彼のことが好きなのか、私を好きな彼が好きなのか？

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら！
「「彼」が好きなのではなく、「私を大切にしてくれる優しい彼」が好きなのかもしれないと気づいてしまったとき～二人の関係はより親密になるための新しいステージに入ったのかもしれない～」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日も東京にいるんですけども。

大阪の家の方は、台風が来ておりまして、けっこう気になっているところでございます。

今のところ大丈夫そうなんですけどもね。

何事もないように、お祈り申し上げます、ということしかできませんけども。

今日は、けっこうこういう相談って多いんですよという、「彼のことが好きなのか、私のことが好きな彼が好きなのか・・・え？どっち？」みたいなお話をお届けしたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録・フォローも、よかったらよろしくお願いします。

ということで、今日もブログの方にいただいたネタを元にお話をさせていただくんですけども。

なんかすごい彼を見つけた彼女のお話でございまして。

今までとは、今までの恋愛とは打って変わって、すごく優しくて大切にしてくれる彼、いろいろ刺激を与えてくれる彼。

最高なんだけど、ちょっと違和感が・・・みたいな話なんですね。

で、ちょっとその「違和感」っていうのは、決して無視してはいけなくて。

自分の中にある感覚っていうのを、本当に大切にしてあげることって、すごい大事なんですよね。

それは恋愛もそうなんですけども、人間関係とか、お仕事とか。

仕事の中でも、たとえば案件一つとっても同じことで、自分の中にある、なんかモヤモヤしたものとか、違和感のようなものっていうのを無視していると、だんだん大きくなったりしますし。

たとえば、今回みたいにすごく素敵な彼を捕まえましたと。

すごく幸せですと。

たくさん与えてくれるし、すごく性格的にも素晴らしい彼で、「こんな良い人いない」なんていうふうに思ってしまうと、やっぱり執着が出てきやすいんですよね。

そうすると、自分の中に、仮に違和感みたいなものが芽生えていたとしても、「いや、そんなことない、そんなことない」とか、「そんなこと思っちゃダメ」っていうふうに、自分の気持ちを否定して隠すようにするし、彼のことを好きになろうとしたり、好きでいようとしたりっていうふうに頑張っちゃったりするんですけど。

感情って、そうやって抑え込むと、反発するっていう性格がありまして。

そうすると、その違和感を無視していたりとか、抑えようとすると、どんどんどんどん大きくなっちゃうっていう。

これは、しんどいんですよ。

つらいんですよ。

っていうことが、やっぱり起こりがちで。

その結果、マインドが分裂して、その違和感の部分っていうのを、他で処理するみたいなね。

それが、「他の男性」だったりとかっていうふうになると、浮気問題ってことになっちゃうでしょ？

ややこしいでしょ？

で、またそういうことをしてる自分にも、すごい罪悪感を持ってしまうわけでして。

だから、そういった気持ちっていうのは、きちんと向き合ってあげたりとか、もし可能であれば、本当はカウンセリングなんかを、そういう時こそ利用してもらえたらいいなっていうふうに思います。

で、この違和感の正体っていうのはなにか？

もちろん、それは人それぞれなんですけども。

やっぱり、すごく素敵な彼だとか、彼と幸せになりたいとか、「こんな彼と出会えるなんてすごい！」って思ってしまえばしまうほど、さっき言った執着が出てきて、そうすると、「彼の前で出せる自分」っていうのを、選別していくようになるんですよね。

「こんな自分を出したら、彼に嫌われちゃうんじゃないか」とか、不満や愚痴があってもなんか抑え気味になったりとか。

今日の方もそうなんですけども、「セックスで自分を出せない」みたいなふうになったりとか。

要は、良いところだけを彼の前で出そうとしてしまうんですね。

もちろん、ネガティブなことも言ってるんだけども、それは100ではなくて、けっこう抑圧してる状態になったりっていうふうになって、結局苦しいと。

つらいと。

しんどいですっていうふうになりやすいんですね。

こういうのこそ、早めにちょっと手を打ちたいなってところなんですけども。

でも、それってなんで起こるのか？っていうと、要は「過去がしんどかった」っていうことが、やっぱり挙げられるんですよね。

今まであんまりいい恋をしてなかったから、今すごくいい恋と出会うと戸惑ってしまって、執着が出てくるっていうわけですよね。

だから、それまでつらい思いをしたり、寂しい思いとか、悔しい思いとかっていう恋をしてきた分だけ、「この幸せを逃がしたくない」っていうふうにしがみついちゃうわけですね。

そうすると、結局自分の中に違和感がどんどん大きくなってきた時に、今日のタイトルにもあるような、「本当に彼のことが好きかどうかわからない」と。

「こうやって自分を好きでいてくれて、大切にしてくれるから、彼のことが好きなんじゃないか？」みたいな疑念っていうのが出てくるわけです。

要するに、不満がだいぶ溜まっちゃってるってことなんですけども。

でも、やっぱり失いたくないから、こっそり自分でなんとかしようとするっていうことなんですね。

これね、理想論を言えば、その違和感っていうものこそ、彼との関係の中、「二人で解決していく」っていう、本当は良いテーマなんですけど。

今日の方も、付き合って数ヶ月みたいな感じなので、なかなかシェアはできないですよね。

だから、「カウンセリングとか使ってね」と思うんですけどね。

でも、そうやって自分の気持ちに嘘をつき続けると、やっぱり好きかどうかわからなくなっちゃう。

いい関係も潰していくようになってしまうと。

なので、やっぱり改めて、ここはちょっと今までの過去、恋愛のことも含めてですけど、「過去のことを振り返ってみませんか？」っていう提案をすることが多いんですね。

で、とくに鍵となるのは、ブログにも書いてますけど、「罪悪感」っていう感情なんですよ。

要は、彼に対して素直に自分を出せないと。

こんな自分は出せない。

とくに嫌な自分・ネガティブな自分は出せないっていうのは、その嫌な自分、ネガティブな自分っていうのを、まず自分自身が嫌っているんですね。

で、それが彼の前に出す自分を作ることにもつながるんですけど。

それくらい、つらい思いをしてきて、苦しい思いしてきた自分っていうのを、隠そうとしてしまう。

で、それがやがて、「私と彼は釣り合わないかもしれない」とか、「彼の彼女としては自分は不十分だ」みたいなふうに解釈してしまうこともあって。

それは、またつらいじゃないですか。

だから、せっかく幸せで、すごく自分のことを大切に思ってくれている彼と出会えたにもかかわらず、また苦しい時代に自ら進んでいってしまうようなことっていうのをやっちまうわけですね。

それが、いわゆる「罪悪感」っていう感情の仕業なので、それをちょっと癒していきましょうかっていうのが、一般的によくあるテーマなんです。

この罪悪感ってなにか？っていうと、要は「自分はもう汚れてしまっている」というか、「汚れてしまっている」という感覚。

だから、たとえば今日の方の前の恋は不倫だったみたいですけど、カウンセリングでもあるんですよ。

不倫してたとか、あんまり良くない恋愛をしてたっていうことを、「今の彼にはちょっと言うのがはばかられるんです」みたいな話ね。

そう思うってことは、すでに罪悪感があるわけですよ。

そして、その時代の自分っていうのを、強く否定しているわけですよ。

なので、その自分っていうものを、今度は許してあげるプロセスっていうのがすごく大事で。

これはさっきも言いましたけど、理想論で言えば、パートナーシップ・彼との関係で、解決していけたらいいんですけども。

なかなかその勇気がないというか、それは難しそうだなという場合は、カウンセリングなどを使って処理していきましょうということになるので、けっこうこういうかたちでの罪悪感の処理っていうのは、事例っていうんですかね、っていうのがたくさんあるんですよ。

そうして罪悪感と向き合っていく中でポイントなのは、実はこれは「思い込み」であるケースが多いんですけども。

なぜその自分のネガティブな部分、不満とか、愚痴とか、過去のほの暗いような、罪悪感がまつわるような、そういう過去を、今の彼が受け入れてくれないとか、受け入れられないだろうっていうふうに、判断してしまっていることなんですよ。

たしかにそうかもしれないんですけど、でも、言い返せば、「彼のことって信頼できてないのかな」っていうふうに見えちゃうわけでね。

ということは、今この罪悪感とか、過去の自分と向き合うっていうことは、彼を信頼するための一手っていうことになりますし、彼との距離を縮めてより親密になる、もっと幸せになるための一歩っていうふうに見えるわけですよね。

なので、もし今日みたいなお話の気持ちになってきたら、「これはさらに距離を縮める、彼を信頼するチャンスなんだ」っていうふうに捉えて、深呼吸して、ちょっと過去と向き合ってみてはいかがでしょうか？っていうのが、今日のお話でございました。