何をするのもめんどくさいと思ってしまうとき。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「ロックマンとの別れをきっかけに燃え尽きて何をするのも「めんどくさい」となってしまった私が今すべきこと。」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日は曇り空の大阪でございますけども。
湿度が高いですかね。
すごくジメジメして、ちょっと暑いなという感じでございますが。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は、誰でもが当てはまるんじゃないかなと思う、「めんどくさい」という心理について、語ってまいりたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
そして、フォローとかチャンネル登録とか、よかったらお願いします。
「なにもかもが、もうめんどくさくなっちゃった」っていうような状態になることっていうのが、生きてればそれはあるもんでございまして。
一般的には、「それだけ疲れてるんだなぁ」っていうふうに理解されるかと思います。
すごい忙しくて、本当に土日は寝るばかりだったみたいな状態だと。
今日も土曜日ですよね。
今日もそんな方がいらっしゃるかもしれませんけども。
そういう時って、けっこうなにもする気がなくて、ゴロゴロとしてしまうというか、なにをするのもしんどいというか、めんどくさくなっちゃうっていうことがありますよね。
「それだけ疲れてるんだな」っていうことを、まずはちょっと意識していただきたい。
そして、ゆっくり休んでいただくっていうことが、まぁまぁ本当に一般的にというか、別に当たり前でしょっていう話なんですけど。
他にも理由があるということと、頑張り屋さんとか、真面目な人というか、いい人というか、あるいは、自分をなにかと責めるのが得意な人というのは、ここで「めんどくさい」と思って、なにもできない自分、なにもしない自分を責めるというプレイに走ってしまうわけでございます。
皆さん心当たりあるでしょうか?
実はめんどくさいっていうのは、それだけ疲れてしまってるとか、場合によっては燃え尽き症候群みたいなことっていうのもあって。
だからこそ、その自分自身がやりたいと思う、たとえば「婚活しなきゃ」とか、「働かなきゃ」みたいなふうに思っても、「部屋の片付けをしなきゃ」と思ったとしても、それをする気力というか、したい気持ちよりも、「しんどいよ」っていう気持ちが上回ってる時に、僕たちは「めんどくさい」っていうふうに感じられやすいわけですね。
で、ここまではけっこう理解しやすいというか、まぁそうだよねって、真新しいことないよねっていう話なんですけど。
実は、他にもいろいろ理由がありまして。
このめんどくさいっていうふうに感じるところに、なんらかのやっぱり「抑圧されてる感情」っていうのを見ることができるんですね。
なにか我慢してると思っていただけたらいいと思います。
たとえば、1番象徴的なのが、「怒り」という感情でございまして。
実は、めんどくさいって感じる裏側には、なにかにすごく怒ってる自分っていうのがいて、その怒りを抑圧してる状態。
つまり、怒りを抑圧する方にエネルギーを向けてしまってる時っていうのは、動く気力が湧かない。
「やらなきゃいけないことがあるんだけど、できない」っていう状態になります。
「やりたくねえよ」みたいな感じになったりします。
イライラしてる場合もありますし、もっと強い抑圧をすると、イライラすら感じられなくなったりしますし。
それがやがて「諦め」っていう状態につながるっていうこともあるんですが。
めんどくさいっていうふうに感じる裏側には、怒りの抑圧みたいのがあったりする。
これもけっこうよくあるんですけども、「まぁ疲れてるんだろうね」みたいなふうに思ったんだけど、「よく考えたら別に疲れてることねぇな」みたいな。
「仕事も忙しくないわけじゃないけど、そんなでもないしな」みたい感じだったりすると、もしかしたら怒りを抑圧してる状態なのかもしれないっていうのが1つの見方になります。
それから、怒りだけじゃなくて、なにかを怖れている。
たとえば、不安な気持ちとか、怖れっていう気持ちを抑圧してるとか。
あと、罪悪感みたいなものもあって、なにかと自分を責めてしまう癖のある人っていうのは、もしかすると罪悪感っていうのを常に持っていて、それで自分を責めてるんだけども、その罪悪感というのも一定量を超えると、だいぶ抑えるのが大変だったりとか、感じることが嫌だったりします。
だからこそ、抑圧がめんどくさいっていう状態を作ったりすることもあります。
罪悪感があるということは、無価値感もあるということでございますし、嫉妬みたいなところも出てきたりします。
つまり、なんか上がってくる感情を抑え込もうとしている自分がいて、それが「めんどくせぇな」っていう状態っていうのにつながってる場合というのもあります。
だから、たとえば「なんで俺がしなきゃいけないねん!」みたいなふうに思ったりとか、「うるせえな、だりぃな」みたいなふうになってきた気分の時っていうのは、そういった「なにかを我慢してるんだな。抑圧してるんだな。感じないようにしてるんだな」なんていうふうに解釈されると、けっこうわかりやすいことも多いかなと思います。
で、そういう状態なので、イライラしたりとか、自分を責めたりっていうことも起こりがちなんですよね。
たとえば、部屋の片付けをしなきゃいけないとか、食器洗わなきゃいけないとか、あるいはクリーニングを取りに行かなきゃいけないとか。
そういう日常的なことであったとしても、「めんどくさいな」と思ってやる気にならないと、それができない自分っていうのを責めはじめませんか?っていうことなんですね。
で、「めんどくさいと思っても、やらなきゃいけないじゃないの!」みたいな感じで、自分をけしかけたりとか、そうやって「動けない自分はダメだ」っていうふうに否定したりっていうことをやりがちで。
もちろんこれは、必要のないことなんです。
必要はないことなんだけども、でもやっぱりやりがちっていうところがあります。
で、そういう時に「体は正直なんだから」っていうふうな言葉を、僕はよく伝えるんですけども。
たとえば、食器を洗わなきゃいけないっていうふうに思ってるのも、めんどくさくて動けない自分っていうのを責めてるのも、実はこれは思考的な部分なんでございます。
頭で考えて行動するっていうことになってるんですね。
だから、「感情」っていうのを否定してる状態っていうことになります。
仮に、たとえば怒りを抑えてるとか、疲れてるとか、罪悪感がとかっていう状況であったとしても、めんどくさいと思ってる自分というのが今ここに現存してるわけでございます。
その自分を否定するっていうことが、余計に自分を追い詰めるっていうか、自分を攻撃する、余計やる気をなくさせるっていう方向に、僕たちは向いてしまうんですね。
だから、まずめんどくさいと思ってる自分、理由はともかくなんですけど、「今実際にめんどくさくて動けないんだから、それを受容しましょう」みたいなところが、もう本当に大事な部分なんですね。
これを心の声というか、「体の声を聞く」っていうふうな表現もできますけどもね。
めんどくさいって思ってるんだから、それが今の自分の状態であると。
それをまずは許してあげましょう、受け入れましょうと。
これは本当に自己肯定感的な見方でございますけども。
で、そこでじゃあ否定したところで動けるようになるか?って、動けないんですね。
でも、たとえば頭で考えるわけですよ。
「婚活しなきゃいけない」と。
「もう婚期を逃すとやばい」と。
だから、「こんなめんどくさいからって言って、なにもしてないなんておかしい。さっさと動けよ!」というふうに自分を責めるっていうことをやりがちでございます。
これは一種の「暇だから」っていうのもあるんですよ。
暇だから自分を責めちゃうっていうのは、最近本を出しました。
「忙しすぎて辞める人、暇すぎて病める人」という、暇がメンヘラをつくるという、帯にありますけども。
そういう本を最近出しましたけども。
自分を責めるだけの暇があるということも、もちろんそうなんですけど。
そうすると、めんどくさくて身動きできないんだから暇はありますよねっていうことで、これがけっこう悪循環になってしまうんですね。
だから、動かなきゃいけないってわかってる。
わかってるけども、「動けない自分っていうのを受け入れてあげましょうね」と。
「いや、めんどくさくて動けてないんだよね。なにが理由かわかんないんだけどね。動けないんだよね。まぁしょうがないよね」っていうような感じ。
「まぁしょうがないよね」っていう言葉があまりフィットしない方は、別の言葉を探していただいてもいいかと思うんですけども。
そうやって「自分自身を受容していく」っていうところが、まず1つ絶対的におすすめしたいものでございます。
で、ブログではここからけっこうディープな話をさせてもらってるんですけども。
そうやって、自分の心の状態、体の状態のその声を聞くっていうことが、やっぱりすごく大事でして。
どうあるべきかっていうのを思考は考えるので、その通りにしなさいっていうふうに思考で考えるんですけども。
でも、体がそれを言うことを聞かないっていうことは、「言うことを聞かない状態が正しい」っていうことなんですね。
「めんどくさくて動けない状態が正しい」っていうことなんですよ。
だから、まずその部分を受け入れてあげて、そしてそういった自分の心の声を聞く。
怒ってるのか、それとも疲れてるのか、ストレスが溜まってるのか。
そうやって心の声をどんどんどんどん聞いてあげるうちに、だんだんストレスは解消され、原因が解消されて、動くようになっていきますよっていうのが、今日のお話でございました。
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