いきなり音信不通にする男が好きなの?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「いきなり音信不通にする男が好きなの?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日は3本撮りをしております。

週末にお弟子さん制度の講座をやっていまして収録できなかったので、今日ちょっとまとめて撮っているところでございます。

全部聞くのは大変ですね。

興味あるところを聞いていただければなと思っております。

ということで、Twitterでもちょちょい反響があったネタなんですけども、「いきなり音信不通にするような男があなたは好きなんですか?」という、若干イヤミっぽいような話でございますけども。

よくカウンセリング、恋愛とかのカウンセリングをしていると、こういう話が出てきて、最近は海外の方からも利用いただくことが多くて。

日本人だから、外国人だからっていうのは関係なく、この「音信不通問題」っていうのはあるんですけども。

皆さんはされたことありますか?したことありますか?

したことある人もけっこういるんですよね。女性の方でもね。

男性のクライアントさんが僕はほとんどいないんですけども、なんか行方不明になっちゃったというか、音信不通にされちゃったっていう方から話を聞いたことがありますが、一般的には男性側が音信不通という手段をとることが多いのかなっていうふうに思います。

で、今日はなんでそんなことしちゃうの?っていうお話ではなくて、「そういうことをされる」っていうことについて、その時の心理についてちょっと考えてみたいなと思う次第でございます。

音信不通にされると、しかも突然ね、たとえばケンカがあったとかなにか揉め事が起きたっていうことであればわからんでもないんですけども。

なんかうまくいってたのに、仲良くしてたのに、急にプツッと音信不通になっちゃったとかね。

徐々にだんだん返事が返ってこなくなって、気が付けば既読スルー・未読スルーが当たり前になってたみたいな話っていうのをよく聞くんですけども。

そうすると気持ち的に、心理的にも非常に傷つくし、不安になりますし、あと相手になにかあったんじゃないかと思って心配したり焦ったりっていうことにもなっちゃいますよね。

だから本当はよくないなと思うんですよ。

はっきりと連絡できないなら連絡できないって言ってあげた方がいいんじゃないかと思うんですけども、なぜかそういうこともせずに突然ブッツリと連絡が切れてしまうなんていうこともあったりしますし。

あと彼としては言ってるつもりなんだけども、彼女に届いてないみたいな「すれ違い」っていうこともあったりするんですけども。

すごく不信感が出てきますよね。

自分がなにか悪いことしたんじゃないかとか、変なことを言ったんじゃないかっていうふうに思いますよね。

ちょっと一般論になるんですけども、やっぱりどっちかっていうと男性に比べると女性の方が「コミュニケーション」ということを非常に重視します。

しかもコミュニケーションっていうのは、やっぱ心と心の繋がり・気持ちのシェア・分かち合いといったコミュニケーション、感情のコミュニケーションというのをすごく大事にされますよね。

だから女子同士なんかとくにそうですけど、面倒くさいなと思っててもなにかしらLINEとかでもやりとりをして、スタンプで終わったりとか、お互いちょっと納得したりとか、「あ、ごめんね、ちょっと時間がきちゃったからこの辺で終わらせて」とか、なんかそういった区切りを作ってコミュニケーション一旦終了みたいな感じになったりすると思うんですよね。

それがなんの前触れもなくバッサリと音信不通になっちゃうと、「えぇ~なになになに、なにが起こったの・・・!?」みたいな不安にかられることもありますし。

やっぱりこれはちょっと本当はよくないなと、「ひどいよね」なんていうふうにカウンセリングの現場でもよくお伝えするんですけども。

その次の段階がけっこう僕は重要だなというふうに思ってまして、それはなにかというと、「そういう態度をとる人で大丈夫なんですか?」っていう問いかけなんですね。

カウンセリングの現場では「そういう男が好きなの?」っていうふうに聞いちゃったりするんですけども、ほとんどの場合は「いやいやいや、ぜったいイヤです!」みたいな感じなんですね。

ところがその彼のことが好きだったりとか、好意を持ってたりとか、もちろん付き合ってるなんていうような状態だったりすると、やっぱりさっきもお話しましたけどすごく心配もしますし、不安にもなりますし、不信感も出てくるじゃないですかと。

すごい考えることになるんですよね。

「なにがあったんだろうな。なにかトラブってんじゃないかな」とか、「なにか嫌なことやっちゃったのかな」とかっていって、僕もスマホ渡されて「見ていいんですか?」とかって言いながら、直前のやりとりを見させてもらったことあるんですけど。

「この流れで音信不通ってちょっとありえなくない?」みたいなことっていうのは実際ありまして。

もちろん中には本当に携帯が壊れてしまって通信のしようがなかったとか、それから本当にトラブル、本人にトラブルとか家族とか職場でのトラブルがあって、そっちにとっかかりになっちゃったなっていうケースもないこともないんですけども、それにしても数週間もその状態が続くっていうのはちょっとどうかと思いますよね、やっぱりね。

なのでそういうケースでは、良いか悪いかとかその彼の性格がどうのこうのとか、2人がうまくいってたっていうこともあったりとか、好きだからという気持ちっていうのはまぁまぁありますよと。わかりますよと。

それをちょっと、ちょっとだけ横に置きませんかっていうふうにして、「そういう態度をとる男って好きですか?」っていうような、さっきも言いましたけどそういうストレートな聞き方をしてしまうことが僕は多いかなと思います。

たとえ普段それまでの経緯だったりとか、それからその人を仕事上でよく知ってるとか昔から友達だったとかっていって、なんかすごくいい人だとか優しいとか誠実さとかね、そういった印象があった場合、もちろん今のこの彼の態度というのが信じられないとは思うんですけども。

ただ、それにしてもですよ。

それにしても、なんの説明もなくいきなりブチッと切れてしまうと。

致し方のないことがあったにしても、そんな数週間も放っておくような事案ですかね?みたいな。

やっぱりこれは相手のことを大切に思うのであれば、大切って別に好きじゃなくてもいいんですよ。

すごく大事にしたい人であったりとか、人間関係っていうものを大切にするっていう意識のある人であれば、なにかしらの連絡ってやっぱりあると思うんですよ。

でもそれがないっていうことは、その人が少なくとも自分のことっていうのを、言葉は悪いけどその程度にしか多分思ってなかったりとか、おそらく他のものに比べての優先順位が明らかに低いからそういう態度を取るんだろうなと思うんですね。

それがその人の癖みたいのがあって、ちょいちょいそういうことがあると。

だけどそれって数日、長くても1週間ぐらいだと思うんですよ。

でもそれ以上になってきた場合って、やっぱり今お話したようなその人の人間関係、自分たちがどんな関係かは別として、人間関係をあんまり大切にしないような人だなとか。

ぶっちゃけて言えば不誠実な人なんだなっていうふうに、どんな事情があったにしてもそういうふうにやっぱり見るっていう、どこか冷静な面は持っておきたいなと。

これが好きな人だからとか、今までも関係を持ってたからとか、なんとか信じたいとか、あと言ってみればある日突然フラッと戻ってきてくれるみたいなことを期待しちゃったりとかっていうところも正直あるかもしれませんけども、それってやっぱりちょっとつらいというか、苦しいというか、なんなら自分のことをすごく大事にしてないんじゃないの?っていうぐらい、そう思っちゃうぐらい、ちょっと僕としては不誠実な態度なんだろうなと思うんですね。

だから「じゃあそんな不誠実な人とでもこれから関係を築いていきたいんですか?」と。

今までのことはちょっと横に置いといて、自分の気持ちもあるんだけども、でもやっぱりそう思うんですか?っていうところについては僕はすごく重視した方がいいかなと。

この音信不通っていうことだけじゃないんですよ。

たとえば一緒にいるときの態度であったり言葉遣いであったりとか、お金のこと、仕事のこと、いろんなところで自分にとって「ちょっとこれはイヤだな」って思うこととか、「いやこれはちょっと鬱陶しいな」と思うところが出てきた場合、無理に自分の気持ちを抑えて付き合ってもやっぱりうまくいかないんですね。

つまりどういうことかっていうと、こういうことは自分は「NO」なんだっていう意識をはっきり持つ。

「あなたがどんなつもりかどうかはわからないけども、私はNOなんだ」っていう意識をはっきり持つっていうことをすごくおすすめしたいと同時に、その逆にこれは「YES」なんだと。

「こういうことは絶対アリなんだ」っていうような、そういった「YES」と「NO」っていうのを意識的にはっきりさせるっていうことは、こういった男女関係に限らず人間関係で傷つかないように、自分を守るため、自尊心を守るためにすごく大切なことではないかなというふうに思ってます。

皆さんは「NO」っていうことをはっきりと意識できますか?

そしてそれをちゃんと態度で示せますか?

というお話でございました。

最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

根本でした。

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