知らず知らずやってしまってる言動の癖とは?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「ここ10年、上司からはパワハラを受け、部下からは喧嘩を売られているのですが、自分の何がいけないのでしょうか?」
***
どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日は大阪・仙里山のセッションルームの方に来ております。
暑いですね、今日。
ちょっとマシですけど、まだ暑いですね。
外は曇っているみたいですけども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は、「無くて七癖」的な、「自分ではちょっと気づいてないんだけども、もしかしたら・・・」というお話をさせていただきたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
そして、チャンネル登録とかフォローとかも、よかったらよろしくお願いします。
今日は、珍しく男性の方からネタをいただきまして。
今までもたまにあるんですけども、大変少なくて、ほとんど女子からのリクエストなんですけども。
職場でパワハラにあったりとか、部下というか後輩から、ちょっと嫌われるというか、喧嘩を売られるみたいな感じのことが続いていると。
10年も続いているっていうことが書かれてて、「まじか、よう耐えてるなぁ」と思いましたけども。
自分なりに頑張ってはいるんだけども、なかなか状況が変わらず、メンタルが削られていく状態で、10年って本当に長いんですけど。
ちょっと体のことが気になる、メンタルのことが気になるんですけども。
でも、自分としても、なぜか原因がわからないっていうところで、じゃあどこに身をつけたらいいんでしょうか?というご相談をいただきまして。
ブログの方で回答してますので、よかったらそちらも合わせてご覧いただけたらと思うんでございますけども。
カウンセリングをしてても、「なんでそういうことが立て続けに起こるんだろう?」みたいな、そういう理不尽なこと、今回のパワハラだとか、部下とか後輩からすごく攻撃をされるとか、嫌われるとか。
「悪いことをしてるはずもないんだけどなぁ」みたいな、「でもそんな悪い人でもなさそうだしなぁ」みたいな感じに捉われているわけですけども。
ただ、話を聞いていくうちに、いろいろ話をしているうちに、「あぁ、なんとなくわかるわぁ」みたいなふうになることも実際よくあります。
今日のネタ元さんの話ではないんですけども、たとえばっていうところでいくと、「なんか言葉の端々にちょっとなんか攻撃的というか、ちょっとマウントを取っちゃう癖とかってありません?」とか。
「なんか一言多くないですかね?」とか。
あるいは、「すごく理路整然としゃべっていて、全然気持ちが伝わってこないんですけど、それってけっこう大変よね」とかね。
あるいは、カウンセリングではそんなにないんですけども、やっぱり正論をすごく振りかざしてしまっているような話し方をする方とか。
あるいは、その話している時の表情とか態度っていうのが、なんかたとえばすごく偉そうだったりとか、なんかすごく引いてるような感じがするとか。
こう実際にお会いして、1対1とかでしゃべっていると、「あぁ、まぁ、なんとなくわかるわ」みたいなことも、正直言うとたまにあったりするんですね。
「でもわかんない。でもなんでなんやろう」っていうふうなケースも実際あったりとかします。
この「自分が悪い」とか、「自分のせいでそういう目にあってる」っていうふうには、捉えてほしくないんですね。
で、そういったパワハラだったりとか、いじめみたいなものも、今までそういうことがなくて、たまたま今回起きたんだったら、僕はそんなに深く取り合わなくてもいいかなと。
ちょっとスルーしちゃって、さっさと転職する、異動するとかでもいいかなと思うんですけども。
それが繰り返されるっていうことは、場所を変えても繰り返されるっていうことは、「やっぱりなんか自分の中にあるんじゃね?」っていうふうに見た方が多分早いと思うんですよね。
でも、その時に自分が悪いというふうに思わないでいただきたいなと。
悪意でやってるわけじゃないでしょ?って。
自分としては、一生懸命やってるとか、頑張ってるつもりなんだけども、なんかそういう印象を与えてしまう。
だから、別にあなたが悪いわけではないんですよ。
あなたに罪があるわけじゃないですよ。
しかも、そうなっちゃう要因というか、そうならざるを得なかったことっていうのがあった。
たとえば、思春期の頃にすごく周りからいじめられて、人間関係が怖くなっちゃったと。
で、その後もなんかまたビクビクしながら仕事してます、なんていう方もいらっしゃるじゃないですか。
そうすると、やっぱりなんか人が怖いっていう前提で人と接するので、警戒心が出てくるんですよね。
警戒心が出てくると、やっぱり相手も身構えるというか、相手もちょっと「なんだこいつ」みたいな感じになって緊張するので、この関係がうまくいかなくなるよねっていうふうなことがある。
でも、それってたしかに自分が作り出してるんだけど、自分が悪いのかとか、これいじめっ子が悪いとかっていう話にちょっといっちゃうと困るんで、そういうわけではないんですけども。
まぁ、そうならざるを得なくてそうなってるから、別に罪はないよねっていうふうにやっぱり捉えていただきたいんですよ。
ただ、やっぱり「無くて七癖」って言いますけども、そうやって自分の話し方の癖だったりとか、態度だったりとか、そういうところになにかその上司やその後輩・部下っていうのを、嫌われたりとか、なんか攻撃されたりする要因っていうのはあるんじゃないかな?っていうふうに見ていくわけです。
で、それがもちろんケースバイケースですけども、先ほどお話したような、自分では気づかないんだけどもやっちゃってること、なんか人の気分を害するようなことをやっちゃってるみたいな。
たとえば、すごくマウントを取ってしまうんだけども、「自分ではマウントを取ってるつもりもなくしゃべってるんだけども、どうもそういうふうに相手には伝わってしまうらしい」なんていうこともあったりします。
あるいは、すごく自分としては「こうすべき、ああすべき」っていう考え方が強いと。
自分に厳しいわけね。
で、自分に厳しくて、自分を律してるつもりが、結局それがやっぱり部下にも出ちゃったりとか。
あるいは、「そういうふうにすべきだ」っていう、その厳格さみたいなものが、上司からするとちょっととっつきにくいよねみたいな感じだったりとか。
すごく思考的になりすぎちゃって、なんか考えるロボットみたいなね。
人間じゃなくて、ロボットみたいな感じに思考的になりすぎてると、やっぱりちょっとコミュニケーションが図りづらいということで、扱いづらいなっていう人になったりとかするんですよね。
それはもちろん、上司とか後輩・部下にも問題があって、別に100%あんたが悪いってことはもちろん絶対ないんですけども。
ただ、そういう人間関係って、たとえばやっぱり「感情」で成り立っているものですし、なんぼ「こうすべき、ああすべき」っていうのが正しかったとしても、やっぱり正論は人の心には響かないわね。
っていうところで、なんか人間関係に問題が出てくるような背景っていうのがあったんじゃないかな?って考えるわけです。
今日のネタ元さんも、「中学ぐらいの時に、好き嫌いをはっきり出すと自分が苦しくなるだけだから、そういうことはやめました」って一文があったんですけど。
ってことは、あまり感情を出さないのかな?っていうふうに見えるんですよね。
その辺が、もしかしたら原因につながっているのかなと。
わかんないですよ、わかんないし、もうちょっと情報が本当に欲しいんですけども。
そういうふうに、やっぱり起きていることっていうのは、なにかしら自分も絡んでいる。
まぁ当たり前ですよね。
でもそれは、そこで100%被害者になってしまうっていうのはちょっと危険だなと思ってまして。
で、なにかしらそういうものを引き寄せているマインドっていうのが、自分の中にある。
あるいは、そういう現象を作り出しているなにかが自分の中にあるというふうに捉えてみた方が、何度も繰り返されるパターンの場合はよかったりします。
そうすると、そこにたとえば「罪悪感が実はありました」とか、「すごい実は無価値感が強くて」みたいな、そういった要因があったりとか。
あと、よく出てくるのは、「権威との葛藤」とか、「競争心」っていうような問題だったりとか。
なにかしら、その今の現象を作っている要因っていうのが、心理学を使うと見えてきたりするわけですね。
そこをちょっと掘り下げてみると、「今たとえば上司との関係の問題なんだけど、これってさ、お父さんとの関係がルーツになってるよね。だから、お父さんとの関係を見つめ直す。お父さんとの間で、今友達みたいに仲良くなれって言うわけじゃなくて、お父さんに対して持っているわだかまりを解消しましょう」とか。
さっき言ったいじめの傷っていうのが、未だに引きずられているってことであれば、「その傷を癒すっていうことをやってみませんか?」ということで、そのルーツを見ていく、見つけていく。
そうすると、今は「無くて七癖」みたいなふうになっちゃってる部分が、ちょっと柔らかく改善されていくわけよね。
そうすると、起きている現象っていうのも変わっていくから、これいいんじゃないですか?っていうことで。
「なんでそんなことになってるのかわからない」と思ったら、客観的に自分を見てもらうような、カウンセリングをおすすめしたいんですけど、友達とか占いでもなんでもいいんですけど、ちょっとそういう視点を持ってみるといいんじゃないかなっていうのが、今日のお話でした。