女性性は豊かだけど男性性が弱い場合、どちらを磨くべき?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「女王様になることを嫌ってお姫様で居続けたい心理~男性性よりもやっぱ女性性を成長させた方が早くね?~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は数日前に書いた記事についてお話をさせていただきたいなと思います。

「女王様になることを嫌ってお姫様で居続けたい」という心理っていうのがありまして。

けっこうマニアックなお話なんですけども。

もう大人になりましたよね、なんですけども。

たとえばずっと愛されて育ってきたので、やっぱりお姫様のままでいたいなと。

子供のままでいたいっていう心理もあるんですけども、もうちょっと上かなみたいな感じで、お姫様、愛される存在でいたいなっていうマインドについて今日はお話をしていきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

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ということでございます。

で、こういう今回いただいたネタっていうのは、お父さん、そしてお兄ちゃんたちから溺愛されて育ったという、お嬢様の話でございますけども。

そうしてすごく男性から愛されるっていう環境っていう、これはもちろん素晴らしいことなんですけども。

ちょっと前になんか別の話でもしたかと思うんですけど、愛されなかったって言ったらまた問題になるんですけども、じゃあ愛されたからといって良いかっていうと、必ずしもそうじゃない。

やっぱりそっちからも問題が出てくるっていうことがけっこうよくあるもんでして。

なので愛されてるからとか、愛されなかったからっていうところでの良し悪しっていうのはやっぱり判断できないところなんですね。

で、お父さんとかお兄ちゃんたちにすごく守られてきた、愛されてきたっていう場合っていうのは、すごく「私は愛される」っていうセルフイメージっていうのができるので、これはもちろん素晴らしいことなんですけども。

一方で、いつまでも面倒を見てもらう側、愛されて可愛がられるお姫様ポジションっていうのが、居心地がよすぎるわけですね。

なのでけっこう大人になっていっても、お姫様で居続けてしまうっていうことがあって。

だからどこに問題が出てくるか?っていうと、結婚ができないとか、それから不倫をしてしまうとか、それからパートナーよりも家の方を優先してしまうとか、どこに行っても愛されるので1人に絞りきれないとか。

さまざまな問題というところが、出てくることが考えられるわけですね。

で、自分自身が育ってくると、大人になっていったりとか心理学とかを学んでいると、やっぱり自分がいつまでも子供でいるような感覚が出てきたりとか、誰かに頼ったり甘えたりとか、面倒を見てもらったりっていうポジションっていうのがだんだん似合わなくなっていくわけですよね。

どっちかっていうと面倒を見なきゃいけない立場になったりとか、自分が与える側の立場ね。

これが「お姫様から女王様に昇格する」みたいな表現をするわけですけど。

要は与える側に立つっていうところで言えば、実は「男性性」っていうのはけっこう鍵になってくるわけですね。

ただずっと愛されて育ってきたので、女性性はけっこう育ってたりするんですけども、この男性性側っていうところがなかなか育ちにくくなりますので、そっち方面からお仕事の問題だとか、お金を稼ぐとか、あとコツコツ続けるだとか、そういった問題っていうところが出てきたりもするんですね。

で、だから悪いのっていう話ではないので、そこを気をつけていただきたいんですけど。

要はバランスの問題ですね。

そういう状態になると、自分がやっぱり自立をもっとしなきゃいけないって思うわけですよ。

だからつまり、「男性性をもっともっと育てないと、ヤバいぞ」っていうふうに思うんですけど、愛されて女性性をすごく育ててきた方からすると、頭では男性性を伸ばした方がいい、もっと自立しなきゃいけないっていうふうに思うんですけども、マインドがそれを拒否するというか、受け入れられないっていうか。

「いやなんであたしがそんなことをしなきゃいけないわけ?」みたいなモードになって、なかなかこの男性性を育てるっていうことに対してあんまり意欲的にならないんですね。

頭まではやらなきゃいけないなと思ってても、マインドがそれを受け入れないので、結局やったとしても頭で考えてやってる程度なので長続きしないですし、思ったほどの当然効果っていうのも出ませんし、相変わらず自分は面倒を見てもらってばっかりで、自分からなにか動いていったりとか、自立するっていうことができないんだよねっていうふうな、自己否定的な感覚っていうのを持つようになっていくんですね。

で、そういう時に「男性性を伸ばせばいいじゃん」みたいな方向っていうのは、要はあんまりこういうタイプの方は向いてないんですよね。

向いてないばかりか、やろうとすればするほど自分のことが嫌になって、嫌いになって、ダメ出しを繰り返すようになっていくので、もともと僕は苦手なものに対してはモチベーションがないからあんまりチャレンジしない方がいいよとか、やっぱり自己嫌悪するのがより強くなっちゃうから、頭で考えてあれやった方がいいよ、これやった方がいいよっていうことを判断してするのは、あんまりおすすめじゃないんですよね。

欠点を直すっていうよりは、長所を伸ばしましょうっていう話を、だからいつも結果的にするんですけど。

今回の件についても、女性性はすごく育っていて魅力的な部分がたくさんあるわけですよね。

長所っていえば長所ですよ。

でも男性性が相対的に伸びてないという場合は、これは短所といえば短所、欠点といえば欠点なんですよ。

でもだからそれを直すために男性性を伸ばすよりは、「女性性をもっと花開かせちゃった方がよくないっすかね?」っていうような提案というのをけっこうしていくんですね。

そこでじゃあお姫様から女王様のマインドっていうところを目指していくっていうところで、大人のマインドを生かしていくというところで、ポイントになるのがやっぱり「セクシャリティ・セクシュアリティ」ですね。

性的なものというのもそうなんですけど、もう本当に自分自身をよりオープンにしていくとか、もっともっと自分を花開かせてやる。

女磨きをするっていう表現でもいいんですけど、人間磨きとかでもいいんですけど、どんどんどんどん自分を輝かせてあげる方向にやっぱり持っていきたいよねっていうところが、僕からの提案になるんですよね。

だから男性性を伸ばしていく、ここにやる気を感じられるのであればいいと思う、オッケーだと思うんですけど。

「いや、ちょっとそれはやっぱりね・・・」みたいな感じであれば、どんどんどんどん輝いて花開かせて、そしていい男を吸い寄せて、男性性は彼にやってもらえばいいじゃんというところが、パートナーシップの魅力なわけですね。

っていうふうな作戦というのもあるよっていう話なんですよ。

そのために、じゃあ女性性をもっと開いていきましょうって。

さらにさらに女性性を磨いていきましょう、セクシャリティを解放していきましょうっていうところが1つのベースになって。

だからそこでよく提案するのは、「大人の女ってどんなんだと思う?」みたいな感じなんですよ。

大人の女。

たとえばもっとセクシーであったりとか、もっと体型じゃなくて豊かな感じであったりとか、もっとすごく直感的とか、もっとエモーショナル・情熱的とか。

そういう女性像っていうのをイメージしていくわけですね。

で、そういう自分に近づいていこうとするっていうところが、女性性をさらに開かせるっていうことですね。

それをもうちょっと別の言い方をすれば、女性性ですから、「もっと受け取りましょうね」っていうことで。

いろんな人から愛されてきたわけだし、多分今も愛されてるし、守られてる部分ってあると思うんですね。

で、そこをちゃんと受け取って、感謝感謝ですね。

感謝していきましょう。

「本当に私はいろんな人に愛されて、いろんな人に守ってもらえて、いろんな人に面倒を見てもらえて、本当にありがたいわ」っていうことで、つまりそれが「自分の価値である」という認識をするんですよ。

つまり、面倒を見たくなっちゃう、守ってあげたくなっちゃうだけの魅力っていうのが自分の中にあるんだよと。

で、自分で道を切り開かなくても、私のために道を作ってくれる人がいるよっていう信頼。

これもやっぱり大事だと思いますし、自分はずっと守られてきたんだから、守られるっていうことに対して信頼っていうことをしてもいいわけですよ。

そうやって自分自身が、今まで親から・お兄ちゃんたちから守られてやってきたっていう部分で、それを価値に転換していく、受け取り直すっていうことも大事です。

あと女性性を伸ばすっていうところでは、今回いただいたリクエストの文章の方ではさらっとしか触れてなかったんですけど、同性の親である「お母さんとの関係」っていうのがやっぱりちょっと気になってくるところで。

お母さんがちょっと手厳しいだとかってなってくると、よくあるのがお兄ちゃんたちとかお父さんから可愛がられてる娘に対して、お母さんが嫉妬するっていうようなこともあったりするわけですね。

なので、「お母さんとの関係っていうのを整理していく」っていうのも1つポイントとしては出てくるかなと思います。

つまりそういうふうに自分自身っていうのの長所、女性性側を豊かに持ってますっていうところをさらに磨きをかけて伸ばして、どんどんどんどん花を開かせてあげたほうが、多分問題って早く解決しますよっていうのが今日のお話でございました。

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