑張りたいんです」っていう方にお会いするんですよね。

で、その方にとって言えば、その仕事であったり取り組んでるプロジェクトっていうのはすごく大事なだし、例えば仕事量とか内容がハードなんだけど、そこの人間関係がすごく素敵で、また将来のビジョンっていうかね、ライフワークというかやりたいことが見えてますみたいな場合も、ケースもあるわけですよね。

まぁそういう時は「やっぱり頑張っていいんじゃない」って言うんですよ。

要はですね、頑張ることそのものが良いのか・悪いのかっていうふうになるとちょっとお話がおかしくなっちゃって、自分の心の状態・自分の今の状態っていうのがどんな状態なのかによって場合によっては頑張った方がいいし頑張ってもいいし、場合によっては頑張らない方がいいっていう切り分けっていうことをしていくわけですね。

その時になにを持って基準とするかっていうのが、先ほどお話しした“自分軸”っていうところで。

「自分がやりたいかどうか」っていうことなんですよ。

頑張りたいんだったら頑張っていいんですよと。

で、もちろんその“頑張り方”っていうのはあって、何に対しても100の力でワーっていこうとするとしんどいから、頑張りたいんだったらもうちょっとここは手を抜いた方がよくて、ここに力を配分した方がよくない?とか。

そういった細かい中身についての見直しっていうことはやっぱり必要かもしれませんけども。

基本的には「頑張りたい」「よし頑張ろうぜ」みたいな感じになる場合もあります。

それからですね、ちょっと別の話で自分軸とは違うんですけども、一般的にですね、なんかすぐ依存的な状態になってしまってる時っていうのは、これが頑張り時っていうところが言えて、

一旦「自立をしていく」っていう必要があるので、自分の力で問題と向き合ったり・乗り越えたり・頑張るっていうことが実は必要になってくるっていうシーンっていうのもあるんですよ。

これはケースバイケースで、僕のカウンセリングとかではそういうケースを扱う場合ってあんまないんですけども。

依存的になってしまう分野ではちょっと頑張った方がいいよね、ちょっとそこはちょっと踏ん張り時だよっていう話をする場合もあります。

自分軸でっていうか、要するに頑張ってる自分が好きだったりとか、頑張ってる状態っていうところに自分の心地よさを感じるっていう場合もあるんですね。

で、周りから見ればハードワークに見えたりとか、すごくストレスフルに見えたりとかする場合であっても、ご本人からするとそれが自分にとっての平常運転っていうこともやっぱりありますし、

その頑張ってやり抜くとか、努力して乗り換えるっていうところ、要は無理をしてでもこの物事をやり遂げる・自分のやり方で・あるいは自分の設定したゴールに向けてやり遂げるって言うことが、自分自身にとってすごく大事なものなんです、と。

それは活力になると。それをやることになって自分が自分らしいと感じられるということであるならば、やっぱり頑張ったほうがいいと思います。

つまりですね、その人の状況とか心の状態、それからその人の気質っていうところにもよってくるのかな。

だからしんどくてもその頑張ってる状態に喜びとか楽しみとかそれからビジョンですね、っていうものが見えるのであれば全然頑張ってもいいよと。

ただ本当にですね、なんか重たい荷物を背負わされて、やりたくもないのにしんどいのに頑張んなきゃいけないっていう状態は、やっぱりこれは大変だからその荷物を捨てて頑張んないようにしましょうっていうことになってくるんです。

だから本当にケースバイケースだと思います。

で、やっぱり人はですね、例えば誰かのために頑張ったりとか、なにかを成し遂げるため、目標や夢に向かって頑張るっていうことに対して非常にですね、ある種の興奮状態みたいなふうになって、それが元気の素であったりとかね。

あるいはすごくパワフルな自分というの作ってくれたり、まさに“自信”とかっていうのをつけてくれる要素ってあるんですよ。

皆さんも過去にね、頑張ってやり遂げたこと、苦しかったけど頑張ってあきらめずにやり遂げたことっていうのは確実にですね、自信になってることが多いと思うんですね。

そん時はしんどかった、でも今から思うとあの経験が今の自分を作ってくれたし、自分を成長させてくれたんだなって思うことってきっとあったと思うんですよ。

もちろんその時はね、なんのためにこれやってるかわからんかったとか、ただただしんどかったみたいなこともあるかもしれませんけども。

ただそこにビジョンが見えてるとか、なにか意義とか意味を感じられてるとか、なにかしら自分のステップアップに向けてポジティブなビジョンというか意味が見えるのであれば、そこってやっぱり頑張り時かなっていう感じがします。

特にですね、カウンセリングの中でここは頑張り時だなっていうふうにアドバイスするシーンっていうのがあって。

イメージで言うとですね、簡単に言うとですね、“いつもハマってしまうパターンが再現されてる時”とか。

例えば、いつもここでこういう雰囲気になって、私、なんかやめちゃうんだよねとか。逃げちゃうんだよねとか。

ここで自分が何だかんだ言って足を止めちゃうんだよねみたいな、いつもここでなんかダメになっちゃうとか。

いつもここで違う方向に目を向けてしまう、目をそらしてしまうなっていうことがあるのであれば、実はそこは“頑張り時”なんですよ。

パターンを変えるっていうためにね。まぁ壁を乗り越えるっていうためにもそうなんですけど。

で、この経験っていうのはすごく自信になるんですけど、ただ、ここがね、そのタイミングかどうかっていうのは実はなかなか自分で気づくことっていうのがよほど自分の内面を見てないと難しいところはあります。

最近でも僕何人かの方々に「ここが踏ん張り時ですよね」とか「ここは頑張る、あえて頑張った方がいいですよ」ってアドバイスをさせてもらったことあるんですけども。

いろんな、たとえばすごく親密になってきたところで、なんか理由を見つけてもう逃げちゃう・終わらしちゃうみたいなことがあった場合。

逃げることはもちろん悪いことじゃないんですけども、そこを乗り越えた方が良くないかなと思った時には、「ちょっと頑張りましょう」っていうことをお伝えしたりもするんですね。

なので、頑張ることは良いのか・悪いのかっていう、本当にそれだけでは良いとも悪いとも言えないっていうところが正直なところで、それはケースバイケースっていうことになりますよね。

なので、皆さんの状況によって「ここは頑張る」「頑張りたければ頑張る、そうじゃなければ手を抜く」っていう選択ができるようになるともっと自由になるんじゃないかなと思います。

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