仕事を辞めようか続けようか迷ったときの考え方・やり方

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「「この仕事を続けようか?辞めたほうがいいんだろうか?」と迷ったときに役立つ意識の向け方。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日もあたたかい大阪でございますけども。

なんかこれから天気は下り坂だそうで。

皆さん、そんな中いかがお過ごしでしょうか。

ということで、今日は「お仕事」についてのお話をさせていただきたいと思います。

仕事を辞めるべきか、続けるべきか、悩むことって多いと思います。

そんな時にどうやったら前向きに捉えられるかっていうことを、10分間で語っていきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、フォローとかチャンネル登録もぜひよろしくお願いします。

ということで、今日もブログでいただいたネタを回答して、こちらでお話してますので、よかったらブログの方も読んでいただきたいんですが。

仕事を続けるべきか、辞めるべきか、悩むことってけっこう多いと思いますし、カウンセリングでもやっぱりそういうネタをよく扱います。

もちろんブラック企業とか、そういったハードワークをしてしまって、心や体をちょっと傷つけてしまったっていう場合には、もう即刻休んだりとか、辞めたりっていうことをおすすめするんですけども。

そこまでではなくて、たとえば今日のネタ元さんも人間関係はけっこう良いと。

で、仕事内容も入社3年目で慣れてきているところだと思います。

ただ給料は、ちょっとギリギリ生活できるぐらいっていうところだそうです。

で、そういう環境の中だと、たとえば仕事が辛いなと思っても、我慢して会社に行くことができたりとか、なんやかんやごまかしながらというか、うまくやりくりしながら仕事を続けることも可能なんですけども。

やっぱりその状態が長く続くと、なんかすごくしんどくなってくるし、疲れも溜まってくるし、ちょっと病んでくるよねっていうことで、「じゃあ仕事を辞めるっていうのもアリだなぁ。でもなぁ、だからといってな、次の仕事が見つかるかなぁ」とかね。

「次の仕事が本当に自分に合ってるのかなぁ」とかいろいろ葛藤しますよね。

だから、転職サイトに登録したものの、なかなか先に進めないとか、辞めるか辞めないかずっと悩んでる。

中には、何年も何年も悩んでるっていう方とお会いすることもあります。

で、そういう時に僕がカウンセリの中でどういう方向でお話を進めていくかっていうところを、今日はお話していきたいんですけども。

まず1つ目は、そういう仕事の状況とかお聞きしながら、「一体なにが辛いのか?」っていうのを見極めていこうっていうところが僕の最初のアプローチかなと思います。

たとえばですけども、人間関係が良いということは、仕事内容が辛いのか、仕事量が多いっていうところが問題なのか、それともそもそも今の仕事っていうものが自分に合ってない可能性もあります。

それから、ここからはけっこうよくある話なんですけども、今日の方もけっこういい人というか、優しい人なんだと思うんですけども、そうするとついつい本来与えられた業務以上のことをやってしまいがち。

つまり、抱え込みやすくなったりするんですね。

人から頼まれたことだとか、他の人が誰も手をつけてないような、でも必要な業務だったりとか、自分で思いついて回してしまったりとか、後輩とか周りの人がちょっと行き詰まってたら手を貸したりとかっていうふうにして、いい人だからこそちょっと仕事を抱え込みすぎてしまうみたいなところってないでしょうか?っていうことですね。

そういった、だからその結果、仕事量というか、業務量が多くなりすぎてしんどくなってるっていう場合もあると思います。

それからちょっと視点を変えると、仕事そのものっていうよりも、「オフタイムの過ごし方」にもしかしたら改善点がある場合もあります。

オン・オフの切り替えがうまくいかないとか。

それから休日とか、オフタイムの過ごし方でストレスを解消できるようなことっていうのをせずに、ただただダラダラ過ごしてしまうとか、楽しみとか喜びっていうものがあまりないよっていう方もいらっしゃると思います。

そうすると、けっこう仕事をズルズルと引きずりやすくなったりします。

とくに責任感が強い方は、仕事終わった後も、家に帰ってからですら仕事のことを考えてしまうということもあって。

これってお金は発生しないんですけど、業務中みたいなマインドを作るんですね。

それで結果的に、心理的なハードワークっていうことを作ってしまう場合もけっこうあるんですよ。

だから、そういった「なにが辛いんだろうね?」っていうところを見ていくことによって、自分のキャラの問題なのか、仕事の問題、会社の問題なのか、それとも自分の生活スタイルに問題があるのかっていうところをある程度見ていくと、その先の改善点というところが出てくるのかなっていうふうに見ていきます。

これはよくあるスタートなんですけども。

そこからちょっと意識を前向きに変えてみたいなっていうことで、僕がよくやってるのは、「今の仕事に対してあなたはなにを学んでいるのか?なにを成長しているのか?」と。

たとえば今日の方は、中途ですけど入社3年目ということなので、「この3年間であなたはどんな成長しましたか?どんな学びをましたか?」っていうことで、ここはよくお話するんですけども「価値を見ていく」っていうことなんですね。

で、この学びとか成長とかも、それは知識・情報・経験っていうことも含めてですけども、やはりなにかしらの得たものってあるはずなんですよ。

あるいは、人間関係がいい職場ってあるんだっていうことに気づいたっていうこともそうだし、人って優しいんだなみたいなことに気づいたっていうことも、学びの1つだったりします。

で、そういった今の職場で得られたもの、得ているものってなにかな?って。

これね、人って何年も経つと当たり前になっちゃって、その価値を感じられなくなるんですよね。

だから、辞めたあとに後悔するっていうのは、「あの会社けっこうやっぱり人間関係が良かったな。その時は気づいてなかったな」みたいなことが多いので、今ある価値、今ある魅力っていうものを仕事を通じてちゃんと受け取っておくっていうこともすごく大事かなと思います。

そして、そういった仕事に対する意味とか、それは意義って言ってもいいんですけども、そうしたことで、そもそも論にちょっと立ち帰りましょう、初心に帰りましょうっていうことで。

あなたにとって働くってどういうことなのか?

たとえば仕事をバリバリやってスキルをつけて、いずれは出世したりとか、自分で商売を始めたりとかっていうことを、もともとやっていきたいタイプなのか。

あるいは生活のためとか、趣味とか、推し事、推し活、推しのために、あくまで生活費を稼ぐ手段として仕事を捉えているのか。

こんなに明確に分断できるものではないんですけども。

もしかすると、とくにいい人とか責任感が強い人っていうのは、生活のために割り切って仕事をしてるはずなのに、人間関係が良いこともあって、ついつい周りの人に合わせるというか、みんなのためを思ってというか、ちょっと自分の本来の気持ちというか、本来の意思よりも、仕事を抱えてしまうっていうことがあるんですよ。

なので、「私はもっと仕事に対してドライの方がいいんだわ」っていうふうに気づいたら、やはりそこは改善点っていうか、変えていく余地があるのかなと。

だから、仕事に対してはもっとドライに接していったらどうでしょうか?っていうふうな見方っていうのもできるかなと思います。

つまり、「働き方改革」ですね。

この辺はいい人とか、やっぱり頑張り屋さんっていうのは、ついついやってしまうことなので、「もっと私は仕事に対してドライでいいんだ」っていうふうに意識を持ち直してみると、仕事に対しての気持ちが変わっていくことっていうのもよくありますね。

で、まさに発展系なんですけども、仕事を辞める時って、僕はどっちかって言うとやっぱり上向きのエネルギーで変わる方がいいなっていうふうに思っています。

辛くて嫌で苦しくて、そこから逃れるように辞めると、これはステージクリアっていうことにならないので、また似たような環境を作り出すんですね。

で、そうするといつも同じ理由で退職する、転職するとか、いつも同じくらい、たとえば2年働いて辞めるっていうことを繰り返してしまう、仕事が続かないっていうような同じ問題にぶつかるっていうパターン化してしまうわけですよ。

じゃあこの上向きにどうやったら意識を変えられるか?っていうと、さっき自分が見つけた今の仕事の価値とか、この仕事で得た学び、成長っていうのをまず受け取った後に、「じゃあ自分は仕事を通じてどんな学びを得たいんだろうか?どんなふうに成長できるんだろうか?」っていうところを考えていくわけですね。

それはドライさを学ぶとか、いい人やめるとか、抱え込み症候群をやめるっていうことも含まれますし、もちろん技術を身につけるとか、いっぱしのプロになるっていうことも、もちろんその目標になるんですね。

で、その時にやっぱり自分が上向きに出る意欲を持つために、「じゃあここで学び残してることはなんだろうな?」みたいに考えるんです。

この職場でもっと学べることはないかな?とか、もっと得られるものってないかな?っていうふうに考えた時に、ある程度ここではもう学び尽くしたなと。

ここで学べることは学んだなっていうふうに思えたら、次のステージに行く。

今いるステージをクリアして、次のステージに進むっていう段階に来るわけですね。

で、そうすることによって、より上向きの角度で転職活動ができますし、そこでは自分がどう生きたいかとか、どういうふうな仕事をしたいかっていうのはけっこう明確になっているので、転職活動っていうのもスムーズに進みやすいと思います。

逆にそういう前向きな意識を持つことができれば、「なんだ、今の職場でまだできることってあるじゃないか」とか。

逆にドライになったら、「今の仕事で全然十分大丈夫だよ」っていうふうに思えたりすると、辞めずに済むっていうところになっていくと思うんですね。

ということで、今日は「仕事を辞めようかな、続けようかな」って迷った時に、ぜひこういうふうに考えてみるといいんじゃないでしょうかっていう提案をさせていただきました。

最後までお聞きくださいまして、どうもありがとうございました。

根本でした。

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