なぜ男は平気で嘘をつくのか?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「職場で実際の話を盛ってあたしの話をする旦那をどう扱えばよいのか?~なぜ男はウソをつく?~」
***
どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、大阪はさっきまでは雪が降っておりまして、今は晴れてるんですけども。
冬らしい1日でございます。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ということで、今日は「男女の違い」っていうお話を一つお届けしたいなと思います。
「なんで男は平気で嘘をつくの?」っていう部分でございます。
最近はジェンダーの問題とかがあって、「男は」「女は」という言い方がちょっとタブーになってる風潮もあるんですが。
そうは言っても機能的にも男女で若干違うところがありますし、あと心理学的に言うと、男性性・女性性の違いっていうふうに見てもふさわしいんですけども。
わかりやすく「男と女の違い」っていうことで今日はお話をしてみたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
それとフォロー、それからチャンネル登録もよかったらお願いします。
「男は平気で嘘をつく」っていう、そういう本のタイトルもあったかと思うんですけども。
これは男性脳・女性脳の違いっていうか、男性性・女性性の違いっていうふうに言ってもいいかもしれませんけども。
こういうことを男の僕がしゃべると、ものすごく言い訳っぽく聞こえるんですけども(笑)
ゴホゴホッ・・・咳込んでしまいました(笑)すいません。
言い訳というふうに聞かずに、まぁまぁまぁそういうこともあるのかっていうふうに、理解していただければなと思います。
男性脳というか、男性的な思考の1つに「結果主義」っていうのがあるんです。
結果。
結果さえ出しときゃ文句言わないみたいな。
だからビジネスで言えば、営業で言えば、「成績さえ残してくれれば、別に方法は問わないよ。自由にしていいよ」っていうような思考があります。
たとえばスポーツにしても、ドラマ・映画にしても、結果が気になるってね。
相手がどうなって、この人が犯人かっていうストーリーよりも、「あ、こいつが犯人だったのか」っていう結果にこだわる。
「どっちのチームが勝ったの?」っていう結果にこだわる。
というところが、男性にはよくある思考というか、ものの見方っていうところになります。
ルーツを辿れば、昔狩猟時代といいますかに、男性が狩りに出かけて、どんなに頑張ったとしても獲物を持って帰らなければ家族は飢えてしまうわけですよね。
どんなに戦いをしても、戦に敗れてしまったらそれは命に関わることですよね。
というところで、結果を残さないと家族っていうものを守れない、救えないっていう時代が長く続いてたわけでございますね。
今だって、今でこそ奥さんの方が稼いでる家庭というのもありますけど、一昔前だったらやっぱり男の人が稼いでくるお仕事だったわけですよね。
だからどんなに頑張ってて、どんな年収でも、結局給料が少なければ家族はちょっと貧しい思いをするっていうところもあって。
そうしたところを、長い歴史の中で男性はやってきたもんですから、そうすると「結果主義」っていうことになりやすいという一面があります。
女性はそれに対して、「プロセス主義」っていうふうな言い方をするんですけども。
全部知っておきたいと。
結果はもちろん大事、結果も大事なんだけど、「そこに至るプロセスも過程も全て知っておきたい」っていう欲求というか、意識っていうのがあります。
これは家族を守るためには、家族の普段の細かな変化であったりとか、あるいは病気だったりとか、なにか問題が起こる兆候っていうのをキャッチしなきゃいけない立場っていうところにあったので、そうすると結果っていうのも大事なんだけども、1つ1つのプロセスっていうものを全部把握しておきたいという、全てを知りたいっていう欲求っていうのが女性側の心理っていうところではけっこう強いわけです。
で、これがどうして嘘の話になるか?っていうと、要は男の人からすると、結果さえ残しとけばプロセスはどうでもいいって言い方はともかくとして、「プロセスっていうところはあまり重要ではない」という捉え方をするんですね。
だから仮に嘘をついたとしても、結果的に悪いことをしてなければ別にいいじゃんっていうか、誰にも迷惑かけてないとか、奥さんに迷惑かけてなければいいじゃんっていうような発想をしやすいっていうところがあります。
なので男性っていうものは嘘をついても、別にたとえば「奥さんを裏切るようなことはしてないんだから全然いいんじゃないの」って言うと。
説明するのがめんどくさかったりとか、ちょっと奥さんには理解してもらえなそうだなとか、罪悪感があったりとか、なんやかんやがあったりする場合に嘘をつくっていうことをやったりするわけですね。
で、一方女性はやっぱり「全部知っておきたい」っていうので、嘘っていうのはものすごく抵抗があるものでございます。
嘘をつかれるっていうことはもう信用されてないとか、ないがしろにされたとか、大事にされてないっていうふうに思ってしまいます。
ここは男性の皆さん、ものすごく注意してほしいんですけども。
つまり嘘をつくっていうのは、男性からすると嘘も方便じゃないですけども、関係を壊さないために、だって今仲良くしてるんだからいいじゃんっていうところに持っていきたいんですけども。
女性はそういうふうには捉えないんですよと。
だから女性にとってみれば、些細なことであっても嘘っていうのは本当に傷つくことになるので、気を付けてくださいね。
なんていう話を男性向けにはしておきたいなと思います。
女性向けには、男はそういう思考をしているので、悪気があってしてるわけでないんだから、まぁそういうところがあるっていうことを認めてあげてね。
というところが、嘘をつくっていうところの1つ目のシーンでございます。
2つ目は、ブログにはこちらの方の話は書いてないんですけども、「言葉の扱いの違い方」っていうところがあります。
言葉っていうものを女性と男性で比べた場合、一般的に言うとやはりコミュニケーション、とくに感情のコミュニケーションっていうのを重要視する女性の方が、やっぱり言葉を大事にするんですね。
なので、よく女性の方でも彼から来たLINEとかに「これどういう意味なんだろう?これどういう意図なんだろう?」とか、すごく考え込むことがあったりするんですけど。
男の人からすると、なんの気なしに打った一言だったりするわけですね。
だからそうすると、そこで意思疎通が測れなくなるっていうこともすごくたくさんあるんですけども。
それ故に、女性は言葉っていうものを重視して、男性は女性よりも軽く扱ってる人が多いので、嘘をつくっていうことについても、男性の方が言葉を重要視してない分だけ気軽につけるっていうところがあったりします。
逆に言うと、女性の嘘っていうのはかなり手が込んでて、なかなか相手にバレないようにするっていうところも特徴的だったりするわけですね。
そうした心理、他にもたくさん男女の違いっていうのはあって、もちろん個人差っていうのもめちゃくちゃあるので、よく僕も昔は男女の違い講座みたいなものをやってると、うちのお客さんなんかはとくに多いんですけども、「なんか話を聞いてたら私は男側でした」みたいなね(笑)
そういう告白もたくさんいただくわけですけども。
それは無理ないんですよね。個人差っていうのがありますから。
だから大事なのは、とくにパートナーシップとか近い距離の関係性ですごく大事なのは、「自分がこうだから相手も同じ」っていうふうに思わないってことなんですね。
それで自分が嘘をつかないし嘘は嫌いだから、彼が嘘をつくっていうことに対して許せないっていう気持ちになる。
これはまぁ仕方ないかもしれませんけども、もしかしたらそれは自分の価値観っていうものを彼に押し付けてるのかもしれないなっていう見方もできるわけですね。
で、そうした男女の違いっていうことって本当にたくさんあるし、これはネット上にもありますし、僕も本を2冊書いてるんですけども。
そういったところを学んで、「あ、そうなのか」って理解をするということがやはりすごく重要です。
今日のテーマ、「嘘をつく」っていうところだけじゃなくても、物事に対する意識とか、お金や仕事に対する考え方とかっていうのも男女の違いもあれば、個人差っていうのもあるんですよね。
「私はこういう価値観だけども、あなたはどんな価値観なのかな?」
っていうふうに興味を持つことということはすごく大事だし、自分と違うっていうところが出てきた時に、「え、どっちが正しいの?」って争いをするのではなくて、「あ、私はこういう時はこうだけども、彼はこうするのね」みたいなふうに受容する、受け入れるっていうことがとても大事になってくるっていうお話なんですよ。
だから違いをまず知る。
そしてそれを受け入れる。
そしてその上でどうするか。
だから彼が平気で嘘をつくんですみたいな時に、こういった男性心理ってこうなんだよ、女性心理ってこうなんだよっていう話をします。
そのあとに大事なことっていうのは、「自分で主体的にその関係を決めていく」っていうことなんですね。
だからって言って我慢する必要もないわけで、「でも私はやっぱり嘘っていうのは絶対嫌だ」っていうことであれば、彼に対してNOを突きつけることは重要です。
私はNOだっていう姿勢でいることは大事ですし、場合によっては別れるということも選択肢にあがってきますよね。
つまり情報ですから、知っておいた上で自分のアクションに結び付ける、主体的に行動できるように活かしていただければと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?