ワーカホリックとプレイボーイ(ガール)の共通点は、無価値感!?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「応用心理学講座「ワーカホリックもプレイボーイも無価値感が強くて自分に自信がないの!?」」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、最近「応用心理学講座」というふうに銘打って、さまざまな心理を応用編っていえば応変なんですが、ちょっと基礎的な話じゃなく、さらにもうちょっと現実に即したお話にしてお届けしておりますけども。

今日は、「無価値感」というテーマですね。

それがワーカホリック、ハードワーカーとも言っていいと思いますけど、プレイボーイ・プレイガールちゃんにもけっこう共通するんですよっていう話をお届けしたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローも、よかったらよろしくお願いします。

たとえば、ハードワーカーさんもワーカホリックさんも、仕事がとてもできてずっと仕事してる人なんていうのをイメージすると、「なんかできる人なのかな」と。

「仕事好きで、仕事を頑張ってて、けっこうバリバリやってて、すごい人なのかな」っていうふうに思ったりしますよね。

で、プレイボーイ・プレイガールっていうふうに言われるような人たち。

「モテモテでいいな」って、「そんなにいろんな女性、いろんな男性と付き合えていいな」っていうふうに思いがちなんですけども。

実は、本人も気づいてないところで、ちょっと無価値感みたいなものがあるケースが多いんですよねっていうふうなお話でございます。

無価値感ってどういう感情かって言うと、「自分には愛される価値がない」っていう感情でございまして。

そこから、たとえば「居場所がない」とか、「なにかしないと愛されない」とか、「孤独になって不安になってしまうのが怖い」とか。

それから、「誰からも愛されない」、「自分に愛される価値がない」と思ってますから、そうすると愛されるために「補償行為」っていうんですけど、めちゃくちゃ補償行為に走る、頑張りすぎてしまうとか。

「だからけっこう疲れちゃうんだよね」みたいなところっていうところが、けっこう根っこにある感情なんですけども。

この無価値感っていうのがあると、実はハードワーカー、ワーカホリックとかになりやすかったりしますし、プレイボーイ・プレイガールになりやすいっていう傾向があったりするんですね。

今日はそこをちょっと解説していきたいんですけども。

なんでそうなるか?っていうと、無価値感があると、要は「そのままの自分では愛されない」っていう、不安というか、思い込みっていうのがあるんですね。

無価値感っていう感情を、ちょっとこんなふうに表現することがあって。

「心の中にポッカリと真ん中に穴が開いてしまっていて、なにをしても埋まらない状態」なんていうふうに言います。

自分には価値がない、愛される価値がない、魅力がないなんていうふうに思ってるので、そのままでは孤独になってしまって、誰からも相手にされなくなると。

だからこそ、頑張って頑張って頑張って、他の人よりも成果をあげるとか、他の人よりも優秀な成績を収めるとか、他の人よりもモテモテになるとか、そういうかたちで自分の無価値感を誤魔化そうっていうとあれですけど、埋めようとするんですね。

だから、たとえば無価値感っていうところだけ取り上げてみると、これは動画でも発売してますので、よかったらチェックしてみてほしいんですけど。

ブランド趣向になったりとか、資格コレクターになったりとかして、そういった外から手に入れたもので、自分の内面というか、自分をよく見せようというか、普通というか、マシに見せようっていうような試みっていうのが出てくるんですね。

で、そうするとハードワーカーというのもなんとなくわかると思うんですけども。

「仕事」っていう場所でしか、自分の居場所・価値っていうのを感じられないので、仕事で成果を上げて、周りから慕われるとか、周りから必要とされる人材になるとかっていうことによって、自分の居場所を確保しよう、自分の価値を感じようっていうふうに行動していくんですね。

だから、本当に深夜まで働いて、土日も休まないっていうような生活が当たり前になって、ワーカホリックって言われるような状況になってしまうんですね。

一方で、プレイボーイ・プレイガールちゃんたちっていうのは、じゃあどうなのか?っていうと、無価値感があるので、「自分は愛される価値がないから、愛されるわけがない」というのが、根っこの思い込みとしては強く出てくるんですよ。

だから、仮に1人の異性と付き合ったとしても、「いつかは捨てられるに決まってる。いつかは自分の元を去っていくに決まってる」っていう思い込みがあるんですね。出てくるわけですよ。

だから、それってすごく不安ですよね。

そうすると、2人目の異性を作っておく。

そうすることによって、保険ができるわけですよね。

また、1人の人にはまり込んでしまって、見捨てられたらめちゃくちゃ傷ついてしまうので、その情熱を複数の人に分散しておこうみたいなね。

もちろん意識的じゃないんですよ。

なんかそうしておかないと不安になってしまうっていう状態になるんですよ。

だから、いろんな女性と付き合うプレイボーイ君は、一見華やかだったり、モテモテだったりするように見えるんですけども、心の中にはものすごく寂しさがあったりとか、なによりも不安感っていうのが強くなっていて、誰といても心落ち着かない状態になってしまうということになります。

で、そういう意味でこの無価値感っていうものがベースにあると、一見そうは見えないんだけども、実は強い不安や怖れを抱いて、仕事であったり、男女関係であったり、あるいはさっきチラって言いましたけど、資格とかブランド品とか、いろんなものを身につけるとか、取り込むことによって、その心の真ん中に開いた穴を埋めよう埋めようという行動に出てしまうんですね。

で、この仕事での成果とか、異性とかブランド品とか資格とかっていうのも、「外側のもの」じゃないですかと。

だから、外側のもので自分の心を埋めよう埋めようとしてしまうんだけども、じゃあ埋まるのか?っていうと、一瞬はマシだったりするんですけども、結局埋まらないんですね。

なので、どんどんどんどんエスカレートしていく。

たとえば、1人では不安だから、2人にした。

でも、2人でも不安だから、3人。

3人から4人みたいな感じで、どんどんどんどん女の子と付き合う、男の子と付き合うっていうことをやってしまうようになるんですね。

で、実際そういう方とお話したこともあるんですけども。

「モテモテで嬉しいなって思う部分もあるけども、正直しんどいよ」と。

「疲れるよ。すごい気を使うんだよ、実は」みたいなことをおっしゃっていて。

で、この無価値感っていう話をすると、「いやわかるわぁ」っていうことで、その無価値感のルーツっていうところに今から話がうつるんですけども。

その彼も、「実は母親との間に非常に大きな問題があった」という話をその後にしてくれました。

母親がけっこう家を空けがちだったりとか、ちょっとネグレクトって言っていいかどうかわからないんですけども、あんまり関わってくれなくて、母親から愛されたっていう記憶が全然ないと。

で、父親は仕事をしてるんだけども、母親がそんなんだから、父親はある程度の面倒を見てくれたし、今もそれなりに仲がいいんだけども、ただ父親もどっちかっていうと弱いタイプの人で、そんな母親に対して強く出るということもせず、ただただなんか淡々と仕事をしていて、あんまり無感情なタイプの人だったっていうので、彼には兄弟も一応いるんですけども、常に「孤独」っていう思いを持っていて。

だから、友達と遊ぶっていうこともあったんだけど、でもやっぱり心の中にいつも寂しさとか、1人ぼっちになる不安っていうのを抱えていて。

で、思春期以降は常に彼女が切れないですし、なんならもう複数の人とも付き合ってるような、そういう育ち方っていうことになったりとかしてたんですね。

で、そういったマインドっていうのって、自分ではやっぱりなかなか自覚できないし、今みたいに親との関係っていうところがやっぱり大きなルーツになってくるので、ハードワーカーに対しても同じなんですけども、やっぱりそういった無価値感と向き合うのって、まず認めること自体がすごく嫌だったりするんですね。

だからこそ、なんとかごまかそうごまかそうとしてるうちに、たとえばハードワーカーさんはちょっと体調を崩してしまうとか。

プレイボーイになったのに、なんかある時に全員を切ってしまったのか、去られてしまったのかわからないけど、本当に孤独になって途方に暮れてしまうみたいなことになって。

そうなった時に、初めて「自分と向き合おう」っていうような覚悟が定まることが多いんですね。

でも、やっぱりちょっと勇気がいるじゃないですかと。

昔からっていうのを認めて、その自分自身と向き合うっていうのは、すごく勇気がいるので、これも1人でやっていくことではないんですけども。

ただ、自分自身のために、そして自分の未来のために、ちょっとここは勇気を出してみるのはいかがかなということで、今日のお話も参考にしていただければ幸いでございます。

ありがとうございました。

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