ライフワークをファンタジーにしないために大切にしたいこと

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「今までと同じ職種はイヤじゃないけど楽しくない。けど、特別やりたい仕事も思いつかない。ってときに何をしていけばいいの?」

***

どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

昨日はジュンコとのライブ配信をさせていただきまして、たくさんの方にご視聴いただきましてありがとうございました。

本当にあっという間の2時間でしたね。

まだ見てないよっていう方はアーカイブの方に残してますので良かったらご視聴いただけたらと思います。

皆さんの質問にいろいろ答えておりますので。

今日はですね、「ライフワークネタ」なんですけども、例によってブログでいただいたネタをベースにお話をさせていただくんですけども、その中でこれけっこう大事だよねっていうところの話というのをさせていただきたいなと思います。

ライフワークをデザインしていく、生きるために大事なことと言いますかね、時にライフワークがファンタジーになっちゃうよっていうこともありますので、今日はそういうお話をね。

興味ある方はぜひ最後まで聞いていただけたらと思っております。

僕はカウンセラーの育成制度というかお弟子さん制度っていうのをやってるんですけど、今ちょうど4期をオンラインで開催中なんですけども。

ちょうど今度の講座でこんな話をするんですけども。

それまでも歴代のお弟子さん達にも、カウンセラーとして将来やっていきたいって夢や希望を持つことっていうのはもちろん、むしろ持っていただきたいと思うんですけども。

「今仕事してる人はその仕事辞めんなよ」みたいな話を実はしておりまして。

これは副業って意味でカウンセリング・カウンセラーっていう仕事を捉えるっていうところもあるんですけども、やっぱりライフワークを生きるとか、カウンセラーという夢を叶える、他にもあんなことをやりたい・こんなことやりたい、店を出したいとかどこどこに移住したいとか。

いろんな皆さんの夢とかこんな生き方がしたいな~っていうライフワーク的なものっていうのデザインしていく、そしてそれを実践していくっていう時になにが大事かって言うと、もうこれちょっとベタな話なんですけど、やっぱり‟日々の生活”っていうのが大事なんだよっていうところなんですよね。

ライフワークを生きる、たとえば転職して起業して自分がやりたかった仕事をやるっていうことについても、もちろんそうだし。

それからやっぱり自分が住みたいところ、住んでみたい場所、たとえば海の近くに住みたいとか温泉地に住みたいとか、気候のいいところに住みたいっていう希望を叶えるとか、様々なこういう人生を生きたいよっていう夢というか、僕はライフワークっていうふうに呼んでるんですけども、そういう人生をもし今から歩もうと思った時に、ちろんデザインをしていく、こういう生き方をしたいから具体的にこういうことを実現していきたいんだとか、人によってはマイルストーンっていいますけども、ステップを決めて夢を叶えていこうっていう人もいるでしょうし。

なにかを勉強するとか資格を取るということを考えられる方もいるでしょうし、いろんなね、やることがあるんですけども。

そのやっぱり基盤となるのって「日々の生活」なんですよね。

だからぶっちゃけて言うと経済的安定っていうふうに言ってしまってもいいかもしれません。

たとえばカウンセラーを目指すっていうところでのお話にちょっと置き換えて話をさせていただきたいんですけども。

たとえばカウンセラーとしてデビューしましたと。

で、すぐにもう予約がいっぱいになって、もう全然余裕でやっていきますよっていう人ならまぁまぁいいんですけど。

現実はそんな甘くなくてですね、やっぱり最初は本当になかなかお客さんが来ないとか、来てもぽつんぽつんぽつん・・・みたいな感じだったりとかして。

そうするとカウンセラーだけでやっていこうとする場合って、本当生活のためにカウンセリングをするみたいな感じになりますし、お客さんが来てもらうために必死でブログを書くみたいな、YouTubeを必死で撮るみたいな感じになってしまっていて、余裕がどんどんなくなっていくし、常に経済的不安っていうものを抱えながらこういう仕事をやってるわけですよね。

そうすると早いうちに結果が出ればね、もちろんいいですよと。

でも、そうじゃない場合ってなかなか精神的にキツくて、やりたいことをやってるとか、好きなことを仕事にするとか夢を叶えるとかっていう余裕っていうものがどんどんなくなってしまうんですね。

で、結果的に続けられなくなっちゃって辞めてしまうっていうことになるんですけども。

もしその辞める時に、「じゃあもう1回出直して、頑張って生活が安定してから復活しよう」っていうふうに思う人はまだいいんですけど、ほとんどの人がやっぱりカウンセリングでは食えないよとか、ライフワークなんかじゃ食えないよっていう失望感とか絶望みたいなものですよね。

「自分には無理だったんだよ」っていう自己嫌悪などと一緒に諦めていくっていう、これめちゃくちゃもったいないんですよ。

すごいもったいないんですね。

なので、僕は後輩のカウンセラーにお話しする時もそうだし、ライフワークコンサルとかライフワークに関する相談を請け負う時もそうなんですけども、まず今の仕事だったりとか、今の生活っていうものをまずは安定させる。

で、そうするとそこにプラスαカウンセリングだったりライフワークだったりっていうところのお仕事だったりっていう生き方っていうのが乗っかってくるわけですよね。

そうすると比較的余裕を持ってその夢に向かって進みやすくなっていくわけです。

で、もちろん人それぞれのプロセスがあるので、たとえば今の仕事は忙しすぎるからちょっと副業をするにしても全然時間的な余裕もないし、精神的な余裕も作りづらいと。

だからもっと時間が自分でコントロールしやすい、たとえば派遣に変えるだとか、契約社員に変わるだとか、それこそアルバイト生活に変わるみたいなかたちでも、これも良いと思うんですよ。

ただ仕事をバッサリ辞めて急にライフワークの方に行くぜ!みたいなことになってしまうと、もちろん資産があるとか、それから旦那さんの稼ぎがある奥さんだとか、それから実家暮らしで寝るところ・食うものに困らない生活をしてる方であればそれもまだアリだとは思うんですけど。

もし自分で生計を立ててらっしゃるという方が、いきなりそっちの方に舵を切ってしまうとだいたいコケますよねっていうのが私の知ってる範囲のお話なんですよね。

もちろん天才的なやつがいて、ビューンってすぐ売れちゃうやつもいるんですけども、どっちかっていうとそれってやっぱり現実的ではないかなと。

だからやっぱりライフワークを実現するっていう話で言えば、「地に足をつけていく」っていうことが大事なんですね。

これけっこう重要で、やっぱりこういう生き方がしたいっていう裏側には今の生活に対する不満感みたいのがあるわけですよ。

で、今の生活が嫌だからこの夢のようなというと変ですけど、ライフワークを生きるんだっていうときに今の生活を捨てようとしてしまうっていう心理があるんですね。

これはね、実はたくさん良いものを与えてくれて、経済的安定もそうですけど、与えてくれてにも関わらず、それを捨ててしまうっていうのはどっちかっていうとファンタジーになりやすいかなと。

ファンタジーになってしまうとどう違うのかっていうと、実はファンタジーとビジョンとかライフワークの違いっていうのは、「現実との継続性があるかどうか」っていうところなんですね。

つまり地に足がついているかどうかっていうところにもなりますし。

たとえば今の生活に不満があると。つまんない・退屈してると。

で、ライフワークを生きればきっと自分はもっと生き生きとして楽しく生きられるんだ、生活できるんだっていうふうに考えることは悪くないんですけど、逆にそう思うことによってそれが慰めになって今の生活っていうものに対して、退屈な日々っていうものをこういうファンタジーを見ることによって慰めてるとなると、今度は夢が実現させられなくなっていくんですよね。

なので、やっぱりこの基板っていうもの。

だからたとえば転職する際にしても、全く新しい仕事なんかに行ってしまったらまた0から覚えなきゃいけないと。

つまんないかもしれないし面白くないかもしれないんだけど、もう慣れてる今の仕事で転職をしたほうが、たぶん余裕を持ってライフワークっていうものを目指せるんじゃないかなっていうふうに考えてるわけですね。

やっぱりライフワークの実現って僕は本当に年単位だと思っていまして。

それを年単位、たとえば2年にしても3年にしても、しかも保証ができてないですよね、その保証もないですから、そしたら2年なり3年なりっていう期間を食い繋げるだけの経済力っていうのがやっぱりないと、今の時代ではなかなか厳しいところがあります。

なので、まずはファンタジーにしないためにも、そしてライフワークを地に足つけて実現していくためにも、まずは足元を固める、日々の生活っていうものに対して安定、つまりある意味余裕を感じられるようにしておくっていうことが僕はすごい大事なことじゃないかなっていうふうに思います。

で、そこからなんですよ。

だからたとえば今転職したとか新しく仕事を始めたっていう方も、まずその経済的な安定っていうところを作ってから、じゃあライフワークをデザインしていけばいいんじゃないのっていうところが私の思いでございます。

ということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?