男性性的な仕事の仕方、女性性的な仕事の仕方。
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「男性性的な働き方と女性性的な働き方。あなたはどんなバランスで仕事をするのが自分に合ってるのかな?」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日は「仕事の仕方にも男性性的なものと女性性的なものがあるよ」と。
そういうお話をしてまいりたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
ということで、今日もブログに書かせていただいたネタを元にこちらでお話をさせていただいてますので、興味ある方はぜひブログの方にも飛んで読んでいただければなと思う次第でございます。
一般的に日本の社会のほとんどっていうのは、やっぱり男性性優位のお仕事っていうところがやはり多くて。
で、最近はまだ女性性的なアプローチを試みている職場っていうのも増えてきてはいますけども、そのバランスっていうところなんですね。
どっちかに偏るっていうことよりも、そのバランスとして自分にはどういう働き方がいいんだろう?
どういう仕事の仕方が自分に向いてるんだろう?
フィットしてるんだろう?
っていう目で見ていくことが大事かなと思いますので、今日の話をよかったら参考にしていただければなと思います。
で、男性性的・女性性的っていう表現をしてますけども、僕たちが一般的に仕事っていうこと、仕事のやり方とか進め方、もっと言えば会社組織っていうことについても、元は軍隊をベースにしているとか、やはり効率を求めていくとか、そして社員といいますか、従業員というものを統制するって言い方、ちょっと表現が難しいんですけども、そういった目的から非常に男性性的なかたちっていうのが一般的に多いんですね。
たとえば今言ったような効率を目指すとか、あと利益を追求する。
これが、今日の話を良い・悪いで聞かないでほしいんですけども。
利益を追求するとか、きちんといわゆる縦社会を作るというか、ピラミッド構造を作るというか、そういった人事をするであったりとか。
それから期限はきっちり守るとか、仕事のやり方っていうのを非常にシステム化していく。
そして社内を統括する。
これはうまく仕事が進められるようにルール作りに励むというか、場合によっては罰則なんていうのも付いてきたりするっていうところがあったりとか。
それからここからは日本特有かもしれませんけど、いわゆる頑張って仕事をなんとかしてやりこなす。
僕も昔サラリーマン時代に金曜日のミーティングがありまして、「あぁ、根本君、土日があるじゃないか」と、作業に対してはうちのマネージャーからそんな発言が飛び出したりとかっていうことで。
要はきちっと仕事を進めていくっていうことですし、そういったミーティングとか会議のあり方っていうことにしても、目的があってその目的に向けて各人が発言をしていくということで、楽しさっていうよりも効率的であるとか、システム的であるとか、有効であるとか、そういった目的、そういうところで仕事環境を整えていくっていうのが男性性システムでございます。
だから席は固定してたりとか、出勤・退勤の時間が決まっていたりとか、いわゆる管理するとか、これは言い方を変えるとコントロールするみたいなふうになるんですけども、そういった働き方っていうのを設定したりとか。
それからやはり競争を煽るというか、勝ち負けというところでうまくいったらそこできちんとたとえば社長賞を出すとか、逆にうまくいかなかったらなんらかの罰則があるみたいな感じで、頑張らせるみたいな環境っていうところも男性性によるところかなっていうふうに思います。
だからほとんどの企業というか、会社組織の中では、こういうスタンスで運営されてるっていうことがあって。
それである程度成功してきてるっていうところもあって、これが継続的であるということですね。
ところが、そこに合わない人たちがやっぱり当然ながら増えてきているっていうところで。
ちょっと違うかたちでの働き方っていうところを目指すっていう動きが最近も出ていますけども。
一方、これが要するに「女性性側に少しシフトしていってる」っていうふうに僕個人は捉えてるんですね。
じゃあその女性性的なコミュニケーションっていうか、働き方ってなにかっていうと、要するに効率とか利益とか結果っていうよりも、楽しく、面白く、あるいは仲良くっていうことで仕事を進めていくっていうスタンスだったりします。
だから期限を守るっていうことも大事なんだけども、それ以上にそこまでの至るプロセスっていうのをどのようにいい雰囲気で、楽しみながらできるかっていうことで。
たとえばよく風通しの良い社風を作りたいだとか、それから今増えてますよね。
とくにコロナ禍でどんどん増えてますが、フリーアドレス化っていうところで、席を固定しないとか。
フラットな会社組織っていうことで、今までだったら部長、課長、係長みたいな仕組みだったものが、部長はいるんだけども、その下っていうのはリーダーとかマネージャーっていうのをプロジェクトごとにおいて、フレキシブルな組織運営をしようなんていうふうな動きがあったりとか。
そういったところも実は女性性側のアプローチなんじゃないかなっていうふうに思うわけですね。
で、さらに言えば、個人で一人で頑張るっていう個人戦というよりも、チームを組んで、そしてそれぞれがお互いに協力しあって仕事を進めていくっていうのも、実は女性性の要素が多くて。
それでチームをつくって運営していくっていうふうになると、やはりコミュニケーションということがすごく大切になってきて。
そのコミュニケーションというのも、一見仕事とはつながらないような雑談だったりとか、それからちょっとサボってんじゃないの?みたいなふうに思えるお喋りみたいなものも、そういったチーム作りの中にはすごく重要な要素っていうふうに最近は考えが改まってきてたりもすると思うんですね。
で、そういった女性性優位っていうことになっていくと、時間っていうのも管理しなくなってくるでしょうし、要は自由な時間に仕事していいよということだし、それからみんなで協力し合うっていうことと同時に、うまくいった場合はやっぱり「すごいね」とか、感謝、「ありがとう」っていうような、そういった感情的なコミュニケーションというのが会社の中でも増えていくっていうふうな変化というか、そういった傾向があるというところが女性性の部分だったりするわけですね。
で、これがなかなか男性性が強い人、女性性が強い人っていうのがいて。
やはり女性性が強い人っていうのは、こういった会社の古い会社っていうふうに言われますけども、そうした会社組織であったりとか、そういった体育会系で一般的に語られますけど、そういった仕事の仕方・進め方っていうことに対してはやっぱり無理やり合わそうとするんだけども、そこで合わなくなっていくと。
でもそういった選択肢しかない場合っていうのは、なんとか自分をそこに適応させなきゃいけないっていうところで、そこで無理に頑張っちゃって、体調を壊すとか、モチベーションが下がるとか、転職とかを考えるようになるっていうふうになっていくわけですね。
で、これがまた男性性が強い人からとすると、そういった女性性的な自由な働き方っていうことについてはすごく違和感があって。
やっぱりきちっと管理されてた方が自分は安心して仕事ができるんだとか、きちっと目標設定があって、そこに向けてのプロセスっていうのが明示化されることによって仕事が進めやすいっていうふうに感じるっていうのが、男性性の要素だったりするんですね。
で、これが変な話なんですけども、統一することってやっぱり難しくて、「バランスを取っていく」っていうふうな考え方にならざるを得ないわけですね。
なので組織を運営する側からすると、ものすごく難しいアプローチになる訳ですけども。
働く側としてはどうかっていうと、やはりここは自分の個性というか、キャラというかを知るっていうことが大事なんですね。
今日のネタ元さんもそうだったんですけども、やはり自分に合わない男性性が強い職場にいたことでちょっと疲れてしまって、そうじゃない環境を求めて今の職場に転職されたっていう話からスタートするんですけども。
そうすると、そこは実は私が見る限り、女性性的な職場というか、女性性が強い人っていうのが実際指導係になったんですよね。
ところが、ここでまた別の問題が出てきて、長らくこの男性性的な仕事に慣れていると、それが自分にフィットしなくてもそこにある程度習慣化される、適応してるんですよね。
で、そこでいきなり女性性が強い先輩なんかについたりすると、逆にイライラしたりとか、違和感を感じたりっていうことがめちゃくちゃ出てきたりして、ここで揉めるみたいなトラブルになるっていうようなこと、これは実はカウンセリングでもけっこう多いネタでございまして。
で、実はちょっと1歩引いて、「あ、これもしかして求めてた環境なんじゃないの?」なんていうふうに気づくと、「あ、そっかぁ」みたいな。
つまり、女性性が豊かな方が女性性が豊かな職場に来ても、それまでの男性性の習慣が残っているのでちょっと違和感を感じやすいから、早急の判断って危険だよねっていうのが今日のお話でございました。
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