育った家のイメージがネギティブだとなかなか結婚に踏み切れない心理とその対処方法

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「育った「家」のイメージがネガティブだと、意識が「外」や「未来」に向かい、「今」を生きられなくなってしまうし、罪悪感から自分を穢れた存在として扱ってしまう。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日は東京のカウンセリングルーム、セミナールームの方に来ております。

こっちはすごくいい天気なんですけども。

西日本の方はけっこう雨が降っているそうでございますけど、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今日は、「家のイメージ、育った家のイメージっていうのがすごい大事なんですよね」というお話をさせていただきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録・フォローとかも、よかったらよろしくお願いします。

今日も、少し前に書いたブログのネタを元にお話するんでございますけども。

育った家のイメージって、皆さんどうでしょうか。

「今から思えば良い家だったな」とか、「つらかったな」とか、「実家とは縁を切っております」みたいな、さまざまな方がいらっしゃると思うんですけど。

パートナーシップの問題でよく出てきやすいんですけども、いざ自分が結婚するとか、家庭を持つっていう時に、出てきやすい抵抗として、マリッジブルーといえばそれまでなんですけども。

じゃなくても、よりネガティブな気持ちというか、「なんかすいません」という感じとか、なんかいけないような気がしたり。

まぁ罪悪感なんですけども、そういう感情が出てきて、彼との関係が先に進まないなんていうことってよくあるんですね。

で、お話を伺っていくと、やっぱり家が、育った家庭がちょっとつらかったと。

そのつらさっていうのは人それぞれで、「こういうのがつらい状況ですよ」とは説明できないんですけども。

親子関係、兄弟の関係、親族含めた家の関係っていうのが、正直しんどかったな、つらかったな、苦しかったな、嫌だったなっていう思いを抱えてたりすると、家の中がしんどいので、やっぱり外に外に意識が向きますよね。

たとえば、実際に中学生ぐらいから友達の家とか、外にいることが多くて、あんまり家に寄りつかなくなったっていう場合もあれば、必死に勉強して、「大学に行ったらもうここを出るんだ」とか、手に職をつけて、「もう家のお世話にならずに生きていくんだ」みたいなふうに、捉えられる方っていうのもけっこういて。

そこで、すごく頑張ってやってくる。

それ自体がネガティブなわけじゃないんですけども。

ただ、家がつらいから外に活路を見出したりとか、「いつかは自分の家庭を持って幸せに暮らす」「いつかはこの家を出て、もっと自分らしく楽に生きるんだ」っていう、そういう目標を持って頑張ってた思春期ぐらいっていうことがあったりすると、これが「けっこう癖になりやすい」っていうのが、今日のメインテーマなんですね。

癖になりいやすいってどういうことかっていうと、「家」っていうものが、どうしてもネガティブなイメージで、外に外に意識が向いていたもんですから、誰かと家庭を築こうっていった時にも、やっぱりそうすると家のイメージが出てくるわけです。

そうすると、なんかわかんない。

もちろん、相手も違うし、状況も全然違うんですよ。

全然違うんだけれども、「家を作る」「家」っていうものに対してのイメージが、やっぱりしんどいんですよ。

ってなってくると、どうしてもそこを避けたくなるので、ひどいことになると、たとえば婚約破棄をしてしまったりとか、結婚話が出てくるとザワザワザワザワして、居心地が悪くなって逃げたくなったりとか。

あるいは、なかなか結婚話そのものが進まないみたいな状態で、この場合っていうのが出てくることも多いんですよね。

そうなった時に、多くの場合ってなんでそうなるのか?って、わからないことが多いんです。

家とはけっこう関係が切れてたりするし、あるいは「もう大丈夫だ」っていうふうに思ってたりするし、場合によっては、「今は親とけっこう仲良しです」っていう場合もあるんですよ。

でも、僕たちがそこで見るのは、「子供の頃の家族のイメージ・家のイメージ」なんですね。

だからそうすると、家っていうのがしんどいから、「これから作る家っていうのも、しんどいものになるんじゃないか」とか、「そういうふうにしてはいけない」っていうプレッシャーを多大に感じたりとかして、それで余計にしんどくなっちゃう、逃げたくなっちゃう、壊したくなっちゃうなんていうことが起こり得るわけでございます。

じゃあどうしたらいいの?っていう話は、今からのもう一つのテーマなんですけども。

やはり、カウンセリングの王道的な話をすれば、「その家に対するイメージっていうのを払拭していかなきゃいけないですよね」と。

子供時代のつらかった、苦しかった思いっていうのが、まだ心の中に溜まってるっていうふうに捉えますから、「じゃあそれを解放してあげましょうよ」っていうふうなアプローチっていうのを取ることもできます。

あと、「親・兄弟・家族を許す」っていうプロセスね。

これは、非常に王道中の王道なんですけども。

大人になった自分が、改めて両親と向き合って、かつてあったことっていうのを水に流していくっていうプロセス。

ただこれも、直接親とやり合うっていうことは必ずしも必要じゃなくて、心の中だけで十分できることなんですけども。

お母さんお父さんを理解していく。

あるいは、子供時代の自分自身っていうのを抱きしめてあげるみたいな、癒していってあげる。

「つらかったね。寂しかったね」って、自分に言ってあげるっていうこともそうだし。

「本当にしんどかったよなぁ」っていうふうに、ちょっと勇気を出して振り返っていく。

そういうことによって、心ってほぐれていくし、その時溜めてた感情っていうのも抜けやすくなっていくんですね。

そうすることによって、「家族のイメージ」っていうのを変えていくこともできるし。

ちょっと説明がややこしいんで、割愛しますけども、実はそういうプロセスの中で罪悪感っていうのを持つんですね。

だから、「家」に対して、「罪悪感」っていうのが出てきているケースがやっぱり多くて。

そうすると、「その罪悪感っていうのをちょっと処理していきましょう、癒していきましょう」と。

これも、いろんな瞑想だったり、ロールプレイだったり、いろんなやり方があるんですけども。

そういうふうにして、家に対するネガティブなイメージを、それを構成している家族とか、あるいは自分が潜在的に持っている罪悪感っていうのをキレイにしてあげることによって、家に対するイメージっていうのが、ニュートラルな状態。

ポジティブっていうまでは言えないんですけども、ニュートラルな状態、結婚する上では抵抗がないぐらいの状態っていうことまで、持っていくことが可能なんですよ。

もちろん、これは結婚した後に出てくる場合もあります。

なんか家に居つきたくない、家から出てしまいたくなる。

これはもちろん、男性でも女性でも出てくるんですけど、やっぱりそこでもやることは基本的には同じですね。

親との関係をもう一回振り返ってみましょう。

今は大丈夫かもしれないけど、子供の頃の、あの苦しかったしんどかった思いと、もう一回向き合ってみましょう。

こういうことをやっぱりやっていく。

とくに、やっぱり結婚ってなってくると、本当に家っていう、自分が育った家っていうもの、お手本が「お母さんお父さん」になるわけですよ。

だから、どうしても意識がそこに戻っていく。

だから、別のネタになりますけど、スーパーおかんで育つと、「あんなふうにしなきゃいけない。それは難しいでしょ」って思ってしまったりとか。

お父さんがバリバリ稼ぐ人だったら、男性は「そこまで稼がないといけないのか」っていうプレッシャーをどこかで感じて、それによって結婚っていうものに対して臆病になってしまうっていうことも多いんですね。

なので、やっぱりその辺りの影響を、もう一回ちゃんと見つめ直してみて、「それいらなくない?」っていうものがあったら、なんらかの方法で手放していく。

そうすることによって、家に対するイメージっていうのを変えるし、そしたら、そういった結婚に対して躊躇している部分っていうのも、徐々にクリアになっていきますよっていうことで。

こういうのも、気になったらカウンセリングとか、そういうセミナーとかを使っていただけるといいかなと思っております。

ということで、今日も最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。

よかったらチャンネル登録もフォローも、よろしくお願いします。

では、今日はこの辺で失礼したいと思います。

バイバイ。


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