ホットプレート理論。なぜパートナーができないのか?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「【ホットプレート理論】なぜ私にパートナーができないのか?」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
めちゃくちゃいい天気の大阪でございますけども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ということで、今日はだいぶ寒くなりました大阪からお届けしておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日はあるカウンセリングの中から、こういう例え話があるよねっていうところが出てきたというか、思いついたので、ブログの方でも書かせていただきましたけれども、こちらでもお話しさせていただきたいと思います。
「ホットプレート理論」っていうふうに名付けました、というところでございます。
パートナーシップの話なんですけど、カウンセリングをしている中で、なかなか彼氏ができませんとか、うまくいきませんみたいな話ってとても多いんですけど。
その時にいろんな角度からお話を伺っていくわけですね。
過去の話をしたりとか、今のお仕事とか趣味の話とか家族の話とか、色々とお話を聞いていくうちに、ある方のカウンセリングで「あ、それってもしかして・・・」っていうところでふと思いついたんですよね。
それはちょうどオンラインでカウンセリングしてたかな。
オンラインなのでクライアントさんも部屋にいらっしゃったんですけど、ちょうど画面の上の方にエアコンが見えたわけですね。
で、その時に「あっ!」と思って、「男が欲しい、パートナーが欲しいけどさ、それってどれくらいの熱量なの?」っていうお話から出てきたテーマでございます。
「それってホットプレート並みに見てませんか?」っていう、まぁまぁ人によってホットプレートの扱い方っていうのは違うと思うんですけど。
一般的にたとえば皆さん一人暮らしされてる方なんかとくに実感されていると思うんですけど、冷蔵庫だったりとかエアコンっていうのはなくては困るものだし、故障したら速攻修理するとか買い替えるもの、高いんだけど、なかったら困るからっていうふうな位置づけにあると思います。
他にもドライヤーがそうだっていう方もいれば、電子レンジがそうだっていう方もいらっしゃると思うんですけども。
じゃあホットプレートってどう?っていう話になるわけですね。
もちろん普段からホットプレートをよく使いますっていう方もいらっしゃると思うんですけど、ほとんどの方は「あると便利だけど、別になくても困らないかなぁ」みたいなぐらいの熱量でホットプレートを見てるんじゃないかなって思うんですね。
もちろん家族がいて、みんなでたとえばたこ焼きを焼きます、焼肉焼きますとかなんていう場合にはすごく役立つんですけども。
たとえば一人暮らしだったりとか、そんなによく使わないものだと思うんです。
でもあるとなにかと便利ですよねと。
じゃあ「ホットプレートって月にどれくらい使いそう?」って言うと、「いやまぁ・・・ねぇ」みたいな感じで(笑)
本当にたとえば誰かからもらったとか、景品として当てたみたいな場合でも、うれしいのはうれしいんだけども、でもちょっと置き場所に困るよねだったりとか、いやでも便利なのは知ってるけど後で洗わなアカンとか、それを片付けてしまっておくっていうところもどうしようかなぁっていう、ちょっとめんどくさいなっていう時には「もうフライパンでええか」みたいな感じになっちゃったりすると思うんですよね。
で、別にホットプレートをディスってるわけではなくて、家電の中での必要度・必要の優先順位っていうところでいうと、最上位というか上の方にくるかっていうと、ちょっと微妙じゃないかなっていうことで、「ホットプレート」っていうのをちょっと例えに出させてもらってるんですけど。
これがけっこうパートナーシップで「パートナーを欲しい」って言いながらも、それは「ホットプレートが欲しい」っていう体の熱量だったりとか、モチベーションだったり、優先順位だったりするってことはないですか?っていうのが今日のお話なんでございます。
要するに冷蔵庫っていうのはなくてはならぬものなので、もうとにかく壊れたら必死になんとかしようとするじゃないですかと。
でもホットプレートが壊れたら、まぁそのまま残念ながら処分っていうことが多いかなと。
買い換えるっていうのもよっぽどじゃないとなかなかできないのかなって気がしますし。
もっと言うと、冷蔵庫とかエアコンもそうですけど、あって当たり前なところってあるじゃないですかと。
「ない」ってことが想像できないというか、イメージしづらいですよね。
たとえば引っ越しますっていうことになれば、新しい家で冷蔵庫をどこに置こうかなとかっていうふうに当たり前に意識して、家の側も冷蔵庫はここに置くといいですよってスペースをちゃんと作って設計されたりすると思うんですよ。
ということは「あって当たり前、あるのは自然。なかったらおかしい」っていう意識を僕たちは冷蔵庫に対して持ってるわけですね。
ところがホットプレートに対してはどうか?
これがけっこうモチベーションっていうか、パートナーシップで彼氏が欲しいとか、恋人を探すぞ!みたいな、色々アプリやってますなんていうふうな方の中でも、意外とこのレベルのモチベーションなことっていうのが多いんですよ。
だからたとえばホットプレートを探しにいろんな家電量販店に行きますと。
で、いろんな価格帯があったり機能があったりとかすると。
「まぁでもちょっと・・・まぁまぁ今日はちょっといいかな」みたいなこともあると思うんですけど。
冷蔵庫を買いに行った時ってたぶん必要で買いに行ってるので、とにかくもうサイズを測って行きますし、「これ!」って言って、絶対買うぞ!っていうふうに出かけると思うんですよ。
これがけっこう我々の意識の中で、「優先順位」っていうところが明確に表れるところで。
だから具体的な話をすると、たとえばパートナーが欲しいと。
でもたとえば仕事が好きで楽しくて面白くてとか、あるいは忙しいとか、それから趣味が充実している、友達もいるとか、それから美容コスメにめちゃくちゃ興味があってそこにはお金をかけてますみたいな状態で、けっこうこの日常の中での優先順位っていうのが、恋愛以外のもので占められちゃってることっていうのがあるんですね。
で、「優先順位の法則」っていうところが一つありまして。
たとえば仮に美容が一番優先で、仕事で友達で趣味で、次にパートナーシップっていう、5番目がパートナーシップの優先順位だとすると、上位の4つっていうところがとくに問題がないと、やっぱり5番目のパートナーシップっていうのが問題としては意識できてくるんです。
「これで彼氏がいれば完璧やん!」みたいな感じっていうところが出てくるんですけど。
そうすると、ところがパートナーの優先順位は5番目なんですよ。
今の例えいうと5番目なので、言ってみれば皆さんも5番目の優先順位のものにそこまでエネルギーをかけられますか?みたいな。
やっぱり上に配分していって、さらに充実させたいとか、さらに面白くしたいとか、さらに頑張りたいっていうふうに思ってる中での5番目になってくるので、どうしても自分が思っている意識・問題意識はあるんだけども、そこにかけるエネルギーっていうのはやっぱりそこまででもなかったりするんですね。
なのでそれだったらそれで受け入れて、そのぐらい気軽な気持ちで婚活するなり、パートナーを探しに行くなるっていう体でいいですよっていうところがまず一つ目の提案で。
で、それを自覚しましょうっていうところ。
「そこまで求めてないよね」っていうのが、まず一つ目の、そこからわかる、パートナーはホットプレートレベルの必要性だよねってっていうふうに、自分が捉えてるっていうことを認識するってすごく大事ですよっていうことなんですよ。
じゃあそれを冷蔵庫レベルまで、一番上の方まで上げて行くにはどうしたらいいかっていうことなんですけど。
これはなんで5番目なのか?っていう理由も個人差色々ありますし、過去の色んな恋愛の体験などもあったりとかして一概には言えないんですけども。
ざっくり言うと、こういう質問を投げかけるんですよね。
一つ目は「パートナーがいないと絶対できないことってどんなことですか?」と。
もちろん自分がしたいことなんですけど、自分がやりたいことなんだけど、パートナーがいないとできないことってなんですか?って、これが一つ目の質問なんですね。
二つ目の質問というのはその逆で、「パートナーができるとちょっとめんどくさいなぁとか、パートナーがいるとちょっとしんどいなぁって思うことってなんですか?」っていう質問なんですよ。
要は、冷蔵庫ってあって当たり前のものなので、ないって発想がないんですね。
だからたとえば、冷蔵庫がなくて困ることってなんですか?って言ったら、そんなんめちゃくちゃいっぱいあるやないの!って言って、バーッて出てくるわけですよ。
冷蔵庫じゃなきゃできないこともいっぱいあるわけですよね。代わりが効かないものと言いますかね。
冷蔵庫があって困ることってなんですか?っていうと、電気代が食うとか、サイズがとか、デザインがとか、容量がみたいな話になってくるかもしれませんけども、それほど冷蔵庫があって困ることってあんまり発想の中に出てこないと思うんですよね。
でもこれが「じゃあパートナーは?」っていうと、いろいろ出てきたりするんですよ。
だから「パートナーがいないと絶対できないことって、自分がやりたいことってなんですか?」と。
「パートナーがいたら困ることってなんですか?」という、この辺りの質問をクリアしていくと、だんだん優先順位を上げていったりとか、今の自分の現状っていうのがよく見えてくるんじゃないかなっていうふうに思っております。
一つの例え話なので、笑って聞いていただければいい話でございますけども。
なにか参考になったら幸いでございます。
ということで、今日はこの辺で失礼したいと思います。
いつもありがとうございます。
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