野良猫女子やロックウーマンはカウンセラーに対しても親密感への怖れを感じてしまうものなのでしょうか?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「野良猫女子やロックウーマンはカウンセラーに対しても親密感への怖れを感じてしまうものなのでしょうか?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

すごい良い天気の今日も、東京・神楽坂からお届けしております。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今日はですね、カウンセリングっていうところと、人間関係の話をさせていただきたいと思います。

自分が持ってるですね、「人間関係のパターン」っていうのはカウンセリングを受けてるとやっぱそこにも出てくるんだけども、

「それは大きなチャンスなんですよ」っていうお話をさせていただきたいと思います。

最後までよかったらお聞きくださいませ。

カウンセリングを受けてるとですね、カウンセラーとクライアントという関係であってもですね、やっぱりお話をしたりとか、いろんなコミュニケーションをとっていく中で、やっぱりここも一つの“人間関係”なんですよね。

なので、カウンセラーに対してもですね、自分が日々感じているというか、日々自分が無意識に持っている「人間関係のパターン」っていうのが出てくるっていうお話なんですね。

それが出てくるっていうことは、それを乗り越えるとか、“それを変える”っていう大きなチャンスなんですよね。

例えばですけども、今日のネタにさせて頂いた話っていうのは、

「親密感の怖れっていうの持っている方がカウンセリングを受けると、やっぱりカウンセラーに対しても親密感の怖れっていうのが出てきてしまうのか?」

みたいな質問をいただいたんですけども、その通りでございます。

カウンセリングっていうのは、最初はね、初めましてみたいな感じで始まって、あとはカウンセラーによってね、その進め方とかやり方っていうのは本当に全然違うし、いわゆる相性というものもあると思っていただいていいんですけども。

そうすると、まぁ一回ではなかなかそうはならないんですけど、何度か通ってるうちに心の距離が近づいていくわけですね。

そうすると自分がいろんな人間関係の中で培ってきたというか、持っている、その「パターン」っていうのが出やすくなる。

たとえば親密感の怖れっていうことであれば、カウンセラーと親密感の恐れを感じるっていうことが出てきます。

親密になりたいとかっていうわけではなかったとしても、たとえばこれ以上自分を知られることが怖くなったりとか。

それからなんかこう自分の感情が動く。

カウンセラーさんに対していろんな感情が、それはポジティブな感情だけじゃなくてネガティブな感情ももちろんありますけども、動いてきたりとかっていうことに嫌悪してみたりとか。

そういう様々なパターンっていうのが出てくるんですね。

そうすると「もうカウンセリングはいいかな」とかね、「行きたくないなぁ」とか、「もう行かなくても大丈夫かな」とかっていうふうに感じてしまいがちなんですよね。

で、そうなった時に、「これってカウンセラーさんとの間だけで起こってるのかなぁ」なんていうふうに考えてみると、

よく考えるとたとえば恋愛の中でも、異性と距離が近づいていくにしたがって、なんかもうちょっと嫌だなとか、距離を取りたくなったりとか、怖くなったりとかっていうことがあったりとか。

友達であったり仕事であったりとかっていうお付き合いの中でも、関係性が深まるっていうことに対して自分はどこか拒絶反応のようなものを持ってしまってるっていうことに気付いたりするわけですね。

ほかにもさまざまな「人間関係のパターン」っていうのを僕達は無意識のうちにたくさん持っています。

これは結局、親からの関係性だとか、学校での友達との関係性から出てくることっていうのが多いんですけども。

たとえば自分の親がすごく過干渉で、あれこれ指示されてね、コントロールされてきたっていうふうな体験を持つと、

カウンセリングを受けていても最初はいいんだけども、カウンセラー側からの提案であったりとか、「こうしてみたら?ああしてみたら?」なんていうようなお話に対して、反発心っていうのを覚えてきたりもします。

そういう場合はたとえばカウンセラーにお母さんを投影してるんだよねとか。

前の旦那さんを投影してるんだよねなんていうふうにも言えるわけですね。

そういった人間関係の様々なパターンが出てくると、もちろんそれは良いパターンというのも沢山あるんですけども、問題を作ってるのは自分が知らず知らずの内に抱えているネガティブなパターンね。

さっきの親密感の怖れっていうのもその一つですけども、それがカウンセラーとの関係の中でも、強く出てくるまではいかなくても、少しずつそういった感覚になってくると。

そうするとね、「まぁちょっともういいかな」とか「距離を置きたいな」っていうふうに感じるんですけども。

ここは実はすごいチャンスで、カウンセラーとの関係性、信頼関係があったりとか、自分がね、カウンセラーさんを信頼できるとか、自分が良くなりたい・自分を変えたい・変わりたいっていう思いがあるならば、

そういうちょっともういいかなとか、あるいは嫌な感じになってきたとしたら、ここをチャンスとして、ここで踏みこたえて、何なら一歩前に出るみたいな意識でカウンセリングと向き合ってみるとね、

大きなブレークスルーが起こったりとか、人間関係のパターンっていうのを変えるっていうことができたりします。

どうしたらいいのかって言うと、そこで「こんな気持ちが出てきちゃったんです」みたいな、

「根本さんに対してすごい抵抗が出てきちゃったんです」とか、「なんかすごく嫌な気持ちが出てきたんですよね」なんていうふうに正直にね、できればお話をしていただくと、

「そういう感覚って他でも味わったことない?」とか、「他の人に対しても同じように感じることってないですか?」とか、「昔々そんな感じになっちゃったことってないですか?」みたいな、感情ベースに見ていくとね、

そうすると「あぁ、これって、なんかいつも恋愛で繰り返しちゃうんですよね」とか、「友達関係でもあります」とか、

そこから「親がすごい色々過干渉で嫌だったんですよね」なんていうような話にも繋がっていたりするわけですね。

そういったですね、人間関係のパターンっていうのがカウンセリングの中で再現されるようなことになってきたら、むしろ僕たちの立場からするとこれはラッキーだなと、チャンスだなっていうふうに思っているので。

だからあらかじめ最初にお話を聞いてる時にね、

「もしかするとね、何度かカウンセリングを受けているうちに、もう自分は大丈夫だと思ってきたりとか、ここから先は自分一人で何とかしなきゃって思って、もうカウンセリングはいいかなって思う時があると思うんです」と。

「でもこれってさ、もしかするとパターンかもしれないから、そう思った時に今一歩踏み出してみる、そこからもう1回だけ、もう2、3回だけちょっと続けてみようと思って頑張るとですね、そのパターンがもしかしたら変わるかもしれないから、だからこのことを覚えておいて欲しいんだ」

っていうことをですね、1回目とか2回目のカウンセリングの時にお伝えすることもあります。

で、人間関係のパターンっていうのは僕たちはたくさん持ってる中で、そこをどういうふうに変えていくかっていうところを日常の中で人間関係でリアルにね、変えていくっていうことがもちろんメインになるわけです。

例えば上司との関係であったりとか、取引先の営業マンとの関係だったりとか、もちろんパートナーシップでもそうですけども。

それが日常の中の人間関係で、そこを修正っていうのかな、変えていくっていうことが理想なんだけども。

けっこうまぁリスクがあったりとか、勇気がいったりとか、上手くいかなかった時のダメージって大きいじゃないですか、と。

でもカウンセリングって言ってみれば嫌だったら止めたらいいわけだし、と。

なので、「まだね、まだちょっとチャレンジしがいはあるかなっていうふうに感じるので、もしそういうことがあったら正直にお話ししていただきたいし、それが自分を変えるチャンスにもなりますよ」っていうことをよくお伝えしていくんですね。

もちろんそれはですね、“自分が気づいてないパターン”が出てくることっていうのもたくさんあります。

たとえば親密感の怖れっていうことについても、自分がそれを持ってるっていうことに全然気づいてない場合もたくさんあるんですよね。

で、僕の場合だったらブログとかVoicy・YouTubeをご覧いただいたりとかして、「あぁそっか、自分にもあるかもなぁ」っていうふうに気づいてる方もいらっしゃるかもしれませんけども。

逆にそうであったとしても「自分にはそういうものないなって、自分には関係ないな」と思ってたんだけども、いざカウンセリングを進めていくと、

「これってもしかして親密感の怖れじゃないですか・・・!?」みたいなことにぶち当たることも当然あるわけですね。

だからそれをネガティブに捉えることなく、チャンスとしてもう一歩前へ踏み出してみる。

そこはカウンセラー側を信頼して頂けるのであれば、委ねてみる。

「ちょっとね、こんな感じになってきちゃったんです」みたいなことを言って、一歩踏み出してみようとするとですね、

いつもこの感覚で逃げてたから、ここで一歩踏み出してみること。

そしてそこで例えばカウンセリングの中でね、いろいろまた話をしていくところで、いろんな気付きっていうのが出たりとか、

親密感の怖れっていうブロックを一回超えてみたときの感覚っていうのも、けっこうスッキリしたりとか、なんかすごくあったかい気持ちになったなぁとか、

そしたらまた次の問題が出てくるかもしれないし、すごく解放されて楽になるかもしれないですよね。

で、そうすると、日常の自分が関係性を何とかしたいなと思ってるところでもそれが発揮されてきて、日常は楽になっていくっていうような、そういう形でのカウンセリングの使い方っていうのもあるのかなと思いますし、

安全にね、人間関係を変えていくっていう意味では効果的な方法じゃないかなっていうふうに思ってます。

よかったら「カウンセリングの利用」も考えていただけたら嬉しいっていうお話でございました。

ということで最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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