「自分にはできない」という思い込みはどうしたら外せるのか?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

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「「自分にはできない」という思い込みを外すにはどうしたらいいのか?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、また間がちょっと空いてますけども。

今日は思い込み、とくに「“自分にはできない”という思い込みを外すには、どうしたらいいの?」というお話をしていきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローとかも、よかったらよろしくお願いします。

皆さんも、「これは自分には無理なんじゃないか」とか、「できないんじゃないか」っていうふうに感じる出来事が、日々の中にもしかしたらあるかもしれないし。

本当は、たとえば今日のネタ元さんも、「一人暮らしをしたいけど・・・」とか、「転職したいけど・・・」とか、「これにチャレンジしてみたいけど・・・」「これ行ってみたいけど・・・」みたいな感じで、「まぁでも、自分にはできないよな」っていうふうに諦めてるというか、思い込んでいるというか、そういう出来事ってないでしょうか?

これが、けっこう人生を左右するようなもの。

たとえば、結婚・出産だったりとか、それからライフワーク的なテーマだったり、起業するとかだったり、そういった大きなものもあれば、「1回ハワイに行ってみたいんだよね」みたいな、そういったチャレンジ、旅行的なものっていうのもあったりするかと思います。

いろいろ、これは細かく見ていけばさまざまなところに出てくる。

自分はできないっていう思い込みがあるんじゃないか?っていう話は、けっこうカウンセリングの中では出てきまして。

たとえば、「婚活とか頑張って、いろいろアプリ使ったりとかしてやってるんだけども、うまくいかないんですよね」っていう相談の中に、「なんか自分は結婚できないみたいな思い込みってある?」みたいな、そういう質問で出てくる場合もありますし。

「チャレンジしたい夢があるんですけども、一歩踏み出せないんです。どうしても自分にはできるような気がしないんです」っていうようなかたちで、思い込みが出てくるということもあります。

で、カウンセリング的に言えば、「なんでそんな思い込みを持つようになったの?」みたいなふうに、やっぱり過去のことをお聞きすることが実際は多いです。

今回のネタ元さんも、お母さんが過干渉でヒステリックだったとか、3姉妹の長女だったとか、お父ちゃんが頼りないとかっていうところで。

そういう家庭だと、やっぱり長女っていう立場で、このヒステリックなお母ちゃんの衝撃をまともに受けなきゃいけなかったり、いろいろ指図される、コントロールされるので、「自己喪失」って言いますけど、自分の意思とか考えを持てなくなったりとか、たぶんいっぱい否定されてくると思うので、できるっていうイメージが持てなかったりするし。

なによりも、ここがポイントだと思うんですけど、両親自身ができないというか、諦めたことが多いのかもしれないです。

それで、愚痴とか不満とかを言ってるなんていうことも、非常によくあるケースですよね。

だから、たとえば一人暮らししたいとか、夢を叶えたいみたいな気持ちがあったとしても、できるような気がしない、できるイメージが湧かないっていうふうになるんですよね。

で、この「できるイメージ」っていうのはけっこう重要だと思ってまして。

闇雲に知らないことに飛び込んでいくのが好きみたいな、事前情報なく、行き当たりばったりで行くっていうような人は、逆にけっこう自己肯定感が高かったり、自信がある人でね。

ほとんどの場合は、旅行するにしても、起業するにしても、一人暮らしを始めるにしても、ある程度の情報収集をしたりとか、勉強したりとかっていうことをやるわけですよね。

で、実際やっていく中で仲間ができて、なんか自分もできるような気がしたりとか。

あるいは、そういう先輩たちとか、師匠にあたる人の話を聞いて、「あ、やってみたいな」という気持ちが強まったりということで、一歩二歩と踏み出せていくということもあるんですけど。

ただ、そういった場合でも、自分が「できない」っていう思い込み、「自分には無理だ」って思い込みがあると、これが強烈なブレーキになってしまって、仮に一歩二歩踏み出しても、そこから先は低空飛行だったりとか、やめてしまうとか、続かないとかね。

それから、もう最初の一歩目すら踏み出せなくて、たとえば周りから置いてけぼりを食らっちゃったよねみたいなふうになるくらい、強い思い込みっていうのが出てくる場合もあります。

で、カウンセリングをしてても、その思い込みが与える影響というのはめちゃくちゃでかくて。

やっぱり自分が「できない」っていうふうに思い込んでいると、これは人の心理っていうか、不思議というか、面白いんですけども、「できない理由」を勝手に集めてくるんですよね。

お金がないとか、時間がないとか、周りの人から反対されるかもとか、やらなくてもいいとか、そんなことやって意味があるの?みたいな、ドリームキラー的な声が、外からもそうなんですけど、自分の中からわんさか出てくるわけですね。

そうすると、自分自身ができないっていう思い込みがあった時に、まるでそれを強化するような出来事を作っちゃうというか、作ってもいきますし、拾ってもくるっていうことなんですよ。

だから、たとえば「起業したいな」と、「自分でビジネスを始めたいな」と思うと、できないっていう思い込みがあると、ビジネスで失敗した例ばっかり目にしたりとか。

あるいは、自分がある程度、事業計画書みたいのを作っていく時に、「もう到底無理だよ」っていうふうに思い込む方が、たとえばすごく壮大な計画を立てちゃったりとかして、そうやって自分ができないことを証明しようとするように動いた結果、もっと自分ができないという思い込みが強まっちゃうっていうことがよくあります。

で、そういう場合どうしたらいいのか?っていうと、一つこれはよくお話しするんですけども、その夢であったり、やりたいことがあったりとかっていうことを、仮にすごく持ってたとして。

持ってること自体は幸せなことなんですけども、同時に、それを別にしなくてもいい自分、しなくてもある程度満たされている自分がいる。

これは、気づくことが必要なんですよ。

これは、けっこう人が変化する、変わる時っていうのって、正直言うと、ネガティブな事件みたいなのが起きないと、なかなか人って変わらないです。

もうでっかいハンマーで、バーンって頭を殴られて、ようやく「変わらなきゃ・・・!」みたいなふうになるケースが実際多いんですね。

だから、変わりたいと思っても変われないし、できないって思い込みも、なかなか手放せなかったりするんですよ。

その裏側には、事件が起こらなければいけないぐらい、今満たされている自分というのがいて、けっこう今幸せなんですよ。

100点満点じゃないんだけども、まぁ60点くらいはあるかなみたいな感じ。

だとすると、40点を取り行くために、60点を失う怖れと戦わなきゃいけなくなるわけですよ。

そういうふうに、自分の今の状況っていうのが、「比較的実は満たされている」っていうことに気づくっていうのも、すごく大事なことなんですね。

で、とくに自分はできないという思い込みを外すっていう場合には、一つよく出す課題っていうのが、「毎日続けられることで、やりたいことを一つ探して」って言います。

「やった方がいいけど、できてないと思うことでもいいし、すごくシンプルに毎日続けられるできそうなことを探してね」っていうふうにお伝えします。

どんなことでもいいんですよ。

たとえば、靴を揃えて脱ぐとか、必ず洗濯を1日1回はするとか。

それから、朝起きた時に布団をきちんと畳むとかね。

それから、人に挨拶をちゃんとするとかね。

本当に、そういう常識的な、誰でもやってんじゃんみたいなことでもいいんです。

そういうことを一つ見つけて、1ヶ月続けます。

もちろん飛ぶ日があってもしょうがないですけど、そしたらまた翌日から頑張りましょうっていうことで、1ヶ月続けます。

そうすると、1ヶ月続いた時点で、「1ヶ月続けるという目標を達成した自分」というのがあります。

つまり、これで「目標を達成した」という成功体験を1回できるわけですね。

そしたら、また次の目標を設定する。

これも、また継続しても構いません。

1ヶ月ぐらいというのは、いろいろな意味があって、もう少し長くてもいいんですけども。

とりあえず1ヶ月やってみましょうと。

で、1ヶ月できた自分ということを認めていく。

で、こういうことをしていくと、実はもう一つ気づきがあって、過去に自分が成し遂げてきたことね。

たとえば、受験が上手くいったとか、今の会社は自分が希望したとか、ダイエットに成功したことがあるとか。

資格・試験取れたとか、行きたかったところに行った経験があるとか、会いたかった人に会ったみたいな感じで、過去の人生を振り返ってみれば、自分としては価値を見てないだけ、あるいは忘れているだけで、けっこう「できた」っていう経験をしていることが多いんですよ。

でも、それは「できない」って思い込みからすると都合が悪いので、消しにかかっているわけね。

で、そうやってできたっていうことを探してみるっていうことも、できなかったことじゃなくて、「できたことを見つけていく」ということも、「あ、意外といけんじゃん」っていうふうに、思い込みを外すっていうことにもなったりもします。

あとは、いつも言ってますけど、日々の自分のご機嫌取りですよ。

これは、自己肯定感をあげるということもそうだし、自分が気分が良くなることをやるということで、前向きな気持ちになりやすいなっていうところもありますので、このあたりは詳しくはよかったらブログも参照していただければなと思っております。

ということで、今日は「自分はできないという思い込みを外すには?」っていうテーマでお届けしました。

最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。


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