「仕事」に抵抗を覚えている人のためのワーク集を作ってみました~仕事に向き合うための男性性と自立心のお話~

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「「仕事」に抵抗を覚えている人のためのワーク集を作ってみました~仕事に向き合うための男性性と自立心のお話~」

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どうもこんにちは。カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日の大阪は寒いっすね。風がすごい冷たくて強く吹いております。

天気は朝雨降ってたんですよ。今は回復しました。ちょうどいい天気なんですけども、みなさんのお住まいの地域はいかがでしょうか。

っていうことで今日はですね、普段とちょっとテイストが違ってですね、お仕事についてちょっとお話をしていきたいなと思います。

「男性性と自立心」っていうところが主なテーマで、普段はどっちかって言うと女性性を扱うというか、お話しすることが多いんですけど、今日はちょっと仕事に関してなので男性性的なお話をしていきたいと思うんですが。

そもそもですね、「お仕事」っていうところについては皆さんいかがお感じでしょうか。

あのうちのクライアントさんはですね、けっこう自立的な方が、っていうか自立しすぎちゃってる人が多いので、仕事はうまくいくんだけどね、男関係がうまくいかねぇよなんていう方もとっても多いんですけども。

その一方で、逆に恋愛とかね、夫婦関係はうまくいってるんだけども、お仕事の問題がずっとあるなんていうのも、それなりの割合でカウンセリングやっておりまして。

べつにうちは武闘派専門ではございませんけども。

そういった仕事の問題っていうのが出てきたとき、とくに仕事に関して苦手意識とか嫌悪感とか、なんかそういうコンプレックスに近いような感覚っていうがもしあるとしたら、今日のお話は役に立つんじゃないかなっていうふうに思いますし、あなたの周りにそういう人がもしいたとするならば、そういう方々を理解する上でも役立つんじゃないかなと思ってお話をさせていただきたいと思います。

仕事っていうのは早ければね、高校生ぐらいからバイトしたりとか、それから一般的には大学を卒業したりとかしてから社会人になる=仕事をするみたいなイメージがあるかと思います。

で、多くの方はどこか企業に所属するっていう形でですね、お仕事を覚えていくっていうことが多いと思います。

僕も最初はサラリーマンで普通の企業に勤めてましたので、僕もそういう過去があるんですけども。

そこでですね、僕自身もですね、仕事に対しては当時すごい苦手意識と言うか、なんか本当に嫌な感情っていうのを日々感じていたなあと思います。

もう20年以上前の話なんですけど、「今なんでなのかなー」っていうふうに考えていった時に、やっぱり“親の影響”っていうのがまず一つどうしても出てくるんですね。

今も話したように、仕事っていうのはある程度大きくなってから直接関わるもので、子供時代っていうのはどっちかっていうと親とかがやってることですよね。

だから「お金の心理学」もちょっと似たところがあるんですけども、仕事に関する意識っていうのは自分の親からけっこうダイレクトに無条件で入り込んでくる情報っていうかね、っていうもので決まって行くところっていうか、土台が決まって行くところっていうのがあります。

もちろんは男女関係とか他の人間関係についても親の影響ってもちろん大きいんですけども、仕事もしくはお金っていうものは直接自分が接点を持つものではないだけに、親の価値観はそのままダイレクトに子供に影響を及ぼしやすいっていうことなんですね。

だから皆さんのご両親が子供時代と、要するにですね、「どういう風に仕事と関わっていたのか」っていうのが大人になってからの仕事の土台の一つになってくるっていう話なんですね。

だから親がですね、すごくニコニコしながら「ディズニーランド行ってくるで!」みたいなノリでですね、スキップしながら会社に入ってるとか、仕事してる姿がですね、「いつも楽しそうだ・面白そうだな・遊んでるみたいだ」っていう風に子供から見えると仕事ってすごくいいもんなんですけど。

「しかもそれとお金も貰えるんでしょ!すごいなあ!」なんていうふうに見て、「早く大人になりたい。僕も早く仕事したいよ」っていう心理が生まれるんですけども。

それこそですね、BGMがドナドナみたいな感じだったりとか、親がいつも元気がないとか、親がいつも疲れているだとか、しんどそうだっていうことを見ると、「あの父ちゃんがこんなしんどくなるぐらいの仕事っていったいどんな化け物なんだろう」というふうに子供心に思うわけですね。

もちろんですね、お母ちゃんが例えば専業主婦であったとしても、まぁ共働きの場合も同じようなことありますけど、専業主婦であったとしても、グチグチグチグチ言いながら家事をこなしてるとか子育てしてるっていう事になってくると、「大人ってしんどそうだなぁ」とか「家事とか育児っていうのは大変なんだなー」っていうふうに子供の心理は形成されるわけですね。

もちろん逆にお母ちゃんが鼻歌まじりにですね、楽しそうに家事とか子育てをしてるとするならば、ポジティブなイメージっていうのは子供の中に根付いていくわけです。

これによってですね、“土台”っていうものが一つ定まっていきます。

だから子供のころ親がどういうふうに仕事をしてたのかとか、親の仕事に対する価値観っていうのはどんなだったのかっていうのを振り返ってみると、自分に影響を及ぼしてる部分っていうのが多いんじゃないかなと思います。

これがただ一つ目の土台の部分でありまして、その上に乗っかるですね、要素っていうのは“思春期”にけっこう重要な意味合いがありまして。

思春期っていうのは“個別化”といってですね、「それぞれが単独した人格である」ということを認識し始める、僕と君は違うよっていうような、他人との違いっていうものがわかってくる、それぞれ独立した人間であるということを理解していく時期なんですけども。

そこでの新たな人間関係っていうことが生まれてですね、それがある意味社会性というところにつながって行くんですけども。

そこでですね、たとえばトラブルがある。人間関係がうまく構築できないとか、いじめっていうようなそういったひどい出来事があった、みたいなことになってくるとですね、そこで何が起こってくるかっていうと、やっぱり対人関係っていうのは苦手意識っていうのが出てきます。

あるいはですね、これはまたちょっと親が絡むんですけども、思春期の反抗期を迎えていくわけですけど、反抗期って自立していくためには必要なものなんですね。

つまり親を嫌って自立することで一人の大人として成り立っていくんですけども、それがですね、親の圧力によって抑圧されてたりとか、逆に親が弱くてですね、そこにすぐエネルギーを取られていたりとかですね。

そういった環境にあったり、あるいは「受験受験受験!勉強勉強勉強!習い事習い事習い事!」みたいな感じでですね、そこにもう集中するほかなかったような状況だとですね、そういった反抗期というか自立心というのが育たないまま大人になっていくんですね。

そうすると、依存的っていうわけではないんですけども、その仕事っていうことと向き合った場合にですね、「全然自分はまだ子供っぽいなぁ」とか「幼いなぁ」っていう感覚。

これは僕も昔もありましたけども、それによってですね、すごく萎縮してしまうような大人になりやすいんですね。

ただまぁ現代においてみると、親がですね、うまく子供の自立心を育てていってる場合も多いので、必ずしも反抗期がない=自立心が育たないとは言い切れないっていうところはちょっとおさえておきたいんですけども。

でもですね、そういった思春期に自立心が養えなかった場合って、要は自立心ってなにかっていうと、“男性性”と思っていただいていいかなと思います。

正確にはちょっと違うんですけども、男性性っていうものを育てていって、いわゆるここは競争心であったりとか、与えるとか、人を喜ばせることが大好きだとか、誰かの役に立つみたいなところですね。

それから論理的とか、思考的な部分っていうのが、これ思春期以降に育っていくんですけども、ここが抑えられてしまうとですね、いわゆるですね、「感情」の部分がですね、コントロールしづらかったりとか、分かってるんですけども、男性性というものに対してすごく抵抗が出てきたりということもあります。

またですねこの仕事というのはすごく男性性の部分が関わってくるので、一般的にはお父ちゃんなんですけども、両親とかじいちゃん・ばあちゃんも含めてですけども、“男性性が一番強かった人との関係性”ですね。

だから“お父ちゃんとの関係性”っていうものがですね、一つここでポイントになってきたりもします。

そこで男性性をお父ちゃんに抑えつけられてたみたいになると、この自立心・男性性が育たないもんですから、やっぱり仕事に対してネガティブな苦手意識っていうものを持ってしまうようになるわけですね。

なのでどうしたらいいのかっていうところを見ると、同じように仕事に対して苦手意識とか思ってる場合っていうのは、そういった家族とか思春期の頃の人間関係を振り返って、そこで何らかのトラウマであったりとか、なんかブロックがかかってるんであればそれを癒していきましょうっていうのが大きな一つの流れかなっていうふうにおもいます。

これがカウンセリングだったりとかね、そういったセラピーって言うかね、そういうセミナーとかを利用するって言うのが手前味噌ですが一番オススメなポイントですね。

自分なりに本とかでね、自己肯定感本とかもそうですけど、振り返りをしていくっていうことによって、そういった自分の思春期ぐらいのまでの問題を解決していくっていうこともできます。

それからそれ以降についても、仕事っていうものがなにかって少しね、思考的に、哲学的に向き合ってみたりとか、その意味・意義を見出すというですね、これ男性性の力なんですけども。

そういったですね、ちょっと“思考的な部分っていうのを伸ばしていく”っていうことがすごく役立つんで、実は今日のブログっていうのはちょっとそういったセミナー・レジュメみたいな感じ、ワークを11個もですね、紹介してますので、よかったらご覧いただいて一つ一つ時間かけながらやってみてですね、そういったポイントを改善していっていただければなと思っております。

ということで今日はこの辺にしたいと思います。

最後までお聞き下さいましてありがとうございました。

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