自分の本音に蓋をしてしまうと自分がどうしたいかが分からなくなる。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「どうしていいのか分からないときの問題の整理の仕方と、その先の展望の描き方。~要するに徹底的に自分に素直になるのが一番いい。~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
皆さんいかがお過ごしょうか。
今日は2本目でございますが、今日もブログに書いたネタを元にお話をさせていただきたいと思います。
最近カウンセリングとかセミナーとかでも、ちょいちょい出てくるお話でございます。
もしかしたら参考になるところもあるかもしれません。
「本音」について語らせていただきたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
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カウンセリングとかで、いろいろ今パートナーシップの問題、仕事の問題、家族や、これから先の生き方、自分のあり方についての相談いただくときに、「どうしていいのかわからない」とか、「自分がどうしたいのかわからない」っていうような、そういうご相談をいただくことっていうのもけっこうよくあるんですね。
僕はどっちかっていうと、カウンセリングの時って「どうしたいの?」みたいなことをお聞きするんですけど。
それは、やっぱり自分の意思とか希望っていうところをお聞きして、そこに沿うような方向で話が進められたらというふうに思って、「どうしたいの?」っていうふうにお聞きすることも多いですし。
また、これは「本音ってなに?」みたいな、「で、本音は?」みたいな意味合いもちょっと込めて、「どうしたいの?」って聞いたりもするんですね。
ところが、状況がいろいろぐちゃぐちゃしてるとか、気持ちもけっこうあっちゃこっちゃあっちゃこっちゃ行ってるとか、思考がぐるぐるぐるぐる回っちゃってるなんていう時は、「自分がどうしたらいいのかわからない」っていうような状況になることがあるんですよね。
たとえば、仕事にしても、会社を辞めたいのか辞めたくないのかよくわかんないとか。
たとえば今の仕事は不満じゃないと。
でも、満点じゃないと。
で、やっぱりもっといい仕事がしたいと。
ライフワークを生きたいと。
でも・・・でもね、どうしていいかわかんない。
みたいな感じで、そこにちょっと問題を感じてしまったりとか。
パートナーシップとかも、旦那に不満があると。彼氏に不満があると。
で、その自分をなんとかしたいんだと。
でも、離婚をするっていうのもちょっと違うし、別れるっていうのもちょっと違うし。
かと言って、このままではイヤだし。
で、どうしたらいいのかわかんないんですよ、なんていう発言があって。
で、「決断できない」っていうのと、「どうしたらいいのかわからない」というのとは、またちょっと別の話になってきてね。
決断っていうのは、もうちょっと先のプロセスになるかと思うんですけども。
そういった、自分の本音がわからなかったりとか、自分の気持ちをやっぱり見失っちゃったりとか、頭で考えてなんとかしようとかすると、「自分がどうしたらいいのかわからない」っていう問題に出てきちゃうんですね。
で、そういう時って、実はすべてのケースがそうってわけじゃないんですけども、ある傾向・パターンっていうのがあるんですね。
で、それはなにかというと、「自分の本音を見ないようにしてる」っていう問題なんですね。
自分の本音を見ないようにしてる。
これはちょっとピンと来ないケースもあるかもしれませんけども。
僕たちって、本音というか、素直な気持ち、1番素直で正直な気持ちっていうのは、「ちょっと都合が悪い」っていうふうに思ってることが多いんですね。
だからそこに蓋をしてしまうと。
たとえば、本当の気持ちに気づいたら、もう寂しくてしょうがないとか、辛くてしょうがなくて、とてもやっていけないとか、怒りが止まらなくなっちゃいそうみたいなかたちで、蓋をしてるっていう場合もあると思います。
他にも、たとえば本当は旦那のことが好き。一緒に生きたい。
でも、なんかいろいろ不満とか問題とかがあって、素直に「好きだ」っていうことを認めるのは屈辱的であるとか、すごく惨めになっちゃうと。
っていうふうに、自分の本音を認めると、すごく嫌な気持ちがするとか、もっと言えば、絶望しちゃうっていうような場合もあります。
それから、自分の本音を見つめると、「あぁ・・・もううんざりだよ」みたいな感じで、「もうわかったよ・・・」みたいなね。
たとえば、「旦那のことは結局好きなんでしょ?」って。
「そうなんだよねぇ」みたいな。
「嫌いになれないんですよね。でもだからと言ってさ、このままっていうわけにもいかないし、問題はいろいろあるしさ・・・先に進めないんすよね・・・はぁ」みたいなため息が出ちゃったりする。
っていうふうに、ちょっとこういう自分自身のマインドとか、自分の状態っていうのが、認めたくないものって僕たちやっぱりあるんですね。
それはネガティブな感情もそうだし、ポジティブな感情っていうのもそうなんです。
そこに蓋をしてしまう。
で、その上でなんとか、ちょっと言葉悪いですけども、小手先のテクニックとか、表面的に繕ってみたりとかして、なんとかならないかなと思うんですけども。
やっぱりこの本音を隠してると、ちょっとしんどくないですか?っていうのが、やっぱりいろんな問題に出てくるわけですね。
今日もそんなネタをブログに書いたんですけども。
カウンセリングの中でも、そうやって「今の状況」っていうのをけっこう整理していくことが多いわけです。
たとえば、パートナーができませんと。
で、いろいろやってるんだけど、うまくいきませんみたいな時に、たとえば僕はこういう聞き方をすることがあるんですね。
「本当にパートナーが欲しいんですか?」みたいなね。
「本当に結婚したいと思ってるんですか?」みたいなね。
ちょっと意地悪かもしれません(笑)
「え、結婚したくて婚活頑張ってるのに、結婚したくないとはどういうことなのよ!」って思われるかもしれませんけども。
なにか本当は、たとえば元カレが忘れられないという場合もあるし、家族との距離感っていう場合もあるし、あるいは自分で他にやりたいことがあるとかっていう、そういう思いがあるんだけども、たとえば年齢のことを考えたりとか、1人でいるのは寂しいよねっていうふうに思ったりとか、周りの人がみんな結婚していくから私も、っていうふうな気になってたりとか。
それから、周りの人から「そろそろ結婚しなよ」みたいな、「結婚しないの?」ってめっちゃ言われると、「そうだよなぁ」みたいな感じで動いてると。
で、その場合って、やっぱり「本音ってどこにあるの?」っていうところになると、「いやいやいやいや、本当は元カレとやり直したいんですよ」とか、「本当は仕事の方をもっと頑張りたいんです」みたいな、そういった部分って、都合が悪いじゃないですか。
頭では結婚しなきゃとか、結婚したいと思ってて、その方向に向かって頑張ってるし、なんならお金も使ったりとかしてると。
けど、上手くいかないと。
で、その本音っていうのが、「いや、実は結婚したくないんですよ」みたいなね。
「今更認められないんですよね」みたいな感じになることもあるんですね。
だから、そういうかたちで自分の本音を認めてしまうと、都合が悪いっていうことがけっこう僕たちはあって。
だから、そこを見ないようにするんですけども。
じゃあ、それで状況が良くなるか?とか、問題解決していくか?っていうと、案外そうでもない。
案外そうでもないです。
やっぱりね、隠しきれないものっていうのがあるので、そこからいろんな問題っていうことにつながっていくっていうところが、この問題ですね。
今日も夫婦関係を元に、女性用風俗を使うとか、あるいは婚外恋愛をしようかみたいな感じ、「でも・・・」みたいな、そういう葛藤のお話だったんですけども。
もしかすると、本音は旦那さんのことが大好きで、旦那さんともっとうまくやりたいと思ってるんだけど、そこに傷があったりとか、絶望感があったりとか、なんか諦めのようなものがあったりとかして、「いやいやいやいや、本音はそうなんだけど、そっちじゃない方でなんとかなりませんかね・・・?」みたいなふうに、頭で考えて、ちょっとごちゃごちゃしてくるっていうような状況なんですね。
それを整理していく文章っていうのを、ちょっと書かせてもらったので、よかったらブログの方もチェックしていただけたらと思います。
で、こういうことって本当によくあって、じゃあ本音を認めたらなんとかなるのかっていう話なんですけども。
なんとかなるかどうかは別として、なんとかなるための1歩がわかるし、自分が本当にどうしたいのか?っていうことについて、ちゃんとわかるようになってくるんですよ。
たとえば、「旦那と別れたくない」っていう、「旦那とうまくやりたい」っていう本音を見ると、絶望するんだけど、でも、「それが私の本音なんだ」と。
「本当は旦那ともっとイチャイチャラブラブしたいんだ」っていうことに気づけば、自分の本音がそうだから、そこに向かった時のエネルギーって全然違うんですね。
蓋をしてるときのエネルギーとぜんぜん違うんですよ。
だから、前よりも頑張れたりとか、いろんなことにチャレンジできたりとか、自分のもっと魅力を解放できたりとかっていうことに対して、もっと深いレベルでチャレンジすることっていうのができるんですね。
これはなにに対してもやっぱり同じで、本当はイヤイヤなんだけど、生活のために、そして自分にはとくに取り柄がないから、やりたいこともとくに見つかってないからみたいな感じで、今の仕事にしがみついてるみたいな方もいらっしゃると思うんですけども。
でも本音っていうのは、「もっと生き生きと自分の人生を生きたい」という思いがあったとすると。
で、それを認めてしまったら、今の生活を変えなきゃいけないから、認めたくないんだけども、でもそこでやっぱりずーっと葛藤していると、やっぱり辛いわけですよと。
っていうことは、そろそろ人生の変え時じゃないですか?と。
でも、「それは一人でやることじゃない」っていうことをお伝えしたいのは、やっぱり自分でいろいろやってきて今の状態なんだから、ここから先は、「ぜひ自分が信頼できる人を頼ってみてはどうでしょうか?」っていうのが、僕からの新たな提案だったりします。
そして、いろんなサポートを受けながら、自分で見えない部分を自分で見てもらいながら進んでいくと、新たな道・扉が開いて、希望がまた見えてくるようになりますよというのが、今日のお話でございました。
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