気がつけばすれ違い!?自立と依存の間に生まれる溝

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「離婚危機!?夫婦のペースが合わなくて気が付けば大きな隔たりが生まれている問題。」

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こんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ちょっとここ最近忙しく過ごしておりまして、収録が全然できておりませんで、ちょっと久々の更新になるんですけども。

今東京のホテルにおりましてですね、周りは桜がすごく綺麗なんですけども、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

ということで、昨日のブログの振り返りって言ったらあれですけども、それをもとにお話を進めていきたいなと思っております。

テーマとしては夫婦関係を扱ったネタなんですけども、これは経営者と従業員、上司と部下、それから習い事とか、学びの場でもですね、様々なケースといいますか、起こりうる「すれ違い」についてお話をしていきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

夫婦関係をもとにネタを扱ったので、今日はそんな話からしていきたいなと思うんですけども。

一般的に一対一の関係性に限らないんですが、

自立側→リードしていく、主導権を握っていく側
依存側→それについて合わせていくっていう側

にだいたい関係性っていうのは分かれるんですね。

もちろん全てにおいてそうっていうよりも、この場面においては奥さんがリードする、あの場面においては旦那さんがリードするみたいな感じになるんですが。

それがですね、けっこう自立系といいますかね、すごく自立的だったりとか、物事をテキパキと進めることが上手だったりとか、判断力・決断力があったりとか、

あるいは自分の考え方、ポリシーっていうものをはっきり持っていたりするとですね、その持ってる側がですね、一方的にもう一方をリードする形っていうことになります。

またその相手方っていうのがですね、それに合わせるのが上手だったりとか、自分に自信がないとか、その相手に対するリスペクトといいますかね、尊敬の度合いが高かったりとかすると、

結果的には、たとえばですけど物事を決めるのが奥さまで、それに合わせる旦那様みたいな関係で夫婦関係が続くっていうことがよくあります。

これはもう様々なケースがありまして。

もちろん逆の場合だってありますし、最初にお話したように社長と従業員、上司と部下、先生と生徒、そして同僚の中、チーム内でもですね、リーダーシップを取ってガンガンプロジェクトを進めていこうという人間と、それに合わせてついていくっていうタイプとに分かれたりするわけですね。

それがコミュニケーションをとりながらね、一応リードする側が提案して同意を得たりとか、「本当にこれでいい?」とか「どう考えてる?」みたいな意見をすり合わせながらですね、進めていけばいいんですけども。

ちゃっちゃちゃっちゃと動きたいような、そういう方がリードしてるとですね、「どうせついてくるやろ」みたいな感じね。

「分かってくれるだろう」とか、「ここはこうした方がいいんだから相手も文句はないんだろう」みたいな、自己判断っていうところが出てきて。

で、相手の意図を汲まずに物事を進めていく、決めていくっていうことが往々にしてよくあるんですね。

いわばですね、経営者がワンマンで暴走しているようなケースっていうのは典型的なんですけども。

こういったことがやっぱり夫婦関係であってもその他の人間関係においても非常によく見られるんですね。

もちろん別に悪意があってやってるわけじゃなくて、そのプロジェクトとかを良い方向に進めたい、授業をいい感じに進めたい、夫婦関係も仲良くやっていきたいっていうような思いがあるんですけども。

いわばリードする側、それについていく側っていうのがある程度固定化されてしまうと、いわゆるコミュニケーションっていうのがちょっと雑になると言うか、その部分を省いてしまって、リードする側はちゃっちゃちゃっちゃと決めていく、「きっと相手もついてきてくるだろう」みたいな形で、そういう判断をするので、

気がつけばですね、ふと振り返った時に相手がめっちゃ遠くにいると言うか、全然違う方向に向いているというか、誰もついてこないみたいな、そういったケースっていうのがよくカウンセリングの場では出てくるんですね。

昨日のブログで扱ったお話はそれが夫婦関係で、奥様がリードする側ですね、で、旦那様によかれと思っていろんなことを多分決めてこられたと思うんですが、気がつくと旦那さんの気持ちっていうのが遠くに離れてしまっていて、離婚を考えているとか。

あるいはたとえばバレンタインデーでチョコレートを作ってあげたんだけども、「受け取れないよ」って拒否されると。

「え!?これってもしかしてやばい状況なの!?」みたいことがようやくそこで気づくっていうお話なんですね。

こういうのってやっぱり最近とくにこれは男女逆のケースが昔は多かったんですけども、最近は女性の自立もありますし、それから男性がすごく優しくなってきたりとかそういった傾向があって、よく奥さんの方がリードする側でなんでも物事を決めて進めていくと、旦那様はそれに合わせていくというようなこともよくあるんですね。

それが気がつけば夫婦の間が非常に距離があいてしまったと。

で、奥さんとしてはうまくいってたんだけども、実は旦那さんは自分に合わせてくれていただけで、すごく我慢とか犠牲がたくさんあったと。

ところがもちろん旦那側にも何も問題がないわけではなくて、自信がなかったりとか、奥さんとのコミュニケーションっていうのが取れなかったりとか、どこかでですね、「言ってもムダだなぁ」とか「自分の意見なんて採用してもらえないよなぁ」みたいな感じで引きこもっているようなマインドが出てきたりとか。

あるいは「ここは奥さんに任せた方が平和だから」みたいな感じで、丸投げしていたりとかっていうところがもちろんあって、奥さんが悪いとか旦那さんが悪いっていうことではもちろんないんですが。

結果的にですね、長いというか、ある程度の結婚生活の中で夫婦間に大きな溝があいてしまっていると。

そして溝があいているだけじゃなくて、気持ちも冷めてしまっているということに気づくってことが起こるんですね。

なので、たとえば今回のお話の中では、昨年11月ぐらいからちょっと関係性がおかしくなったなんていうことが分かったんですけど、表面化したのはその頃であって、実はその種というかきっかけみたいなものは、ヘタするとその数年前まで遡ってるっていうことがけっこうあるんですね。

で、特にこのはっきりと奥さん側がリードしている、そして旦那様がそれについていくっていうような関係だと、我慢とか犠牲っていうのがずっと溜まってる。

「でもこのままじゃ嫌だ!何とかしたい!」って、たとえば旦那様が思ったとしても、なかなかそれをコミュニケーションしていく勇気がなかったりとか、仮にそれらしいことをにおわせたとしても、奥さん側がピシャッてやっちゃったりとか、逆に気づいてもらえなかったみたいな事があったりとかして。

だんだんだんだん、その反抗といいますかね、反旗を翻すというかね、要は自分がもう辛いんだ、嫌なんだっていうことを言う強度を上げていかなきゃいけなくなるんですね。

で、その上げていったある段階で奥さんが、あれこれやばいんじゃない?って気づくっていうところになってくるので、一般的にですけども、自立側、リードする側がですね、「これやばいんじゃない?」っていうふうに気付いた時には、けっこう関係性が壊れているというか、溝がすごくあいているみたいなことっていうのが起こりがちなんですね。

じゃあそうしたらどうするかっていうと、もちろんここから先は個別論になってくるし、様々な夫婦の環境、お互いのキャラとか、年収であったりとか仕事内容であったりとか、その他ストレスがあったりとかね、色々要因があるので一概には言えないんですけども。

そこで、何とかしようと思ってちゃっちゃちゃっちゃ動く側、リードする側はですね、こういう僕のYouTubeとかブログとか、いろんな人のそういった情報を得てですね、何とかしようと思ってダーッと動くんですよね。

で、もともとやっぱりスピード感がある方ですから、ちゃっちゃちゃっちゃと動いて変化をしたり何とかしようとするんですけども、そもそも夫婦でそんな距離があくってことはお互いのペースが違ったりとか、

いわゆるその咀嚼する、変化するスピードが違うので、そうすると奥さんがパーっと変化したり短期間で取得したとしても、旦那さんがそれを全然受け取れない、受け入れられないっていうことも当然出てくるんですね。

なので、関係性を何とかしようと思ってやってしまうと、余計溝を掘ってしまうことになるので、ちょっとそれは置いときましょう。旦那さんのほうは置いときましょうと。

で、まずは“自分自身”をなんとかしましょうと。

自分自身の何をなんとかするのかっていうと、たとえばそういった一方的に暴走してしまったのは何でなのか、旦那さんの愛情にあぐらをかいて甘えてしまったのはなぜかとか。

あるいは、そこに自分自身がね、無理がなかったのか?頑張りすぎてないのか?

その他仕事であったりとか、人間関係においてストレスを抱え込んでないか?とか。

本来の自分というものを発揮できてなかったんじゃないか?

っていうところで、“自分自身を見つめなおす”っていうことをしていって、本来の自分に戻っていった時に、夫婦関係もなるようになんじゃないの?っていう形で、方向性を示していくということがよくやっております。

ということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

根本でした。

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