自立の裏の寂しさと孤独感と、自分と繋がる方法
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「自立の鎧にヒビが入ると出てくる「寂しさ・孤独感」と、それを癒す「自分とのつながり」について。」
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こんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、なんか蒸し暑い夜でございますけども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、昨日の話の続きっちゃ続きみたいなところがあるんですけども、「自立の鎧で覆い隠されたその内側にあるもの」についてちょっとお話ししていきたいなと思っております。
実はですね、自立的な人、僕のクライアントさんはみんな自立してるわけですけど、自立が強まれば強まるほどある感情を認めたくないというか、認めたがらない傾向というのが実はございまして。
それが「寂しさ・孤独感」なんでございますね。
ちょうど先月出した「ふと感じた寂しさ、孤独感を癒やす本」っていうのもあるんですけども。
この寂しさや孤独感っていうのをあんまりちょっと認められないっていうか、素直に自分の中にあると言いたくないみたいなところがなぜかあったりするんですね。
だからいろんな人間関係のトラブルであったりとか、職場で浮いてるとかパートナーシップの問題が起きた時とかもね、寂しいですよねとか孤独ですよねみたいな話をすると、「まぁまぁ、そうなんですけどね」と言って、それより悲しい・虚しいとかね、それから自分のせいだとか相手が悪いんだみたいな話をする人もいますけども。
「まぁ寂しいは寂しいんだけども・・・」みたいな感じで、あまりそこと向き合おうっていうふうな感じではない方が実は多いなぁっていうふうに思います。
まぁ僕も昔そうだったのでね、すごくよく分かるんですけども。
自立していくっていうことは、一人でなんでもできるようになっていくっていうことで、いわゆる「孤独な道」なんですよね。自立っていうのはね。
だから結局自立してればしてるほど、孤独感と寂しさっていうのをずっと並走しているというか、ずっと後からついてくるものだったりするんですね。
そして多くの方が「まぁどうしようもないんだな」とか、「自分にはないものなんだ」とかっていうふうに扱ってしまって、見えないところに置いとくっていうようなかたちになります。
典型的なのはですね、寂しさ・孤独感を感じないようにするために予定を埋めまくるっていうことだったりとか。
「心のドーナツ化現象」って僕は呼んでますけど、誰かと一緒にいるんだけど、自分のすぐ近く、親密なとこにはいないみたいな状態であったりとか。
それから寂しさや孤独感ってのはいわゆる依存症的なやつを作る。
依存症っていうとね、お酒であったりとか、それから買い物依存であったりとか、ギャンブル依存であったりとかっていうようなところが出てきますけども、ワーカホリックっていうのもその一つなんですよね。
仕事依存っていうことですよね。
だから寂しさ・孤独感を感じないようにどんどん仕事を入れていくとかね。
刺激のあるものを求めていくっていうことによって心を麻痺させていく、寂しさを麻痺させていくっていうところが、どうも僕たちの中にあるのかもしれないわけですね。
それで、なにかのきっかけで自立の鎧が「パーン」と弾け飛ぶ。
そこまでいかなくてもちょっとヒビが入って隙間風が入ってきた時に、この寂しさっていうのがじわじわじわじわやってくると。
「なんか俺って一人ぼっちだよなぁ」みたいな感じね。
実は自立が進めば進むほどこの孤独感からいわゆる死の誘惑みたいなものっていうのがやってくる場合もあって、ちょっと怖い方の話になっちゃうわけですけど。
本当に自分というのは誰も味方がいなくて仲間もいなくて一人ぼっちなんだと。
本当に広い都会に住んでるんだけども、本当に自分は独り者なんだ、一人ぼっちなんだっていうふうに思ってしまうっていうことが非常によくあるわけですね。
それによっていわゆる死の誘惑っていうところに、ずっと死神が囁いてくるみたいな感じの状態になってしまう人もいますし。
逆にですね、「もうええわ!」って言って「俺は一人で生きるんだ!」みたいな感じで周りをシャットダウンして、ますますロックマンの道を進んでいってしまうなんていうこともまよくあったりします。
で、僕とカウンセリングで出会った方、セミナーで会った方、そしてブログとかVoicy・YouTubeを見ていただいている方で当てはまるなぁっていうような、自分の中にもあるなぁっていうふうに感じられた方はですね、じゃあその寂しさ・孤独感も諦めずに向き合っていきましょうよって。
それを引き受けていきましょうよ、自分のものとして大事にしていきましょうよっていうことで。
じゃあどうしたらそれが緩和されるのか、消えるっていうことはちょっと難しいんですけども、どうやって上手く寂しさ・孤独感とうまく付き合っていけるかっていうところを考えようじゃないかっていうことは、この本でも書かれてますけども、今日のテーマにしたいなと思ってます。
で、そもそも寂しさと孤独感っていうのは、「人とのつながりが切れた時に感じるもの」というふうに僕らは認識してるんですけども、そういうきっかけになることはあります、きっかけになることはあるんですけども、実は自分の心とのつながり、自分の心の中って言ってもいいんですけど、自分の心のつながりが、自分とのつながりが消えちゃった時にこの寂しさ・孤独感というのを感じる仕組みというのがあります。
なので、自分の心とのつながりを取り戻していくっていうことが、寂しさや孤独感っていうものを克服するというかプロセスでありますし、人とのつながりっていうものを感じるためにも自分の心とのつながりっていうのが大事なんですよ。
なぜかというと自分の心がつながっていなければ、どれだけ人に慕われてても受け取れないし感じられないし、つながりを感じられないんです。
だからたとえば愛する家族がいて自分はすごく慕われてたとしても、職場にたくさん仲間がいてすごく信頼されていたとしても、友達がいたとしても、自分とのつながりが切れてしまっているとそれを感じられない状態になってしまうわけですね。
なので、「自分とのつながり」っていうことがやっぱりすごく大切なんですね。
じゃあそれを取り戻す方法っていうのは本当にたくさんあります。
自分とつながればいいので、単純に自分の感情を感じていけばいいよねっていう話なんですけど。
ただ感じるだけっていうと、ちょっとつながりが戻ったかどうかっていうのを意識しづらくて。
それを僕は「心の対話」「自分との対話」っていうふうに呼んでるんですけども。
自分の心と自分が向かい合って会話する、対話するような感じ。
自分A「ねぇ今なに感じてんの?」
自分B「いやなんかちょっと寂しいんだよねぇ」
自分A「そうかそうか、寂しいんか。どんな寂しさなん?」
自分B「どんな寂しさ・・・?なんかこうキリキリするような感じなんですよね」
みたいな感じで、やり取りをするような感じ。
自分の大切な友だちの話をカフェで聞いてるような気分で自分と対話するといいなと思います。
自分の大切な友達の言ってることですからね。
「なに言ってんだよ、そんなわけねーじゃん」とかっていうこともないでしょうし、「そんなこと感じちゃダメじゃないじゃないの!」みたいな感じで否定することもしないと思います。
「そっかそっか、そんな大変なんや。どんな感じなん?詳しく教えてよ」みたいな感じで、受け入れる姿勢で多分お聞きになると思うんですよね。
それと同じように自分の心、自分の気持ちっていうのを受け入れる気持ち・意識で聞いてあげることっていうことが自分との対話っていうことになります。
それからブログでもいくつか書いてますし本の方はたくさんもっと書いてますけども、「自己充足」っていう方法ですね。
今回の本の一つの大きなテーマが「自己充足」なんですけども。
「自分で自分を満たしてあげる」
これをですね、日常レベルから本当に人生レベルまでバーッと広く書いてるのが「ふと感じる寂しさ・孤独感を癒す本」なんですけども。
たとえば日々できることでいえば、「自分が笑顔になれるようなことをする」。
僕はいつもその話をしますけど、自分がニコって笑えるような、気分がいいなって思うことをする。
気分がいいなと思うことってなにかな?って、なんでもいいんですよ、それはね。
音楽を聴くとか自分に優しくする、ゆっくり過ごす、自分が嬉しいことをする、こんなのも自分の心との繋がりっていうものを取り戻す方法です。
あと自分の体に触れてあげる、撫でてあげる、頭をよしよししてあげる、抱きしめてあげる、みたいな感じで「自分の体に自分で触れる」というのも意外といいんですね。
自分でさわさわするというよりも、じっと手を当ててあげる、感じるみたいな感じ。
それから「幸せ日記」とか「褒め日記」とか言われるような、日常的に自分を褒めたりとか、今日良かったことを書き連ねるような日記っていう方法もあったりします。
で、こういうことをやっていくと自分の気持ちを取り戻してきて、いつの間にか寂しさや孤独感っていうのがグーンと薄くなっていくというのが今日のお話でございます。
で、この自分とつながるっていう方法って他にも実はたくさんあってですね。
瞑想的なことをイメージされる方も多いんですけど、瞑想もすごく大事なんですけども、自分とつながるっていうことを日常的にどうやればいいのか?
これをですね、やっぱり訓練していきたい、トレーニングしていきたいっていう、そういう方のために今度ワークショップっていうのをやります。
「つながりと自己充足で寂しさと孤独感を癒す3時間ワークショップ」
6月27日、日曜日ですね。
東京の神楽坂からオンラインで中継してお届けします。
現場に来ていただいてもOKだし、オンラインで参加していただいてもいいです。
これ一週間アーカイブ視聴可能になってますので、当日なんらかの事情で参加できないんだけど一週間かけて動画を見直すよっていう方もお申し込みいただけるようになっています。
今日お話ししたような寂しさ・孤独感っていうものの付き合い方だったりとか、その中にある自分の心との付き合い方。
自立してる人ってなかなか寂しさとか孤独感を認めるのが嫌だっていう人も多いし、もう慣れすぎちゃって麻痺してる方も多いです。まぁ僕がそうだったんですけどね。
そういった寂しさとかを認めて受け入れていく。
これはいわゆるマインドフルネス的な、最近の言葉で言えば考え方でもあって、その自分というのをただありのまま受け入れる。
「自己肯定感」って言ってもいいですね。
というところをスタートにして、人生のいわゆる充実感ですね、ミッションを生きるみたいなね。
そういったやりたいことをやっていくとか夢を持つとか、誰かを応援するとか支援する、サポートするとかですね、いろんな本当にアプローチがあるっていうところで、感覚的に自分と繋がることっていうのを中心にお届けする3時間ございますので、よかったらぜひご参加いただいて寂しさとの付き合い方を学んでいただけたらなというふうに思っております。
ということで、こちらのチャプターではワークショップのご案内になりましたけども、詳しくはブログの方をご覧いただけたらなと思っております。
ということで、今日はこの辺で終了したいと思います。
いつもありがとうございます。
根本でした。
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