想像も大事だけど行動も大事だぞ。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「自分を満たしたり、自分を知ったりすることも大事だけど、行動・実践も同じくらい大事だぞ。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで今日はイメージといいますか、想像といいますか、それらと行動、ちょっと言葉似てますけど、そういったお話をさせていただきたいなと思っております。

心理学というか心の世界の学びっていうのはけっこう内面的なところに意識を向けたりします。

感情であったり、感覚的なものだったり、直感だったりとかね。

そうするといろんなイメージっていうものをして、そこでヒーリングに使うことももちろんありますけども、実際に「現実化」いうところが一つ問題になることがよくありましてね。

頭の中のイメージとやっぱり現実っていうのは、理想と現実みたいな感じでけっこうギャップがあることが多いかなと思うんですけども。

そこをどう埋めていくのかっていうのは、けっこう難しい課題っていうところになっていきます。

よく心の世界を学ぶ方っていうのはこの内面にすごく意識を向けると。

これはもちろん大事なことなんですけども、それ故に内的世界にある種の引きこもりみたいになってしまって、外の世界と内側の世界っていうのにギャップか生まれるっていうことがけっこうあるような気がします。

これがよくスピ系と言われる人たちの中にはあって、そのスピ系の世界で遊んでるが故に現実とかけ離れてしまうところに生息をするみたいな。

「そっちで満たされてるから現実はいいんだ」ぐらいの、そういう考え方になってしまう方っていうのも実は少なくないんですけども。

そこまでいかなくても、たとえば「引き寄せの法則」っていう言葉は皆さんもご存知だと思いますけれども、イメージをして、その通りの現実を引き起こすというか、作り出すっていうことをざっくり言うと「引き寄せの法則」と言ったりするんですけども。

実はそこで重要なことっていうのが、最近よくここでもお話させていただいてますけども、「ファンタジーなのかビジョンなのかの違い」「空想なのかリアリティがあるのかの違い」っていうところもけっこう重要なポイントになってくるんですね。

イメージしたり想像したりとか、それから自分の心を満たすためにそういったイメージを広げていくっていうことも、もちろん悪いことではなくて必要なことなんですけども、そこの世界だけに閉じこもってしまうと「現実がなにも変わらないじゃないか」っていうことってやっぱり起きてくるんですね。

ましてはその想像の中で、イメージの中で自分が満たされてしまうと、まさにこれがマスターベーションみたいな感じになって、現実に対しての興味っていうのが薄れてしまうっていうことがあります。

もちろんこれはちょっと難しいんですけども、そのヒーリングのプロセスによってはそれが必要な時期っていうのもあるんですね。

内的世界にちょっと閉じこもろうよみたいな。

今まで外側の世界ばっかり見てきてボロボロになっちゃた、疲れ切っちゃったとか、傷ついちゃったっていう場合に、ちょっと外側の世界を置いといて自分の内面と向き合う時間に集中しましょうと。

だから現実はちょっと置いとこうねっていうお話をさせてもらうこともけっこうよくあるわけですよね。

ところが、そのヒーリングの最中というかプロセスの一部であったらいいんですけども、それがたとえば自分の人生の夢を叶えていくとか、ライフワークを生きるとか、それから素敵なパートナーシップを築くとかっていう、そういった世界観っていうところが出てくると、現実とイメージの世界というのは整合性っていうものがすごく重要になってくるんですね。

これはちょっとある1例っていうのをお話したいなと思うんですけども、ある女性が素敵なパートナーシップを築きたいと思って、「どんなパートナーがいいのか?」みたいな、僕も宿題で出すんですけども。

理想のパートナー像とか、パートナーが出来たらしたいことみたいなことっていうのをけっこう熱心に描いていらっしゃったんですね。

それは素晴らしいビジョンみたいなかたちのものが出来上がったんですけど、現実は変わりませんっていうお話をしてたんですね。

じゃあたとえば理想のパートナー・素敵なパートナーと出会ったときにどんなデートがしたいのか?とか、どういう関係を築いていきたいか?っていう話になったときに、そこに出てくる女性っていうのが彼女とはちょっとかけ離れた女性だったんですね。

現実の私は普通にOLさんをやってるんですけども、その彼女のイメージの女性っていうのはまるでモデルさんみたいにキラキラの女性だったんですね。

「あ、そういうことか」みたいなね。

だから彼女の世界の中では今の現実の自分っていうのを実は受け入れられない、今の自分っていうのをすごくネガティブに見ているところがあって、彼女の理想の世界の中では完璧な女性っていうものを主人公にして、その女性が素敵な彼と恋愛をするっていうプロセスを描いていらっしゃったんです。

そうするとそのイメージの世界では完璧なんだけど、現実の自分というのはまあまあ彼女いわくすごくみすぼらしいわけですよね。

そしたら心のイメージの世界と現実の間にブチッと、いわゆるギャップというか、ブチッという連続性っていうものがない、繋がってないわけですよね。

そうすると、彼女のイメージされてる世界っていうのはファンタジーの世界っていうことになってしまうんですね。

つまりリアリティがないんですよ。

そうすると、空想の世界に行ってるときは彼女は幸せなんだけど、朝起きて会社に行く彼女っていうのはあまり幸せではないっていうか、むしろもう自分は不幸のど真ん中にいるみたいな気分になってしまうわけです。

で、けっこうこういう似たようなお話っていうのがあちこちにありましてですね。

イメージの世界ではけっこう理想の生き方をしている、ライフワークを生きてるんだけど、現実の自分とそことはすごくギャップがあって連続性を感じられないっていうような場合っていうのは、やっぱりそれはちょっとファンタジーというかね、それが悪いってわけでもちろんないんですけども、現実逃避になっているような部分というのがあるんじゃないかなっていうふうに思います。

だから僕のカウンセリングとかにしても、今お弟子さん制度っていうカウンセラー育成のシステムっていうので4期をやってるところなんですけども、お弟子さんたちにもなにをお伝えするかっていうと、つねに「行動しなさい、実践しましょう」っていうことを伝えてますし、そういうカリキュラムっていうのを作ってるわけですね。

理想のカウンセラー像があったり、カウンセラーとしてこんなことを成し遂げたいって夢があったり、こんなカウンセラーになりたいみたいな姿っていうのがあるんだけども、それがファンタジーになってしまっていると現実はなにも変わらないわけですよね。

だったらその世界と今とを繋げるべく、「じゃあ今の自分になにができるの?どんなことできる?」と。

いずれそういう世界にもし自分が住むとするならば、そこから繋がって過去にさかのぼったときも今ですから、「じゃあ今なにができるの?」っていうことを具体的に行動していくっていうことがやっぱりすごく重要なんですよ。

理想と現実のギャップっていう言葉もよく聞かれますけども、いわゆる自分が理想としてるイメージの世界・創造の世界っていうのとギャップっていうのが、当然食い違うわけですけども。

そのギャップを埋めていくというところにまた学びと成長っていうところがあって、そして埋めていくっていうことは結局「連続性を作っていく」っていうことなんですね。

つまり、今の自分がいる場所からその理想の状態っていうところに架け橋をかけていくような道を作っていくようなイメージ。

これがいわゆる実践であり行動だなっていうふうに思うんですよ。

だから頭の中でイメージしてる、これはもちろん大事なことなんですけども、ここだけで留まってしまうと現実化ってなかなか起こらないわけですね。

そのための行動、そうしていくために今なにができるのか、そしてこれからどうやっていくのかっていうようなね。

計画はなくてもいいんですよ。計画はなくてもいいんだけども、そのつもりでやる。

たとえばカウンセラーになってこんなことがしたい、じゃあそれを実現させてる自分、じゃあその自分というものがもし今の自分だったらなにができるだろうかっていうのを、今できる範囲でやっていってもいいわけですね。

こんなふうに要は自分自身というものが今いる現在地から、その理想の状態になるまでにはきちっと道が繋がってないとやっぱりたどり着くことっていうのはできないわけですし、これが慰みとして、ファンタジーとして切り離してしまうとすると、やっぱり現実は苦しいまま・しんどいまま・変わらないままになってしまうんじゃないかなと思います。

なのでそういったイメージの世界を創る・想像の世界を創るっていうのも素晴らしいことなんだけども、

「じゃあそこを現実化するために今日の私はなにができるだろうか?」

ここに興味を持っていただきたいなと思います。

ということで、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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