彼がわざと嫉妬させるような言動をしてくるのはなぜ?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「彼がわざと嫉妬させるような言動をしてくるのはなぜ?」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日2本目でございますけども。
ということで、今日は東京のセミナールームの方にやって参りました。
お盆がはじまったようですね。
新大阪の駅も、東京駅も大変な人でございました。
全然そういったことに無頓着な私は、びっくりしてしまいまして。
「なにがあったんだ?・・・あ、そうか、今日祝日か」みたいなふうに気づいた次第でございます。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
お盆は休みでしょうか。
それとも仕事なんでしょうか。
僕はお仕事でございます。
ということで、今日はパートナーシップに限らずあるあるなんですけども、「相手を嫉妬させて気を引く」というか、「コントロールしようとする心理」諸々についてお話して参りたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
ということで、よかったらチャンネル登録もフォローもお願いします。
で、今日もネタはブログにいただいたリクエストから、お話させてもらってるんですけども。
彼がやたら嫉妬させるようなことを言ってくると。
で、まぁまぁそれで気分が良くないですよね。
「それならそっちの女に行けばいいじゃないの」と思うじゃないですかと。
そうすると、彼は止めてくると。
「別れたいわけではないな」っていうことはわかる。
でも、なにかと自分を嫉妬させるようなことを言ってくると。
どんな心理なんでしょうか?という質問いただきました。
「あ、これはけっこうよくあるよね」っていうことで、今回のネタは彼が彼女を嫉妬させるようなことを言うっていうことなんですけども。
この嫉妬だけではなくて、けっこう他にもよくあって、不安にさせる、それから怖れを感じさせるというのもあれば、罪悪感を刺激する、無価値感を刺激するとか、寂しさを刺激するとか、劣等感を刺激する等々。
ネガティブな感情を、わざと刺激してくるような、「そういうこと言って欲しくないのになんで言うの!?」をみたいなことっていうのは、あちこちで起きてるんじゃないかなと思う次第でございます。
皆さんいかがでしょうか?
そういうことをされたことありますよね?
しちゃったことも、ありますよね?っていうことで(笑)
一言で言えば、ネガティブな感情を相手に感じさせる・嫉妬させるって言うことで、一つは「自分に注目させたい」っていう気持ちがあります。
自分の方に意識を向けたり、嫉妬することによって罪悪感を感じることによって、その他もろもろ感情を感じさせることにして、こっちにどんどん意識・気を引きたいっていうところが、まず一つあります。
二つ目は、そうやって嫉妬させることによって、「相手の愛情を確かめようとする」と。
だから嫉妬させて怒ったら、嫌な顔をしたら、「あ、自分に気があるんだな」っていう、愛情の確認のためにするっていうことも、二つ目としては挙げられると思います。
他にも、あえてネガティブな気持ちにするっていうことで、「自分を優位に立たせようとする」と。
で、「自分の方が上なんだぞ」っていうことを、示そうとするっていう心理っていうところもありますよと。
で、これが第一層だとすると、その裏にはなにがあるのか?って言うと、「自信がない」ね。
自分に自信がない。
自分の魅力や、価値というものに対して自信がなかったり、今回のケースだと、彼女からの愛情っていうのを彼が受け取れてない。
彼女から愛されてるってことを、受け取っていないという問題も、第二層として出てきて。
要するに、こういうことしてしまうっていうことは、自信がなくて、自己肯定感もあんまり高いとは言えないよねっていう状態を指し示すと思っていただいていいかなと思います。
でも、これがちょっと今日の話の複雑というか、ややこしいところなんですけども。
そうやって自信がないとか、自己肯定感が高くなくて、ついつい自分を卑下してしまうとかみたいな、そういう弱さみたいなところって、やっぱり出したくないわけですよね。
自分が優位に立ちたい、自分が主導権を握りたいという、これは競争心なんですが。
そうすると、やっぱりそのまんまの自分の不安な気持ちとか、自信のない気持ちとか、彼女を失いたくない気持ちっていうのは出せないので、そこでひと手間加えるわけなんですよね。
どう加えるかって言うと、それをひっくり返して、相手の嫉妬心っていうところを突っついて、こっちに注目させよう、こっちに気を引こうみたいな態度っていうことを取るような感じなんですよね。
「いやぁ、こないださ、職場の子にカッコいいですねって言われちゃってさ。俺ってカッコいいかなぁ。その子けっこう可愛いんだよね」
みたいなことをあえて言うことによって、キッ!とさせて、こっちに意識を向くじゃないですか。
ということで、愛情を確認しようとしたりとか、そういう感情を刺激することによって、自分から離れられないように、相手をコントロールしようという心理なんですね。
だから、本音のところでいくと、つまり「そういう手を使わなきゃいけない」っていう彼がいるわけですから、その彼っていうのは、「そのままの自分では君には愛されない」と思ってるし、「そのままの自分ではいずれ嫌われてしまう。妻・彼女は去ってしまう」と思ってるし。
なぜならば、「自分にはそんな魅力もないし、自分に自信もないし、こんな男の元には彼女はいてくれないだろう」なんていう気持ちが強いから、そういったあえてネガティブな態度というのを取るわけですね。
これは、人は誰でもやります。
職場でもあります。
親子関係でもあります。
友達関係でも当然出てきます。
罪悪感を刺激するなんていうこともよくありますし、嫉妬させることによって、こっちに注目させようみたいな感じで、相手を縛るっていうか、束縛しようという心理っていうところもけっこう働いていて。
だから、これはパートナーシップに限ったことではないんですけども、とくにパートナーシップではこういうことってやりがち、起こりがちなんですよね。
で、それが嫉妬させる、わざと嫉妬させるのはなんで?って言うと、この心理になるんですけども、ただ話はそれだけで終わらなくて。
その嫉妬させてくる彼に対して、ついつい「乗っかってしまう自分」というのがいると。
ここが、今日の話の実は一番のポイントで。
たとえば、なにか他の女の子の話をちらつかせて、嫉妬させようとしてくると。
そこについ嫉妬心が疼いてしまって、キッ!ってなってしまうのはなぜでしょうか?っていうところが、けっこうポイントでございます。
これね、もしですよ。
自分も自信があったなら、自分に自信があって、自分が「いい女だな」っていうふうな自覚があって、「けっこうモテるんだよね、私」っていうふうな自信があったとするならば、嫉妬を煽ってくる彼の態度に対して、どういう態度をとるのか、ちょっと想像してみていただきたいわけですよ。
同じ態度を取るでしょうか?と。
いや、多分違いますよね。
「その手には乗らねぇぜ」っていうことになってくるんですよ。
たとえばですけども、F1レーサーが、公道で一般人に競争をしかけられましたと。
乗るでしょうか?
多分絶対乗らないと思うんですよね。
危ないしね。
格闘家が、街でチンピラに絡まれてケンカを売られましたと。
そのケンカを買うでしょうか?っていったら、多分買わないでしょうね。
めんどくさいし、勝負にならないですし、相手にしててもなんのメリットもないですから、多分そんなのには乗らないと思うんですよね。
つまり、自分に自信がある、自分の腕に自信があるっていう場合には、その相手がそういったネガティブな感情を刺激しようとしてきても、反応できないというか、反応しないんですね。
「ってかめんどくさいしー」と思うし、「なんでそんなことに乗んなきゃいけないの」みたいな態度っていうことになるんですよ。
だから、その嫉妬を煽られて、それに応えてしまう。
つい乗っかってしまうっていうことは、自分もその嫉妬に関して、たとえば女性としての自信がないとか、彼に愛されてる自信がないとか、いずれ彼に去られてしまうんじゃないかっていう怖れを持っていたりとか、「自分なんてあんまり魅力ないし、良いところないし」っていうふうに思ってたりしてるんじゃないのかなっていうふうに捉えてみることが大事なんです。
つまり、この関係でしかけたのは彼の方なんですけど、自分も乗っかってるので、実はそこに「お互い同じ問題がある」というふうに捉えていくんですね。
これはちょっと見たくないかもしれませんけども、ここを解決するためには、それを受け止めていった方が圧倒的に確実なんですよっていうところなんですよ。
つまり、そこでやるべきことっていうのは、「あ、そっか。その嫉妬に乗ってしまうっていうことは、自分も自信がないし、自分も愛されてないと思ってるんだな」と。
「じゃあ自分の魅力を磨いていったりとか、彼の愛情をもっと受け取ったりとかして、自分に自信を持っていく、自己肯定感をあげていくことが大事なんだな」っていうところが、今回の目的っていうことになるわけでございます。
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